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《「剣士 マイケル」 VS 「マスターオーガ」》
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aioricharabattle
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《「剣士 マイケル」 VS 「マスターオーガ」》
平原に吹き荒れる風が、剣士マイケルの銀の髪を揺らしていた。彼の前に立ちはだかるのは、巨躯を誇るマスターオーガ——その肌は岩のように硬く、目は血のように赤い。
「おいおい、ずいぶんとデカいじゃねえか!」
マイケルは剣をくるりと回し、軽口を叩く。だが、その心臓は高鳴っていた。オーガの放つプレッシャーが、彼の背筋に冷たい汗を伝わせる。
「グォォ……」
マスターオーガが棍棒を振り上げる。大木の幹ほどもあるそれが、凄まじい風切り音とともにマイケルを襲う。
「遅ぇよ!」
マイケルは地を蹴り、瞬時に横へ跳ぶ。棍棒が地面を砕き、土煙が舞い上がった。その隙にマイケルは剣を閃かせ、オーガの脇腹に切りかかる。
しかし——。
「っ!? 硬ぇ!!」
剣はオーガの分厚い皮膚を掠めただけで、傷一つつけられなかった。まるで岩を斬ろうとしているかのような感触に、マイケルの顔が歪む。
「ガァァ!!」
オーガは低く唸ると、再び棍棒を振り下ろす。マイケルは寸前でかわすが、その衝撃波だけで体勢が崩れた。
「くそっ……なら……これでどうだ!!」
マイケルの剣が唸る。
「ウルトラスラッシュ!!」
剣先が光を帯び、一直線に放たれた斬撃がオーガに向かう。しかし——。
ブンッ!!
オーガは棍棒を横に払う。その一撃がウルトラスラッシュを力技で打ち消した。
「な……に……!?」
マイケルの目が見開かれる。その一瞬の隙を逃さず、オーガが踏み込む。
「……!!」
棍棒が唸る。避ける間もなく、マイケルの体を直撃した。
「ぐ……あぁぁぁ!!」
吹き飛ばされたマイケルは地面を何度も転がり、血を吐く。剣は手から離れ、無惨にも土に突き刺さった。
立ち上がろうとするが、足が動かない。痛みが全身を駆け巡る。
「……まだ、だ……っ!」
それでも剣を握ろうとするマイケルに、オーガはゆっくりと近づく。その巨体が、絶望の象徴のように迫る。
……棍棒が再び振り下ろされた。
——ドゴォォォンッ!!
平原には、かつてマイケルだったものが撒き散らされていた。
勝者——マスターオーガ。
ということで、モンスター側が勝つ場合もあるっぽいです。
いやまぁこの一回だけなのでどうこうとは言えませんが、とりあえず確実に人間が勝つわけではないみたいです。
いやまぁこの一回だけなのでどうこうとは言えませんが、とりあえず確実に人間が勝つわけではないみたいです。