鳥もつ煮
とりもつに
1950年(昭和25年)頃に考案され、蕎麦屋・ほうとう屋で提供されるほか、スーパー等の惣菜として販売されている。
「甲府鳥もつ煮」の名称でB級グルメとしてPRされ、2010年のB-1グランプリ優勝以来、知名度が大幅に向上した。
概要
鳥のもつのうち、主にハツ、砂肝、レバー、キンカンを使用する。
調味料は砂糖と醤油のみ。鍋やフライパンで煮立たせ、鳥のもつを入れて絡めながら、飴状に汁気がなくなるまで煮詰める。
歴史
- 1950年(昭和25年)頃:甲府市の蕎麦屋「奥藤」が、廃棄されてもったいない鳥のもつを使った安くておいしいものとして考案。
- 評判となった鳥もつ煮は、他の飲食店に広まり、スーパー等の惣菜としても販売されるようになる。
- 2000年代:スーパーでは惣菜の種類が増え、店頭での扱いが低下傾向となる。
- 2008年:甲府市役所職員若手有志がまちおこし団体「みなさまの縁をとりもつ隊」を旗揚げ。「甲府鳥もつ煮」の名称でB級グルメとしてPR活動を行う。
- 2010年:B-1グランプリ優勝。
関連項目
最終更新:2015年10月12日 19:10