【詳細】
トリニティに属するスローネシリーズ第ニ号機。
ミハエル・トリニティが搭乗する白兵戦を重視した機体。
擬似
太陽炉をフレームとして設計されたスローネシリーズ共通ボディに、サイドアーマーに
GNファングと呼ばれる無線誘導の遠隔操作兵器を装備しているのが特徴。
メインウエポンとして
GNバスターソードを装備しているが、左腕には固定式の
GNハンドガンが備わっているため遠距離戦はもちろん、ファングを利用した中距離戦、バスターソードを用いた近接戦その全てに対応できる万能タイプの機体と言える。
一応
GNビームサーベルを装備しているが、ミハエルは使用する素振りすら見せなかった。
特にGNファングの存在はロールアウトした当時似た兵器が存在しなかったこともあって猛威をふるったものの、パイロットであるミハイルがその存在に頼り切りであったことから各国のエースパイロットを中心に戦闘データから対処法を編み出されたり、刹那には
GNビームダガーの投擲によって空中で撃墜される等脅威であった時期は極めて短い。
さらにガンダムに匹敵する性能を誇る
GNX-603T ジンクスが投入されると機体性能の差が埋められてしまったことから他の兄弟機と共に押される場面が多くなった。
最終的に国連軍のジンクス部隊の攻撃に疲弊していたところを援軍と称して現れたサーシェスの不意打ちでパイロットのミハエルを殺され、サーシェスに奪取されてしまう(本来なら搭乗者であるミハエルのバイオメトリクスがなければ、動かせないがヴェーダを使って書き換えたらしい)。
そのままトリニティを攻撃し、サーシェスのお得意な白兵戦でスローネアインを追い詰め、GNハンドガン乱射により破壊し、残されたスローネドライを蹴り飛ばし倒れた隙にGNバスターソードを突き立て撃墜しようとした所に現れたガンダムエクシアも追い詰めたが
トランザムを発動させたエクシアに反撃され撤退(一瞬だけだがミハエルは一度も使用しなかったGNビームサーベルを使い、エクシアを攻撃しようとした)。
その後、国連軍によるソレスタルビーイング総攻撃に参加しサーシェスによって家族を失ったニール・ディランディ(ロックオン・ストラトス)のガンダムデュナメスと戦い彼の右目の不調につけ込みデュナメスを大破させたが、ニールにGNアーマーに搭載されていた
GNキャノンで狙撃され爆散した。
ファングを中心とした戦法を取るミハエルに比べると、サーシェスはバスターソードを中心とした近接戦闘を多用する。
この戦法がサーシェスの最も得意とするものであったため、セカンドシーズンにて彼が乗り込むこととなった
GNW-20000 アルケーガンダムはこのスローネツヴァイと酷似したコンセプトにて開発されている。
なおサーシェスが真っ先にミハエルを銃殺しスローネツヴァイを奪取したことから、当初からサーシェスは自身の得意とする白兵戦に強いツヴァイを奪うことを目的にしていた可能性が高い。
実際彼は初めて乗り込んだはずの
GN粒子を用いた機動兵器の操縦、機体性能を瞬く間に理解しアインを撃破、ドライも圧倒している。
またファンの分析によると機体のカラーリングも含め、デザイン段階からサーシェスの専用機になることが念頭に置かれていたのではともされている。
そのせいか、この機体をサーシェスが操縦したことを知っていはいても、元々の正規パイロットであるミハエルのことを知らない、あるいは覚えていない人もいるんだとか。
最終更新:2025年02月18日 20:39