とある海溝に潜む水棲怪獣。
その姿は大雑把に星型をした半透明のヒトデ。幅と奥行きは10km以上、厚みは2mmほど。表面には人の唇のようなものが無数についている。
その唇は常にエーテルを含んだ不気味な声で歌っており、歌声の届く範囲にはいかなる生物も近寄ることができない。
そのため、ライオハイニユーのいる海域は「壁の海」と呼ばれ、どうしても迂回しなければ通れない厄介な航路として船乗りたちに嫌われている。
その姿は大雑把に星型をした半透明のヒトデ。幅と奥行きは10km以上、厚みは2mmほど。表面には人の唇のようなものが無数についている。
その唇は常にエーテルを含んだ不気味な声で歌っており、歌声の届く範囲にはいかなる生物も近寄ることができない。
そのため、ライオハイニユーのいる海域は「壁の海」と呼ばれ、どうしても迂回しなければ通れない厄介な航路として船乗りたちに嫌われている。