ウルフ・デッドマン ライオット

「フリオって呼ぶな…」

【名前】 ウルフ・デッドマン ライオット
【読み方】 うるふ・でっどまん らいおっと
【声/俳優】 八条院蔵人
【登場作品】 仮面ライダーリバイス
【初登場話】 第18話「バディの軌跡、炎と氷の奇跡」
【所属】 デッドマンズ
【分類】 デッドマン/ギフテクス
【フェーズ】 フェーズ3フェーズ4とも)
プロトバイスタンプ ウルフプロトバイスタンプ
【特色/力】 巨大火球/凶暴性/俊敏性
【モチーフ】 ガンマン、カウボーイ、狼、カブトムシの角、スティラコサウルスの角

【詳細】

目の前で親友を殺されたフリオが怒りの衝動に支配され変化したウルフ・デッドマンの暴走態。

頭部形状が変化した他、両肩から鋭い爪が幾本も出現し、燕尾服すら脱ぎ捨ててより攻撃的な見た目へと変化した。
目にも留まらぬ俊敏性を有し、愛銃ルヒールを使わずとも巨大な火球を生み出して破壊を行い、両肩の爪を高速で発射する能力も得ている。
その力は鬼神が如き。
和解できたはずの友を永遠に喪った狼の慟哭が、辺り一帯に災いを撒き散らす。

ギフスタンプを使い、奥田陽介を餌にギフテリアンを生み出したオルテカ
アギレラにも押してやろうか」と煽るオルテカに激怒したフリオが怒りのあまりウルフプロトバイスタンプを使わずライオットへと変貌。

ギフテリアンを一撃で粉砕するフリオに対し、予想外の展開に慌ててダイオウイカ・デッドマンに変身したオルテカは脇腹を抉り取られてしまい深手を負ったことからその場から撤退する。

そのまま怒りと悲しみに支配された心のままに暴走し、仮面ライダージャンヌ、ライブを寄せ付けず、重症を押してやってきた一輝&バイスの仮面ライダーリバイ ボルケーノレックスゲノムとバイス バリッドレックスゲノムとの戦闘を行う。

バディとしてお互いを補い合うリバイ&バイスに圧倒されていき、2人が力を合わせて放ったボルケーノフェスティバルを受け悪魔と分離し、ウルフ・デッドマンはそのまま空中で爆散。
ギフとの契約の証と思われる石版も砕け散ったが、ウルフ・デッドマンだったと思われるエネルギー(仮面ライダー図鑑によれば悪魔だった模様)はギフに吸収された。

【余談】

ウルフ・デッドマンフェーズ3デッドマンだが、このライオットはそれを上回るであろう力を発揮している。
しかしフェーズ3の契約解除能力を持つリバイの必殺技で無事契約を解除できたことから、デッドマンとしてはフェーズ3の範疇に含まれる模様。
ただその能力の向上から、ジョージ・狩崎は「フェーズ4」とも呼んでいる。

フェーズが変わらないのに強化形態扱いされるデッドマンは他にもブラキオ・デッドマン(TYPE-UNION)が登場している。
あちらもフェーズ2ではない特殊強化形態とされている。

ライオットとは暴動等を意味する英単語であり、怒りのあまり暴走したフリオを表した名称。
スーツはウルフ・デッドマンを改造したものと思われる。
頭部形状が一新され感情をむき出しにしたような見た目となり、全身が赤く染まっていることから、獲物の返り値を浴びた狼というイメージなのだろう。

ウルフ・デッドマンは両目がないが、形状が変わった帽子から吹き上がる炎のような装飾が、正に「怒りに燃える」という精神状態を表しているのが面白い。
カウボーイハットから狼の顎を縦にしたようなシルクハットに形状が変化している。

最終更新:2024年02月06日 20:54