G27 アクセルペダル及びブレーキペダルのボリューム分解修理




ペダルボリューム(可変抵抗器)の分解修理

  • 2014年2月頃、アクセルペダルを踏んでもいないのにペダルを少し踏んだ状態になることが多発するようになったので修理することにしました。
  • 一般的にはボリュームの隙間に接点復活剤を吹きかけてはペダルを5~10回踏み込む、という作業を10回ほど繰り返せば改善されることはあります。しかし、液が中に浸透せずに接点をクリーニングできなかったり、内部に吹きかけた液が残留したままになるとプラスチック部分を劣化させる場合があります。ということで(私的に)ボリューム分解は難しくないのでサクッと分解修理しました。
  • 接点部分にグリス(?)が塗布してあったのですが、とりあえず接点部分を清掃するだけで済ませました。今後、再発またはボリュームが完全に壊れてしまった場合にはボリュームを交換する予定です。
  • ボリュームの分解清掃から約2ヶ月経った頃、アクセルペダルの全開から少し戻すとほんの一瞬ですがアクセルを全く踏んでいない状態(一瞬なのでGT6の操作には全く支障が無い感じでした)になることが稀にあったので再分解してこちらの接点グリスを塗布しました。



アクセルペダルの配線
接続されている場所を間違わないよう線を外す前にカメラで撮影またはメモる。

ブレーキペダルの配線

ボリュームのクリップを外す。
引っ掛けてある部分を千枚通し等を使って少し曲げることで簡単に外せる。

ギアとパネを外すと下記画像のようにナットで締め付けてあるので緩めて外す。
(元に戻す時、ナットを締め付け過ぎないよう十分注意すること。ビス側がプラスチックなので締め付け過ぎると破損する可能性があります。)

ペダルのボリューム(可変抵抗器)

ミニマイナスドライバーを使って爪の部分(4カ所)を広げ、ボリュームを分解

接点部分(黒いところの一部分)に導電グリス(接点グリス)が塗布してあるのでティッシュペーパーで拭き取る(※ティシュだと紙片が残るのでウェスがオススメ)
拭きとった部分にこちらの導電グリスを(綿棒などでを使って)塗布。
導電グリスを黒い部分以外(特に内側と外側の黒い部分の間にある白い部分)に塗布しないように注意してください。
はみ出した導電グリスのせいで内側と外側の黒い部分が通電してしまうと可変抵抗器として正常に動作しなくなる可能性があるためです。
もし、はみ出してしまった場合は導電グリスを全て拭き取って塗りなおしてください。



こちらも接点部分(3カ所)の汚れをティシュペーパーで拭き取る(※ティシュだと紙片が残るのでウェスがオススメ)

以上、元に組み直して修理完了。



















最終更新:2015年10月22日 23:41