処刑人

目が覚めたら、サングラスをかけた男が前で何かしゃべっていた。金髪で肌は白い筋肉質な男だ。

「今からお前らに殺し合いをしてもらいます。」



死ぬのがこわい。
ただ怖い。
まだ死にたくはない。
嫌だ。嫌だ。嫌だ。



(殺し合い!?嫌だ・・・殺される・・・。)
デメリットでしかないゲームに何故参加しなければならない。死にたくないのに死ぬ可能性のが高いだろう。


「永遠の命と言うのはどうだ?」

(フロウフシ・・・?死なない・・・!!。)

“なんでも願いがかなえられる。”だったら僕は殺し合いに参加する。
王族の息子である少年は、殺し合いに参加することを決意し会場をあとにした。



参加者の中には、ゲドとテルーがいる。テルーはともかく、ゲドは大賢人で勝てるわけがないしテルーはただ殺したくない。
支給品は、どこの国か分からない文字がゴタゴタと書かれている手帳だ。武器じゃないことは確かだ。
数字のようなものがところどころに書かれているがどういう意味なのかどういう意図で書かれているものなのかは判らない。
他の支給品は、木製の長細い棒に文字が書かれた不気味なものと変な貝。
あとは言われたとおり懐中電灯、食料、時計、地図、名簿があったが食料のほうは三日間凌げる量ではない程だ。

(これだけでどうしろって言うんだ・・・。)

剣の代わりに木の棒を構えた。民家の中に食料があるかもしれないという数少ない可能性に頼る。

「武器を置け。動いたら撃ち殺す・・・。」
「お前が僕の死か?」
「死にたいのか?」
「殺せよ。」
「理由になっていない。」

太ももの激痛に、思わず声を上げてしまった。耳が張り裂けるような音が遅れて聞こえてくる。
剣で刺されたわけでも、弓矢で射られたわけでもなく、たった一瞬のうちに黒い鉄の塊から丸くて長細い鉄が太ももめがけて飛んできた。
歩けそうにないぐらいの激痛と傷口からの多量の出血で他の参加者からのいい的になるだろう。
そうしたらみんな殺しに来る。




殺される?死ぬ?殺される?死ぬ?殺される?死ぬ?殺される?死ぬ?殺される?死ぬ?殺される?死ぬ?
死にたくない。死にたくない。死にたくない。死にたくない。死にたくない。死にたくない。死にたくない。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い



「うああああああああああああああああ!!」


男の参加者の頭を木の棒で殴った。鈍い音と共に長身の男が倒れた。
男が持っていた黒い鉄の塊を奪い取り、民家を飛び出す。
力いっぱい走った。傷口から血が出ていることを忘れていたかのように激痛が体中を走る。

「うあああああああああああああああああ!!」





「理由になってない。」




腹部にまた太もものような激痛が走った。今度は出血が酷い。そして遅れて爆音が聞こえる。

「銃は返してもらう。」

男の参加者はまるで死神のように見えた。長髪で長身のまるで見たことのないような・・・。
反撃する力も出ない。ひびの入ったバットが転がっていたが届きそうにもない。


(こうやって僕は死ぬのか・・・)



国王である父親を衝動的に殺して、逃げるように旅に出てゲドやテルーに会った。
出来たらもう少し生きたい。と言うよりも死にたくはない。

(ただ、死ぬのが怖い。でもこのままじゃ死ぬ。どうすればいいんだ・・・。)

一人の少年は眠るように意識は遠のいていった。



【一日目・早朝/B-2ロープウェイ近く】
【桜@オーデュボンの祈り】
[状態]:頭部に打撲と出血
[装備]:トカレフ(7/8)
[所持品]:基本支給品一式、FN ファイブセブン(19/20)
[思考・行動]
基本:出会った奴を基本的には射殺する。


【一日目・早朝/B-1山小屋近く】
【アレン@ゲド戦記】
[状態]:錯乱状態 太ももと腹部に銃創
[装備]:ジョーダンバット
[所持品]:基本支給品 人体練成の書 ダイアル
[思考・行動]
基本:優勝して不老不死になる。
典型的なマーダーだけど・・・


「支給品紹介」

【ジョーダンバット@重力ピエロ】
木製バット。マイケル・ジョーダンのサインが書いてある。鈍器にもなる。
重力ピエロでは春が武器に使ったりとか意外と活躍している。

【人体練成の書@鋼の錬金術師】
エドワードとアルフォンスが母親を人体練成するために作った書。結果はご存知の通り。
比喩表現や暗号などでわざと複雑に書かれていて到底普通の人には解読でいないように書かれている。

【FNファイブセブン@カウンターストライクオンライン】
P90の利点をハンドガンに圧縮したような銃。
頼りない発砲音だが他のハンドガンと比べて威力減衰が少なく、精度がよいので遠距離も対応出来る。
弾種が5.7x28mmのためベスト貫通力が高く、また遠距離での威力減衰も他の銃と比べ少なく、装弾数も多いが、威力は低め。
装弾数20発。

【トカレフ@現実】
ロシアの軍用拳銃。安全装置のない中国製のコピー品。装弾数は8発。
使用弾薬は電話帳を3冊貫通することの出来るほどの威力の「7.62mmトカレフ弾」。レベルIIのボディアーマーを易々と突き抜ける。
しかし、命中してもそのまま人体を貫通してしまうためにストッピングパワーは低いと云われている。

蘇ったシリアルキラー 投下順 死の数列 前編
]]|時間系列順|[[
START 「自己犠牲は正義ではない。」
START アレン [[]]

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最終更新:2011年09月17日 22:38
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