ラブカス





分類:ランデブーポケモン
高さ:0.6m
重さ:8.7kg
特性:すいすい(天候が雨の時素早さ二倍)
隠れ特性:うるおいボディ(天候が雨の時、ターン終了時に状態異常が治る)

+ 担当声優
阪口大助
アニポケ(カスリン)
氷上恭子
アニポケ(ラブリン)
吉原ナツキ
『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』

任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモンの一匹。初出は第3世代(『ルビー・サファイア』)。
熱帯の浅い海に生息する魚ポケモンの一種。桃色で薄い体を持ち、ハート型の体形が特徴。
ヒレやエラのような器官が存在せず、非常にシンプルなデザインをしている。
作中世界では、告白時にラブカスを贈る、ラブカスに出会ったカップルは別れないなど、
恋愛に纏わる風習・伝説が数多く存在しており、カップル客が多いホテルではプールに放流されるらしい。
定期的に繁殖期が存在し、その際には海面が一面ラブカスの体色で覆われるという。
珊瑚礁を住処にしており、サニーゴの身体を寝床にする事もある。

モチーフは熱帯魚のディスカスと思われる。

原作中の性能

HP:43
攻撃:30
防御:55
特攻:40
特防:65
素早さ:97
合計:330

素早さ以外が平均してあのアンノーンと同程度か下回る、ザ・不遇な種族値。
火力が低すぎて、どの技でも弱点を突いてなお満足なダメージを与えるには至らない。
そして、有用な補助技も「なかまづくり」「みずびたし」「いやしのはどう」程度で、
ラブカスよりも強いポケモンで同じ技の使い手はいくらでも存在する。
水タイプ単体はただでさえ強豪ぞろいで採用枠の争いが激しいというのに、
ラブカスは種族も技のレパートリーも乏しすぎて、どうしてもバトルでは実用性を見出せないのが実情である。
なので一部のプレイヤーからは名前を略した「カス」という呼称で呼ばれることも

しかし、ラブカスにはバトル以外で重要な役割がある。
それは、野生のラブカスが時々持っている「ハートのウロコ」と呼ばれるアイテムの入手経路であるという点。
ゲーム内ではこのウロコを収集しているマニアが何名か存在し、
何故か共通してポケモンの技を思い出させる技術を備えており、
「技教えマニア」とよばれるこの人達にウロコと引き換えに技を思い出させてもらうことができる。
彼らの協力無しでは本領を発揮できないポケモンは多く存在するため、
世代にもよるが、ラブカスはウロコを手に入れようとするプレイヤーに乱獲もしくは討伐されまくる運命にある。
…なのだが、第8世代ではリストラされた上に別になくても無償で技の思い出しが可能になってしまった。
第9世代では復帰こそしたがポケモンのステータス画面でいつでも自由に技の思い出しを行えるようになってしまい、
ハートのウロコの利用価値そのものが無くなってしまったが、
倒すと落とす「ラブカスのウロコ」は「ハイドロポンプ」のわざマシンの素材でもあるため、
ラブカス自体の存在意義は保たれた……乱獲対象としてラブカスの明日はどっちだ


なお第五世代『BW』で「ピンク色で平べったい魚型」という如何にもラブカスが進化した姿っぽいポケモン「ママンボウ」が公開された際には、
「あのラブカスが遂に不遇から脱却か」と話題になったが、実際にはタイプが水単である事以外に接点が存在しない赤の他人であった。
しかもママンボウは耐久型ポケモンとしてそれなりに使い道がある事も肩透かし感に拍車をかける始末……ラブカスが一体何をしたというのか

その他の作品のラブカス

アニメではサイドストーリー「カスミとラブカス! ラブバトル!」でカスミと彼女の姉のサクラがそれぞれ所有しているのが確認され、
カスミの個体は「カスリン」、サクラの個体は「ラブリン」というニックネームを付けられて区別されていた。
CVはカスリンは阪口大助氏、ラブリンは氷上恭子氏。

コミック『ポケットモンスターSPECIAL』ではミクリの手持ちのエリザベスというニックネームの個体が登場している。
実は同作で珍しい、ジムリーダー(&チャンピオン)の手持ちでニックネーム持ちである。


MUGENにおけるラブカス

Mighty Stymie氏の製作したちびキャラが公開中。
「てんしのキッス」や「あわ」等の飛び道具主体のキャラで、特に「なみのり」が全画面攻撃で強い。
攻撃後の敵の硬直が短く連射しやすい反面機動性が低く、一方的にインファイトに持ち込まれると弱い。
AIは簡易的なものがデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会

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最終更新:2024年03月30日 02:42
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