あにまん民のオリキャラ同士をAIの力を借りて戦わせるスレ @ ウィキ
特殊ルール:ギャグもりもりデスマッチ
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aioricharabattle
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特殊ルール:ギャグもりもりデスマッチ
《クレーン26 VS アフォー》
半壊した魔王城の瓦礫の上で、二人のバカが対峙していた。
「ハハハハハ! ついに貴様を倒す時が来たな、恨めしい人間どもめ!」
クレーン26が高笑いしながら手を掲げる。彼の能力は「欲しいものを生み出す」こと。
だが、その成功率は50%しかない。
「今こそ、人間絶滅究極破壊砲を召喚する時!」
光が収束し、空間がねじれる……。
「……うわ、バナナが生えた。」
クレーン26の手には、なぜか一本のバナナが生まれた。
「なぜだぁあああああ!!!」
叫びながらも、バナナを相手に投げつける。その瞬間、アフォーが笑顔でキャッチ。
「おお! バナナ! 健康第一!」
もぐもぐ。
「……って、食ってる場合かぁ!!!」
クレーン26が怒るが、アフォーは完食し、満足げに微笑む。
「魔王たるもの、栄養管理は大切なのだぞ?」
「いや、お前はただのアホだろ!」
「その通り!!!」
ドヤ顔で親指を立てるアフォー。
「わかってるなら戦えぇええええ!!!」
クレーン26がもう一度武器を生み出そうとする。
だが、アフォーもそれを黙って見ているだけではない。
だが、アフォーもそれを黙って見ているだけではない。
「ふははは!そんなことはさせないぞ!!くらえ!魔王の一撃!!」
アフォーの現実改変能力が勝手に発動。
――ドゴォォォォン!!!
突然、地面から巨大なハリセンが飛び出し、クレーン26の顔面を強打。
「ぐあああああ!?」
吹き飛ぶクレーン26。その顔には真っ赤なハリセンの痕ができている。
「なんだこのふざけた攻撃は!? どんな魔法だ!?」
「え? 知らんけど?」
「お前、自分の能力のくせに制御できてねえのかよ!!!」
「ふはは! これぞ我にさえ制御できない魔王の力だ!!」
彼女が能天気に言い放った次の瞬間――
――ピカッ。
またしても現実改変能力が勝手に発動。
空間が歪み、アフォーの足元から突如としてピエロの群れが飛び出した。
「おぉおおお!? なんで!?」
「ピエロ軍団だぁああああ!!!」
ピーヒャラ、ドンチャカ、パッパラパー。
魔王城に広がるサーカス地獄。
ここは本当に戦場なのだろうか?
「って、なんでピエロなんだよ!? 真面目にやれ!!!」
ピエロたちは優雅にバク転を繰り返し、リズムに乗りながら空中を舞っている。
「クソがぁああああ!!!」
一方、クレーン26はまたしても武器を生み出そうとする。
3度目の正直となるか。
「今度こそ、最強の――」
ズボン。
そう、今回生まれたのはズボンである。
「……なぜズボン……?」
己の運の無さに震えるクレーン26。
50%の確率とは何だったのか。
「いや、出したなら履けよ。」
「履くわけねえだろ!!!」
「ズボンは大事だぞ。履かないと風邪ひくんだぞ。」
「今の俺にそんな心配いらねえええええよぉぉぉ!!!」
カオスな攻防が続く。
「もう、お前のふざけた能力に振り回されてたまるかぁああああ!!!」
ブチギレたクレーン26が、渾身の力で武器を生み出す。
さすがにもう成功しても良い頃だろう。
「成功しろォォォ!!! 今度こそ、人類滅亡級の兵器を!!!」
ズゴォォォン!!!
そこに現れたのは、巨大な戦車。その名も≪人間絶対絶滅スーパーウルトラギガンティック戦車≫だ。
「よっしゃああああ!!! ついに成功したぞ!!!」
勝ち誇るクレーン26。人類を滅ぼす力に打ち震えている。
「って、あれ……」
だが、よく見ると戦車の砲台がクレーン26側に向いている。
「……えっ?」
そして案の定――
ドゴォォォォォン!!!!
「あぁぁああああ!!!!」
戦車の自爆によってとてつもない勢いで吹き飛び、惑星を一周して魔王城の壁にめり込む。アフォーはそれを見て、静かに頷いた。
「うむ。魔王の勝利!!!」
勝者:アフォー
カオスとギャグに満ちたデスマッチは幕を閉じた。
なお、魔王城はさらなる崩壊を遂げ、ついに完全崩壊したのだった……。
なんとか生き残ったピエロたちは、その後しばらく廃墟で宴を続けたという。
なんとか生き残ったピエロたちは、その後しばらく廃墟で宴を続けたという。