異能とは
生物の肉体と物理法則の常識を越えた、あるいは無視した効果を持つ特殊な能力の総称。
能力の内容は機械的に再現可能なものから不可能なもの、概念を扱うようなもの、そもそも理解不可能なものまで多岐にわたる。また同系統の能力であっても個人による差違が大きく、単純な比較・体系化が困難である。長年の研究によって制御に関わる幾つかの発見はなされているが、根本的な原理の解明には至っていないようだ。
人類固有の能力というわけではなく、その他生物にも発現した例が多数確認されている。
能力の内容は機械的に再現可能なものから不可能なもの、概念を扱うようなもの、そもそも理解不可能なものまで多岐にわたる。また同系統の能力であっても個人による差違が大きく、単純な比較・体系化が困難である。長年の研究によって制御に関わる幾つかの発見はなされているが、根本的な原理の解明には至っていないようだ。
人類固有の能力というわけではなく、その他生物にも発現した例が多数確認されている。
発現
能力が発現するタイミングは様々である。成長のかなり早い段階からその徴候を見せる者もあれば、成人後に何かのきっかけで能力を獲得する者もいる。統計的には思春期前後の発現が最も多く、これは「異能」がある程度までは生理的機能と結びついている事を示す証拠として上げられる。
発現したばかりの能力は効果・規模共に小さいのが普通である。これは適切なトレーニングで成長させることが可能。
発現したばかりの能力は効果・規模共に小さいのが普通である。これは適切なトレーニングで成長させることが可能。
暴走
中学生頃はいわゆる「異能暴走期」と呼ばれ、一生の中で特に能力が暴走しやすい時期である。そのため中等部の校舎はよく破損する。
備考
“最初の人”の存在によって「異能」が認識されだしたのは比較的最近である。しかし人類の歴史の中ではかなり早い段階から「魔法」として認知されていたのではないか、とする論もある。現在では幾つかの「魔法」と思われている力の再確認がなされているが、これを「異能」の一種とする分類法が主流のようだ。しかし同時に「魔法」は「異能」とは別の「技術」であるとする勢力も存在する。