6話 安心と信頼の―――
【1】
「……はぁ」
ため息をすると幸せが逃げる。
そうやって今はいない親が教えてくれた気がする。
わたし、青木百合はどうでもいいことを考えていた。
ここはD-3の図書館…らしい。
詳しい事まで聞かないでほしい。
全然ここについて知らないんだし。
「しかし…お兄ちゃんに友君か…なんで呼ばれたんだろう」
彼女は、特に能力もない学生である。
こんな場所に呼ばれる意味が分からない。
「まぁ…とりあえず二人を探さないと……」
立ち上がって周りを見る。
人の気配はない…気がする。
そんな分かったら苦労しないわよ。
「……とりあえず、行こうかしら…ッ!」
後ろから誰かに押された。
そのまま前のめりに倒れてしまうが、すぐに押した方を見た。
そこにいたのは、黒く長い髪をした、大男だった。
「おっと…動くなよォ、死にたくなけりゃあな…」
「……何をするつもりですか?」
「いやいや、簡単だよ…俺の相手をしてもらうだけだ」
ニヤァ、男の顔が曲がる。
気持ち悪い、吐き気がする。
あの目は、ろくでもない奴の目だ。
逃げなくては、でも逃げたら撃たれる。
そうしたらもう、お兄ちゃんとは会えなくなる。
嫌だ、嫌だ、嫌だ!
それだけは嫌だ、でも…こんな男に……。
そう思った瞬間思わず喉の奥から声が出ていた。
「助けてえええええええええええええええええええええ!!!!」
「破ァ!!」
青い衝撃波が男に当たり、倒れた。
その向こうに立っていたのは、普通である…男の人だった。
「えっと…大丈夫?」
「あ……はい、あの…名前は」
「ん?◆6LQfwU/9.Mだよ」
「6Lさん…ですか」
「君は?名前はあるだろう?」
「青木…百合です」
「百合ちゃんね、よろしく」
「……はい」
【2】
「えーっと…お兄さんがいて探しているんだね?」
「はい……」
「俺も一応、探している人がいるから…ついてくる?」
「え?いいんですか?」
「うん、これも何かの縁だし…さ」
◆6LQfwU/9.Mは立ちあがった。
百合もついて行こうとしたが、ちょっとトイレに行くだけだ、と座らせる。
「……はぁ、しかしVx氏も何考えてるんだか」
自分に与えられたこの力。
これはどう考えてもTさん本人の力である。
しかもバックに入ってたメモには。
「敵の前で『破ァ!!』と言うとあなたは幸せになる」
と書いてあった。
どこの国の文句だよ。
まあ、正直どうこう言えないが。
しかし…死んだはずの俺をどうしてよみがえらせるのか。
あの人の考えることは分からない。
「……まぁ、頑張るか…ほどほどに」
【真昼/D-3図書館内】
【青木百合@オリキャラ】
[状態]健康
[装備]
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:
殺し合いには乗らない。
1:◆6LQfwU/9.Mさんと行動。
2:お兄ちゃんと友君を探す。
[備考]
※DOLロワ参戦前からの参戦です。
【◆6LQfwU/9.M@非リレー書き手】
[状態]健康
[装備]
[所持品]基本支給品、不明支給品(1~2)
[思考・行動]
基本:Vx氏を止める。
1:しばらくは百合ちゃんと行動。
2:書き手さんも探す。
[備考]
※Tさんの力を手に入れています。
【3】
「く…あの野郎……絶対殺してやる」
長谷川は二人がいなくなったときに目が覚めた。
近くには粉々になった銃があった。
つまり、武器が無くなったということだ。
「……研究所が近くにあったな」
研究所なら、爆弾を作るための材料がある。
昔女を脅すために爆弾を作った事があるから、作り方は知っている。
「待っていろよ、俺を潰した奴」
【真昼/D-3図書館内】
【長谷川祐治@オリキャラ】
[状態]体にダメージ(中)
[装備]
[所持品]基本支給品
[思考・行動]
基本:優勝はしたい。女は気に入ったら奴隷にし、気に入らなかったら殺す。
1:研究所に行く。
[備考]
※DOLオリロワ参戦前からの参戦です。
※D-3図書館内に破壊された銃(種類不明)があります。
最終更新:2011年09月06日 22:22