神様とクインテット - 2巻乙ノススメ @ まんがタイムきらら

目次

作品情報

1巻	2巻

作品名	神様とクインテット
作者名	おしおしお @twitter
掲載誌	まんがタイムきらら
掲載期間	2014年7月号～2014年9月号（ゲスト） 2014年12月号～2016年12月号
単行本発売日	1巻：2015年10月27日 2巻：2016年12月27日
他作品
備考	『まんがタイムきららサバイバル!!』に掲載

あらすじ

すんごい田舎から上京し、晴れて美大生となった日下部うらら。 オシャレなキャンパスライフを送るはずが、「烏口研究室」に集まるのはうららを含め変人ばかりで…。 かわいい顔して流血も辞さない、カオス満載の美大ギャグ４コマ！

管理者レビュー

ジャンル

ブラックコメディ メタ 学園 美術

評価点

• カオスでクレイジーなギャグ。
  • 熊と会話する（単行本1巻75p）、頭が炊飯器になる（単行本2巻52p）、研究室をアイドルステージに改造する（単行本2巻65p）など、例を挙げるとキリがない。
  • 特に印象的なのが流血ネタ。頭部に何か刺さる（単行本1巻53p他多数）、吐血（単行本1巻90pなど）、鼻血（数え切れん）など。
    • 涙、よだれ、鼻水も多い。体液系きらら。
  • 単行本2巻からはメタ発言も見られるようになった。
  • 表紙はきらら正統派だが、中身はカオスという、ある意味表紙詐欺。
• やりすぎコマはみ出し表現。
  • 漫画内のオブジェクトがコマ枠の外にはみ出すシーンが多い。
    • 単行本1巻107pのイカなど。
  • はみ出したオブジェクトが、他のコマに影響することもしばしば。一種のメタ表現ともとれる。
    • 上のコマの鼻水が下のコマにかかる（単行本2巻84p）など。
  • このような表現が作品のフリーダムな雰囲気を演出するのに一役買っている。

問題点

• 人を選ぶ内容。
  • 上記にもあるが、表紙だけを見て日常モノとして読むのは危険。

総評

カオスでクレイジーなギャグという、当時のきらら作品ではあまり見られなかった個性を持つ作品。『みゃーこせんせぇ』『はなまるスキップ』など、ギャグに傾倒した作品の先駆けと言える。