概要
種族:ヤミの民
性別:女
所属:沿ブラッド川集落→出奔、放浪状態
容姿:脂っけの強いクセのある黒髪。顔は溶けてえぐれていて、ほぼ平面。
まぶたのない目がひとつ、唇も歯もない口がひとつあるが、そのふたつは横に並んでいる。
全体的に痩せていて背は低い。
服装:魔導ロボのスクラップを組み合わせて作られた、異常な形態のメカニカルアーマー。
大雑把にネコに似ている。四足歩行で移動し、獲物を捕らえて食べる。歯もない本体のために、咀嚼機能も存在する。
それが服であり、それ以外は何も身に付けていない。
詳細:ブラッド川の下流に住むヤミの民の集落に生まれた子供。
この集落の住民たちもさまざまな国や民族から長く差別を受けており、全体的に卑屈で他種族を憎む性格になっていたが、彼女はそういう憎悪や苦しみは持たない。
食って生きて寝て生きて安らかに楽しく長く生きることが最優先であり、世の中のすべては自分のための糧だと思っている。
捨てられたものは拾って使う。手に届く動物は捕まえて食べる。手に届く生物は捕まえて食べる。手に届く人間は捕まえて食べる。
エーテルも捕まえたら食べられるだろうか。外の世界に出れば、エーテルを捕まえるためのスクラップを拾えるだろうか。
そう思って集落を出たのが一月前。もちろん、食える限りのものは食ってきたあとであり、生存者はおそらくいない。
性別:女
所属:沿ブラッド川集落→出奔、放浪状態
容姿:脂っけの強いクセのある黒髪。顔は溶けてえぐれていて、ほぼ平面。
まぶたのない目がひとつ、唇も歯もない口がひとつあるが、そのふたつは横に並んでいる。
全体的に痩せていて背は低い。
服装:魔導ロボのスクラップを組み合わせて作られた、異常な形態のメカニカルアーマー。
大雑把にネコに似ている。四足歩行で移動し、獲物を捕らえて食べる。歯もない本体のために、咀嚼機能も存在する。
それが服であり、それ以外は何も身に付けていない。
詳細:ブラッド川の下流に住むヤミの民の集落に生まれた子供。
この集落の住民たちもさまざまな国や民族から長く差別を受けており、全体的に卑屈で他種族を憎む性格になっていたが、彼女はそういう憎悪や苦しみは持たない。
食って生きて寝て生きて安らかに楽しく長く生きることが最優先であり、世の中のすべては自分のための糧だと思っている。
捨てられたものは拾って使う。手に届く動物は捕まえて食べる。手に届く生物は捕まえて食べる。手に届く人間は捕まえて食べる。
エーテルも捕まえたら食べられるだろうか。外の世界に出れば、エーテルを捕まえるためのスクラップを拾えるだろうか。
そう思って集落を出たのが一月前。もちろん、食える限りのものは食ってきたあとであり、生存者はおそらくいない。
「うまい。よくすりつぶされた生肉はほんとうにうまい」
「なぜみんなおたがいにおたがいを食べない? 目の前に美味しいものが無警戒でいるのに。……ああ、私の食べ物だから、手を出さないのね。お利口」
「このロボというのは素敵。どんな肉もすりつぶせる。骨も皮もとろとろになるまで潰して食べることができる。私はこの最高の道具を手放さないぞ」
「遠い、遠い場所にも食事はあるのね。ここよりきれいな水、ここよりきれいな土、ここよりきれいな空気。そういう場所で暮らしてる食べ物はもっと美味しいのかな」
「私は誰も差別しない。人もエルフもライカンもドレイクも……みんなそれぞれ美味しいわ」
「なぜみんなおたがいにおたがいを食べない? 目の前に美味しいものが無警戒でいるのに。……ああ、私の食べ物だから、手を出さないのね。お利口」
「このロボというのは素敵。どんな肉もすりつぶせる。骨も皮もとろとろになるまで潰して食べることができる。私はこの最高の道具を手放さないぞ」
「遠い、遠い場所にも食事はあるのね。ここよりきれいな水、ここよりきれいな土、ここよりきれいな空気。そういう場所で暮らしてる食べ物はもっと美味しいのかな」
「私は誰も差別しない。人もエルフもライカンもドレイクも……みんなそれぞれ美味しいわ」
武器・装備
ヴェルジネ専用機【デブス・デライト】
戦場で破壊され放棄された魔導ロボや、粗大ゴミとして不法投棄された機械から、使えるパーツを取り出して組み合わせたスクラップマシン。
各部品の接合部には針金や粘着テープがふんだんに使われており、お世辞にも見た目は美しくない。
しかし、ベースとなった魔導ロボが軍用品だったようで、基礎スペックは異様に高い。
外見は無数の鉄パイプと赤緑白黒のコードを組み合わせて、大雑把にトラの形にまとめたような感じ。
四つ足でチーターのように走り、爪のついた大型マニピュレーターでヒグマのように押さえつける。
顔面部に巨大なミンチマシーンが口を開けており、捕らえた獲物をそれですりつぶして、ヴェルジネの食事にする。
動力として、大きなエーテル電池が心臓部に積まれている。この電池はエーテルを内包する動物を抹殺すると、そのエーテルを吸収して充電するようだ。
ヴェルジネはそのことを把握しておらず、いつまでも燃料補給しなくても動いてくれるスゴい機械だなぁ、と思っている。
(彼女は日常的に動物を殺して回っているので、電池の中のエーテルは常に満タン状態である)
戦場で破壊され放棄された魔導ロボや、粗大ゴミとして不法投棄された機械から、使えるパーツを取り出して組み合わせたスクラップマシン。
各部品の接合部には針金や粘着テープがふんだんに使われており、お世辞にも見た目は美しくない。
しかし、ベースとなった魔導ロボが軍用品だったようで、基礎スペックは異様に高い。
外見は無数の鉄パイプと赤緑白黒のコードを組み合わせて、大雑把にトラの形にまとめたような感じ。
四つ足でチーターのように走り、爪のついた大型マニピュレーターでヒグマのように押さえつける。
顔面部に巨大なミンチマシーンが口を開けており、捕らえた獲物をそれですりつぶして、ヴェルジネの食事にする。
動力として、大きなエーテル電池が心臓部に積まれている。この電池はエーテルを内包する動物を抹殺すると、そのエーテルを吸収して充電するようだ。
ヴェルジネはそのことを把握しておらず、いつまでも燃料補給しなくても動いてくれるスゴい機械だなぁ、と思っている。
(彼女は日常的に動物を殺して回っているので、電池の中のエーテルは常に満タン状態である)