「フッ…貴様は俺の住む世界にぴったりの逸材だな」
「お前の言うこと超かっけえよ岡部!……はっ!今の俺なら智代にだって…」
岡部と春原は、互いの自己紹介から始まりいつしか、『互いの妄想自慢大会』へと変わっていた。
岡部の影響力は効く人には本当に大きいため、春原にモロに影響してしまった。
が、意外にも最初に話を切り出したのは岡部だった。
春原の知り合いなど、聞いておいて損はないだろうから。
「黄金の新顔よ、貴様はこの
殺し合いに友人の類は呼ばれているのか?」
一つ仮説があった。参加者の名簿は五十音になっておらず、不規則に並んでいる。
これは『会ったことのある』人たちごとに並べているのではないかと考えられた。
まあだからどうということはないのだが、岡部は『世界線の移動』を観測者の力『リーディング・シュタイナー』で観測してきた。だからこそ更なる考察に辿り着ける。
荒耶宗蓮は、SERNとつながっていると仮定。
彼らは自分の知るタイムマシンやタイムリーブマシンより数段上の人間が乗ってもゲル化しないものを開発した。
もしくは荒耶宗蓮の『魔術』(素直には受け取れない。科学技術の暗喩と仮定)によりゲル化を免れた。
タイムマシンで幾多の世界線を移動し、殺し合いに適した人材を拉致する。
以上のように、荒耶宗蓮の正体を探ることができる。
まゆりが蘇生しているのも、まゆりが死なない世界線からの拉致でなら可能だろう。
こうして、岡部倫太郎は今もっともこの殺し合いの真相に迫っている。
幾多の世界線移動。観測者の観点から導き出した答え。
しかし、一つ足りない。もっとも、それは科学には解き明かせない『謎』だった。
【深夜/a-5】
【岡部倫太郎@Steins;Gate】
[思考・行動]
基本:殺し合いを止める。
1:助手たちを探す
※桐生にまゆりが射殺された後からの参加です
【春原陽平@CLANNAD】
[思考・行動]
基本:殺し合いには乗らない
※参戦時期は不明ですが、伊吹風子消失の前からです
最終更新:2011年07月05日 09:47