【詳細】
第二世代で登場する地球連邦軍の新型主力量産型MS。
AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマルを設計母体とし高い機体性能をそのまま量産機として落とし込む形で開発されたため、各部の形状も類似している。
頭部は
ジェノアスと同様のバイザー型だが、内部のセンサーはガンダムと同様のツインアイ方式を採用(どちらかと言うとカメラアイの形状はガンダムのものよりジェノアスカスタムのものに近い)。
まさに量産型のガンダムと言えるポテンシャルを持ち、各地で優れた戦果を上げているという。
第2世代開始直後ではまだ量産が開始されたばかりで各地のエースを中心に配属が始まったばかり。
武装はセンサーを強化したことで精密射撃モードへの変形機能をオミットし生産性が高められた新型の
ドッズライフルと、両腰のラックに格納された
ビームサーベル2基、そしてAGE-1と同型の
シールドを装備する。
大部分の構造がAGE-1と同じであるため、AGE-1の特徴であったウェア換装システムを使用することが可能。
タイタス、スパローを始めとするウェアを換装することであらゆる状況下で高い性能を発揮することができるようになり、汎用性がさらに高められている。
Gバウンサーとは一部設計が共通しているため、バウンサーのバックパックを装備することも可能。
AGE-1用として開発したウェアはアデルにも使えるため、劇中ではタイタス等が使われていたが、
キャノンウェアというアデル用のウェアの開発も行われており、
アデルの量産化のめどが経ったのは第1部が終了してから25年後と、かなりの期間が開いていた。
これはもともとガンダムやAGEデバイスの存在が量産を度外視したもので、特にAGEシステム自体がブラックボックスで全く解析が進んでおらず、タイタスやスパローを制御するOSを現用技術で模倣しようとしたところ、ハードウェアだけでMS数機分ものスケールとなったため。
そもそもデスペラードから発展したジェノアスくらいしか戦力をまともに持っていなかった地球連邦で、"ガンダムを量産する"という行為は極めて難しく、
進化を捨てて一般兵でも扱えるようコンピュータを小型化、パイロットや整備スタッフの育成、量産体制の確立を25年で成し遂げたのはむしろ幸いであるとされている(小説版より)。
アデルを開発する計画は「A計画」と呼ばれ、ジェノアスⅡやシャルドール改はアデルを開発するにあたって得られた莫大なデータを用いてアップデートしたものである。
劇中ではウェア交換は披露したものの、Gバウンサーのバックパックを装備することはなかった(後に第三世代でスーパーバーニアを装着したアデルが登場している)。
第3世代においても
RGE-G2100 クランシェが開発されたものの変形システムの導入により操縦難易度が高くなったため、比較的操縦しやすい本機もすでに旧式でありながらも現役で活躍している。
キャノンウェアを装着したアデルキャノンや、改修を施したMarkⅡが登場。
最終更新:2021年11月09日 01:12