G27改造







G27冷却改造

連続長時間(1時間以上)使用するとFFB用モーターが熱ダレを起こしてパワーダウンしてしまうので「G25 冷却」といったキーワードで検索し、後述する処置を施しています。
また、センターずれ(ハンドル舵角を検知しているセンサー部分の円盤状の部品の破損防止)にも効果があるようです。
円盤状の部品が破損してもビニールチューブと接着剤で処置出来るようです。
ハンドルの外し方はこちらのハンドル交換をしているブログが参考になると思います。
円盤状の部品を覆っている黒いカバーの外し方ですが、モーターの間の基板を外し、その下のプレート(基板を固定するプレート)を外します。あとは黒カバーの周囲をミニマイナスドライバーでゆっくりとホジホジとやってたら外れます。

ちなみにG27の並行輸入版の現在価格はこれくらいのようです。

モーターの見た目やサイズはラジコン用と同じですが内部構造が違う(自分で分解したことはありませんがネットで調べた限りではG27は5極でラジコン用は3極らしい)のでラジコン用モーターに交換することは出来ないようです。

追記 2013年12月13日
G25(G27)用モーターの型番を調べようとググったら北米のフォーラムで「Johnson HC685LG-011」という製品だと書かれていました。製品のPDF資料の備考に「Force Feedback」と記載が有るので間違いないと思います。但し、2013年12月上旬時点では製造が終了したのかJohonson公式サイトに載っていません。スペックが近い製品として「Johnson HC685LG-024」というのがあったのですが、トルクと消費電力が約1.8倍なので使用時のFFBの強さとアダプタの温度に注意が必要かもしれません。PDF資料の備考に「Vibration, Video Games」と書かれているので何かしらのゲーム製品に使われているのは間違いなさそうです。「Johnson HC685LG-024 G27」でググってみたところ、ハンガリー語のページがヒットし、G25/G27用モーターの代用品として使えるのはどれかという情報を出し合って議論しているフォーラムしかヒットしませんでした。
PDF:Johnson HC685LG-011
PDF:johnson HC685LG-024

追記 2013年12月23日
G27のモーターの刻印を確認したところ「SGSTCL SRS-555SH-14260-R/91/100L R1029/10300」と記されていました。
追記ここまで



既成品では存在しないケーブル(上部中央の4本ケーブルの少し右側)はUSBテンキー用のケーブルです。ハンドルの中心にケーブルを通しています。
このラジコン用540モーターヒートシンク(500円くらいだった)を付けているのですが、随分前から在庫無しになっており、今買うならこちらのラジコン用540モーターヒートシンク(500円以下)で十分です。


PC用の8cmファン12vをUSB 5vで駆動させているため静かです。
右側のスイッチ(赤レバー)はファンのOn/Off用です。
風向きは吸気(下向き)よりも排気(上向き)の方が良く冷えていたので常時排気にしてます。
片付けるときにアダプタが邪魔なので割り箸とアイスの棒をホットボンドで固定し、その上に結束バンド(インシュロックともいう)で縛っています。
以前はアダプタを直接ホットボンドで固定していたのですが、メンテナンスのときに外せなくて面倒なので結束バンドで縛るようにしました。


ファンの裏側です。


このUSB接続端子の左から2番目(黒)と3番目(赤)の基板側(裏)からファン用の電源(5v)を取っています。


ゼムクリップを適当な長さにカット。
基盤裏に電線を半田付けし、電線の反対側にカットしたゼムクリップを半田する。
ファンの端子にカットしたゼムクリップを刺した状態でホットボンドで固める。


穴が明いているように見えますが、中は穴が開いていません。
ネジ2本で固定されているのでこの化粧カバーを外す。


ガスコンロで熱したカッターナイフで吸気用の穴を開ける。



ペダルの静音(消音)化

「G27 ペダル 静音」でググれば出てくるサイトを参考にやりました。
ペダルを最も踏み込んだ状態から弾けば大きい音はしますが、通常操作ではそういうことはしないのでそれなりに静音効果はあります。

ダイソーで買ってきたシールフェルト

シートフェルトを適当な大きさにカット(1cm x 5cmくらい)

ペダルを外した状態のブラケット(ブラケットを木材にネジ止めしている状態)

ブラケットにシートフェルトを貼り付け



ハンドルを外さずにトップカバーを開けれるように加工

通常はハンドルを外さないとトップカバーを外せないのでメンテナンス性がよくありません。
画像のようにカットすればハンドルを外さずにトップカバーを外せるようになります。


両端1cmのところに溶けた後がありますが、その位置ではトップカバーが外せませんでしたのでやり直してます。
普段は養生テープで固定しています。
ベタつかないので良いです。














最終更新:2014年12月28日 21:44