記憶喪失の男/アッシュ - ここだけヒーローや魔法少女やスーパーロボットや怪獣や悪の組織とか色々いる世界 ウィキ

概要

　記憶を失いこの街に流れ着いた男。
　その肉体にはなんらかの改造を施されており常人から外れた身体能力を発揮する。
　戦闘時には武器を呼び出し、鎧を纏い姿を変える。

　彼は嘗ての己のように理不尽に巻き込まれるモノを見過ごすことができないため戦いへと踏み出すことになる。

関連キャラ

• 邪悪な気配の少女/ネロ

容姿

180cm代で灰色の髪に赤い瞳の男
何かに疲れたかのような表情を本人も気付かぬうちにしていることがある。

性格

　お人好しで何かを傷つけることを嫌う穏やかな一面と、好戦的で戦うことへ悦びを感じる二面性を持つ。

　何もわからない過去へと恐怖と忌避感を感じながらも、それ以上に強く渇望と使命感を抱いている。

趣味

映画鑑賞/空を眺めること

能力

召喚術(仮称)
　武装や鎧を召喚する能力。
　なんらかの精神的領域へと接続し武装という形を与え現実へと引き摺り出している。

　現在は武装という形での出力しか出来ないとなんらかの原因によって変質し、現状はこの形へと落ち着いている。

　何か新しい領域へと繋がり掴み取る時に自身の過去の断片を一つ取り戻すため、自身の過去へと繋がるモノとして単なる戦闘手段以上の思い入れを持っている。

　例外を除き一度に1つのみしか召喚できない。
　召喚したモノが破壊されたら時間を置かないと再召喚は出来ない。

武装一覧

鎧

　武装のみ召喚できる能力だが、唯一の例外。
　この鎧を纏うことにより空をも駆ける脚を手に入れる。

　しかし、どちらかというとこの鎧は外傷から身を守る為のモノというより……

剣

　詳細不明

　現状ではただ頑丈で振りやすい剣でしかない。

弩

　光の矢を放つ弩

　散弾と収束させた一撃を選び撃つ事ができる。
　光の矢は少しなら放った後も操作可能。

　限界を超えて収束させた一撃は大抵のモノを消し飛ばす程の力を持ち得るが、限界を越えると弩は自壊してしまう。

棍棒

　姿を変える強固な鋼の棒

　何処かのお伽話に出て来そうな武装。
　それほどの自由度はないが長さや太さなどは調整でき、さらに三節棍などにも変形する。

　この武装の真価は頑丈さにあり、使い辛い場面があったとしても破壊されることは少ないだろう。
しかし殺傷能力は他の武装より低く決定打にはなりにくいという面もある。

...

過去

　とある組織によって改造された改造人間。
　その経緯は貧困層であった生まれで家族の為に金銭を手に入れようと身売りした結果として実験体へとなった。

　つまり嘗て理不尽に巻き込まれた自分など存在していなかった。

　その後、紆余曲折を経て自らを改造した組織の手駒となり殺しを行うことを自ら選び進んでいった。

...

真実

　人体実験や研究所のような特殊な環境で摩耗して行く中、ある少女と出会い歪んであるが確かに在った日常を過ごして行く。

　そしてその少女と関わっていき恋人となっていき、夢を抱いてしまう。二人でこんな場所から離れて何処か別の場所で穏やかに過ごすことは出来ないだろうかと。

しかし、その日常も願いも自らの手で終わらせてしまうこととなる。

　ある日行われた能力に関する実験の最終段階で能力が暴走し恋人を殺害してしまったのだ。

　そして今後の実験は中止され、研究者のある発言を耳にしその恋人が自身の実験を主導していた立場であったことを知ってしまう。
もはや何をしたかったのかすら見失った彼はせめて恋人が所属していたという組織に所属し自分の命を活用しようと組織で行動しようとするのだった。

記憶喪失になるまで

　組織の殺し屋、粛清者として、自らも傷つけながら殺し続けていたある時に恋人の残したデータを見つけてしまう。

　それは自身へ幸せを掴んで欲しいという願いだった。

　恋人は組織に所属して理由も願いもなく、恋人が残した願いに触れてしまい、今までの行いに何も意味がないという事実を突きつけられてしまう。

　そしてただ死んでいないだけの廃人に近い状態になり何も動くことはなくなった。

ある出来事が起こるまでは。

　それは組織が作った都合の良い兵器、この男の穴埋めとして開発され始め、この男の後継機を彼の恋人の死体を素体として完成された。

　そうしてその事実を感じ取った彼は怒りのまま組織に所属する者らを虐殺していく、しかし、自身の持つ嘗ての幸福への未練によりその後継機を壊すことは出来なかった。

　そうして彼は己の半端さが招いた事態を悔いて自ら死を選んだが改造された肉体、そしてこのタイミングで発現してしまった能力による鎧のようなモノの影響により死に辿り着くことはなく、それを繰り返す内に何かによる干渉で精神の一部、記憶と能力を封印され現在の状態へとなった。