相場たちと別れ、南下した加藤は眼前の光景に言葉を失った。
もとは東京のように整備された道路が敷かれ、綺麗なビルや民家が立ち並ぶちょっとした都市だったのだろう。
だが、至るところに刻まれた破壊の痕は、否が応でも身の危険を予測させる。

ここでなにかあったのだ。それも、これほどまでに地形を変えるような大規模な戦いが。

この状況において、大した戦力を持たない大多数がとる行動は逃走だろう。
下手人がまだ近くにいるかもわからないし、ソイツと遭遇することになれば敗北は必至だ。
だから、この場で逃げ出そうとも責めたてる者は誰もいない。

(もしかしたら、動けない人がいるかも...)

だが、それでも加藤は見知らぬ他者を助ける選択をした。
例え誰から偽善者と蔑まれようと、助けた見返りがなくとも、危ない人がいれば放っておくことができない。
合理的とは程遠い、根っからのお人好しが加藤勝という男だった。

なるべく足音を殺すように、ゆっくりと町の中心へと足を踏み入れていく加藤。
破壊痕は、進む度にその激しさを増していく。

(こんなことが出来る奴が人間だとは思いたくない...相場の言っていた赤首輪の参加者か?)

この地に呼ばれた赤首輪の参加者はここまでできるというのか。
正直、怖いと思う。
だが、逃げているだけでは殺し合いの被害は広まるばかりだ。
どうにかして赤首輪の参加者を止めなければ。

「なにをしている」

頭上よりかけられた声に、加藤の足は思わず止まる。
やはり逃げ遅れた者がいたのか。
声をかけられた方へと視線を向ける。

その声の主を見た瞬間、彼は思わず息をのんだ。

満身創痍でこちらを見下ろすソレは、一目でわかるほど異形なる存在だったからだ。




ソレの姿を認めるのと同時、加藤の呼吸は重く苦しいものへと変貌する。
呼吸の度に取込んだ空気は肺に重くのしかかり呼吸の枷となる。

「これは、あんたがやったのか」

加藤は震える声で瓦礫に塗れた家屋を指差す。

「そうだ」

数瞬の間もおかずして返答がくる。
まるでそれが当たり前だとでも言うかのように、堂々とした物言いだ。

「誰かと戦ったのか」
「語るまでもないだろう」

見ればわかる―――その通りだ。
この惨状を引き起こしたと言い張るなら、何者かと戦闘したという結論など考えなくとも辿りつく答えだ。

「...あんたが望んだ戦いなのか?」

加藤は、僅かな希望を込めて問う。
もしもこの怪物が赤首輪であることを理由に狙われ、身を守るために戦ったのならそれは正当防衛だ。
そうであるならば、犠牲にはせず共に脱出の道を探したいと思っている。

「無論。闘争こそ我が本分。なぜそれを拒絶する理由がある」

だが、返答は加藤の希望を打ち砕いた。
怪物が戦ったのは、正当防衛などではない。おそらくその逆。
コイツは、この殺し合いを受け入れるだけでなく、自ら戦いを仕掛け、殺戮と闘争に興じようとしている。

「オレを止めたければ剣を握れ。その足を踏み出せ。言葉などという脆き刃に縋るな」
(やるしかないのか...!)

自然と、加藤の剣を握る手に力が籠る。
戦うしかないのか。
ガンツの関係ないこんな異常な状況でも、殺し合わなければならないのか。

加藤が苦悩するそんな中。

「オホッ?見たことあるツラだと思いきや...随分と面白いナリになってるじゃねえか、ゾッド」


新たに現れた、獣の皮を被った大男が一人、にたにたと笑みを浮かべつつ現れた。
その男が醸し出す異様さに、邪悪な気配に。
加藤は、この男もまた怪物であると感じ取らずにはいられなかった。

「なぁ、お前があいつをあんなにしたの?」

加藤の気持ちを知ってか知らずか、大男は気さくに話しかけてくる。
だが、その友好的にも見える立ち振る舞いや軽い言動に反して妙なプレッシャーを植え付けられてしまう。


「い、いや...そういう訳じゃ」
「なぁーんだ、ちぇっ」

大男は加藤からあっさりと視線を外し、相も変わらずにたにたとゾッドを眺めている。
なにがそんなに愉快だというのか。
そう口にしようとした加藤はしかしゾッドに遮られる。

「ワイアルド...よもや貴様が生きているとはな」

煽りと嘲笑の笑みへの苦言ではなく。
ゾッドが零した言葉に、ワイアルドの笑みは薄まり、思わずポリポリと額を掻いた。

「あー?ナニ、その俺が死んだみたいな言い方」
「言葉通りだ。貴様は俺に身を裂かれ確かに死んだはずだ。...貴様、なにをした?」

ワイアルドの笑みが消える。
いま、こいつはなんと言った?

「...詳しく聞かせてもらおうじゃねえか」





ワイアルドが死に至るまでの大まかな経緯をゾッドは語った。

「つまり、死にそうになった俺が『5人目』を殺そうとしたのを、お前が止めたってことか?」
「そうだ」
「覚えがねえな。そもそも俺があの男に殺されかけること自体ありえねえ」

そう口にしながらも、ワイアルドの眉間には皺が深く刻まれている。
自分がゾッドに殺される、というのは、まあ理解はできる。
というのも、ゾッドは使徒の中でも戦闘力が高い部類に入り、認めたくはないがまともに戦えば返り討ちに遭うのは事実。
だから戦えば殺されるというのは事実だろう。

だが、ワイアルドは確かにガッツとの斬り合いの最中にこの殺し合いに呼び出された。
あの時は食らいつくのに必死だったガッツとは違い、自分には余裕があった。
あの場面で自分が殺されかけるとは到底思えない。

もしも情報源が他の使徒ならば話半分に聞き鼻で笑って一蹴しただろう。
だが、ネタの提供者はあの不死のゾッド。使徒の中でも屈指の堅物クソ真面目だ。
嘘や冗談を言うような頭を持ち合わせていない彼が、こんなバカげた話を思いつくはずがない。

しかし、ワイアルド自身の記憶とゾッドの話を照らし合わせれば、それだけで矛盾が起きている。
これはどういうことだろうか。

「時間が違うのかもしれない」

思わずそう呟いたのは、加藤。
彼は、二人の異形を前に、逃げ出すこともできず結局ゾッドの話を聞くことになっていた。

「そういやお前いたっけ」

茶々を挟むワイアルドにも特に機嫌を損ねることなく加藤は続ける。

「あんたたちの言っていることは、多分どちらも間違っていない。俺も思い当たる節はあるんだ」
「...続けろ」
「...実は、俺は二度死んだことがあるんだ。一度目は電車に轢かれて、二度目は敵と相討ちになって...俺が言いたいのは、この生き返った時のことなんだ」

死者の蘇生。そんなことは、人間を辞めた使徒ですら容易いことではない。
それこそ、神々の所業だろう。
だが、この男は、何の変哲もないこの男はそれを二度も体験したというのだ。
ゾッドもワイアルドも、自然と加藤の言葉に興を惹かれていた。


「俺が生き返ったのは友達が頑張ってくれたお蔭なんだが、二回目に生き返った時は、俺が相討ちになった記憶までしかなかった。死んだヤツは、死ぬ直前の記憶を受け継ぎ再生させられるんだ」
「つまり?」
「その、確実な証拠はないが、俺の知り合いは『俺たちはコピーで、オリジナルはおそらく処分されている』って言っていた」

コピー。オリジナル。
加藤とは生きる時代が違う二人は、その言葉自体には馴染みがないものの、彼の言いたいことはなんとなく察していた。
いまここにいる自分は、偽物である可能性が高い、と。

「たぶんあんたが死んだ記憶がないのも、死んでから再生させられたからだと思う」
「......」

ワイアルドは呆然とした表情で虚空を見つめている。
仮説とはいえ、自分が死んだなどという事実を証拠と共に突き付けられたのだ。
容易く全てを受け入れるのは困難だろう。

「まあ、いいか」

だが、彼のモットーはエンジョイ&エキサイティング。
少々のショックはあったものの、いま生きているならそれでいいやというなんとも気楽な考えに至り、前向きな気持ちになる。
むしろこれはラッキーだ。
死ぬ運命だった自分が改めて生を掴みとり、生き残れる。そんなかけがえのないチャンスだ。


「なあ、ゾッドさんよ。俺を殺したのは間違いなくオメェなんだよな?」
「それがどうした」
「ならよぉ、ヘヘッ。俺が殺り返しても文句は言わねえよな」

そのために、まずは不安要素を潰す。そう、この手負いのゾッドを殺すのだ。
自分よりも強いゾッドを殺し脱出すれば、この殺し合いを終えた後の自分の生存確率はかなり上がる。

「俺は元々オメェが気に食わなかったんだ。"望むままを行う"。それがオレ達使徒の唯一の戒律だってのに、いつもいつも武人気取りでお堅いオメェがよ」

ワイアルドの身体の筋肉がメキメキと膨張し、発せられる蒸気がその姿を包み隠していく。
その熱気に加藤は思わず目を瞑り、逸らした目を再びワイアルドへと向け絶句する。
かろうじて人間の形を保っていたワイアルドの姿は、一目瞭然に変化していたからだ。

巨大化、などはそのほんの一部。
まず目につくのは腹部に空いた巨大な眼とその真下についた巨大な口。
それらを支えるのは、先程までワイアルドの身体だったものが飾りのようなほど巨大で毛深い肉体。その両肩には腹部のものと同様の邪悪で巨大な眼。
そして先程までのワイアルドの身体は、その異形な肉体の頭部に生えている。

これを一言で言い表すならば、怪物以外のなにも相応しくないだろう。

「......」
「どうしたゾッドさんよ。戦況がヤバすぎて言葉も出ねえか?なあに、エンジョイ&エキサイティングを忘れなけりゃ死ぬのだって怖くはねえさ!」
「...いいだろう。使徒同士の戦いには興が惹かれぬが...貴様がその気ならば、相手をしてやる」
「この牛バカやろうが...そういう態度が、気に入らねえんだっつってんの!」

感情の赴くままに、ワイアルドは拳を振り上げゾッドへと打ちおろす。
彼には自信があった。
自分の強さに間違いはないし、なにより相手は手負い。
この機を逃さねば、確実にゾッドを殺れる。
だからこそ、振り下ろした拳がゾッドの頭部へ当たった時にはやはり勝ちを確信したし、なんなら今までの鬱憤を晴らす勢いで甚振り遊ぼうかと考える余裕さえ生じている。


「舐められたものだ」

だが、決着はまだついていなかった。否、もう付いていると言っても過言ではないだろう。
ワイアルドの振り下ろした腕は、ゾッドの頭部を殴りつけるのと同時にそのまま掴まれてしまう。

「戦闘においては敵を屠るために攻撃を放つ。そんな定石すら忘れたか」

ワイアルドは捕まれた腕を引きはがそうとするも、ゾッドの力は緩まず逃れることができない。

「先程の男は、人間の身でありながらわが身に殺意の拳を刻んだぞ―――このように」

拳を握りしめ放たれる右ストレートがワイアルドの腹部に減り込み、そのまま息をつかさぬほどの拳の雨がワイアルドを襲う。
そう、まるで空条承太郎から受けたラッシュを再現するかのように。
ワイアルドは為す術もなく拳の雨を受け続け、最後の一撃でその巨体が宙を舞い、後方へと大きく吹き飛ばされ瓦礫に衝突しその身を埋めてしまった。

(ど、どうしようもできない...)

加藤は眼前で繰り広げられる戦いに立ち尽くすしかなかった。
手尾ながらも圧倒的な強さを誇るゾッドもそうだが、加藤からしてみれなワイアルドも充分に強い。
もしもワイアルドの攻撃を生身の人間が受けたならば、ただではすまないだろう。
それほどまでに、己と二人との次元の差を実感していた。

(何度か星人たちと戦ってきたが...ガンツの武器がなければ、俺はこんなにもちっぽけなのか)

「立て。よもや、その程度で俺を殺せると思っていたのではあるまいな」

ゾッドの呼びかけにも応えず、ワイアルドは死んだかのようにピクリとも動かない。
まさか本当に死んだのでは?と加藤の脳裏に疑問が湧いたその時だ。

ガバッ。

ワイアルドは突如立ち上がり、ゾッドも加藤も一瞥することなく背を向ける。
そのままスタコラサッサとでも擬音がつけられそうなほどに一目散に駆けだしあっという間に姿を消してしまった。


「...フンッ。やはり奴との戦いでは俺の求めるものは得られんか」

呆れたように息を吐くゾッドは、座り込むとその鋭い眼光でジロリと加藤を一瞥する。

「それで...貴様はどうするのだ」

加藤の心臓がドキリと跳ねあがる。
ゾッドを倒す。無理だ。不可能だ。せめてガンツスーツでもあればまだマシだったが、こんな剣一つでどうにかできるはずもない。

「どうしてもあんたは戦わなきゃならないのか」
「くどい。俺を止めたいのならばその剣をわが身に突き立ててみせろ」

加藤はどうにか説得を試みようとするが、やはりにべもなし。
ワイアルドよりは品性も知性もあるものの、やはり話は通じない。
種族だとかではなく根本的に解りあえない、解り合おうとしないのだから当然だ。
加藤勝がゾッドを止めることは不可能。いまはその事実を認めるしかなかった。

「......」

目を合わせたまま、じりじりと後退する加藤。
その距離が10メートルほどに達したその瞬間、加藤は背を向け全力で逃げ出した。

加藤勝は超がつくほどのお人好しである。
もしもこの場に他の参加者、その中でも非力な者がいれば、加藤は勝機が無くとも立ち向かっただろう。
だが生憎この場にいたのは加藤ひとり。
彼だけならば、ゾッドから逃げる選択肢をとることもできる。

それに、加藤はなにも臆病風に吹かれただけではない。
ワイアルドを瞬く間に蹴散らしてしまったゾッドだが、あの身に刻まれた怪我はホンモノだ。
あのゾッドをあそこまで痛めつけることができる存在がこの殺し合いにいるのなら、自分一人で挑み無駄に屍を晒すよりも、その人物に協力を得た方がいい。
その考えに至ったからこそ、加藤はゾッドに背を向けることができたのだ。

(...俺たちは、人間は、それ以外の生物とは殺し合うしかないのか?)

加藤の選択肢は、生き残るためには間違ってはいない。それは彼自身も自覚している。
しかし、彼の頭の片隅から、その一抹の疑問が消えることはなかった。



一方、ゾッドは加藤を追おうとはしなかった。
おそらく追いつくこともできるだろうが、敢えて彼を放置した。
彼が戦わなかったことへの落胆。それもある。
しかし、それは予想の範囲内だ。
今まで数多くの戦士と剣を交えてきたが、ゾッドの力を見せつけられても尚立ち向かって来れる者は少ない。
単に怯えて逃げたのではなく、なにかしらの目的があって去ったようにも見えたが、空条承太郎との戦いの後では怯えの有無など五十歩百歩のようなものだ。
ただ、予想の範囲内にしては落胆が大きいのは、承太郎と声が似ていたことから、余計に期待を抱いていたからだろうか。

(...まあいい。奴やワイアルドが強者を引き連れてこれば捨て置く意味もあるというもの)

承太郎との戦いの余韻を少々濁されてしまったのは口惜しいが、それを引きずる必要もない。
次なる闘争に備え、不死のゾッドは再び身体を休めることにした。



「ゲホッ...クソッ、あの牛馬鹿ゾッドめ」

息を切らしながら走り続けたワイアルドは、フゥと息を吐き身体を木に預けた。

失念していた。
あいつの字は"不死のゾッド"。
死んだと噂が流れる度にまたどこかの戦場で戦ってきた使徒だ。
つまりは、単に勝ち続けてきた自分とは違い、幾度も死にかけてきた経験があるということ。
例え重傷を負っていたとしても、生半可な相手ではないのだ。

「チックショウ、せっかくウサ晴らせるかと思ったのによぉ」

僅かだが拳を交えて改めて思い知らされる。
ゾッドがいる限り、自分はまともに生き残ることはできないと。

ではどうするか。
大人しくゾッドがのたれ死ぬのを待つか、諦めて奴の糧になるか。
両方違う。
再び奴と出会う前に脱出してしまえばいい。

同じ赤首輪でも、あの青い髪の女のように自分よりも弱い存在はいくらでもいるだろう。
そいつらを殺し、一足先に元の世界へ帰還し、以前のように恐怖政治により荒くれ共や囚人を束ね戦力を整える。
おそらくゾッドも生き残るだろう。
奴が帰ってきたら、一気に手駒をぶつけ、弱ったところを今度こそ本気でブチ殺す。
彼はそれを今後の大まかな行動指針とした。

「遊びはほどほどにしなくちゃ...『ほどほど』になぁ」

だが、彼の辞書には反省の二文字は記されていなかった。



【I-4/街/一日目/黎明】

【ワイアルド@ベルセルク】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(大)、ボコボコ
[装備]:
[道具]:金属バット@現実、基本支給品、不明支給品0~1
[思考・行動]
基本方針: エンジョイ&エキサイティング!
0:いてえ...いてえよぉ
1:鷹の団の男(ガッツ)を見つけたら殺し合う。
2:さっきの奴ら(隊長、さやか、仁美)を見つけたら遊ぶ。
3:ゾッドはどうにか殺したいが、いまは離れる。

※参戦時期は本性を表す前にガッツと斬り合っている最中です。
※自分が既に死んでいる存在である仮説を受け入れました。


【ゾッド@ベルセルク】
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(中)、右角破損、頭部にダメージ(小)
[装備]:日本刀@現実
[道具]:不明支給品0~1
[思考・行動]
基本方針:闘争を繰り広げる。
0:とにかく戦う。
1:もう少し休憩したら行動を始める。
2:空条承太郎には強い興味。春花の持つベヘリットにも少し興味。
3:ガッツと出会えれば再び戦う。

※参戦時期はグリフィスに忠誠を誓う前。
※加藤が二度死んでいることを聞きました。



【加藤勝@GANTZ】
[状態]:健康、精神的疲労(中)、ゾッド・ワイアルドへの恐怖。
[装備]:ブラフォードの剣@ジョジョの奇妙な冒険
[道具]:不明支給品0~1
[思考・行動]
基本方針:殺し合いを止める。
0:相場の語った赤首輪の参加者に注意。できれば説得して止めたいが...
1:計ちゃんとの合流。
2:ゾッドを追い詰めた参加者を探し協力を頼む

※参戦時期は鬼星人編終了後。そのため、いまの玄野はガンツの記憶を無くし普通に生活している状態だと思っています。









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strength -力- ゾッド [[]]
変わらない世界 加藤勝 [[]]
Decretum ワイアルド 誰の心にも秘められた想いがあって
最終更新:2017年08月05日 10:03