【概念名】 『名は力を与える』
【読み方】 なはちからをあたえる
【種類】 母体概念

【詳細】

2nd-G母体概念
この概念下においては、名前が力を持ち、万物は名前通りの能力・性質を得る。
例えば「命刻」という名前を持つものは、名前の通りに「命を刻む」という特殊能力を有するようになる。

概念は普通単一能になりがちなのだが(3rdの金属に命を与える概念等)、この概念は非常に汎用性が高い。
名前として表現できるものであれば、ほとんどどんな能力・性質でも実現できるからである。
その効果や汎用性において『文字には力を与える能がある』と非常に良く似ていると言える。

ただし、文字と違って名前は好き勝手に変えられるものではないため、
『文字には力を与える能がある』よりも自由度は低い。
ただしその分、暴発の危険性も少なく、安全に利用することができる。

この概念により、苗字が個々人の能力を決定したため、2nd-Gは世襲制を取っていた。
彼らは己の苗字にそった特殊能力を有しており、故に自分達のことを「八百万の神々」と称した。
例えば軍神である「鹿島」という苗字を持つ者は、特に戦闘訓練等をしなくてもあらゆる武器を操り高い戦闘能力を有するようになる。

この概念下で得られる能力・性質は、名前の字面だけでなく、名前の持つイメージにも影響される。
例えば、「熱田」という名前は字面では剣と全く関係ないが、
2nd-Gの住人には「熱田は剣神の名前である」というイメージが浸透していたために、
「熱田」という名前を持つ者は剣神としての特殊能力を得ることができる。
これを応用すれば、名前のイメージを変えていくことで、名前から得られる能力を追加・変更することもできる。

例えば、「鹿島」という名前は元々は軍神としてのイメージ・能力しか持たなかったが、
概念戦争の勃発に伴い、前線を知る軍神に兵器開発者としての能力が求められるようになっため、
剣匠としてのイメージ・能力が後付けで追加されることになった(もっとも、これは本来の剣匠からは反発もあったようである)。
全竜交渉時、運切も自身の名前のイメージを変えることで、能力・性質の変更に成功している。
とはいえ、やはりイメージの変更には限界もあり、好むと好まざるとに関わらず、
自分の名前とその能力とは一生付き合っていかなければならないものである。

2nd-Gの者が気づいていなかった特徴として、

  • 苗字だけでなく、「下の名前」も力を持つ。

  • 「必殺技の名前を叫ぶと、本当にその必殺技が出る」
というものがある。例を挙げるとボルトマンは頭が禿頭であり、皆が禿頭だと想っていた。
そのため、佐山がボルトマンの頭を掲げ「ボルドマン・ハゲフラッシュ!!」と
叫んだら本当にハゲフラッシュが出た。

何故2nd-Gの者達が気付いていなかったかというと上記の説明にもあるが、姓の方を重要視しすぎていたため。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2012年06月20日 10:08