ナコ月ルル娘


「ねえ…少しでも…生きたい?ふふふ…あなたでも…痛いと思うのかしら…?
 じゃあ…その証が欲しいのッ!泣いてっ!?吼えてっ!?呻いてっ!?叫んでっ!?

     命乞イヲシテミセテッ!!」

Cerenas氏によるナコルルのアレンジキャラクター。現在は公開停止。
「ナコヅキ・ルルコ」と読む。通称「ナコ月」でもローマ字をちゃんと読んでみると「ナコズキ」の方が正しい
一時期は後述の外部AIを製作したFAY418氏がCerenas氏と連絡を取り、許可を得た上でAI適用済みの本体を代理公開していたのだが、
2019年のYahoo!ジオシティーズ終了に伴うサイト消滅により、再び入手不可となってしまっている。

ナコルルをベースに壬無月斬紅郎を掛け合わせ、それに加えて色々な要素を追加したキャラ。
つまり「ナコルル+斬紅郎+その他=ナコ月ルル娘(Nakozuki Ruruko)」
彼女をカオスにしているのは主に「その他」の部分であるのは言うまでもない。
所謂咲夜ブランドーのような合成キャラだが、本質はかなり異なる。
ナコルルの身体で大剣を豪快に振り回すギャップは見ていて爽快。
可憐で清純派巫女ナコルルが斬紅郎の刀を狂気とともに振り回しまくる、そんなキャラです。

キャラファイルにはストーリーが同梱されており、アーケードモードにて何故こんな風に至ったのかを見ることが出来る。
また、同氏のレラ草四郎時貞とは対になっており、ナコ月→レラ草で物語は完結する。ボスはレラ草推奨。
特殊イントロも存在するので興味があれば見てみるのもいいかもしれない。
Cerenas氏のサイトにてレラ草、兇國真鏡名ミ旺と共に、さらに深く掘り下げたストーリーが掲載されていたのだが、
残念ながら現在はサイト自体が消滅しているため閲覧は出来ない。
彼女に限らず、Cerenas氏のアレンジサムスピキャラには豊富なカラーパレットが用意されており、眺めているだけでも楽めるだろう。
どっかで見たようなカラーも多いけど


性能

性能としては、高い火力と長いリーチ、足元を凍らせ、動きを封じる氷(元ネタはリムルルのコンルメム)による起き攻めを軸に戦うキャラ。
(氷に関してはAIがよく使う傾向にあるという部分が強いが)。
特に氷はAI殺しの側面が強く、AI戦では滅法強い。
ジャンプすれば当たらないが、大刀による剣撃が飛んでくる。
リーチは非常に長く、強斬りなら画面の端まで届くほどである。
防御面に関して言うと、昇龍拳のような無敵判定のある技を持たない代わりに、
当て身天草の「逢魔刻」(Fooのアレ)のような移動技を持ち、更に後述の怒り爆発など、切り返すというよりは避けることに特化している。
だが、ブロッキングジャストディフェンスガードキャンセルといった防御システムを一切持たないため、攻め込まれると脆い。
だが、そこを考慮しても攻撃面が非常に優秀であるので、総合的にはかなりのスペックを誇ると言っていいだろう。

弱点は大刀キャラの宿命か、少々隙が多いこと。
技後の硬直が長く、阿修羅閃空のような無敵移動技には弱い。
また、超必後の硬直はかなり大きく、大半の超必は画面端で決めようものならほとんど反撃を食らう。
前述したように防御性能が貧弱なことも弱点であろう。

彼女の強さを説明するにおいて特記すべき点は怒り爆発だろう。
発動すると画面が暗転し、体の周囲に衝撃波を発生させる。
これには威力は無いが、相手を吹き飛ばすという特性を持つ。
所謂『MELTY BLOOD』の強制解放のようなものだが、そちらに比べるとその効果範囲はかなり広い。
怒り状態になると、技の大部分が強化され、シャルロットの「スプラッシュファーント」のような連続突きは三人に分身するわ、
斬紅郎の「無限砲」のような衝撃波は画面端まですっ飛んで行くわ、天草の逢魔刻はナギッばりのスピードになるわのやりたい放題となる。
素の時点で強力だった氷は更に強化され、なんと画面端まで凍てつかせるという有様。
「攻められる→怒り爆発→相手吹き飛ばす→氷→各種コンボ」は正に鬼の連携と言えよう。
これにより大逆転で勝利というパターンが非常に多かったりする。
また、怒り爆発後は1ゲージ固定となり、怒り状態が続く限り超必殺技を連発出来る上に、怒り状態の持続時間もかなり長い。

1ゲージ固定ということから、タッグで1ゲージ技が強力な半裸と組むとゲジマユ状態になり、非常に強力である。
その反面、逆に2ゲージ以上の技が強力な半裸半裸は弱体化してしまう。
また、怒りゲージが空になるとその試合はゲージが0に固定されるので注意。怒りゲージも増えなくなる。
まぁ、全く無関係なヤツもいるが。

そして、怒り状態でKOされると彼女の最大の特徴である「レイプレイ」が発動する。
「もう、許せない」というボイスと共に突進し、相手を捕まえると成立。
狂気の笑い声を上げながら相手を残酷かつサディスティックに殺す。
絶命奥義とは大分違うが、他にそれらしいシステムを持っていないのでナコ月版絶命奥義と思ってもいいだろう。
ちなみに、レイプレイの演出は二種類あり、このページ上部のセリフを吐きながら殴り殺すパターンと、下のように笑いながらメッタ刺しにするパターンがある。

「あっははははははははは!あははははははははははぁあははははははははははは!
 ……はぁはぁ。あっははははははははははははははははははははは!」

怒りゲージがMAX状態で解放されないままだと斬殺、怒り爆発状態だと撲殺に発展する。
これを避けるには背後に回る、ジャンプで飛び越えるなどといった方法がある。ちなみに避けられるとかなり間抜け。
後述の外部AIを導入すると、レイプレイの有無を設定できるようになる。
彼女の魅力が詰まった技であるが、残酷な表現やAI殺しの特性上、動画が荒れたりする可能性もあるので動画での使用はよく考えよう。

また、あまり知られていないが、このキャラには「コンボモード」というモードがある。
怒り爆発や回避、パワー溜めが使えなくなるが、チェーンコンボなど、技のキャンセルが幾分か効くようになる。
ただしAIは今の所使用しないので、動画で見る機会はほとんど無いだろう。
11Pカラー時は常時コンボモードである「カプコンモード」、12Pカラー時は常時怒り爆発&少しずつ体力減少する「オーバーモード」となる。
これらのうち、オーバーモードは凶クラスの大会で見ることができる。
ナコ月の恐ろしさがよく分かる参考動画

AIはデフォルトで搭載されているが、隙の大きい連続突きを多様し、氷を一切使わないため強さはそこそこと言った所。
外部AIはFAY418氏によるものが存在し、現在はhamer氏によって代理公開されている。
やはり主軸となるのは氷で、動きを一度封じれば4~5割当たり前のコンボを叩き込んでくる上に、
怒り爆発すればさらに強化され、鬼のような強さを見せ付けてくれる。たまに9.5割持っていったりすることも…。
とはいえ隙が全く無いわけではないので、強さ的には12P以外は強以上凶下位レベルと言った所か。
また、このAIを導入すると超反応スイッチ、レイプレイスイッチ、12P時ハイパーアーマー状態(これもON・OFF可能)などが追加される。
AIレベルも幅広く設定できるので是非導入しよう。

また、通常のAIレベルとは別に内部AIレベルというのも存在する。
デフォルトでは戦況によってこの内部AIレベルが1から10まで変動する。
実は11レベルも存在する。設定で内部AIレベルを11に固定すると、氷の異常さがよく分かる

ちなみにページ冒頭の狂気満載な台詞の元ネタは、
『戦国BASARA英雄外』伝の登場キャラ、お市信長に対して言った台詞である。能登こわいよ能登。


+ 大自然のおしおきです
更新によってどこかで見たようなエフェクトの技が追加された。
1:40~

もうやりたい放題である。
ちなみにこれの元ネタは『アルトネリコ2』の「インバートブリッド」。
ライフが20%以下の時に発動可能で、氷から確定する。
動画では怒り状態から発動するのを見かけるが、実は怒り状態でなくても出せる。
なお、威力自体は非常に強力だが、この技を発動した後相手をKOし切れなければ自動的に敗北するので注意。

+ 大会ネタバレ
電波だらけのMUGEN大会二回戦におけるちびゆっくりとの勝負の際は、
レイプレイスイッチONと、ちびゆっくりの神キャラに匹敵する即死耐性のせいでえらいことになった
12:15~

出場大会

+ 一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中

出演ストーリー



最終更新:2021年11月11日 20:55