永琳×ゆっくり系10 実験監獄

「ここがれいむたちのおうち?」
「そうよ。この小屋を使ってね。水はあの小川に。食べ物は私達が用意するから草なんか食べなくて良いわよ」

ゆくりれいむ達が通された部屋は天井が高くまるで外にいるようだった
そこでこれから起こる嫌な事を彼女達は知る由も無かった

風が草木を揺らし、ザザッという音が心地良い
ゆっくいれいむ達は地上での大変な実験の日々を思い出していた
マスクを付けられ、何時間もルームランナーで走らされた
何か小さなカプセルを飲まされたこともあった
しかし、実験室の責任者はそんな仕事から解放してくれた

「もっと簡単な仕事にしてあげるわ。お家も食事も用意してあげる。もちろん、あなたが大好きなあのゆくりまりさも連れて」

部屋に小屋や以外にもう一つ、小さな建物があった
れいむたちが住んでいる小屋と違って木造ではなく白い壁と白い屋根、正方形のした住みにくそうな場所だ



「統計上の数字のお部屋」と可愛らしい文字で書かれた部屋の前から
八意永琳は出てくる

ここはゆっくりたちの労働力として有効か否かを調べる施設
ゆっくりたちは地上の実験室で比較的従順であるとここに連れて来られる


「鈴仙、私は準備をするから、あなたは説明用のゆっくりを持ってきてちょうだい」
外にいる従者、助手、部下である鈴仙にそれを伝えると、永琳はさっさと部屋に戻ってしまう

「さ、みんな、やってもらうお仕事を説明するわね」
ゆっくりれいむ達は仕事をしないと餌がもらえないことを知っている
それで餓死してきた仲間も多い
だが、それは怠惰であったための罰だとゆっくりれいむたちは思っていた
働けば餌は手に入る。森にいた頃よりも確実に。そして理不尽な暴力を振るう人間もいない
目の前で笑っているおねーさんは人間だったが、優しかった

「私についてきて」

永琳の説明は簡単だった
まず、仕事はレバーを操作するだけの簡単なもの
悪い事をしたゆっくりを苦しめて悪い事を白状させれば良いのだ
しかも直接手を下す必要など無いレバーの操作をすれば良いだけだ
罪を自白したらならすぐにおねーさん達が罪人のゆっくりを連れて行く
絶対に家族に危害は加えさせないし、罪を自白したゆっくりは軽い罰を受けるだけで済む
れいむたちはおねーさんの指示に従っていれば良いだけ。もし嫌なら拒否してよい
仕事をしなくても最低限の餌は支給する。仕事をすればそれだけ餌のグレードも上がる
ただし、餌のグレードは仕事の結果に影響されない。罪を自白させてもグレードは上がらない
「仕事をする」これが唯一のグレードを上げる方法、そう説明された


「さて、そろそろ容疑をかけられたゆっくりが来るわ」
白い正方形の箱の中には人間が入れそうなぐらいの透明の箱とレバーとイスが置いてあった
イスはどうやらおねーさん専用のものらしい
「そのまえに・・・おかーさんれいむにはレバーを操作してもらおうかしら、舌で押すの、前に倒してみて」
母りむは言われたようにレバーを倒していく
しかし、レバーは最後まで倒れず、真ん中でと待てしまう
「もう少し力を強めてみて」
グッと舌に力をこめるとレバーは次第に進んでいく、そしてレバーは一番奥まで倒れた
「要領は分かったわね。じゃあ、最初は私がやってみるわね」
しばらくすると鈴仙がゆっくりまりさを持ってきて箱の中へ入れる
そして、鈴仙はイスに座る
透明な箱の中ではゆっくりまりさが騒いでいる。その声はスピーカーによって白い部屋の中でも聞こえる

「まりさ、わるくないよ。まりさなにもしてないよ」

鈴仙がマイクで透明な箱のまりさに話しかける
「あなたはみんなの餌を一人占めにしましたね」
「まりさじゃないよ」
ゆっくりまりさは首を、いや身体を横に振る
「上げてください」
鈴仙がそういうと永琳はレバーを少し前にやる
「ゆっ?なにこれ?ゆ?ゆ?」
まだ痛みは無いらしく、今まで感じた事の無い感覚にまりさは不思議そうにしている
「もう一度聞きます。あなたはみんなの餌を一人占めにしましたね」
「まりさじゃないよ。さっきからいってるでしょ。ゆっくりりかいしてね」
「上げてください」
また永琳はレバーを少し前にやる

「ゆぅ!!い゛だい゛!!い゛だい゛!!い゛だい゛!!」
急にゆっくりまりさが痛がりだす。それまで黙ってみていたゆっくりれいむ達も心配になって永琳に言う
「やめてあげて。いたがってるよ」
「あら、あなた達は餌を独占されても怒らないの?この子のいたケージではこの子が一人占めしちゃったせいで赤ちゃんが何匹か死んじゃったのよ」
「ゆ・・・それはまりさがわるいよ!!」「ゆっくりしね!!」「ゆっくりいたがっていってね!!」

鈴仙は同じ質問を繰り返し、自白と謝罪が無ければレバーの操作を命じた
永琳はそれに従いレバーを倒していく。半分まで上げたあたりでようやくゆっくりまりさは自白と謝罪をした
その頃には何度か餡子を吐き出し、皮は所々切れ、帽子はボロボロになっていた
鈴仙によって透明の箱から出されるとすぐに白い部屋から連れ出された

それまで無表情でレバーを操作していた永琳は急に笑顔になって
「こういう具合にお願いね」とれいむたちにお願いした

ゆっくりれいむ達を白い部屋から出す
「あと、お願いがあるのよ。誰がお仕事してくれたかわかるように皆にバッチを付けさせて欲しいの」
永琳はポケットから綺麗な色のバッチを取り出す
「うわー、きれー」「くれるの?」「ゆっくりつけてね!!」
れいむ達は大喜びだ
「好きな色を選んで。ただし、同じ色はダメよ。あと取り合いの喧嘩もダメよ」
わいわいとれいむ達がバッチを選ぶ
永琳はそれをノートに書き写していく

ゆっくりれいむ:黄色(ナンバー1
ゆっくりれいむ:白色(ナンバー2
ゆっくりまりさ:赤色(ナンバー3
ゆっくりまりさ:青色(ナンバー4
ゆっくりアリス:緑色(ナンバー5
ゆっくりパチュリー:黄緑色(ナンバー6

「じゃあ、バッチを付けてあげるわね」
帽子やリボン、ヘアバンドにバッチを付けていく
「うん、かわいい。じゃあ、お食事にしましょうか、すぐに用意させるわね」

その日はたくさんのご飯が食べられた


「ねぇ、鈴仙、あなた軍にいた頃に尋問とかはした?」
「いえ、そういうのは・・・」
「・・・あなたの能力なら凄く適していると思うんだけど」
赤い瞳を覗き込む、何の力も発動していなくても魅入られてしまいそうな深い赤の瞳
その瞳は困ったように、永琳の眼差しから逃れる
「もし、私がしろと言えば、あなたはどれ位の事をしてくれるのかしら。そうね私が望めば同胞を殺してくれるかしら?」
「そ、それは・・・」
逃亡した兵士が黙り込む
「そうね・・・ごめんなさい。この話はここでおしまい!」

"私だって従者だからって理由で殺したわけじゃない"

「と、ところで今回の実験は人間での実験結果の資料があるんですよね。見せてくださいよ」
「外の世界のものだけれど、ミルグラム実験、アイヒマン実験と言うのよ」



ここでの生活が始まってから三日たった
未だに仕事は来ない。餌のグレードは高いままだった
ふいに部屋のドアが開く、永琳はしっかりとゆっくりまりさを掴んでいる
「みんな、今日からお仕事よ。誰がするかゆっくり決めてね」
先に永琳は白い部屋に入っていく
白い部屋に入れるのも仕事をする一匹だけ
白い部屋の外には鈴仙が待機している

「むきゅん、たいりょくのいらないしごとならまえまでめいわくをかけてたわたしがいくわ」
その日はゆっくりパチュリーがやる事になった

レバーを操作するだけの簡単な仕事
相手は苦しむが悪い事をした悪いゆっくりだ
何も自分は悪い事をしていない

目の前で悲鳴を上げるゆっくりまりさ
自分は悪くないと言い聞かせるゆっくりパチュリー
「上げなさい・・・どうしたの、上げなさい」
レバーを動かす舌がいつの間にか止まっていた
「お仕事はもう辞めにする?いいわよ。お仕事してくれたから餌のグレードは上がるわ」
「・・・」
ゆっくりパチュリーは無言だ
「別にこのゆっくりまりさが痛がろうと死のうと、あなたの責任ではないわ。私以外、あなたの所業を見ていないし、
 私は公表しない。そのゆっくりまりさだって口封じをして外に出す。もし、不安ならあなたの納得する方法を処置するわ
 無論、誰かに告げ口なんてしないわ・・・あぁ、もしかしてレバーが重たいかしら?それなら今すぐに調節するわよ」
永琳はドライバーを取り出す
「ほんとに、パチュリーのせいじゃない?」
「ええ、この子は罪人よ。裁かれる者が悪いのであって、裁く者が悪い道理は無いわ」
レバーが前に倒される
「続けるのね。じゃ、よろしくお願い」

ゆっくりまりさが罪を告白し謝罪をする頃にはレバーは4分の3まで倒れていた
多少ボロボロにはなっていたが、息もある。たぶん治療をすれば完治する
透明の箱から出されるとすぐに口に白いテープを張られ喋れなくされ
さらに少し小さめの箱に入れられる
「口止め対策だけど、まだ何か必要?」
「ううん、ゆっくりなおしてあげてね」
「ええ、この子は謝罪したんですもの」
仕事が終わる。今まで食べていた餌よりも良い餌が来る
皆はパチュリーを褒め称えた
パチュリーも皆に恩返しができてとても嬉しかった
きっとあのゆっくりまりさも今頃はベッドでゆっくり寝ている頃だろう


「ああ、てゐ、もう上がりかしら?」
永琳はちょうど地上に上がるエレベーターの前にいたてゐを捕まえる
「このゴミを地上に持っていけば終わりだよ」
「じゃあ、コレもお願い」
ゆっくりパチュリーは少し心配していた自分のやった事が本当に誰にも告げ口されてないか
おねーさんは信頼できるけど、あのゆっくりまりさは・・・
しかし、心配は徒労に終わる。あのゆっくりまりさはその日のうちに焼却炉に投げ込まれた


お仕事は続く
変化が現れたのは全員が二回ほどお仕事をやった後だった
自分達から言わなければ自分達の所業は仲間の知る所ではない
しかし、ゆっくりパチュリーはよく他のゆっくりに仕事の結果を聞くようになった
どこまでレバーを押し込んだか、どこまで相手を苦しめたか
おねーさんは決して教えてくれない。だからみんなに聞いた

「ゆ、こたえたくなよ」
「むきゅー、おしえてよ。おしえてよ」

誰もパチュリーと口を利かなくなった
それからパチュリーは誰よりも勤勉に仕事をするようになった
ゆっくりたちは最初の取り決めで一週間の内の六日を交代でまわし
最後の一日の仕事はしないと決めていた
しかし、休みの日にもパチュリーは仕事をした
それだけじゃない。何かと理由をつけて仕事をサボりたがっていた青色バッチのまりさに代わってパチュリーは仕事をしだす
みんなは心配になり、青色バッチのまりさに働くよう言うが
「パチュリーはやりたいっていったんだよ。まりさはわるくないよ」と悪態をつかれる始末
パチュリーの方も仕事をしたいの一点張りで、れいむ達を困らせた


ある日、事件が起こる
黄色バッチのゆっくりれいむは焦っている
4分の3までレバーを倒しても、目の前にいるゆっくりアリスは罪の告白も謝罪もしない
「あなたがゆっくりまりさを強姦し、殺したのね」
「ぢがうよ!!ぢがう!!アリスはだだゆっぐりぎぎぎぎ!!!」
「上げなさい」
これ以上レバーを上げればどうなるか、ゆっくりれいむも分かっていた
人一倍、ゆっくり一倍優しい黄色バッチのゆっくりれいむは仕事の中止を求めた
お仕事は初めて中断された
「ええ、良いわよ。これでお仕事を終わりにするわ。餌のグレードは維持するから心配しないで」
黄色れいむは退室する。それ以来、黄色れいむはお仕事の相手に優しく接した
そして、危なくなったと自分で判断したらすぐにお仕事を中断した

4週間目辺りで明らかに連れてこられるゆっくりたちに変化があった
罪を認めないのゆっくりが増えてきた。たまたま優しい黄色えいむや緑色アリスに当たっているだけだ
次にお仕事をやるのは責任感の強い赤色まりさだ

まりさはレバーを操作し続けた
5分の4押し込んだが、自白も謝罪もしないゆっくりれいむに苛立っていた
「餌を盗んだのはあなたね」
「ぢがう゛よ゛ぉぉぉぉ!!!」
「上げなさい、どうしたの?上げなさい」
赤色まりさも理解した。これ以上倒せば確実にゆっくりれいむは死ぬ
でも、お仕事は続けなくてはいけない
「やめる?」
その言葉を無視し、レバーを押し込んだ

「ゆぎゅうううううううううううううう!!!!!!」
物凄い悲鳴と吐き出される大量の餡子、皮は一部が黒くこげ、眼球は飛び出している
悲鳴がやむと、ゆっくりれいむはパタリと倒れる
「そこまでね。お仕事は終わりよ。退室してちょうだい」
「ゆ?でも、このこみとめてないしあやまってないよ」
「分からないの?死んだわ。お仕事は終わりよ。退室して良いわ」
「ゆゆ!!」
「別に何か負い目を感じることは無いわ。私に従っただけですもの」
「う、うん」
赤色まりさはなんだか褒められている気分だった
自分はおねーさんの指示通りできた。自分を誇らしく感じた


お仕事は続く
次第にやる気のあるゆっくりとないゆっくりに別れてくる
あるのはゆっくりれいむニ匹と赤色まりさ、黄緑色パチュリーだった
ないのは青色まりさと緑色アリス
特に青色まりさはパチュリーが代わってくれてから全くお仕事をしなくなった

「まりさ、おしごとやってよ!!」
とうとう責任感のある赤色まりさが怒る
「いやだよ。まりさ、ゆっくりしてるもん。パチュリーがかわりにやるよ」
青色まりさがピョンピョン跳ねて、小さな木の裏に隠れる
赤色まりさはとうとう頭に来たらしく激しく青色まりさを罵倒する
「ろくでなし、くず、まぬけ、のうなし、ごくつぶし、むのう、かす、ごみ」
罵詈雑言の雨を浴びせても青色まりさはケロッとしている
「ゆっくりむだぼねおっていってね!!」
舌をビロンと出して挑発する青色まりさ
「むきゅー、まりさ、もういいじゃない」
「でも、パチュリー、あいつはおしごとしてないんだよ」
「おねーさんにいえばいいわ。それにわたしがかわりにおしごとするのはいっこうにかまわないもの」
「ゆ、パチュリーがそういうならいいけど・・・」
パチュリーにとっては大好きな仕事の時間が減ってしまうのが大問題だった
それに比べれば何もせずにのうのうと美味い飯を食っているゆっくりまりさなどどうでも良い存在だった

永琳がカゴいっぱいの野菜や果物を持ってくる
みんなそこに集まるが、今日は少し様子が変だった
青色まりさだけが寄ってくるが、あとは誰も来ない
気になって永琳は小屋まで行き尋ねる
「どうしたのかしら?食欲ないの?」
「ちがうよ。おねーさん、ゆっくりおはなしきいて」
「ええ、勿論。ゆっくり聞くわね」
小屋の中にカゴを置く、そこに青色まりさが走ってくる
キッと赤色まりさは睨むが、おかまいなしに青色まりさは果物を食べ始める
「あ、ちょっと、こら、あなた、まだみんな食べ始めてないのよ!」
青色まりさは口にほうばれるだけの果物を含むと、すぐに逃げ出した
「・・・お話はあの子の事ね。さ、聞くわ。心配しないで果物だけ後で別に届けさせるから」
「あのまりさはね。おしごとをしてくれないんだよ」
サボり癖のあるゆっくりまりさ、従順なゆっくりを集めたつもりだったが
サボれる手段が見つかれば、これか。永琳は頭を痛める
しかし、対処方法は簡単だ。サボり癖のついたゆっくりなどこの実験室の実験対象としては価値がない
「分かったわ。あの子には別の部屋に行ってもらう。それでいいわね?」
今まで罰を与えてきたゆっくり達はすぐに思いつく
たぶん、ここと同じような場所に連れられていって、あの透明な箱に入れられるんだ
赤色まりさは仕方ないと思ったが、黄色れいむが反対する
「そ、そんなことしなくていいよ。ゆっくりかんがえてね。おねーさんがちょっとちゅういするだけでいいよ!!」
「れいむ、だめだよ。あいつはそんなことしてもむだだよ」
「むきゅん、れいむ、ゆっくりかんがえてね。あのこがじぶんからおしごとをしたことなんてないでしょ」
「パチュリーたちのいうとおりよ。れいむ、もうだめなのよ」
ただ一匹だけ緑色アリスだけが関係ないとばかりにそっぽ向いていた
「黄色のれいむ。よく聞いて、あの子はこれまで地上でがんばってきたし、ここでも数回はお仕事をやったわ
 だから、あの透明な箱に入れるなんて絶対にしない。別の部屋であの子に合う仕事をしてもらうだけよ
 大丈夫よ。心配しないで、私が今まで嘘を言ったことがあるかしら?」
黄色れいむは納得したのか、頷いた
そして青色まりさは連れて行かれる
行き先は「怖い化け物のいる部屋」だ。懲罰にはちょうどいい
あのサボりのまりさが必死で逃げるところも見てみたい

サボっている奴は追放できる
次に目を付けられたのは緑色アリスだった

黄色れいむも積極的に注意しなくなった
新しい部屋でアリスに合った仕事を見つければ良い、そう思ったからだ
「ありす、なにかしたいことある?」
「とかいはのありすは、もっとクリエイティブでビッグなしごとがしたいわ」
「ゆー?いなかもののれいむにはわからないけど、すごそうだね。おねーさんにそうだんしてみようよ」
みんなで話し合って、アリスは出て行くことになった



四匹でお仕事をがんばった
少し大変だったけど、立派にお仕事をやり遂げた



「ああ、師匠、これ実験の結果です」

:黄色れいむ
優しいからか実験中断率が高い
レバーもゆっくり上げていく傾向があり、実験後は被験体を労わる傾向にある
罪に対しては全体的に寛容で、言動も罪人を慰めるものが目立つ
仕事は好いても嫌ってもいないようで、どちらかというと生きる手段ではなく
罪人となったゆっくりたちを更正させるために参加しているようである
仕事と自分の使命を混同しているため服従の度合いは低いと考えられるが
労働態度は至ってまじめなため、目的を与えてやれば労働力として使用に耐えうる

  • 白色れいむ
基本は優しいが、実験の中断率はそれほど低くない
レバー操作に緩急をつけて器用に締め上げている。レバーを戻すというアイデアに行き着いたのはこの子とパチュリーだけ
罪に対してはあまり関心が無く、言動は淡々と作業をこなしている様子
仕事は好いているようで、餌を得る手段とキチンと認識している
罪人の更正には興味が無く、自白、謝罪と言った結果に拘る傾向がある
仕事に拘りを感じてるようで、結果に拘る
被験体の生死と自白謝罪の結果を天秤にかけることに苦悩しているようですが
強く指示をすればそれに従います。労働態度は至ってまじめで服従の度合いも高いです
労働力として十二分に期待できます

  • 赤色まりさ
責任感があり、実験の中断率はかなり低い
レバー操作が乱雑で、不器用だ
罪に対しては罰せられるべきと明確な正義感を示し、被験体に対し恫喝するような言動が見られる
仕事に義務感を感じているようで、やるべき事とキチンと理解している
罪人の更正に興味があるようで、しばしば連れ出された青色まりさの事も気にかけていた
被験体の生死にはあまり興味が無いようで、死亡した場合でも何か罪の意識を感じている様子はありません
むしろ、命令通りにレバーを操作できた自分を誇っているようでした
リーダーとしての適正があり、下の者に注意を促す事もできるでしょうが
少々頑固で、高圧的な所があります。大規模なグループのリーダーには向かないでしょう
労働力としてはそれなりに期待できます

  • 青色まりさ
実験中止、ストレス耐性実験に関する部屋へ移送
のちに共食いゆっくりれいむによって捕食され死亡
詳細はストレス耐性実験の資料の項目46番で

  • 緑色アリス
実験中止、焼却処分


  • 黄緑色パチュリー
予想では本来自分より遥かに寿命の長い種のゆっくりの生命の決定権を握っているという興奮からか
実験中止を申し出た事は一度も無い。レバー操作は繊細で戻しては上げるという拷問に近いやり方を一番に習得する
今回の形式の仕事にだけ特別に興味があるようで、ゴミ拾いなどのお願いは聞いてくれなかった
被験体の生死に非常興味があるらしく。寿命や生命に関する質問を良く受ける
労働力としては無価値に等しいが、別の実験で使えそうなので保留

追加)加虐性の性癖の疑い、別実験室にて調査決定




「ふんふん・・・、いい結果ね。パチュリーを回収して、あとはガス処分で良いわ」
「せっかく、あんなに育ったのにですか?」
「どうせ、外に出せないし。他の実験も必要だしね」


あの子達の頑張りなど、所詮無意味なのだ
虚しい気持ちでコントロール室に移動する鈴仙
自分の報告書を受け取ってくれた永琳の笑顔を思い出す
自分は幸せ者だ。あの人のためなら

ガス注入、5分前です
作業員は直ちに退去してください

またお仕事が始まるのかな?
れいむたちは三匹になってしまったが、お仕事をがんばろうと声を掛け合った




















~あとがき~
そろそろ「歌うのをやめないで」とかのギャグものを書きたいです
四日ぶりにオナニーをしたら、凄く出た気がします。何かの実験に使えないか永琳に聞いてみます
そんな今日は7月21日(0721)→オナニーの日です
by118

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最終更新:2008年09月14日 08:24
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