1200番台(SKG-LR290J2)は、2017年から導入された中型ノンステップバス。
2015年にいすゞ自動車の看板車種「エルガ」がモデルチェンジして「新型エルガ」となり、国際興業バスでは新3000番台から新型エルガでの導入が始まった。これにより代替時期を迎えた6000番台・2000番台(後期)は次々に運用を離脱したが、中型車の「エルガミオ」は2017年夏にようやくモデルチェンジとして「新型エルガミオ」が登場し、新番台として1200番台が設定された。
2017年7月にまず1202~1205が川口・鳩ヶ谷へ納車された。その後、空き番だったトップナンバーは練馬に配置され、6600番台以来のトップナンバー配置となった。
増備は僅か5両で終わり、翌年度からは新たに1300番台として導入が始まった。
全国の各事業者に導入されている新型エルガミオで、国際興業では当然ながら新型式となる。長きにわたっていすゞユーザーである国際興業は「新型エルガ」が2015年に登場しているが、新型エルガミオは2017年7月になってようやく登場した。
行先表示は従来の3色LED表示機に代わり、白色LED表示機が採用されている。
練馬の1201は2018年6月に東京五輪・パラリンピック仕様のナンバープレートに交換され、同時に登録番号と社番が統一された。
後部の座席配置はラッシュ型となっている。また中型車としては初めて先頭部左側の座席が廃止、優先席が進行方向を向いた1人掛けシート2列となっているため、従来の中型車から着席定員が2~4名減少した。
従来の先頭部左側に座席があった場所には大型車と同じく燃料タンクがタイヤハウスと一体化されているが、形状が大型車とは異なるのが特徴である。
従来から中型車が充当されていた狭隘路線や、閑散時間帯の一般路線を中心に運行される。練馬の1201は、主に池55(池袋駅東口-熊野神社-大山-かみのね橋-小茂根五丁目)で使用されている。
社番 | 所属 | 登録番号 |
転属履歴 最終配置 |
摘要 | 出入口表示 | 車検月 |
1201 | 練馬 |
練馬200あ3328 →練馬230あ1201 |
FPG | 7 | ||
1202 | 川口 | 川口200か・・70 | FPG | 7 | ||
1203 | 鳩ヶ谷 | 川口200か・・71 | FPG | 7 | ||
1204 | 鳩ヶ谷 | 川口200か・・72 | FPG | 7 | ||
1205 | 鳩ヶ谷 | 川口200か・・73 | FPG | 7 |