タガール


特撮『ウルトラマンタロウ』に登場する怪獣。別名「大ダコ怪獣」。身長60m。体重43000t。
妖星の部下でもティターンズの糾弾演説を行った地でもない(前者はガールで後者はダカール)。
第7話「天国と地獄の島が動いた!」に登場。

大西洋に生息するタコの怪獣で、蟹怪獣のガンザとは仲が大変悪く、年中縄張り争いを繰り広げている。
肉食性で50万tの魚を平らげてしまう他、寿命は100年以上という長寿な怪獣。
主な武器は8本のタコ足で、10万tのタンカーを容易に海中に引き摺り込んでしまえるほどの強さを持つ。
また、口から墨を吐き出す能力があるスダールを除いた円谷作品のタコ怪獣の中では唯一漏斗を備えている)。

劇中では住み処を日本近海に移そうとしていた際に海上でガンザ(画像右)と遭遇して戦闘。
ガンザの溶解泡に苦戦した上に足をハサミで切られ、墨の目潰しで逆転を試みるも、
反撃で自分の目を抉られて潰されてしまったため戦意を消失し、その場から退散した。
このため、タロウとは戦っていない上に最終的な生死も不明である。

ちなみに、余談だが現実の自然界では蟹はタコの好物である*1(蟹が集団でタコを返り討ちにすることもあるが)。
大ダコが前座&かませ」なのは東宝映画を意識したのだろうか?

ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』では、ゴモラの気に入っているマスコットキャラクターとして登場している。


MUGENにおけるタガール

カーベィ氏の製作したキャラが公開中。
スプライトの動きは「spritestudio」を用いて作られている。
戦闘時には足元に海が出現する演出があるが、7P以降ではなくなる。
同じくカーベィ氏の作ったガイロスの技が一部流用されており、
長めの足を用いた攻撃や移動技「潜行」を持つなどの共通点があるが、
こちらはヒット数の多い中距離の飛び道具の必殺技「墨攻撃」が搭載されるなど、
性能は差別化されており、削りなどでじわじわと攻め立てる性能となっている。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「必殺墨攻撃」「首絞め」「海底奇襲」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

出場大会



*1
現実での実例


最終更新:2024年01月07日 19:54