「グラシアス!デッドマンズ!」
【名前】 |
デッドマンズ |
【読み方】 |
でっどまんず |
【登場作品】 |
仮面ライダーリバイス |
【分類】 |
敵組織/悪魔崇拝組織 |
【名前の由来】 |
死人達、デッドマン達? |
【詳細】
悪魔の始祖とされる
ギフのミイラを御神体として祭り上げ、その復活を目論む。
そのために
政府特務機関フェニックスの研究所を襲撃し、大量の
プロトバイスタンプを強奪、人間の内に眠る悪魔を実体化させた
デッドマンと呼ばれる悪魔獣を生み出している。
デッドマンを利用し、ギフを復活させるための生贄を集めている。
プロトバイスタンプを盗み出した以外にも、ギフの復活を目論んでデッドマンを生み出し続けるという危険性故にフェニックスと明確に敵対しているのだが、この手の組織としては珍しく情報を隠匿しようとしていない。
むしろ情報が広まることで悪魔の力に魅入られた人間が出てくるなど、表舞台にも積極的に姿を見せるのはある意味パフォーマンスなのかもしれない。
なお生贄に相当するデッドマンは
ギフテクスと呼ばれるが、多くの人間はデッドマンを誕生させることが出来ず、生み出せてせいぜい
ギフジュニア程度。
そのためデッドマンを生み出せる人間は貴重であり、そこから先の
フェーズに進めるのはさらに一握りとなる。
とは言うものの、ギフジュニアは戦闘員として十分活躍していることから有象無象であっても一般信者も貴重な戦力になりうる。
第1話では信者達に混じってギフジュニアも幹部達のパフォーマンスに熱狂する様子を見せていた。
そういった人間たちの関心を惹き、生贄の数を集める意味もあって大々的に活動を行い、自分たちのことを宣伝している可能性も考えられる。
実際、デッドマンズ、あるいはデッドマンの力を魅力に思う人間は存在しており、水面下でデッドマンズの信者は増えているのだろう。
そして
カメレオン・デッドマン フェーズ2がデッドマンズに対抗するフェニックスに潜り込んで暗躍していたことが判明し、さらに第13話にて正面からフェニックスのスカイベースに乗り込んで確保されていた
カンガルー・デッドマンの契約者だった工藤康の脱獄を手引し、若林司令官に成り代わっていたカメレオン・デッドマンがジョージ・狩崎が保管していたギフスタンプを入手したことでギフを復活させる準備が整った。
ギフテクスは6体必要とされていたが、準備が整ったという時点で5体しかいなかった。
復活に必要な生贄の、残る最後の一人は…
オルテカ「最後の一体はアギレラ様、あなたです。」
ギフ復活の儀式、その真実はギフテクスとなった5体のデッドマンのエネルギーを使ってギフをミイラから解き放った後、無垢なる器を媒介とすることで蘇らせるというもの。
つまり犠牲になるのはギフテクスではなく、無垢なる器…アギレラの方だった。
オルテカは元々それを知っていて、灰谷達も彼から聞いたのだろう、アギレラとフリオだけが知らなかった。
アギレラに救われた経験を持つフリオは、彼女を生贄にしようとするオルテカに激怒するも、当の本人が受け入れてしまったことで何も言うことができず、
そのまま儀式を行おうとした。
ギフテクスのエネルギーを受け、ギフの復活が進み現れた契約書に認印を押す一歩手前まで到達するも、そこへフェニックスの部隊がやってきたため中断。
突如
デッドマンズベースが空へ浮かび上がったが、仮面ライダーリバイ バリッドレックスゲノムの活躍で墜落し、ギフのミイラはフェニックスに確保され、灰谷と工藤は敗北した結果ギフに力を吸われたかのような描写と共に消滅。
アギレラはフリオと共に姿を消し、オルテカもまた
カメレオンと共にその場から消え、組織としては事実上崩壊した。
――――が、世界征服の野望を抱くオルテカは信者たちをかき集めて「新生デッドマンズ」を結成。
手元に残った
ギフスタンプを使い、
ギフテリアンと呼ばれる新たな怪人を生み出し始める。
それと共に、リバイスドライバーやデモンズドライバー等、仮面ライダー側のベルトを狙うようにもなった。
しかしカメレオン・デッドマン フェーズ2に変身する男性が敗北して死亡し、第28話で残る一人だったオルテカもギフに吸収され死亡したことで再度壊滅した。
以後リバイスの物語はギフとその力を利用しようとする赤石英雄との戦いにシフトしていくこととなる。
【余談】
冒頭文にある「グラシアス」とはスペイン語でありがとうを意味する。
英語だと「Thank you」。
デッドマンを利用する集団なのでデッドマンズか。
最終更新:2022年05月22日 21:54