ロゼッタ・ルゥ

「アンタだって背中に爪の跡を残すんだろ……カーミラ」

──────路地裏のヴラド


≪人物≫

名前 ロゼッタ・ルゥ
黒い長髪
宝玉のような紅
服装 黒いドレス
装飾品 小ぶりなブラックダイヤの指輪
性別
身長 高い方
体重 未公開
職業 娼婦
好きなモノ 醜いモノ
嫌いなモノ 月,獣(特に獣人),(・ワ・)

基本的に他人の事情に深入りすることはない。
それは彼女自身が「金で買われる存在」であるが故に、他者と深い関係を築くことはないからである。
最近、とあることがきっかけで神への信仰心が朧げに生まれた。
吸血鬼と人狼との混血であるが、そのことを悟られないよう上手く人間社会に溶け込み生活している。

ちなみに寝起きは悪い。寝起き時は不機嫌かつキレやすくなる。


≪異能≫

  • 魔術
ロゼッタは能力者ではなく魔術師。黒魔術を得意とし、特に影を用いた魔術を好む。
影に自分を溶かして移動する、蛇のような影を構築し使役するといった術は殊更よく使う。

  • 獣化
というかこっちが本来の姿
2mを超える漆黒の剛毛を持つ獣になれる。シルエットは人狼と酷似。
一般的な人狼と異なるのは、所々にヒトのものが紛れ込んでいるということ。
漆黒の毛は十数箇所も抜け落ち、そこからはヒトの肌が露出。逞しい腕や脚も所々ヒトのように細くなっており、手足の指も基本的には鋭爪のある獣のものだが、数本だけ脆いヒトの指が生えている。
胸部には乳房がしっかりぶら下がっており、ここから雌であることが判別可能。
口は人間のように平坦ではあるが耳ほどまで大きく裂けており、口内は牙がずらりと並ぶ。
顔面においても獣毛と人肌は混雑しているが、唯一目だけは赤い瞳をした人間の目である。

本人の意思でも獣化出来るが、月を見る体内の魔力バランスが崩れると強制的に獣化してしまう。
ヒトの形で居られるのは、彼女が身体変化の魔術を使用しているためと、吸血鬼の身体変化能力を利用しているという2つの理由がある。


≪持ち物≫

  • ブラックダイヤモンドの指輪
小粒ながらも美しい煌めきを持つ。六罪王ダグラスから賜ったもの。

  • 白い粉
麻薬……ではなく、「能力を開花/強化させる」効力のある粉。ブランデン・ケミッシュからの貰い物。
粉自体にもケミッシュ自身にもまったく思い入れはないが、金銭にも替えられかつ有用性があるという理由から、破棄せずとってある。


≪近況≫

──カノッサ機関の手先──
≪No.95≫
性格の強かさと影使いであることをマシラに評価され、金で買われて「自警団や政治家、正義組織やカノッサの急所になりえる情報」を集める契約をする。
また、「価値のある首」についてもマシラから報酬が支払われることになっている。どちらも娼婦だからこそ容易にやり遂げられることだ。

≪No.29≫
カノッサ機関というより、混沌の大司祭・アーグを介して繋がった縁。
アーグの信者でもある機関員カニバディールにより、アーグに敵対する兆しのある六罪王ダグラス一派や彼らに与する正義組織の情報を収集するよう頼まれている。
後述するアーグとの子の出産を介助された経験により、彼や彼の部下・スクラップズに対してある程度の信頼を抱いている。
加えて、カニバディールやその部下達とは客と娼婦との関係でもある。


──六罪王の情婦──
六罪王の一人に気に入られる。
先日は彼の隠れ家を訪れ、そこにある古文書や魔導書の閲覧を一時的にではあろうが許可された。
彼の怒りの矛先が向けられた人物は大抵殺されるが、ロゼッタが彼を激昂させた時は害を為されるどころか謝罪まで受けた。


──悪霊受胎者──
古の大司教アーグとの間に双子を儲けた。
遺伝子的には容れ物の、魔術的素養はアーグの要素を受け継いだ子供である。
ロゼッタの意思により、双子の片方はアーグへ、もう片方はロゼッタ自身の手によって育てられることになった。
しかしその事実を知っているのはロゼッタ本人と出産に立ち会ったカニバディール及びスクラップズのみ。父親であるアーグにすら、産まれた子が双子であったという事実は隠匿されている。

産まれた子の容姿は母親の特徴を色濃く受け継いでおり、灰色の肌に黒目しかないギョロついた目、狼の耳と尾を持つ人間離れした見た目である。
ただ、子供の容姿は成長していく毎に人間に近付く様子も多少確認されており、今後どのような成長を遂げるのかは予測不能。成長速度は獣並みということもあり、すぐに駆けたり言葉を発するようになるだろうが……。

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最終更新:2015年06月30日 00:09