314 :真の名無し@転載は禁止:2015/04/23(木) 21:27:01 ID:EUY5LUh.0
wikiを参考にして大まかな流れを妄想してみました
なるべくゲーム風にト書きで。

wikiによるとアリーシャを抱えて川に飛び込んだのでその続きから
画面暗転
ス「う……」
倒れていたスレイが目を覚ます
ス「俺は……そうだ、川に飛び込んで……」
すぐ近くに倒れているアリーシャに気がつく
ス「アリーシャ!」
アリーシャに駆け寄って揺さぶる
ス「アリーシャ! アリーシャ大丈夫? 」
ア「…………」
ス「ケガは見当たらないな……気を失ってるだけか……よかった」
ス「……あれ?」
スレイが自分の中の違和感に気がつくと、ハッとしたように叫ぶ
ス「ミクリオ。ミクリオ!」
周囲に向かって叫ぶが、もちろん誰も答えない
ス「変だ……ミクリオを感じない。ライラ! エドナ!」
ス「みんな! 返事をしてくれ!」
ア「……ん……んぅ……」
スレイの声でミクリオたちでは泣くアリーシャが目を覚ます
ア「スレイ……ここは?」
ス「アリーシャ? よかった、気がついたんだな。どこも痛くない?」
ア「ああ、大丈夫だ……君も無事なようだな」
アリーシャが立ち上がると、ミクリオ達がいない事に気がつく
ア「ライラ様たちは?」
ス「それが……おかしいんだ。呼んでも答えないし、みんなの存在を感じないっていうか……」
ア「存在を感じない?」
ス「……ミクリオ! ライラ! エドナ! どこにいるんだ! 返事をしてくれ」
スレイの叫びがむなしく木霊する
ア「ライラ様! ミクリオ様! エドナ様!」
アリーシャの声も木霊するのみ
ス「と、とにかくミクリオ達を探さないと! どこかにはぐれてるだけかもしれない」
ア「……待て、スレイ」
駆け出そうとするスレイをアリーシャが止める
ス「どうしたんだよ。早くみんなを探そう」
ア「皆様を探すよりも先に、ひとまず私たちは体を休めるべきだ。どこか落ちるける場所を探そう」
ス「休むって……そんなことしてる場合じゃないだろ!」
ア「優先するべき事だ。私達が倒れてしまっては、それこそ探索などできそうもない」
ス「アリーシャはみんなの事が心配じゃないのかよ!」
ア「心配に決まってるよ!」
ス「っ…………」
ア「……すまない。だがスレイ、私は君のことも心配なんだ」
ア「先ほどから今にも倒れそうなことに気がついているか?」
ス「あ…………」
スレイが自分の体力が限界に近いことに気がつく
ス「…………で、でも!」
一歩踏み出したスレイが体制を崩す。アリーシャがそれを支える
ア「だ、大丈夫か!?」
ス「う、うん……ありがとう」
ア「今の君は自分が見えていない。まずは体を休めて頭を冷やすべきだよ」
ア「この状況でスレイまで倒れてしまったら……私程度ではどうしようもない」
ス「アリーシャ……」
ス「……わかった。どこか落ち着けるとこををさがそう」
ス「ひとりで歩けるよ」
ア「無理をするな。私が支えるよ」
ス「……ありがとう」
ア「よし、周囲を警戒しながらゆっくり歩こう」
アリーシャに支えられてスレイが歩き出す
ス「アリーシャ……」
ア「ん?」
ス「本当にありがとう。おかげで助かったよ」
ア「気にしなくていいよ」
ア「私は君の従士なんだからね」
画面暗転

まだ霊能力をなくしたことには気がついていない。
それほどまでに混乱していたってことで

画面暗転

ス「ここは……」
ア「遺跡……のようだな」
支えあって歩く二人はティンタジェル遺跡群までたどりつく
ス「ここの中なら休めるかな?」
ア「とりあえず中に入ってみよう……くちゅん!」
ア「す、すまない」
ス「アハハ、服もちゃんと乾かさないとね」

画面暗転
遺跡の中に入る二人
ス「ヒョウマは……いないな」
ア「そのようだな。というよりも……」
アリーシャが周囲を見回すとそこにはベットなどがあり、心なしか生活感が漂っている
ア「ここは以前誰かが使っていたのではないだろうか? もしくは今も使っているのかもしれない」
ス「妙に生活観漂ってるよね。ベットとかもあるし」
ア「けどここなら休めそうだ。君は少し横になっていてくれ」
ア「……風は流れているようだから、まずは火をおこすか。それから――」
ス「いや、俺も手伝う――」
ア「今の君は休むのが仕事だよ」
アリーシャが強制的にスレイをベットに座らせる。
ス「……はい」
ア「おとなしくしているんだぞ?」
アリーシャがスレイから離れていく
ス「はは……助けられてばっかりだな俺」
ス「ミクリオ……ライラ……エドナ……」
ス「みんなどこいっちゃったんだよ?」
ス「……まさか、あいつにやられて――」
スレイがぶんぶんと頭を振る
ス「そんなはずない! 絶対にそんなはずない!」
ス「そんなはず……ないんだ」

スレイが俯いて画面暗転
しばらく時間がたった事にしてスレイとアリーシャの食事シーン
食事はアリーシャが作った
ア「スレイ、食べられそうか?」
ス「うん、大丈夫。すごく美味しいよ」
ア「……こうしていると、初めてあった日のことを思い出すな」
ス「え?」
ア「ほら、遺跡で倒れていた私を君が助けてくれたじゃないか」
ア「起こしてくれて、イズチまで連れて行ってくれて、食事もご馳走してくれた」
ス「アハハ……今度は立場が逆になっちゃったね」
ス「まぁ、困ってる人を見過ごせないから」
ア「嬉しかった。本当に嬉しかったよ。私は立場上助けてもらえる事なんてあまりなかったから」
ス「アリーシャ……」
ア「だからこうして、今度は私が君の力になれてすごく嬉しい」
アリーシャがスッとスレイの顔を覗き込む
ス「ア、アリーシャ? どうしたの?」
ア「……うん、だいぶ顔色もよくなってきたね。順調に回復しているようだ」
ア「ん? 少し顔が赤いようだが、熱でもあるのか?」
ス「ないないないない! っていうか俺、そんなにひどい顔してた?」
ア「鏡を持っていなかったのが残念だよ」
スッとアリーシャが離れる
ア「体の調子が悪いところはない?」
ス「うん、もうすっかり……あれ?」
ア「どうかしたのか?」
ス「今気がついたんだけど……こう、全身が締め付けられるような」
ス「いや、水の中に入っているみたいな……そんな感じがする」
ア「……すまない、よくわからないな」
ア「どこかが痛いとかではないのか?」
ス「それはないない。なんていうかこう……感覚がおかしいっていうか……あ」
ス「…………」
ア「スレイ? どうかしたのか?」
ス「アリーシャ、ここにくるまでミクリオたち以外の天族を見かけた?」
ア「え? いや、みていないな」
ス「穢れもあまり感じない……ってことはやっぱり」
ア「…………? 」
ス「もしかして俺……霊能力を失くしちゃったのか?」
画面暗転
ラ「大正解ですわ」
画面が一瞬暗くなって、部屋の中にライラ、ミクリオ、エドナが登場
今までスレイたちには見えなかっただけで、ずっとおなじところいた
ラ「その答えに自力でたどり着くなんて、さすがはスレイさんですわ」
エ「さすがなわけないでしょ。てゆーか気づくの遅すぎ。普通すぐに気がつくでしょ。バカなの?」
ラ「あはは……それだけ自分を見失っていたと言う事ですわ」
ラ「戦争の経験。かの者との戦い。一度にいろんな事がありましたから」
エ「それもそうね……」
エ「それで、すねてるのよミボ?」
エドナがミクリオのほうを向く
ミ「すねてなんていないよ……」
ミ「ライラ、再確認だけど、今の僕達はスレイたちに何もしてやれないのかい?」
ラ「はい。おそらく原因は、スレイさんがかの者の攻撃をうけてしまったことです」
ラ「その圧倒的な力により、スレイさんの霊能力は封じられてしまったのでしょう」
ラ「そして、スレイさんを器とするわたし達も不安定な存在になってしまったのです」
ラ「何にもふれられず、声も届けられず……天響術も使えませんわ」
エ「これで12回目の確認ね」
ミ「……それで、この状態からはどうすれば抜け出せるんだい?」
ラ「それは……スレイさん自身の力で、自らの霊能力を復活させるしかありません」
ミ「それはどうすれば戻るんだ?」
ラ「……スレイさんしだいですわ」
エ「つまり、ワタシ達は何もできないってことよ」
ミ「二人ともどうしてそんなに落ち着いてるんだ!」
ラ「ミクリオさん……」
ミ「ことの重大さがわかっているのか? それに霊能力がなくなったのなら、スレイとアリーシャが今どれだけ危険かもわかってるのか?」
ミ「どうにかしてスレイ達にライラのいったことを伝えないと――」
エ「落ち着きなさい、ミクリオ」
ミ「落ち着けるわけないだろ!」
エ「スレイに言葉が通じなくて寂しいのはわかるけど、あなたが騒いでもどうにもならないわ」
ミ「っ! 君に何がわかるっていうんだ!」
ミ「こんなに近くにいるのに。僕からは見えているのに。僕の声は届かないで姿を見てもらえない」
ミ「ここにいるってわかってもらえない!」
ミ「今までずっと一緒だった仲間に急に認識してもらえなくなった僕の気持ちが君にわかるわけがない!」
ラ「み、ミクリオさん、落ち着いてください」
エ「わかるわよ。あなたよりもずっと」
エ「だってワタシもそうだったもの」
ミ「なにを言って……あ」
ラ「アイゼンさんですわね」
エ「……ずっと近くにいたわ。誰よりもそばにいた」
エ「だけど、お兄ちゃんはワタシを見てくれなくなった」
エ「どんなに声をかけても、決してワタシの名前を呼んでくれない」
エ「ワタシにできたのは、ただ見ているだけ」
エ「それだけだった」
エ「そんな気持ちを、何百年と味わってきたわ」
エドナがスタスタとアリーシャのところまで歩いていき隣に座る
エ「アリーシャ、自分達だけ食べていないで、ワタシ達の分も用意しなさい」
エ「……用意しないつもり? 反省しなさい」
エ「お詫びにノルミンダンスを踊りなさい」
エ「……覚悟しておきなさい。絶対に躍らせてやるわ」
ミ「……すまないエドナ、僕は……」
エ「今更謝るの? 反省しなさい」
ミ「わ、わかったよ。反省する。本当にすまなかった」
エ「お詫びに……信じなさい」
ミ「え?」
エ「この二人を信じなさい」
エ「ワタシは……信じてるわ」
エ「スレイも……アリーシャも」
エ「信じてるわ」
ラ「エドナさん……はい、わたしも信じていますわ」
ミ「…………一人抜けてるよエドナ」
エ「え?」
ミ「アイゼンの事も信じなくちゃね」
ミ「絶対にまた君の名前を読んでくれるさ」
エ「……ミボの癖に生意気よ」
ア「なるほど霊能力がなくなったかもしれないか……」
天族組が話してるときに、スレイは霊能力の事をアリーシャに話していた
ス「うん、だからミクリオ達の事が見えなくなったのかなって」
ア「もしそうなら原因はなんだろう。やはり災禍の顕主の攻撃を受けた影響だろうか?」
ス「間違いないと思う。今思えば、攻撃を受けた瞬間から、感覚がなんか変だった」
エ「だったら早く気づきなさいよ」
ア「しかしもしそれが本当なら、ライラ様たちは近くにいらっしゃるかもしれないな。
そして霊能力を取り戻せばまた会えるという事だろう」
ラ「その通りですわアリーシャさん」
ミ「何とか気がついてくれたね」
ス「また会える……みんなに……」
ア「スレイ?」
ス「本当にそうなのかな?」
ミ「え?」
ラ「スレイさん?」
エ「…………」
ア「どういうことだ?」
ス「災禍の顕主……あいつ、すごい力を持ってた。俺なんかじゃとても太刀打ちできなかった」
ス「正直、思い出すだけで怖いよ」
ス「だからさ、考えちゃうんだ。考えちゃいけないのに考えちゃうんだ」
ス「俺が霊能力を失くしたのは間違いないだろうけど」
ス「みんなが、何も反応してくれないってことは、つまり……」
ラ「いけません!」
ミ「スレイ! 馬鹿な事をいうな!」
ミ「僕達はここにいる! ちゃんとここに存在している!」
エ「スレイ……」
ス「みんな、あいつにやられて――」
ア「馬鹿な事をいうな!」
ス「っ…………!」
ア「そんなわけがないだろう! きっと無事に決まっている!
ただライラ様たちは天族だから、器である君の影響を受けたとかそういう事情があるに決まってる!」
ア「スレイがそんな事でどうする! 仲間の無事を信じられなくてどうする!」
ア「だから! そんな事は言ってはいけない!」
ス「アリーシャ……」
ラ「スレイさん、わたしたちはここにいますわ」
エ「聞こえっこないわよ」
エ「どうせそのうち元に戻るんだから、そのときに言いなさい」
ミ「スレイ……」
ス「信じる……信じる……か」
ス「アリーシャ、聞いてもいいかな?」
ア「……なんだ?」
ス「君はどうして、天族を信じていられたの?」
ア「え? 急にどうしたんだ?」
ス「前に君に、天族の存在を信じてるっていったよね?」
ス「だけど俺は天族の存在を信じるって、あまり意識した事ないんだ」
ス「天族は俺にとって身近すぎて、いて当然の存在だった。イズチのみんなは家族見たいな存在だったから。いるってわかりきってたからね」
ス「でもこうしてミクリオ達が見えなくなるとさ、もしも俺に霊能力がなかったら、俺は天族を信じられたかなって思って」
ス「いくら天意見聞録を読んだからといって、信じられなかったんじゃないかって思ったんだ」
ア「でもアリーシャは、天族が見えないのに天族を信じてただろ?」
ス「何か理由でもあるのなかって」
ア「なるほど……私は……そうだな……」
ア「君とは逆に、信じるしかなかったからかな」
ス「信じるしかない?」
ア「ああ、前にも言ったが、いま世界が抱えるさまざまな問題を解決するには天族様たちの力を借りる必要があると思っていた」
ア「そうやって縋るしかなかった」
ア「それは確かに理由の一つだ」
ア「しかし、何よりも…………」
ス「何よりも?」
ア「いるって思っていたほうが、夢があっていいじゃないか」
エ「なんて子供っぽい理由」
ラ「エ、エドナさん……」
ア「子供の頃から持ち続けていた大切な夢だよ。天族様にあって見たい。お話がして見たい」
ア「大半の理由は、きっとそれだけなのだと思うよ」
ア「こんな時代だからこそ、夢は大切にしないとね」
ス「夢か……うん、いい理由だな」
ア「子供っぽいとか、いわれるかもしれないけど」
ア「それが私だから」
ス「実際かなったもんな」
ア「うん、そうだね」
ス「……俺も信じてみるよ」
ス「ミクリオたちはきっと無事だ。また絶対にあえる」
ス「会えるって……信じるよ」
スレイが顔を上げる
その視線の先にはミクリオがいて、二人の目が合う
ミ「スレイ……僕も信じてるよ」
ミ「僕の声が、また君に届くのをね」
ア「もちろんだ。ミクリオ様はこの辺にいるのかもしれないぞ」
アリーシャが立ち上がってすぐ隣を手で示す。そこにはエドナ
ラ「それはエドナさんですよ」
エ「ミボです~~スレイに会えなくて寂しいよ~~」
ミ「そんな事言って無い」
ス「アハハ! ミクリオの奴すねてたりしてな。それでエドナに傘で突かれてたり」
ア「ふふ、そうかもしれないね」
エ「リクエストにお答えして」
グサグサグサグサ
ミ「いたっ! 答えなくていい! というかなんで傘で突けるんだ君は!」
ア「さぁ、今日はもう休もう。明日から霊能力を取り戻す方法を考えようか」
ス「そうだな。ふぁ……なんか眠くなってきた」
アリーシャが火の始末をして就寝の準備をする
ア「体調が悪くなったら起こしてくれてかまわない」
ス「わかったよ」
ア「本当か?」
ス「言わないとアリーシャが徹夜で俺の事見張ってそうだしね」
ラ「それはさすがに……」
ア「そのくらいの事はするさ。私は君の従士だからね」
ミ「するんだね」
ス「じゃあ寝よう。お休み、アリーシャ」
ア「お休み、スレイ」
ス「それと……お休み、ミクリオ、ライラ、エドナ」
ア「お休みなさい。ミクリオ様、ライラ様、エドナ様」
ミ「スレイ……アリーシャ……」
ラ「わたしたちも休みましょう」
エ「ベットには触れないから床だけど」
ミ「そうだね……お休み、みんな」

アリーシャの励ましまでを妄想してみました

ここから初神衣なんだろうけど、そこまでの過程はまだ決まってないだろうから、次に妄想するとしたら一気に戦闘しーんからかも

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最終更新:2015年05月05日 14:23