5話 名前が似ている≠実質似ている
【0】
なんというか面倒なことになってしまった。
いつの間にかこんなもんに呼ばれていた。
こんなもん?それは流れで分かるだろう。
よし、寝よう。寝るに限る。
え?なんで寝るんだよ、だって?
逆に言う、なんでこんな昼から動かなきゃいけないんだよ。
はー…どうでもいい、俺は寝るぞ。
……あー、分かったよ…。
俺ゾンビっす、あと、魔装少女っす。
よし、一世一代のカミングアウトしたから寝る。
【1】
「……どう、して?」
鹿目まどかは一人で悲しそうに言う。
言っておくが彼女はこの世の『概念』となった彼女ではない。
巴マミ、美樹さやか、佐倉杏子の3名が死んだ世界の彼女である。
「さやかちゃんに、マミさん、杏子ちゃんまで…どうして……?」
彼女の記憶では3人は死んでいた。
巴マミは殺され、美樹さやかは魔女となり、佐倉杏子は美樹さやかとともに消えた。
そして、この場に呼び出された。
それも驚きの一つである。
しかし、それより驚くべき事実が一つある。
彼女はすでに、『魔法少女』となっている所だ。
「どうして…?私は契約していないはずなのに……」
彼女は契約していないはずだ。
なのになぜ魔法少女となっているのか。
なぜか?その理由は簡単だ。
主催…彼による力だ。
「……怖い、けど………他の人が死ぬ方が、怖いよね…」
彼女は3人の死を見てきた。
それにより、そのつらさが他人より分かっているつもりだ。
しかも、無力な自分ではない。
今は魔法少女なんだ。
だから、他の人だって救える。
少なくとも、無力ではないのだ。
【2】
「あのー…起きてますか?」
「……」
F-3の温泉旅館、そこで二人は出会った。
死んだように寝ている相川歩を鹿目まどかは見つけたのだ。
そこでまどかはこんなことを呟いた。
「………死んで、ないよね?」
彼は、死んでいない。
しかし、生きていない。
それは彼がゾンビだからだ。
生きているのに死んでいる。
生きていないのに死んでいない。
生きていないから死んでいる。
生きているから死んでいない。
彼は、ゾンビだから。
彼が、魔装少女だから。
そんな二人が出会った。
魔法少女と魔装少女。
この二人の出会いは、強烈であり、壮絶であり、偶然である。
【真昼/F-3温泉旅館】
【鹿目まどか@
魔法少女まどか☆マギカ】
[状態]健康
[装備]弓矢、ソウルジェム
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:
殺し合いには乗らない。
1:この人…大丈夫なのかな…?
2:ほむらちゃんを見つけたい。
3:マミさんとさやかちゃんと杏子ちゃんは…?
[備考]
※アニメ版9話終了後からの参戦です。
※魔法少女化の代償である願いについては不明です。
【相川歩@これはゾンビですか?】
[状態]睡眠中
[装備]
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:どうしようか…。
1:……。
[備考]
※小説1巻終了後からの参戦です。
最終更新:2011年09月06日 22:18