あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
《ミーラ・ロック & アルティメットマッスル VS 王たるゴルバス & コユキ》
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aioricharabattle
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《ミーラ・ロック & アルティメットマッスル VS 王たるゴルバス & コユキ》
大海原——空と海の境目が曖昧になるほどの広大な青。波は静かにうねり、時折、白波が弾ける音が戦場の静寂を乱す。視界は開け、隠れる場所はどこにもない。逃げ場のないこの舞台で、二組の戦士たちが向き合っていた。
チームA——【ミーラ・ロック】と【アルティメットマッスル】。
ミーラは金髪のツインテールを風になびかせ、ゴシックロリータのドレスを潮風に揺らしながら、身長を超えるほどの巨大な破竜斧を構えている。
その顔は無表情だが、瞳は鋭く敵を見据えている。斧の刃は潮風で輝き、まるで獲物を待つ猛獣のようだった。
ミーラは金髪のツインテールを風になびかせ、ゴシックロリータのドレスを潮風に揺らしながら、身長を超えるほどの巨大な破竜斧を構えている。
その顔は無表情だが、瞳は鋭く敵を見据えている。斧の刃は潮風で輝き、まるで獲物を待つ猛獣のようだった。
隣にはアルティメットマッスル。巨体の筋肉が隆々と盛り上がり、拳を握りしめるたびに空気が震えている。波をものともせず、筋肉の膨張だけで周囲に風圧を生み出していた。
「我が最強の筋肉に波など効かぬッ!!」
そしてチームB——【王たるゴルバス】と【コユキ】。
ゴルバスは堂々と海を見つめ、冷静に剣を構える。腰からは次々と神器が召喚され、十本の剣が波打つ海原に並ぶ。その威圧感は、波をも静かにさせるほどだった。
ゴルバスは堂々と海を見つめ、冷静に剣を構える。腰からは次々と神器が召喚され、十本の剣が波打つ海原に並ぶ。その威圧感は、波をも静かにさせるほどだった。
「吾輩が戦うのは当たり前だろ、 王だぞ?」
隣ではコユキがにこやかに笑う。彼女の無邪気な表情とは裏腹に、その瞳は鋭い光を宿している。
「わぁ〜、海って広いね! 楽しいバトルになりそう!」
そして彼女の目が一瞬鋭く光る——神より授けられたスキル【鑑定】が発動される。
「よし、筋肉さんは……汗臭そうだからいいや! ミーラさんを狙おっと!」
——対象:ミーラ・ロック。
【鑑定結果】
1.武器: 破竜斧(地面の魔力を吸い上げ衝撃波を放つ)
2.技: 金剛砕き(溜めが必要だが防御不能の一撃)
3.弱点: 破竜斧が重く、スピードが遅い
【鑑定結果】
1.武器: 破竜斧(地面の魔力を吸い上げ衝撃波を放つ)
2.技: 金剛砕き(溜めが必要だが防御不能の一撃)
3.弱点: 破竜斧が重く、スピードが遅い
——戦闘開始。
波が砕ける音を合図に、ミーラが破竜斧を振りかぶる。
「旋風斬り——!」
巨大な斧が回転し、海水を巻き上げながら風圧を生み出す。竜巻のような一撃がチームBへ襲いかかる。
「甘い。」
ゴルバスは剛斧ラングルを召喚し、焔の一閃で旋風斬りを迎え撃つ。火と風がぶつかり、爆音が響き、海面が炸裂する。その余波は波を高く打ち上げ、空にまで飛沫が舞った。
その隙を突いて——
「どっせえええい!!!」
アルティメットマッスルが筋肉の風圧を生み出し、一瞬でゴルバスの背後に跳躍する。その動きは常識を超えた筋力のなせる技。海水を押しのけながら宙を舞う姿は、まるで筋肉の彗星。
「天拳——!」
ゴルバスも神器ルフラルを拳に宿し、筋肉と王の拳が激突。海水が吹き飛び、衝撃波が広がる。二人の拳がぶつかるたびに、海原に新たな波が生まれていく。
一方、コユキはミーラを観察する。彼女は【鑑定】でミーラの技を分析済みで、【習得】の準備を整えていた。
「油断禁物だぞ! 崖崩し!」
ミーラが破竜斧を振り下ろし、鎧を纏った重戦士ですら容易に吹き飛ばすほどの衝撃波がコユキに向かって飛ぶ。水面が爆ぜ、白い波が散る。
しかし——
「習得完了!崖崩し!」
コユキは手元にミーラが使用している破竜斧と全く同じ武器を召喚し、完全に同じ動きで同じ威力の衝撃波を繰り出す。まるでコユキにミーラが乗り移っているかのようであった。
二つの波がぶつかり、海水が舞い上がる。空に舞う飛沫が虹を作り、刹那の静寂が訪れた。
二つの波がぶつかり、海水が舞い上がる。空に舞う飛沫が虹を作り、刹那の静寂が訪れた。
「えっ……?」
ミーラは驚きを隠せない。家宝を複製されたうえ、自身の得意技が完全に模倣されて相殺されてしまったのだ。無理もないだろう。
「ふふん、ミーラさんの技、コピーしちゃった!」
コユキは純粋な笑顔でそう呟く。これこそが彼女の真骨頂【鑑定】と【習得】のコンボである。
「はっ!所詮は猿真似、私の技には程遠いわ!」
「あれれー?もしかして傷ついちゃいましたー?」
「あれれー?もしかして傷ついちゃいましたー?」
調子に乗ったコユキが煽る。ここが戦場でなければ全員から説教されていただろう。
「うるさい!私の本当の力を見せてやる!」
ミーラはコユキの発言に対して怒りを募らせ、今にも斬りかからんと襲い掛かる。
しかし、これさえもコユキの計算のうちであった。
「しっしっし、ミーラさん、私に気を取られすぎましたね。」
「ゴルバス様、やっちゃってください!」
「ゴルバス様、やっちゃってください!」
コユキが叫ぶと同時に、ゴルバスは星打ドンドルデュを取り出した。その槌は波を割り、雷を纏う。
「爆ぜろ。」
巨大なモーニングスターがチームAの面々に放たれる。二人は回避を試みるも、アルティメットマッスルに直撃。
爆発が起き、最強の筋肉で構成された巨体が弾き飛ばされる。飛んだ先には高波が待っており、彼の筋肉を容赦なく飲み込んだ。
「ぐぅああああ!!! 筋肉がァアアア!!!」
だが、最強の筋肉はこの程度では砕けない。
だが、最強の筋肉はこの程度では砕けない。
「この大海原でさえ我が筋肉には屈服する!ネプチューンストロングッッッ!!!」
彼は筋力を利用して波の勢いを殺し、逆に究極の筋力攻撃に移る。
彼は筋力を利用して波の勢いを殺し、逆に究極の筋力攻撃に移る。
ザブーン!!ザブーン!!
なんとアルティメットマッスルは海を全力で殴ることにより人為的に大波を作り出した。
小さな島程度なら丸ごと飲み込んでしまいそうな巨大な波が敵味方構わず襲い掛かる。
なんとアルティメットマッスルは海を全力で殴ることにより人為的に大波を作り出した。
小さな島程度なら丸ごと飲み込んでしまいそうな巨大な波が敵味方構わず襲い掛かる。
「ちょっと!まだ私がいるんだけど!」
ミーラはアルティメットマッスルの勝手な行動に憤慨するが、自分に向かってくる波から破竜斧で魔力を吸収することにより何とか危機を脱する。
「後で殴るわよ!」
「すまない!私の筋肉に免じて許してくれ!」
「許すか!!」
「すまない!私の筋肉に免じて許してくれ!」
「許すか!!」
所変わってチームB。海という自然の脅威に対して二人はどう対処するのか。
「うわーん!ゴルバス様!これどうしましょう!?」
「喚くな。この程度に対処できないほど吾輩は弱くない。」
「喚くな。この程度に対処できないほど吾輩は弱くない。」
ゴルバスはそう言うと、どこからともなく璽盾ゴランドルを取り出す。
「これはあらゆる攻撃から吾輩を守る盾である。この盾がある限り、吾輩の無事は確定している。」
彼は自信満々にそう言い放つと、今にも襲い掛からんとする波に向けて盾を構える
「えっと……それで私も守ってくれるんですよね……。」
コユキは薄々相手の返答を察しながらも一応聞いてみる。
「知るか。吾輩の安全が第一だ。」
案の定の返答にコユキは狂乱する。波はあと一歩のところまで迫っている。
「はぁぁぁ!?こんなか弱い女の子見捨てて一人だけ助かる気ですか!?何様のつもりです!?」
コユキのその言葉に対し、ゴルバスはお決まりのあのセリフを言い放つ。
「当たり前だろ、王様だぞ?」
「そういうことじゃないですよ!!」
「そういうことじゃないですよ!!」
ザバーン!!
波がチームBの二人を飲み込み、荒れ狂う。遠方からはアルティメットマッスルが続けて波を発生させている。
「フハハハハ!マッスルぅ!マッスルぅ!」
丸太のように太い腕をブンブン振り回し、とてつもない勢いで波を起こしている。その傍らで、呆れた様子のミーラが語り掛ける。
「そろそろあいつらも死んだでしょ。というかいい加減うるさいからやめて。」
「いいじゃないか!童心に戻った気持ちで楽しいぞ!」
「はぁ……。」
「いいじゃないか!童心に戻った気持ちで楽しいぞ!」
「はぁ……。」
今の問答を経てミーラは確信した。こいつ(アルティメットマッスル)は真正のアホだと。
そんなことをしていると、突如、波の先から光の矢が向かってきた。
「何かわかんないけど、くらえ!旋風斬り!」
ミーラは破竜斧の一撃で光の矢を切り裂くと、すかさずアルティメットマッスルが矢の飛んできた方向へ衝撃波を放つ。
「ストロングスマッシュ!!」
だが、大波を乗り越えて現れたゴルバスが雷銃ヒナワを放ち、一発でそれを消し去る。
「小娘は犠牲になったが、その程度は誤差に過ぎん。」
彼は人の死をなんとも思っていないかのようにそう言い放ち、チームAに近づく。
だが、その背後に何故か璽盾ゴランドルから放たれる光の矢が命中した。
「ガハッ!」
「このバカ王様!あやうく死ぬところでしたよ!」
なんと、コユキは咄嗟にゴルバスの神器召喚能力を習得し、自身も璽盾ゴランドルで波を防いだのだ。
「これでさっきのはチャラですからね。今度こそ協力して戦いますよ。」
「よかろう。精々足を引っ張らぬようにな。」
二人は共闘の誓いの後に並び立ち、チームBに向けて前進する。
「あんたらの防御はすごいみたいだけど、これなら防げないわよ!金剛砕き!」
コユキとゴルバスが喋っている間にミーラは技のチャージを完了し、力のみなぎった破竜斧を叩きつける。
「出でよ!真剣クライク!」
ゴルバスは威力がピカイチの真剣クライクを召喚し、ミーラの一撃を受け止めんと構える。
ゴルバスは威力がピカイチの真剣クライクを召喚し、ミーラの一撃を受け止めんと構える。
パキンッ!
なんとあまりの威力に防御に使った真剣クライクが砕けてしまった。
「吾輩の神器を砕くとはな………この罪は重いぞ?」
「あらそう、この程度で砕ける神器ならいくらでも砕いてあげるわよ。」
「あらそう、この程度で砕ける神器ならいくらでも砕いてあげるわよ。」
二人はお互いに口撃で牽制しつつ再びぶつかり合う準備を整える。
「 「砕けろ!」 」
ゴルバスは乱槍グラドで、ミーラは破竜斧で打ち合う。それから両名は何度も何度も武器を交える。一撃一撃ごとに火花が散るその様子はまさに武人同士の真剣勝負。
「これで終わりよ!旋風斬り!」
ミーラは全ての力を込めて全力全開の旋風斬りを放つ。その気迫は歴戦のゴルバスでさえも少し怯んでしまうほど。
「あぁ、そうだな。これで終わりだ。」
ザンッ!!
ミーラの破竜斧がゴルバスの肉体に大きな傷を残す。そこからはみるみる血が溢れ、このままでは失血死の危険すらある。しかし、今最も死の危険があったのは攻撃したはずのミーラの方であった。乱槍グラドはすんでのところで破竜斧から反れ、そこから変形することでミーラの急所に的確に突いたのだ。
「……あなたって本当に強いのね。」
「……当たり前だろ、王だぞ?」
「……当たり前だろ、王だぞ?」
二人はほぼ同時にノックアウトし、海に沈んでいった。
一方そのころ、コユキとアルティメットマッスルは水上で追いかけっこの真っ最中だった。
「ハハハ!我の筋肉は水上歩行さえ可能なのだ!」
「ふぇぇ!キモいですぅ!」
自慢の筋肉で海上を所狭しと駆け巡るアルティメットマッスルは、突然に跳び上がり、空中からパンチを放つ。
「マッスルエアショット!!」
すさまじい拳圧が宙を裂き、空気の弾丸がコユキ襲い掛かる。
「なんの!さっきパク…拝借した神剣クサナギの力を見せてあげます!」
彼女が神剣クサナギを振ると、その斬撃が真空のかまいたちとして空気の弾丸を切り裂く。どうやら二人の力は拮抗している様子。
「我がマッスルに匹敵するとは中々の神器であるな!褒めてやろう!!」
「そりゃどーもありがとうございます。」
明らかに彼女のテンションが下がっている。キモい筋肉野郎なんかと戦いたくないという気持ちが駄々洩れだ。
このままでは埒が明かないと感じたコユキはその言葉と同時に禁じ手を開放する。
シュッ!
アルティメットマッスルの胸に矢が突き刺さる。だが、その矢も彼のとてつもない筋肉の鎧に阻まれ、致命傷とはならない。
「今更我にこの程度の攻撃を仕掛けようとは。この愚者め。」
「……どっちが愚者でしょーね?」
その瞬間、アルティメットマッスルの筋肉が紫に変色し、途端にその生命力がなくなっていく。
彼女が使用したのは「死弓フルクラ」
命を簡単に奪ってしまうほどの猛毒の矢を放つ弓である。
「毒とか卑怯な感じがして嫌いなんですけどね。今回ばかりはそっちがキモいのでセーフってことにしてくれません?」
中々に酷いことを言うコユキをよそに、アルティメットマッスルは自慢の筋肉も意味をなさずして死亡した。
勝者——【チームB: 王たるゴルバス & コユキ】。