直接的な虐待はありません
愛でられたゆっくりについてはまったく知りません
ドスまりさが出ます
ちょろっとあにゃる



ここは加工所にあるゆっくり養殖場、ここでは名の通りゆっくりを養殖しそれを実験等に使っている。
ここで生まれてくるゆっくりは四種、れいむ、まりさ、ぱちゅにありす。どれも植物型にんっしんで生まれてくる
食用にされる事は無く、ドスのいる群れゆっくりとしてなるべく野生に近く育てられる。
必要に応じ赤ゆっくり、子ゆっくり、時には成体ゆっくりを繁殖飼育させていた。
そんなある日いつものようにゆっくり収穫作業をしていた加工所の職員は思った。
(ここで育つゆっくりや野性ゆっくりはほとんどがゆっくり出来ずに死んでいく。愛でられた飼いゆっくりは人の手でゆっくりさせられたものだし、野生に近い状態で最後の最後までゆっくりさせ続けたらどうなるのか?)
思い立ったが吉日、職員は上司に掛け合いまだ実の状態の赤れいむをそれはそれはゆっくりと育てる事にした。


「ゆっきゅりちていってね!」
「「ゆー!!この赤ちゃんれいむはとってもきれいおかざりをしてるよ!」」

この赤れいむは生まれた瞬間からとてもゆっくりしていた。
ここでは固体識別のため、実の状態からそれぞれの飾りにタグが付けられている。職員がれいむのそれを特別綺麗なものにしたので
大好きな母れいむと父まりさがこの特別なれいむの誕生を一番喜んでくれたのだ。
れいむは五匹姉妹の真ん中、姉も妹もとっても褒めてくれた。

赤れいむはとてもゆっくりしていた。
おかーさんは初めてのご飯のときれいむにだけ口移しでくれた。
おとーさんはれいむに一番長くすーりすーりしてくれた。
皆と一緒にドスにあいさつしに行ったときドスと補佐役のぱちゅりーは群れで生まれた赤ちゃんの中で一番気に入ってくれた。

この赤れいむが子れいむになるときにはとてもゆっくり出来る友達が出来た。
狩りが得意なまりさ、れいむもびっくりするほど綺麗で上品なありす、おとーさんおかーさんより物知りなぱちゅりー。
いっつも四匹で遊んでいた、時々群れの広場から離れて冒険したときは必ずあまあまさんを見つけた。
れいむに嫉妬しいじめるゆっくりは何故か次の日になると居なくなっていた。

れいむが成体近くになる頃、まりさとぱちゅは次のドスと補佐役と言われるほどになった。
友達がそれ程になるのはれいむにとっても嬉しかったし自慢になったけれど
とっても綺麗で皆に優しいありすにけっこんしましょうと言われた事がれいむにとって一番だった。
おとーさんおかーさんが居なくなった時、群れの子供や赤ちゃんが突然消えたとき、ドスやぱちゅが引退すると言ったとき
とても悲しかったけど、その都度ありすやドスとなったまりさ、たくさんの言葉で慰めてくれたぱちゅやありすと育てた子供達がいたおかげで立ち直れた。

それかられいむはとてもとてもゆっくりと過ごした・・・


そしてれいむにとって最後の日
その日は群れ総出でれいむの最後を見守った。

「ゆぅ…れいむはもうたくさんゆっくりできたよ…みんなのおかげだよ」
「でいぶうううう!ありずをおいてかないでええええ!!」
「おがーざあああんゆっぐりじでよおおおおお!!!」
「むきゅ…ありすにこどもたち、かなしんじゃだめ。れいむをみて、いまとってもゆっくりしているわ、これはゆー往生といってとくべつなものなのよ」
「ゆー往生?ぱちゅ!ドスにそれをおしえてね!」
「とてもゆっくりしたゆっくりだけがたどりつけるさいごのことよ、れいむもみんなもゆっくりできるの」
「でもれいむはゆっくりしてないよ!れいむ!ゆっくりして!」
「ゆ…こどもたち…ゆっくりしたおとなになってね。まりさにぱちゅ、これからも皆をゆっくりさせてね」
「ありす、れいむひとりになるのがこわいよ・・・さみしい・・・よ」
「「「「ゆううううう!!!れいむうううううう!!!!」」」
「ご、こどもだぢ!おがあざんにずーりずーりじまじょうね!!」
「おがあざん!ずーりずーり!だいずぎだよおおおお!!!」

ゆー往生って何だ、それより何も起きないのかとモニタ越しに見ていた職員が思ったその瞬間

「ありずはでいぶとずっといっいっいっんほおおおおおお!」

突然発情したかと思えばありすの目、口、あにゃるからカスタードがゆっくり目で見て致死量だと分かるほど漏れ出す。
「ゆ、ゆぎゃああああおどおざああああゆっぐ、ぐるじ・・・ゆっゆっあぶっゆ゙っ!」
ありすの異変に駆け寄ろうとした子供達はなんと爆裂してしまった
「ぱちゅ!こ、これはいったいどういうこと!?ありすとこどもたちががしんじゃったよ!」
「むきゅうううううん!わからないわ!なんでごっ!!ぶっ・・・ぶぎゅう!」
続いてぱちゅりーも、そしてまわりで見ていたゆっくりたちも
「ゆー!どうなっでぐっぐぅ・・・」
「おかーしゃんどうちたの?ゆっ!ゆううううう・・・」
「ゆうう・・・こわいのけどなんだかすっきっきっきゆ゙っゆ゙っ」
「ま、まりさはとにかくにげゆばっっ!!」
「ごんなのどがいばじゃなびっ!!」
「むきゅっきゅっゆっゆっゆっ」

「みっみんなゆっくりしてね!ぱちゅはおへんじしてね!ドスどうすればいいかわかんないよ!」

どういうことだ、ありすの死を皮切りにほとんどのゆっくりが死んでいく。
ゆー往生、今わの際にゆっくりが餡の底からゆっくり出来たと思って初めて起こる・・・だっけか。
うーん、恐らくそれを見てゆっくりしたら中身を漏らして昇天、ゆっくりできなかったら爆発。
多少取り乱したが常々冷静にと言われていたドスと無関心だったゆっくりだけ免れたのか
こいつらはとことんゆっくりできない運命にあるんだな・・・

地獄を見た後さっさと帰ってしまったゆっくり、オロオロしているドス、男の心配を他所に
れいむはとてもとてもゆっくりしていた。

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最終更新:2022年04月16日 23:32