想い の 翼(後編) ◆aCs8nMeMRg
「よう! ルルーシュ居るか?」
「ん? どうしたんですか?」
(さあて。来ちまったはいいが、どうしたモンかね)
いきなり、何であんなに手際が良かったんだ?とか、
あの憂って子は殺し合いに乗っているんじゃないか?とか尋ねても、まともに答えてくれるとは思えない。
「いやな、まだ目的地に着かないのかと思ってよ。ずいぶんゆっくりなんじゃねえか?」
デュオは、とりあえず話の取っ掛かりとして、船の速度の話題を持ち出した。
今、この揚陸艇はデュオが外見から想像した速度よりもかなり遅いスピードで航行していた。
10ノットに満たないくらいではないだろうか?
「これは、放送を聞き逃さないためと言う事もあったのですが……」
「もう放送は終わったぜ。なんで加速しないんだ?」
「燃料が心許無いんですよ。政庁を爆破した爆弾は、この船の燃料を抜き取って作りましたので。
急加速などは、燃料を食ってしまいますからね」
「あ、そゆこと」
デュオは、思いがけず政庁崩壊の裏話を一つ聞くことが出来て、少しだけ気を良くした。
この調子で、色々と情報を引き出していけば、ルルーシュに対する疑念も払拭できるかもしれない。
「なので、目的地到着にはまだ時間がかかります。デュオさんもお疲れでしょう? 今は休んでいいですよ」
「いや、あんな事があったばかりだから目が冴えちまってな。それに、疲れているのはお互い様だろ」
そう言って、デュオはルルーシュの肩に手を置くと、ルルーシュはフッと軽く笑い言った。
「そうですね。この船に乗っている人は全員疲れている。そういえば、式さんの様子はどうですか?
彼女が一番疲弊しているように見えましたが」
「ああ、船室でぐっすりだ。ありゃあ、当分起きないぜ」
ルルーシュの問いに、デュオは軽く肩をすくめて答える。
「彼女には結界の事など、聞きたいことが多かったのですが……まあ、彼女にはなるべくデュオさんが付いていて下さい」
「あ、なあ、俺の事はデュオでいいぜ。俺もあんたの事はルルーシュって呼ぶからよ」
「そうですか? あなたがそう言うなら、俺は構いませんが」
「それと、あいつは……式の事は式って呼んだ方が良いぜ。
今朝の事だけど、スザクが式さんって呼んだり、阿良々木が両義って呼んだ時には、なんか嫌そうな顔してたからな」
「そうですか、スザクが……」
式の名前の呼び方の話題だったが、そこに
枢木スザクの名が出たことでルルーシュはそちらに反応した。
「スザクは、どんな様子でしたか?
セイバー達とは、そういった話を詳しくできなかったものですから」
「どんなって言ってもな、元気そうだったぜ。ルルーシュや
C.C.ってヤツを探しているって言ってたな」
「俺の事は何と?」
「そういや、ただ探してるとしか言ってなかったな。なあ、あんたとスザク、どういう関係なんだ?
スザクって、ブリタニアとかいう国の騎士なんだろう? 確か、ナイトオブゼロとか言ってたぜ」
デュオは、今朝のD-6駅近くの喫茶店での事を思い出しながら、ルルーシュに問いかける。
「そんなスザクと知り合いってことは、あんたも騎士、いや、貴族さんか?」
「貴族……まあ、そんなところです。俺のいた国の貴族と、デュオの言う貴族が同じものかどうかは分かりませんが」
「まあ、俺の居た世界にはブリタニアなんて国、無かったわけだしな。なるほど、で、あんたもスザクやC.C.とは…」
「ええ、合流したいと思っていますよ。デュオには合流したい相手、いないのですか?」
「うーん、合流したい相手ねぇ。だいたい、俺と面識があるのはヒイロと五飛くらいだったしな。
ま、ヒイロはこんな殺し合いに乗ってないと思うけどよ」
そう言ったデュオに対して、ルルーシュは神妙な面持ちで。
と言った。これには、デュオもため息交じりに。
「ああ……」
と答えるしかなかった。
「この場に来る前からの知り合いだったのですね。彼は、勇敢でした」
「知り合いって言っても、名前を知ったのも結構最近だったけどな。それに、あれは勇敢なんかじゃねえ
死んじまったら意味ねえだろうが、あのバカヤロウ!」
A.C.195年に、コロニー側から地球に送り込まれたデュオを含む5人のガンダムパイロット達は、それぞれが独立して行動しており、
デュオの感覚では、全員の名前を知ったのも割と最近の出来事だった。
五飛とまともな接点があったのは、月面基地に共に捕らえられていた時だっただろうか。
「……それで、ヒイロというのは?」
「難しい奴で、簡単に協力できるかは分からねえが、少なくともこんな殺し合いに乗る奴じゃねえよ。
見た目は、目と髪が茶色で、無愛想な顔した東洋人ってとこだな」
と、そこでまで話が進んだ所で、デュオは一度話を戻すことにした。
さしあたって、今、一番重要な事をまだ聞いていなかったのだ。
「なあ、ところで目的地って言うけどよ。結局、どこへ向かう事にしたんだ?」
「そうですね。まず、象の像へは向かおうと思います。しかしその前に、確認したい事がいくつかあります」
「なんだ?」
「まずは、その象の像へ集まるというプランが信用できるかどうか。発案者の
ゼクス・マーキスとは、どのような人物ですか?」
そのルルーシュの問いに、デュオは正確には答えられない。デュオは、ゼクスとは直接面識が無いからだ。
だから、工作員として知っていた事を話すしかない。
「まあ、ゼクスってヤツは優秀な兵士だよ。俺も会った事は無いけどな。
ライトニング・カウントって異名で呼ばれている、エースパイロットだってことは知ってる」
「では、放送で名前が呼ばれなかった以上、少なくとも、そのゼクスという男は」
「来るんじゃねえか」
このほか、ゼクスについてデュオが知っている事を一通り話し終えると、二人の話は象の像に集まるというプラン自体へ及んで行った。
「後は、このプランがどれだけ広まっているかですが……」
「まず、五飛が聞いたって言う
アリー・アル・サーシェス。あと、
一方通行も知ってるんじゃねえかな」
「アクセラレータ?」
ルルーシュが聞き返してきて、まだ一方通行の事は伝えていなかったことに気付いたデュオは、その時の話をする。
「スザク達と別れた後に出会ったんだけどよ。こいつもゼクスと情報交換をしたって言っていたからな」
「どのような人物でしたか?」
「白髪で色白の野郎だったぜ。で、超能力者なのかね? 詳しくは分からないが、妙な力を持っていやがったな」
「超能力、ですか」
「ああ、少し式とやり合ったんだが、俺は割って入れなかった」
そう言ってデュオは、その戦いの様子をかいつまんで話した後。
「でもそいつ、来るかどうかは分からねえな。何だか、ゼクスを毛嫌いしてるみたいだったからよ」
と言って締めた。一方通行についてデュオが分かることはこのくらいだろう。
「しかし、大丈夫かね? このメンツで象の像に行って、もし襲撃でもされたら」
「ひとたまりも無いでしょうね。もちろん、象の像へ向かうと言っても、直接行くわけではありませんよ」
そう言いながら、ルルーシュは置いてあったパソコンを取り出し、ホールで手に入れた会場の詳細地図を表示する。
「これが、会場の見取り図って言ってたやつか?」
「ええ。まず、象の像がここです……」
ルルーシュが、自分の考えを説明しながらパソコンを操作し、象の像周辺をズームする。
すると、支給品の地図ではわからない詳細な地図が表示された。
「ゼクスが、デュオの言う通り優秀な兵士ならば、ここにただ立っているだけ、という事は無いでしょう。
考えられるケースは、付近に潜み近付いてくる者に声をかけるか、あるいは、この場に何かメッセージを残しておくか……」
「なるほどな、で、俺達はどうしようって言うんだ?」
「チームの状況を考えると、あまり積極的には動けませんからね。今の我々に必要なのは、まとまった休息でしょう」
「ああ、それは俺も同意だぜ」
デュオが頷くのを見て、ルルーシュは説明を続けた。
「少々、消極的な案ですが、象の像周辺には、辺りを見通すことが出来そうな位置に、いくつか建物が存在します。
中には、ホテルの様な建物も。そこで皆を休ませながら、交代で象の像やその周辺を見張り、動きがあればその都度判断する……」
「なるほどね」
「余裕があれば偵察を。ゼクスがどこかに潜んでいるにしろ、襲撃者がいるにしろ、象の像を見張れる位置でしょうから。
おそらく、ここか、ここか、こっちか……」
そう言いながら、ルルーシュは地図上を指し、偵察の必要がある場所をピックアップしていく。
「……なあルルーシュ。もしかして、政庁の後すぐに診療所に移動できたのって」
「ええ、政庁を放棄することとなった場合の行き先を何通りか、あらかじめ決めていました。これを使ってね」
「やけに手際が良く見えたのは、そのせいか……」
デュオは、徐々にルルーシュに対する疑念が氷解していくのを感じていた。
この男は、事前に様々な準備を行っているのだ。その結果、やたらと手際が良いように見えるという事か。
「なあ、ちょっと聞いていいか? あの
平沢憂って子の事なんだけどよ」
この際なので、デュオはもう一つの疑念であった平沢憂の事を思い切って訊いてみる事にした。
「俺は阿良々木から、あの子が殺し合いに乗っているって聞いてたんだけどな」
「……それは事実でした」
「なに!?」
デュオは、てっきりルルーシュが否定するものだと思っていたが、ルルーシュの口から出たのは肯定の言葉だった。
「俺も、憂にその辺りの話は聞きました。憂は、自分が死にたくない一心で人を襲っていたことを告白してくれましたよ。
このような首輪を付けられ、突然こんな場所に放り込まれたのです。平静ではいられなかったのでしょう」
「だからって、人を襲ってたってのは!」
「その怒りはもっともだが、怒りの矛先を間違えてはいけない」
憤るデュオの言葉を、ルルーシュが語気を強めて遮った。
「敵はこのゲームを仕組んだ者だ。参加者ではない」
その後、徐々に語気を和らげながら、ルルーシュは語る。
「例えば、俺は阿良々木も仲間に引き込むことが出来れば、それに越した事は無いと思っていますよ」
「そうなのか?」
「彼も、どのような心境の変化があったのかは知りませんが、進んでこのゲームに参加している訳ではないでしょうからね」
これも、デュオにとっては予想外の言葉だった。少なくとも、政庁で出会った時とはずいぶん違う印象を受けた。
ダモクレスの存在がルルーシュに心境の変化をもたらしたという事は、この時のデュオには知る由も無い事だった。
「敵は強大です。切り捨てるという発想だけでは勝てない。
政庁で戦った怪物のような、明確な危険要素は排除しなければならないでしょうが」
「ま、アレを仲間に引き入れるのは、無理だっただろうな」
こうして話している内に、平沢憂に対する怒りはひとまず治まってきたデュオは、そこでもう一つ疑問に思ったことを尋ねる事にした。
「で、ルルーシュと会った時、平沢憂は殺し合いに乗っていたんだろう? それがどうして、一緒に行動することになったんだ」
「憂の本質は見た目の通り、殺し合いなどした事の無い少女です。威嚇射撃をしただけで、動けなくなりました」
「撃ったのかよ」
「威嚇ですよ。その後は話をしながら徐々に説得していきました」
そこまで話すと、ルルーシュは一息ついた後、一気に話を戻した。
「さて、では今後の行動は、先ほど話した通りで問題無いですか?」
デュオも、これ以上憂の話を続けても仕方が無いかと考え、話を合わせる。
「ああ、象の像を見張りながら休息ってやつな。とりあえずそれで良いと思うぜ。
なあ、気になってたんだけどよ、象の像の象ってあの象なのかね?」
「動物のゾウの様ですよ。澪の持っていた、この【バトルロワイアル観光ガイド】によれば」
「なんだ、それ?」
「この島にある施設の解説が載っています。説明文は少々ふざけた書かれ方をしていますが、どのような施設なのかは把握できますよ」
デュオは、ルルーシュからそのガイドブックを受け取ると、パラパラとめくりながら中身に目を通していく。
そして、ガイドブックを読みながら、ルルーシュとの会話も続けた。
「で、もし象の像に誰も現われなかったらどうする? ゼクスのプラン通り人が集まっていたとしても、
俺達が到着する頃には、どっかに行っちまってる可能性もあるぜ」
「ゼクス・マーキスが本当に大きな集団を築こうとしているのなら、そうすぐには象の像を離れないと思いますが」
「しかし、向こうさんにも都合があるだろうしなあ」
「その場合は、式の言っていた結界の事もありますし、西側の施設を調査していきましょう。
個人的にも遺跡や廃ビルなどは気になっていますし、ショッピングセンターでは、首輪解除に必要な工具などが手に入るかも知れません」
そう言って、ルルーシュは少し難しい顔をする。
「首輪の方は、何か分かりましたか?」
「いや、診療所でも言った通りだ。外から見る限りじゃ、ダミーの首輪も他の首輪と同じに見えるぜ。
こんな形のモンが首にはまってたんだし、繋ぎ目が最低でも二つは必要なはずなんだけどな。
こいつは式が言っていた、見えにくいようにする魔法ってのを解かないと、普通のやり方じゃ解体できそうにないぜ」
痛い所を突いてくると、デュオは苦笑いをしながら答えた。
「そうですか。……他の首輪を一つ、故意に爆発させてみては? 残骸が発生すれば、そこから分かることはあるでしょう」
「それは、そうかも知れねえが、爆発させるって言ってもこの金属がガンダニュウム合金だとしたら、簡単にはいかないぜ。
銃弾を撃ち込んだとしても、うまく爆弾が誘爆するかどうか」
そう、ガンダニュウム合金ならば、歩兵の携行する火器の銃弾など通らないだろう。
「一つ聞きたいのですが、そのガンダニュウム合金とは、爆弾などの内蔵物を埋め込み、このようなリング状に加工することが可能なので?
俺の常識ですが、高強度、高硬度の物質ほど、加工は難しいはず」
首輪の加工法にまで話が及ぶと、さすがにデュオにもルルーシュにも分からない部分は多かったが、推測くらいはできる。
「うーん、どうだろうな? 俺も専門家じゃねえから断言はできねえが、多分、難しいだろうけど不可能じゃねえと思うぜ」
確かにデュオも、こんな大きさの物にガンダニュウム合金が使われる例は聞いたことが無いが、
ガンダニュウム合金が使われているガンダムの装甲には、複雑な形状をしている部分もある。
やや強引だが、このような首輪に加工出来たとしても、不思議ではないと思えた。
「そうですか。しかし、爆弾をそんな高強度の金属で覆ってしまっては、威力が殺されてしまいますよね」
「だな。そう考えれば、少なくとも首輪の内側には、ガンダニュウム合金なんざ使っていないはず、か」
「表側にはデュオの言うような強固な金属を使用することで、爆発に指向性を持たせていることも考えられますが」
「まあ、ありえなくはねえな。しかし、あとはやってみないと分からないか」
「ええ、首輪を爆発させても、それほど強度の高い金属なら残るでしょう。それで繋ぎ目も分かるかも知れませんよ」
そこまで話しが進んだところで、デュオはおもむろにルルーシュの横へ回り込み、肩を組むようにして小声で耳打ちをした。
「(なあ、俺はこの首輪、盗聴器みたいな物も仕掛けられていると思うんだが)」
それを聞くと、ルルーシュはおもむろに先ほど見ていたパソコンに、文字入力のできる画面を呼び出し、
デュオの言葉に対する返答を、左手一本で打ち込む。
『仕掛けられているでしょうね。盗聴器』
それを見て、デュオもそのパソコンのキーボードに指を走らせる。
デュオのよく知るキーボードとは、規格が違うようだったが、普通に文字を打ち込むくらいは何とかなった。
『まずいんじゃないか? 堂々と首輪を解体する話してたけどよ』
『いや、俺は問題無いと考えていますよ』
そう打った後、今度は声に出し、ルルーシュは自分の考えを述べ始めた。
「このバトルロワイアルのルールの中に、首輪を外してはならないというルールは存在しないんですよ」
「ああ、そういやそうだった、か?」
「ええ、ルールの記載されている冊子に目を通してみれば分かります」
そこでデュオは、ルールが記載されている冊子を見てみる……という事はせずに、ルルーシュと話しを続けた
「でもよ、だからって首輪を外してもいいってことにはならないんじゃないか?」
「そういったルールが無い、というだけでは弱いですね」
「他にも何かあるのか?」
デュオの言葉にルルーシュは頷いて答える。
「ルールでは、首輪は禁止エリアに侵入すると爆発する物とされています。
そして、禁止エリアは6時間ごとにある放送で3つずつ増えていく」
「ああ」
「すると、このマップ全てが禁止エリアになるには、どれだけかかりますか?」
そう言って、ルルーシュは支給品の地図を取り出し、デュオに質問する。
「えーっと? 7×7で49エリアあるわけだから……16回目の放送で残りエリアが一つになるのか。
全エリアが禁止エリアになるのは17回目の放送だ。最初から数えれば102時間後。
いや、禁止エリアが追加されるのはその3時間後だから、ゲーム開始から105時間後だ」
「そうです、ゲーム開始から4日と9時間で、全てのエリアが禁止エリアとなります」
「意外と時間が無いんだな。しかし、これがなんだってんだ?」
「一方で、このゲームにはタイムリミットが無いとされているんですよ。これもルールに記載されています。
おかしいとは思いませんか? タイムリミットが無いと言う一方で、105時間という、首輪をつけた物にとっては、
明確なタイムリミットがある。この事実を繋ぎ合わせると……」
そこまで聞いて、デュオはこの操舵室に来てから一番の大声を張り上げた。
「まさか、首輪を解除するのもゲームの内だってのか!?」
「可能性は高いかと」
デュオは、ガックリとしゃがみこんで落ち込んだ……かと思うと、天を仰ぎ、「ああ、チクショー!」などと大声を上げて、
操舵室の中を落ち着きなくウロウロと歩きまわり始めた。
「でも何でだ? 帝愛は首輪を外されても困らないってのか?」
「大方、首輪など無くても参加者を監視する手段はあるのでしょう。
いざとなれば、奴らはこの島ごと焼き払うような準備があるのかもしれません」
これは、フレイヤの事だったが、まだそこまではルルーシュも話さなかった。
「だからと言って、首輪を外さなくては我々の命がそこまでという事は変わりません。
デュオには引き続き首輪の解析もお願いしますよ」
「ああ……そうだな。くそっ、やってやるさ!」
と、デュオが強引に決意も新たにしたところで、ドンドンと、操舵室の扉がノックされた。
「あのー、お取り込み中でしたか?」
そして、開いた扉の影からヒョコっと、二人の少女の顔が覗いている。
平沢憂と、
秋山澪だ。
「いや、いい。何か用があって来たんだろう?」
「用って、程でも、ないんですけど」
「ルルーシュさん達、おなか空いているんじゃないかと思って、お寿司を持ってきました」
澪が途切れ途切れに言い、それに憂が続いた。
「おー、確かに腹減ってるわ。俺も貰っていいんだよな?」
「ああ、いただこう」
それに対して、デュオが空元気なのだろうが明るく振舞い、ルルーシュも笑みを浮かべて、
それぞれ、寿司を受け取る。
「憂、お前達は食べたのか?」
「はい、お先にいただいちゃいました。あの、ルルーシュさん。この服、どうですか?」
「うん、そうだな……(ここは似合うと言っておくべきなのか?)」
そんなやり取りをしながら、ルルーシュが一つ寿司を口に入れたのを見て、デュオも澪から貰った寿司を頬張った。
鮮度はやや落ちているが、食べられない事は無い。
そうして、デュオがややヤケ食い気味に寿司を口に放り込んでいると、ルルーシュが憂と澪に尋ねた。
「寿司は、ここにある分で全部か?」
「澪さんがまだ持っていましたよ」
「なら、澪。残りをデュオに渡してやってくれないか?」
「はあ、いいですけど」
ルルーシュに言われて、澪は残りの寿司をデュオに渡す。
「デュオ、全部一人で食べないで下さいね。あなたから式に渡して欲しいという意味ですよ。
この中では、あなたが、式に最も信用されているでしょうからね」
「わかったわかった。んじゃ、俺は式の所に行くわ」
澪から寿司を受け取ると、デュオはそう言って操舵室を出て行った。
「あの、それじゃあ私達もこれで」
「あ、澪さん。それじゃあ、ルルーシュさん。また後で」
それに続くように澪がこの操舵室から出て行き、憂もそれを追う。
「ふう……」
こうして、操舵室が静かになると、ルルーシュはデュオとのやり取りを思い返した。
何より、スザクがナイトオブゼロを名乗っていた事を知ることが出来たのは収穫だった。
ルルーシュと同じ時間軸から来たのかは未だに不明だが(ゼロとなった後の時期でも、ゼロだと名乗るわけにはいかないだろう)、
ナイトオブゼロを名乗ったならば、ルルーシュと敵対する事は無いはずだ。
一方通行とは、おくりびとに表示されていたあの白髪色白の少年の事だろう。
デュオは、殺し合いに乗っていないと思うと言っていたが、超能力を持ちおくりびとに表示されていた以上、注意は必要だ。
首輪の解析に関しては、このままデュオが解析をする方が、片腕を負傷したルルーシュが解析するよりも前進するだろう。
首輪解除がゲームの内である可能性を知ったことで、多少士気は落ちたかもしれないが、
デュオがあの程度の動揺で崩れてしまうような男とは思えない。
ならば土壇場で明かすよりも、早めに知った上で立ち直ってくれた方が、今後の事も考えれば心強い。
「ルルさん」
その時、何もないと思われた空間から女の声がした。
「桃子か。やはり来ていたな」
しかし、ルルーシュはさして驚きもせずに、視線だけそちらへ向け、普通に返答した。
「憂さん達にも黙って来たのに、わかってたっすか?」
「気配は分からなかったぞ。だが、俺に用事があるのは分かっていたからな。おくりびとだろう?」
「はいっす」
そう言って、桃子は【死亡者・おくりびと表示端末】を取り出し、憂や澪と確認した事をルルーシュに伝えていく。
ルルーシュも、デュオから得た一方通行とヒイロ・ユイの情報を、そこへ付け加えた。
「今回のおくりびとは、一人を除いて全員わかったっすね。……ふぅ」
そうして、おくりびとに関する話が終わったところで、桃子は一つため息をついた。
「疲れたか? お前には負担をかけるな」
「まあ、少し。でも大丈夫っすよ」
「ああ、もう少し頑張ってくれ。この後は、なるべく桃子も休めるように配慮するつもりだ」
ルルーシュが桃子の事を気遣っている様子を見せると、桃子は軽く笑って応えた。
「私も、命がかかってるのは分かってるっす。遠慮せずに使ってください」
ここで、少しルルーシュは桃子の真意を測るべく、少し探りの会話を入れた。
「……桃子。お前なら、俺達を見捨てて隠れれば、今より安全に危険をやり過ごせるんじゃないか?」
「でも、それじゃあ私の望みは叶わないっす。
それに、もしずっと隠れてて、残ったのがあの
バーサーカーみたいなのだったら、私じゃどうにもならないっす」
「そうか……」
「じゃあ、私は憂さん達に伝える事が出来ましたから、これで」
「ああ」
【G-3/揚陸艇(海上)/1日目/夜】
【ルルーシュ・ランペルージ@コードギアス反逆のルルーシュR2】
[状態]:疲労(大)、右腕の骨折、思し蟹の力覚醒
[服装]:歩く教会@とある魔術の禁書目録、
[装備]:イヤホン@現地制作、ニードルガン@コードギアス 反逆のルルーシュ、ククリナイフ@現実
[道具]:基本支給品一式×2、盗聴機×8、発信機×6@現地制作、単三電池×大量@現実、
通信機×5@コードギアス反逆のルルーシュ、パソコン、CDプレイヤー型受信端末、リモコン、
アッシュフォード学園男子制服@コードギアス反逆のルルーシュR2、
USBメモリ(ダモクレス設計図)@現実、USBメモリ(会場地図)@現実
首輪×8(セイバー・
明智光秀・兵藤和尊・
田井中律・
キャスター・バーサーカー・ヴァン・
竹井久)
蒼崎橙子の瓶詰め生首@空の境界、
荒耶宗蓮の工房から回収した不明品多数、和泉守兼定@現実
“夜叉”の面@現実、ゼロの仮面とマント@コードギアス、バトルロワイアル観光ガイド、不明支給品(0~1)
[思考]
基本思考:枢木スザクは何としても生還させる。
1:象の像へ向かい、付近の建物から象の像を監視する。
2:誰も来なかった場合は、そのまま西側の施設(象の像、廃ビル、遺跡、ショッピングセンターなど)を調査。
3:デュオと式を上手く利用する。
4:殺しも厭わない。
東横桃子、平沢憂、スザク、C.C.、ユフィ、澪以外は敵=駒。利用できる物は利用する。
5:
阿良々木暦を排除したい。または(ギアスで)懐柔したい 。
6:スザク、C.C.、ユフィと合流したいが、C.C.、ユフィは参戦時系列の考察により、相応の警戒を持って接する事にした。
7:
両儀式を警戒。荒耶宗蓮の工房から回収した品を見せる?式に既視感?
8:
ライダー、
織田信長、浅上藤乃、一方通行を警戒。
9:“金で魔法を買った”というキーワードが気になる。
10:首輪の解除方法の調査、施設群Xを調査する?
11:刹那と本田忠勝の想いを受け継ぐ。
12:桃子と憂の2人を、必要以上に大切に思わないように気をつける。
[備考]
※参加者が異なる時間平面、平行世界から集められている可能性を考察しています。
※モモから咲の世界の情報を得ました。主要メンバーの打ち筋、スタイルなどを把握しました。
※自分のギアスも含めて能力者には制限が掛っていると考えています。
※モデルガン@現実、手紙×2、遺書、カギ爪@ガン×ソード、ミサイル×2発@コードギアス反逆のルルーシュ
ジャージ(上下黒)、鏡×大量、消化器、ロープ、カセットコンロ、
混ぜるな危険と書かれた風呂用洗剤×大量、ダイバーセット、その他医薬品・食料品・雑貨など多数@ALL現実
揚陸艇のミサイル発射管2発×1機、皇帝ルルーシュの衣装(マント無し)@コードギアス反逆のルルーシュR2、
現在支給品バッグに入れています。
※揚陸艇の燃料…残り10キロ分。
※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。
※トランザムバーストの影響を受け、刹那・本田忠勝・バーサーカーの戦い。
及びその記憶と想いを呼び覚ましました。
(どこまで記憶の影響を受けたかは後述の書き手さんにお任せします。
ただし、何か特殊な力に目覚める。イノベイターに覚醒する等は一切ありません)
※荒耶宗蓮の工房から不明品多数を回収しました。
(何を回収したのかは後述の書き手さんにおまかせします)
※荒耶宗蓮の工房内に在った大極図の魔方陣がルルーシュにより傷付けられ力を失いました。
(今後各所の結界等に何らかの影響が出るかは後述の書き手さんにおまかせします)
※発信機により東横桃子と平沢憂、秋山澪の位置を把握出来ています。
※式、デュオ、五飛と情報交換をしました。3人に阿良々木暦は殺し合いに乗っていると吹き込みました。
※ダモクレスが会場内にある可能性を危惧しています。また主催内に自分達を援護する工作員の存在を考えています。
【平沢憂@けいおん!】
[状態]:拳に傷、重みを消失、疲労(中)
[服装]:ゴスロリ風衣装@さわ子のコスプレセット、純白のパンツ@現実
[装備]:ギミックヨーヨー@ガンソード、騎英の手綱@Fate/stay night+おもし蟹@化物語、拳の包帯、
S&W M10 “ミリタリー&ポリス”(6/6)
遠坂凛の魔力入り宝石@Fate/stay night×10個(in腰巾着)、発信機@現地制作、
通信機@コードギアス反逆のルルーシュ
[道具]:基本支給品一式、日記(羽ペン付き)@現実、桜が丘高校女子制服、カメオ@ガン×ソード、
皇帝ルルーシュのマント、ゼロの剣@コードギアス反逆のルルーシュR2、
包帯と消毒液@逆境無頼カイジ Ultimate Survivor 、鉈@現実、阿良々木暦のMTB@化物語、
ファサリナの三節棍@ガン×ソード、 燭台切光忠@現実、“泥眼”の面@現実 、
.38spl弾×46、メイド服@けいおん! 、さわ子のコスプレセット@けいおん!、洗濯紐
[思考]
基本:ルルーシュとバンドを組みたい。阿良々木さんはもう絶対殺す。
1:辛いことは考えない、ルルーシュさんを信じる。
2:ルルーシュさんの作戦、言う事は聞く。
3:桃子ちゃんは友達。
4:阿良々木さんをブチ殺して、お姉ちゃんのギー太を返して貰う。
5:澪さんとバンドが組めて嬉しい。
6:梓を殺した荒耶宗蓮への憎悪。
7:ライダー、織田信長、
浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、一方通行、ユーフェミアを警戒。
8:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。
9:思いを捨てた事への無自覚な後悔。
10:お姉ちゃんは私の――。
[備考]
※ルルーシュの「俺を裏切るなよ」というギアスをかけられました。
※
中野梓についていた「おもし蟹」と行き遭いました。姉である
平沢唯に対する『思い』を失っています。
※第2回放送をほとんど把握していません。
※
ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。
【東横桃子@咲-Saki-】
[状態]:ステルス解除、疲労(中)
[服装]:鶴賀学園女子制服(冬服)
[装備]:FN ブローニング・ハイパワー(自動拳銃/弾数15/15/予備30発)@現実、果物ナイフ@現実(現地調達)、
双眼鏡@現実(現地調達)
[道具]:デイパック、基本支給品×2(-水1本)、シティサイクル(自転車)@現実
蒲原智美のワゴン車@咲-Saki-(現地調達)、小型ビームサイズ@オリジナル(現地調達) 、
キャンプ用の折り畳み椅子@現実、七天七刀@とある魔術の禁書目録、
通信機@コードギアス反逆のルルーシュ、発信機@現地制作、“狐”の面@現実、不明支給品(0~1)、
死亡者・おくりびと表示端末、【第1回放送までのおくりびと】のメモ、ポンチョのようなマント@オリジナル
[思考]
基本:
加治木ゆみを蘇生させる。
1:ルルーシュを利用し(利用され)、優勝する。
2:もう、人を殺すことを厭わない。
3:覚悟完了。ステルスを使う時は麻雀で対局相手の当り牌を切る時の感覚を大事にする。
4:先輩が好きだ。それだけは譲らない。
5:……憂ちゃんは一応、友達ってことで。秋山澪は……。
6:ライダー、織田信長、浅上藤乃(と思われる黒髪の少女)、一方通行、ユーフェミアを警戒。
7:浅上藤乃と思われる黒髪の少女に出会った際に、冷静であるように努める。
8:ルルーシュの能力とは?
9:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。
[備考]
※登場時期は最終話終了後。
※
カギ爪の男からレイに宛てて書かれた手紙は中身を確認せずに破り捨てました。
※荒耶宗蓮が主催者側の魔術師である事を知りました。
※自分の起源を知りました。
※ユーフェミア・リ・ブリタニアの外見的特長を把握しました。
※闘技場で
伊達政宗達やバーサーカーの戦いの顛末を見ました。
※【A-7】での爆発に気付きました。
【秋山澪@けいおん!】
[状態]:疲労(中)、両頬に刀傷
[服装]:龍門渕家のメイド服@咲-Saki-
[装備]:田井中律のドラムスティック、影絵の魔物@空の境界、ミニミ軽機関銃(183/
200)@現実
[道具]:基本支給品一式×9、
千石撫子の支給品0~1個(確認済み)、
FENDER JAPAN JB62/LH/3TS Jazz Bass@けいおん!、2ぶんの1かいしんだねこ@咲-Saki-、
桃太郎の絵本@とある魔術の禁書目録、法の書@とある魔術の禁書目録、下着とシャツと濡れた制服、
桜が丘高校軽音楽部のアルバム@けいおん!、モンキーレンチ@現実、
忍びの緊急脱出装置@戦国BASARA×2、軽音楽部のティーセット、一億ペリカの引換券@オリジナル×2、
シアン化カリウム入りスティックシュガー×5、ゼロの仮面、刀身が折れた雷切 @現実、
ジャンケンカード×十数枚(グーチョキパー混合)、ナイフ、薔薇の入浴剤@現実、
ヒートショーテル@新機動戦記ガンダムW、発信機@現地制作、通信機@コードギアス反逆のルルーシュ
[思考]
基本:もう一度、軽音部の皆と会うために全力で戦う。
0:ルルーシュやデュオに自分の道具を見せる?
1:この集団を利用し、目的を果たす。
2:軽音部全員を救う方法を見つける。
3:見つけ次第、実行する。
4:手段を選ぶつもりはない。
5:一方通行、ライダー、を警戒。
6:伊達政宗のおくりびとが
福路美穂子か。
7:ユーフェミアに対して『日本人』とは名乗らないようにする。
8:
正義の味方なんていない……。
[備考]
※本編9話『新入部員!』以降の参加です
※Eカード、鉄骨渡りのルールを知りました
※エスポワール会議に参加しました
※光秀が一度は死んだ身であることを信じています。
※トレーズへの拷問と死に様を見ました。
※刹那の声を聞きました。
※ブラッドチップ(低スペック)の影響によって己の起源を自覚しました。
※起源は『畏怖』と『逃避』の二つ。
※自分の望みのために、起源を乗り越えて戦う覚悟を決めました。
※黒の騎士団全員の情報を得ました。
※ルルーシュたちの作戦を把握しました。
【(腹)黒の騎士団の作戦】
1:戦力増強のため、超人レベルか達人レベルの戦力を有する対主催派集団に入り込む。または作り出す。
2:ルルーシュと憂と澪は無害を装い。桃子はステルス状態で同行。
3:内側からギアス等で集団を都合よく操る。策を弄する際の連絡役は桃子。万が一の不意打ち役も桃子。
4:出会う参加者に阿良々木暦の悪評を伝える。
5:邪魔になる人物や
戦場ヶ原ひたぎは排除するか、ルルーシュが懐柔。
6:桃子は集団内の人間をよく観察する。
7:集団内に殺し合いに乗った人間が居たら、懐柔するか排除する。
8:阿良々木暦に遭遇した場合は混乱に乗じて排除するか、ルルーシュが懐柔。
9:戦力にならない集団とは阿良々木暦の悪評だけ伝えて分かれるか、そもそも関わらない。
10:『おくりびと』は見られないようにする。
【
デュオ・マックスウェル@新機動戦記ガンダムW】
[状態]:疲労(中)
[服装]:牧師のような黒ずくめの服
[装備]:フェイファー・ツェリザカ(弾数5/5)@現実、15.24mm専用予備弾×60@現実、
COLT M16A1/M203(突撃銃・グレネードランチャー/(20/20)(1/1/)発/予備40・9発)@現実
[道具]:基本支給品一式×2、デスサイズのパーツ@新機動戦記ガンダムW、
BMC RR1200@コードギアス 反逆のルルーシュR2、 桜舞@戦国BASARA(一本のみ)、
ラッキー・ザ・ルーレットの二丁拳銃(4/6)@ガン×ソード、莫耶@Fate/stay night、干将@Fate/stay night
中務正宗@現実、首輪(張五飛)、ダミーの首輪(荒耶宗蓮)、特上寿司×4人前@現実
[思考]
基本:ガンダムパイロットとして主催を潰す。
0:式に寿司を食べさせる?
1:五飛の分も込めて、主催者を叩きのめす。
2:首輪の解析について、後の段階で出来ることも考える。爆発させてみる?
3:『消える女(桃子)』に警戒。
4:デスサイズはどこかにないものか。いやこんなリアル鎌じゃなくて、モビルスーツの方な
そういえばあの女(桃子)ビームサイズ持ってたな……。
5:式……マジで大丈夫なのか?
6:首輪を外すのもゲームの内か……。
[備考]
※参戦時期は一応17話以降で設定。ゼクスのことはOZの将校だと認識している。
正確にどの時期かは後の書き手さんにお任せします。
※A-5の敵のアジトが小川マンションであると分かりました。
※以下の情報を式から聞きました。
・荒耶が殺し合いの根幹に関わっている可能性が高い。
・施設に点在している魔法陣が殺し合いの舞台になんらかの作用があるかもしれない。
・首輪にはなんらかの視覚を始めとした五感に対する細工が施されてあるかもしれない。
※ルルーシュと情報交換をしました。阿良々木暦が殺し合いに乗っていると吹き込まれました。
【両儀式@空の境界】
[状態]:疲労(大)、 ダメージ(大)、睡眠中
[服装]:私服の紬(上着排除)
[装備]:九字兼定@空の境界、毛布@現地調達
[道具]:基本支給品一式、首輪、ランダム支給品0~1 、ルールブレイカー@Fate/stay night 、
武田軍の馬@戦国BASARA
[思考]
0:―――。
1:私は死ねない。
2:幹也のためにできることを考える。
3:刀を誰かに渡すんだっけ?もったいないな……。
4:浅上藤乃……殺し合いに乗ったのか。
5:荒耶がこの殺し合いに関わっているかもしれないとほぼ確信。
6:荒耶が施したと思われる会場の結界を壊す。
7:荒耶が死んだことに疑問。
8:首輪は出来るなら外したい。
[補足]
※首輪には、首輪自体の死が視え難くなる細工がしてあるか、もしくは己の魔眼を弱める細工がしてあるかのどちらかと考えています。
※荒耶が生きていることに関しては、それ程気に留めてはいません。
しかし、彼が殺し合いに何かしらの形で関わっているのではないかと、確信しています。
※A-5の敵のアジトが小川マンションであると分かりました
※以下の仮説を立てています。
・荒耶が殺し合いの根幹に関わっていて、会場にあらゆる魔術を施している。
・施設に点在している魔法陣が殺し合いの舞台になんらかの作用がある。
・上の二つがあまりに自分に気付かせんとされていたこと自体に対しても疑念を抱いている。
・首輪にはなんらかの視覚を始めとした五感に対する細工が施されてある。
※ルルーシュと情報交換をしました。阿良々木暦が殺し合いに乗っていると吹き込まれました。
※平沢唯から聞いた信頼できる人間に刀を渡すというプランを憶えています(引き継ぐかは不明)
【ゴスロリ風衣装@さわ子のコスプレセット】
平沢唯が一年時の文化祭ライブで着た衣装。
【死亡者・おくりびと表示端末@オリジナル】
第三回放送の死亡者、おくりびとの表示順番は以下の通り。
平沢唯/平沢憂
海原光貴/ヒイロ・ユイ
明智光秀/伊達正宗
トレーズ・クシュリナーダ/ 明智光秀
伊藤開司/ユーフェミア・リ・ブリタニア
アーチャー/
上条当麻
神原駿河/織田信長
張五飛/バーサーカー
ヴァン/バーサーカー
伊達政宗/福路美穂子
バーサーカー/両儀式
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最終更新:2010年04月23日 00:18