注意書き
これはゆっくり虐待というよりゆっくりとゆっくりの戦いです
当然ながら虐められないゆっくりがいます（虐めるわけじゃないし）
ほんの少し過去作
ドスまりさの誕生 番外編１に関係する単語があったりしますが重要度はゼロに近いので読んだことがある人は苦笑いしてください
ゆっくり大戦（YW）の続編という形を取ってはいますが、世界観は同じでも時系列とかははっきりしていません、同じ戦争の戦場の一コマと思ってください
まぁ、この話はある程度はっきりしている方ですが…
こんかいゆっくり達が非常に頭がいい（人間並みに道具を使って文明を作ってたりする）のでそういうのが嫌いな人も読むときは注意してください
元ネタはフリーゲームの「KBAF」WW2が好きな人はやってみるといいかも
では本編行きます
これは、遠いところのお話
紫にスキマで異星へ追放されたゆっくりれいむ、まりさ、ありす、ぱちゅりー、みょん、ちぇん
れいむとまりさに別れた戦いは500年も続きついに星中を巻き込んだ一大戦争になっていた…
先日ぐれーとれいむが沈んだというニュースはれいむ軍に衝撃をもたらした
だがそれ以上にもっと頑張らないとみんなゆっくりできなくなるという意識がれいむ軍の連携をより強固にした
ぐれーとれいむは沈んだが「いれいむ」「ふれいむ」等の空母は健在だし弩級戦艦「らー・ゆっくり」を旗艦とする「せんじょうのれいむたち」隊も健在だ
れいむ軍の象徴ともいうべきぐれーとれいむが沈んだことは悲しい、だがこの戦争に勝てなければ一部のまりさしかゆっくりできない世界が来る
そんなのはごめんだ
ここは南方のれいむ軍航空基地
山脈に囲まれた内陸にあるこの基地は艦砲射撃を受ける心配もなく山頂に建てられた監視塔から素早く警報が出るため難攻不落の航空基地としてれいむ軍の主力が集まっていた
その基地の動きが今日はあわただしい。朝一番に出発した偵察機が敵艦隊発見の報告をしてきた
てきかんたいはくうぼをふくまず
この基地を空母なしで攻撃するのは不可能だ、だが敵艦隊はどうやら味方の輸送船団に向かっているらしい
輸送船団にはこの基地で使う物資も含まれている。味方を助ける目的と明日の「しあわせ～♪」を得るためにゆっくり達は愛機へと乗り込んだ
「いちしきゆっくりくじょうこうげきき」れいむ軍が誇る攻撃機だ
兵器の質で一歩劣るれいむ軍はまりさ軍との決戦にあたる際に少しでも多くの戦力がほしい
その際決戦の舞台は海の上、戦闘艦艇に限りがあるなら陸上機でそれを補うしかない。そのためには遠くまで飛ぶ必要がある…
この機体はそのために燃料餡子を多く搭載できるようになっている、その結果多少防弾性は弱くなってしまったが今のれいむ軍に新しい機体を作る余裕はない
ただちに量産されこの基地にも多くが配備されている
搭乗員れいむたちはすぐさま弾餡子庫にむかい爆弾ゆっくりや魚雷ゆっくりを積み込む
「ゆゆっ！きょうはくんれんはないはずだよ!!」
「きょうはじっせんだよ！わかるよねー！」
「ゆっくりりかいしたよ!!ぜったいにあてるからしっかりおとしてね!!」
もう後戻りはできない、れいむたちは爆弾や魚雷たちの頭部の安全ピンを抜いた
「ぜんきしゅつげき!!てきかんたいをげきはせよ!!」
「てきをゆっくりさせるとあしたのごはんがなくなるかもしれないよ!!」
50機ほどのゆしきかんじょうせんとうきといちしきゆっこうがエンジン音を高らかに空へと舞う
地上のゆっくり達は旗や帽子を振りながら見送った、この友人たちのうち何割かは永遠にゆっくりしてしまうのだということをゆっくり理解しながら…
「てきにくうぼはいないなんていったのはだれ!?せんとうきがいるよ!!」
「きっとてーさつきがみおとしたんだね！!わかるよー!!」
「ちーんぽ!!うしろからてき!!」
離陸してすぐ、もう少しで敵艦隊というところで攻撃隊は敵の迎撃にあった
もちろん偵察機は空母を見逃したわけではない、敵艦隊とは離れた場所にいた軽空母が攻撃隊の離陸を知り戦闘機を差し向けてきたのだ
ちなみにこれもスパイの仕業だったりする
「あぶない!!まうえからてきだよ!!」
「だめだよ!!かわせないよ!!」
「れいむうぅぅぅぅ!!!!」
上空から急降下してきた敵戦闘機と攻撃機の間にれいむ軍のまりさの乗った戦闘機が割って入った 当然まりさ機は穴だらけになり、燃料餡子をふきながら落ちて行く
「ま、まりさぁぁ!!」
副操縦ゆっくりであるれいむが叫ぶ、あのまりさとは本土に帰ったらすっきりすることを誓った仲だった
「ごめんねまりさ!!」
二匹の関係を知る機長れいむが泣きながら謝罪する
「そっちはななひき！こっちはいっぴき！きにしないでね!!」
「まりさぁ！まりさあぁぁぁぁ!!」
「ま、まりさは…まりさはみんながゆっくりできるせかいのためならこわくないんだよ!!」
「まりさ！あきらめないでね!!あきらめたらだめだってわかってるよね!!」
「れいむ!!まりさとゆっくりしたひのことをわすれｎ…」
無線はそこで途切れた、まりさ機はついに空中分解してしまったのだ
「まりさ…わずれないよ!!ばりざのごどはわずれないよ！!」
しかしいつまでも泣いているわけにはいかない、今日もどこかで自分のような目に逢っているゆっくりがいてもおかしくないのだ
「てきかんはっけん!!」
「ちんぽ！らいげきしんろにはいってね!」
まりさ軍戦艦「ますたぁすぱぁく」
甲板上では対空戦闘のため多数のまりさたちが対空ゆっくりがんを操作していた
本来なら敵の攻撃隊はほとんど戦闘機隊の奇襲で壊滅しているはずだった、だがれいむ軍の戦闘機隊が予想以上に奮戦し、まだかなりの敵機が残っている
さらに二機の攻撃機が突っ込んできた
「ゆっくりしぬんだぜ!!だんまくはぱわーだぜ!!」
一つのがんを指揮するまりさが部下のちぇんに怒鳴りつける
「わかってるよ！近づけないよ!!」
一機の攻撃機に命中、その機体は火だるまになり海に突っ込んだ もう一機も片方のエンジンは止まっている
チャンスだ!まりさは思った。奴も落とせば自分は艦を救った英雄だ
自分がとどめを刺そうとちぇんたちを押しのけてがんにつく ちぇんたちも戦果にこだわるかと思ったが素直にもちぇんたちは道をあけた
「ゆっくりおねがいするね!!」
「まかせてよ！まりさのかたきはぎょらいがとるよ!!」
「ゆっくりおとすよ!!」
このときすでに魚雷は落とされていた 落とした攻撃機は恋人まりさを失ったれいむだった
ちぇんたちはあの魚雷はかわせない、自分のいる場所のすぐそばに当たると考えて退避しようとしていたのだ
「ゆっくり死ぬんだぜ!!」
おかしい、弾が出ない
とうぜんだ、このゆっくりがんは装填手をのぞいても3匹はいないと動かない
「まりさはにげるんだぜ!!」
まりさが機銃座から降りてその場から離れようとした。だが遅かった
「まりさの敵だゆっくり死ね!!」
まりさは魚雷のあげた水柱に押し上げられる形で空を舞った
「ゆゆっ？お空を飛んでるみたい!!」
そんなセリフを言う暇もなくまりさのからだが上昇する勢いでつぶれていった
無線では敵戦艦に３本の魚雷が命中したという情報が入った、戦艦は沈まないだろうがもう引き返すしかないだろう
この攻撃機のれいむたちは魚雷を命中させたことをみんなで祝った、そしてしんだまりさと魚雷の冥福を祈った
その時副操縦士のれいむが異常に気づいた
「ゆゆっ、こうどがうまくあがらないよ！!」
そう、片肺飛行では高度は上がらない、しかも帰るべき基地は高い山脈に囲まれている
「このままじゃおやまにぶつかっちゃうよ!!」
「ゆっくりできないよ!!」
「わからないよ!!わからないよ!!」
「おちついてね!!みんなおもそうなものをぜんぶすてるよ!!」
機長れいむの判断により少しでも機体を軽くしようとがんや無線機、照準機などを片っ端から機外に放り投げる
「だめだよ!!高度が上がらないよ!」
操縦桿を引っ張る副操縦れいむが青ざめ、悲鳴を上げた
このとき機長が機内を見まわしたこと、副操縦れいむ以外のゆっくり達は機長と目が会った時に頷いたこと
副操縦れいむは気付かなかった
「やったよ！なんとかこえたよ!!これでみんなゆっくりできるよ!!」
機体は何とか山脈を越えた、あとは基地に降りるだけである
しかしさっきまで自分を励ましてくれた仲間たちの声はしなかった
「ゆ？どおしたの…みん…な？？」
そっと後ろを見るれいむ、しかし機内にはだれもいなかった
「み、みんな…とびおりてひこうきをかるくしてくれたんだね…でも…これじゃあれいむはゆっくりできないよおぉ!!」
れいむの悲鳴が誰もいない山脈にこだました
次の日、れいむ軍はますたぁすぱぁく大破のニュースに沸きかえった
撃沈はできなかったが数ヵ月は修理のため戦場に出てくることはないだろう、れいむ軍ではぐれーとれいむの仇打ちができたと大喜びだった
そしてさらに次の日、機体は帰ってきたが搭乗員を全員失ったあのれいむは本土への帰還命令が出た 本土の教育隊への転属命令が出たのだ
そしてそのれいむはついに内地の土を踏んだ
そのれいむを迎えたのは二股かけてたゆっくりありすだった
そのひのよるはすっきりしたってさ!!
あとがき
元ネタはまんが「スタンレーの魔女」です
知っている人がいたらお前何歳だよという話になると思いますが自分は19歳、まだ（法律上は）酒も飲めない青二才です
ちなみに「俺とゆっくり」の飼い主と同い年だったりします
この年でWW2ネタが好きなので中学生の時に付いた二つ名が「頭の中だけ半世紀前」
そんな俺がまともな人間にそだつわけもなく…
質問等があればスレとかで見たら答えます
続きは…未定です、虐めスレとは少し路線が異なると思うので「もう書くなバカ」とか言われたら続きは書きません
でもそういうのがなければ気分しだいで続きを書くと思います
8月19日 2354 セイン
最終更新：2022年05月03日 21:55
