ギフテリアン

「もっと美味しいやつを探す…」

【名前】 ギフテリアン
【読み方】 ぎふてりあん
【声/俳優】 不明
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
【初登場話】 第17話「裏切りの深化、バディの真価」
【所属】 新生デッドマンズ
【分類】 悪魔
【特色/力】 剣/格闘
【モチーフ】 悪魔、エイリアン?
【名前の由来】 ギフ、贈り物(英:Gift)+異邦人(英:ALIEN)

【詳細】

人間にギフスタンプを押印することで誕生する新種の怪人。

爬虫類か昆虫を思わせる怪人が鎧を身にまとった姿をしている。
デッドマンとは異なる種の悪魔で、ギフスタンプを人間に押すことでその体内に眠っていた悪魔が宿主を食い殺して実体化する。
出現したギフテリアンは「成体」と呼ばれ、成体となった時点で宿主となった人間は死亡している。

つまりギフテリアンが誕生した時点で契約者は既に死亡しており、例えリバイスシステムであっても契約解除できない
解除するべき契約対象が永遠に消滅しているのだから解除も何も無いのだろう。

契約者から悪魔を分離し契約書で覆い縛っているのがフェーズ1、外装となっていた契約書をほどき契約者が判を押す事で一体化したのがフェーズ2、さらにギフの洗礼を受けて人間と悪魔が混ざり合ってさらなる高み至ったのがフェーズ3というこれまでのデッドマンの常識とは異なるルールの存在がギフテリアンである。

その戦闘力はフェーズ2のデッドマンを上回り、両腕部から伸びる「フェアグド」という鋭い剣は鋼鉄をもたやすく切り裂き、その凶暴性のままに相手に襲いかかる。
人間を「餌」と認識する残虐性を隠さず、誕生経緯からしても人間が一人既に犠牲になっているという、存在そのものが許されない文字通りの悪魔。
デッドマンよりもよほど悪魔の獣、悪魔獣と呼ぶにふさわしい生物と言える。

第17話に登場した個体はオルテカがギフスタンプを信者の女性へ押印し、彼女を食い殺す形で成体へと成長。
ボルケーノレックスへ強化変身したリバイの必殺技を受けるも既に契約者は死亡していたため、フェーズ3の契約解除を主眼として得た新たな力も契約者を救えずそのまま爆散してしまった。

第18話ではフリオ…玉置豪のたった一人の友人、奥田陽介を食らって出現。
しかし目の前で友人を永遠に失ってしまった怒りで進化したウルフ・デッドマン ライオットのパンチ一発で沈められた。
その際建物に激突して大量の血液?を撒き散らしている。

他にも何体も出現しているが、予告にその姿が登場しているということはイコールとしてその数だけの人間が犠牲になっているということの証左であるため、誰が犠牲になっているのか戦々恐々する視聴者もいるとか。

後にギフテリアン(TRUE)という上位個体が登場。
以後は戦力で劣るこちらのギフテリアンは登場しなくなった。
またヘルギフテリアンというさらなる上位個体も登場したが、こちらはギフ自身が生み出したものであるため、ギフテリアンとは誕生経緯そのものが異なる。

仮面ライダー図鑑によると、ギフスタンプは人間に眠る悪性エネルギーを具現化し怪物化させる機能があるとされる。
ギフは怪物化した人間ごと悪性エネルギーを食していたとされ、「ギフスタンプを押印し怪物化した人間」という説明文を見る限り、それはギフテリアンの誕生に合致するため、ギフテリアンそのものが人間に眠る悪性エネルギーを怪物化させる形で食事に適した形で変化させた生命体と言えるのだろう。

【余談】

名前はギフト、あるいはギフとエイリアンを足してもじった造語と思われる。
もしくはギフが生み出したエイリアン的なネーミングか。

語感としてはベジタリアン等に近いが、ベジタリアンとは菜食主義者を指すが、由来としては野菜=ベジタブルではなく、ラテン語で活気あるを意味するVEGETUSを由来とする造語である。
人間を食って成体となるギフテリアン、基本的に例外を除いて悪魔は契約者という殻を破れない。
が、ギフスタンプの力で契約者を食って自由を得られるようになると、ギフテリアンにとって宿主は餌であり、オルテカから与えられたギフトと言える。
彼がギフスタンプを押さなければ悪魔はギフテリアンになれないためだ。
ギフテリアン、ギフト(餌=人間)を食う人、人食主義…そういうものも込められているのかもしれない。

外見はどことなくディアブロに似ているが、関連性は不明。
スーツはリペイントされギフテリアン(TRUE)として登場。撮影用スーツは2体作られているようで、登場シーンは基本的に2体でカメラワーク等でそれ以上の数がいる場合そう見せている。
これはTRUEも同様。

最終更新:2024年02月25日 01:33