1950年代半ばにソ連で開発が開始された122mm自走多連装ロケット砲である。
システムで、1963年に部隊配備が開始されている。戦後のソ連軍の代表的な多連装ロケットシステムで、世界各国に輸出されて、この種のシステムの原型となった。
グラードの原型はウラル4320トラックをベースにしており、このトラックの荷台にチューブ状の40連装ロケット発射機を搭載している。ランチャーは俯仰角0~55度、旋回角は無防備の運転席と照準装置があるため左140度、右90度に限定されている。照準装置はトラックの右側にある伸縮式パイプのついた架台に積載されており、
発射前に架台を固定するようになっている。
発射前に架台を固定するようになっている。