アブソービングマン


+ 日本語吹替声優
武虎
『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ
川津泰彦
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』

マーベルコミックスに登場するヴィラン。初出は1965年の『Journey into Mystery #114』。
主に『ハルク』や『マイティ・ソー』に登場する。

本名はカール・“クラッシャー”・クリール。身長193cm。体重166kg。
本来はボクサーくずれの単なる小悪党だったが、ロキに与えられた力でスーパーヴィランと化した。
その力で刑務所から脱獄し、ソーと戦うも、能力を制御しきれず地球そのものの力を吸収しようとしてしまい、自滅。
死を免れていたクリールはロキに肉体を戻してもらった。
一大クロスオーバー「シークレット・ウォーズ」ではタイタニアと出会い、結婚する。
「シビル・ウォー」ではセントリーに殺害されたと思われたが、ノーマン・オズボーンによって弱体化させられつつも、生存が判明。
「フィアー・イットセルフ」では力を取り戻した後、スカジからもたらされたハンマーを手に入れ、意志の破壊者グリーソスになった。
それからしばらくして、オンスロートと戦う為にマグニートーに雇われた後、
スカーレットウィッチの呪文で道徳的指針が反転し、一時的にヒーローとなる。
戦いが終わった後、S.H.I.E.L.D.によって宇宙刑務所に収監され、
囚人仲間を脱獄させると同時に、本体を鎖鉄球に保存して脱獄。地球に戻って体を再構築した。

周囲の物質の性質やエネルギーを吸収して自分のものとする力を持つ
そのため、強固な物質(キャプテンアメリカのシールド等)や強力なパワー(ハルクやソーの攻撃等)では相性が悪い。
ただし吸収能力には不随意的な面もあるらしく、また能力のストックもできず別の物を吸収するとそちらの性質に切り替わってしまうため、
作品によっては紙などの弱い素材を吸収させられて倒された事もある。
他にも念じるだけで体を再構築でき、この能力で死を回避している。

(参考資料:『マーベル・エンサイクロペディア』)


MUGENにおけるアブソービングマン

RobsonMSH氏によるMUGEN1.0以降専用のキャラが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
なお、一番の特徴と言える吸収能力は「攻撃やガード時に体を別の物質に変化させる」という演出にとどまっている。

操作方法はカプコン式6ボタン仕様だが、チェーンコンボやエリアルレイブは搭載されていない。
立ち強Pおよび弱・中Kキックのリーチが驚くほど長い他、「鎖付き鉄球を武器に使うハゲの悪人」とあって、
鉄球粉砕撃や鉄球大回転、大破壊投げといったSNKの似たような特徴を持つ人まんまな技を繰り出す。
…が、パンチ連打で出る「鉄球大回転Wrecking Ball」が連打わずか2回で出るため、非常に暴発しやすいのが難点。
超必殺技は鉄球を豪快にぶん回す「Rock n' Roll」と突進乱舞技「鉄球大暴走Dangerous Guy」の2つで、
いずれも1ゲージ消費かつダメージ5割以上と非常に強力。

AIはデフォルトで搭載されており、やたらと「Wrecking Ball」を多用して隙を晒す事が多いものの、
コマンド投げの「大破壊投げAbsorbing Throw」から超必殺技に繋いで5割以上持っていったりと、中々侮れない強さを持つ。
ただし、極稀に立ち強Kで吹っ飛ばした相手がそのまま帰ってこなかったり、
ダウンしたまま起き上がらなくなって試合続行不可能になるなど、やや動作に不安定な所があるので注意。
紹介動画

出場大会



最終更新:2022年04月09日 17:24