ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1053 底辺ゆっくり
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ankoss
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『ゴミはゴミ箱へ!その通りだと思うよ!』
参考にさせていただいた絵師さんに最大限の謝辞を
<応用編>
鉄材で出来た壁と『立ち入り禁止』の建て看板がつけられた森の奥の工事現場跡。
会社が倒産し工事が凍結した跡地にそのゆっくりの群れはあった。
工事現場跡地はゆっくりが身を隠すのに最適な場所であり、雨をしのげる屋根や丈夫なプレハブの下に巣を作れば安心二重丸である。
外との出入りは入り口の扉のスキマから行なっており、体の柔らかいゆっくりだから出入りできるのだ。
その敷地の隅には、工事の途中でほっぽり出された大きな穴があった。
底が見えないほどに深く、人間の大人でも数人が入れるほど大きい穴。
そこへ向かってぴょんぴょんと跳ねて行くゆっくり二匹。
れいむは口の中に何かを咥えており、帽子持ちのまりさ種は中に何かを入れているようだ。
それと並んで一緒に跳ねる赤ゆっくり。
「ぎょみをゆっきゅりしゅてようね!」
「ぎょみがいりゅとゆっきゅりできにゃいよ!ぎょみはぎょみあにゃしゃんへしゅてりゅよ!」
ピクニック気分なのか、親の周りを嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている。
言葉から察するにどうやらゴミ捨てに向かうようだ。
そして親が大穴の淵へとたどり着いた。
「ゆっくりすてるよ!」
そう宣言したれいむが口をガバッと開き、中にあった『ゴミ』を吐き出した。
「おしゅりゅりゅちゅんちぇりゅ!?」
「ゆっぴゅぴちいいいぃぃ!!」
ゴミと思ったそれはゆっくり……ゆっくりの未熟児だった。
小さい悲鳴を上げ、何とか親の口の中に残ろうとするが、れいむは舌を器用に使い、まさしくゴミを払うかのように未熟児達を穴の中に落とす。
「ゆっくりしんでね!!めいれいだよっ!?」
「やめちぴぃ!?」
「ゆゆっくちっぃ!!
未熟児はあっという間に穴の中に消えていった。
「おしゅりゃりゅゆっぴぴぴぎいぃ!?」
一匹の未熟児れいむは頭から穴の底に落下し、その部分から真っ二つに裂け、中の餡子を跳び散らしつつ死んだ。
未熟児はプチトマトほどなので、その餡子の量も微々たるものだった。
「ゆっくちいいいいぃぃびぎゅうっ!?」
もう一匹の未熟児まりさは比較的丈夫な足から着地した。
着地に成功したものの、足は無残に破けてしまいこれではもう動く事もできない。
未熟児の餡子は赤ゆっくりに比べて若干硬いという性質がある(だからのーびのーびができない)。
派手に飛び散るような事はならず、破けた底から餡子がもれ出る程度で済んだ。
「ゆっきゅちできゅぴちいいいいいいぃぃぃぃ!!」
だが、そんな事は無意味である。
爪の先っぽほどの揉み上げを苦しさのあまり狂ったように動かし、痛ましーしーを垂れ流す。
中枢餡が無事なせいで痛みだけは絶えず感じてしまう。
れいむのようにあっさり死んだ方がどれほど良かったであろうか?
やがて雨が降って未熟児まりさの体が溶けてなくなるまでこの苦痛は続くのだ。
既にお帽子は脱げてどこかにいってしまっており、たとえこの穴から出れたとしても、もはやこの未熟児まりさが生きていける可能性は0である。
まあ、ここに落とされた未熟児にそんな希望は絶対にありえないのであるが。
他にも落とされた未熟児が多数見受けられた。
そのほとんどが潰れているか、だいぶ前に落とされたのか黒ずんでいたり、溶けてしまっている未熟児いる。
まさしくゴミ捨て場である
カリカリカリカリ……
そんなゴミ捨て場にわずかに響く何かを削るかのような音。
「ゆ……ゆ……っきゅ……」
黒ずんだ未熟児ちぇんの傍(髪の毛も少なく尻尾が超短小)で、未熟児ありす(わずかな金髪の上に赤いカチューシャが乗っかっている)が、壁に向かって歯を突きたてていた。
カリカリカリカリ……パキン
「ちょきゃいぴゃああああぁぁぁ!?」
歯を使って穴を開け、ここから脱出しようとしているのだ。
だがゆっくりの、さらには未熟児の歯の強度など高が知れている。
数時間、運が良くて半日ほどでそれは砕け散る。
「ゆくっちちちぇきにゃにぇわあああぁぁ!!」
折れた歯を必死に戻そうと無駄な足掻きを続ける未熟児ありす。
こうなると完全に手詰まり。
ただその場にいて、ゆっくりと死に至るのを待つだけ……いや、わずかだがその時間を延ばす方法があった。
「みゅん……」ここに落ちて数日経つ未熟児みょん(黒いリボン付きの白い髪がお皿みたいに乗っかってる)が、穴の中央で潰れている未熟児ぱちゅりー(髪は生えているがもみ上げが無い。帽子とお飾りはかろうじてある)に近づく。
そしてその死体に顔を埋めた。
「みゅーちゅ、みゅーちゅ……」
死体食いである。
先に言ったとおり、れいむやまりさ、そしてみょんの餡子は若干硬い。
歯を失った未熟児には食べられないが、ぱちゅりー、ありす、ちぇんの中身はクリーム、カスタード、チョコで比較的やわらかい。
なので墜落した未熟児まりさやれいむ、みょんは生存率が高いが、逆に中身がやわらかいありす、ぱちゅりー、ちぇんは少しの傷でも中身が流れ出てしまいそのまま衰弱死する。
そして死体のなかに残ったわずかな中身は、未熟児でも食すことが出来た。
「みゅーちゅ、みゅーちゅ……」
だがしあわせーなどない。
ここに居る限りもう二度とゆっくり出来ないという事がわかっているのか、この食事はただ単に迫り来る飢餓からの死という恐怖から逃れる為の防衛本能であり、しあわせーやゆっくりを求めてのものではないのだ。
事実、全てに絶望したかのような表情を浮かべ、そのまま餓死するに任せた未熟児も居るようだ。
ゴミ捨て場の底辺であるここは、まさしく地獄の様相を呈していた。
「みゅーちゅ、みゅーちゅっびゅっ!!」
突然落ちてきた石によって、未熟児みょんが潰された。
落ちたときの墜落死。
傷を負っての衰弱死。
上から降ってきた新たな未熟児による圧死。
絶望死。
そして雨が降ってしまえば、ここにいる未熟児は全て解けてしまう運命にあるが、もう一つ、この苦しみが終わる方法がある。
「あちゃっちゃよ!ゆっきゅりゆっきゅり!」
「さすがまりさのおちびちゃんだよ!しょうらいはだいりーぐさんだよ!」
この仄暗い穴の底とは対照である地上の光。
その下で暮らす『まとも』に生まれたゆっくり達。
赤まりさと親まりさは一つのゲームをしていた。
それは穴の中に石を落とし、それが中にいる未熟児にあたり叫び声が聞えたら勝ちというものだ。
「ゆ!まりさ!ゆっくりしていってね!」
先程とは違うれいむが親子の元にやってきた。
口の中に何かを入れているようだ。
「れいむ!ゆっくりしていってね!」
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
「ゆゆ~ん!げんきのいいおちびちゃんだね!!」
「ゆっへん!まりさじまんのおちびちゃんだよ!!」
「ゆゆ~ん!げんきがよくっちぇごみぇんにぇ!!」
「ゆっくりできるね!れいむもおちびちゃんをしょうかいするよ!!」
そう言ったれいむの横から姿を現したのは赤れいむだった。
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
「ゆっくりしていってね!れいむのおちびちゃんもかわいいね!」
「ゆゆん!きゃわいくっちぇごみぇんにぇ~!」
「ゆ~……ゆっきゅりちたれいむだにぇ~……」
赤まりさは何故か頬を赤く染めている。
「かわいいでしょ!れいむのおちびちゃんだよ!!でも、こっちのごみはゆっくりできないよ!!」
そう言ってれいむは口の中に入れていた未熟児を地面に吐き出した。
「ゆ”……ゆ”……」
「ゆちっち……」
「ゆぴきゅ……」
この未熟児達は赤れいむと一緒に生まれた未熟児達で、赤れいむ1に赤まりさ2である。
すでに顔の一部が破れていたり、おめめが無くなったりしておりだいぶ弱っている。
「ごみのくせにうるさいからすこしつぶしてやったよ!そうしたらおとなしくなったよ!!れいむつかれちゃったよ!」
「れいみゅもおてちゅだいちたんだよ!おきゃあしゃんがぎょみはしゅででしゃわっちゃいけにゃいっちぇいっちゃきゃらえぢゃしゃんでちゅちゅいちゃよっ!!」
ゆへんと、胸を反らすかのような体勢をとる二匹。
「ゆ!おちびちゃんはりっぱだね!」
「れいむもりっぱでしょ!?」
「ゆん!れいむもえらいよ!!ごみそうじはみんなのつとめだよ!まりさもおちびちゃんとおてつだいするよ!!」
「ゆっきゅりてつだいよ!!」
まずは親れいむが未熟児れいむのリボンを咥える。
「ゆぴ……おきゃぴゃ……」
「ゆふん!ぜんぜんしゃべれないゆっくりできないごみはさっさとしんでねっ!!」
「しゃ……」
未熟児れいむは穴の中に消えていった。
「しゃっしゃとおちてにゅえ!ぎょみはぎょみびゃこしゃんじゃよ!!」
赤れいむは持ってきた木の枝で妹であるはずだった未熟児まりさをつついた。
「ゅ”……」
既に枝によって中枢餡が傷ついてしまっているのか、餡子はあまり漏れ出していないがほとんど動けないでいるようだ。
やがて未熟児まりさも、赤れいむの枝に押されて穴の中に落ちていった。
「おちびちゃん!!おちびちゃんがごみをすてるときはれいむみたいにぼうさんをつかうんだよ!!おとうさんはだいじょうぶだけどおちびちゃんはゴミをちょくせつさわったらだめだよっ!!」
「ゆっきゅりりきゃいしちゃよっ!!」
赤まりさは残った未熟児まりさを落ちていた木の枝でぐいぐいと押す。
「ゆっきゅりしゅてるよっ!ゆっきゅりゆゆっ!?」
もう少しで未熟児が穴に落ちるというところで事が起きた。
赤まりさが使っていた枝を、未熟児まりさが咥えたのだ。
「ゆゆっ!?ひっぴゃりゃれりゅ!!」
未熟児の目は既に潰れており何かが見える状態ではない。
おそらく無意識のうちにその棒を咥えたのだろう。
未熟児と共に赤まりさが穴の中に落ちるかと思われた……その時。
「ゆふん!!」
親まりさが太い棒で未熟児を叩き潰した。
その衝撃で赤まりさは棒を離し、未熟児まりさはそのままどろりと穴に落下していった。
「おちびちゃんきをつけてね!おとうさんがいたからよかったけどひとりじゃここにきちゃいけないよっ!!ゆっくりりかいしてねっ!!」
「ゆゆ~ん……ゆっきゅりりきゃいしちゃよぉ……」
親まりさに少し怒られて赤まりさは落ち込む。
「まりさ!そんなにおこったらおちびちゃんがゆっくりできないよっ!つぎからきをつければいいんだよ!!」
「まりちゃ……ぴぇーろぴぇーろ……」
親れいむと赤れいむが赤まりさを慰める。
「ゆんっ!!でもきけんだよっ!!おちびちゃんのいのちはとってもだいじだよっ!!だからここはしっかりいっておくよっ!!」
子の命を思えばこそ親は真剣になる。
「ゆゆっ!まりしゃだいちょうぶだよっ!ちゅぎきゃらはもっちょぎゃんばるよっ!」
赤まりさもその親まりさの思いを理解しているようだ。
やがて四匹は穴から去っていった。
先程捨てられた未熟児達は、いずれも着地に失敗し、他の未熟児と同じく小さな餡子の花を咲かせて死んだ。
会社が倒産し工事が凍結した跡地にそのゆっくりの群れはあった。
工事現場跡地はゆっくりが身を隠すのに最適な場所であり、雨をしのげる屋根や丈夫なプレハブの下に巣を作れば安心二重丸である。
外との出入りは入り口の扉のスキマから行なっており、体の柔らかいゆっくりだから出入りできるのだ。
その敷地の隅には、工事の途中でほっぽり出された大きな穴があった。
底が見えないほどに深く、人間の大人でも数人が入れるほど大きい穴。
そこへ向かってぴょんぴょんと跳ねて行くゆっくり二匹。
れいむは口の中に何かを咥えており、帽子持ちのまりさ種は中に何かを入れているようだ。
それと並んで一緒に跳ねる赤ゆっくり。
「ぎょみをゆっきゅりしゅてようね!」
「ぎょみがいりゅとゆっきゅりできにゃいよ!ぎょみはぎょみあにゃしゃんへしゅてりゅよ!」
ピクニック気分なのか、親の周りを嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている。
言葉から察するにどうやらゴミ捨てに向かうようだ。
そして親が大穴の淵へとたどり着いた。
「ゆっくりすてるよ!」
そう宣言したれいむが口をガバッと開き、中にあった『ゴミ』を吐き出した。
「おしゅりゅりゅちゅんちぇりゅ!?」
「ゆっぴゅぴちいいいぃぃ!!」
ゴミと思ったそれはゆっくり……ゆっくりの未熟児だった。
小さい悲鳴を上げ、何とか親の口の中に残ろうとするが、れいむは舌を器用に使い、まさしくゴミを払うかのように未熟児達を穴の中に落とす。
「ゆっくりしんでね!!めいれいだよっ!?」
「やめちぴぃ!?」
「ゆゆっくちっぃ!!
未熟児はあっという間に穴の中に消えていった。
「おしゅりゃりゅゆっぴぴぴぎいぃ!?」
一匹の未熟児れいむは頭から穴の底に落下し、その部分から真っ二つに裂け、中の餡子を跳び散らしつつ死んだ。
未熟児はプチトマトほどなので、その餡子の量も微々たるものだった。
「ゆっくちいいいいぃぃびぎゅうっ!?」
もう一匹の未熟児まりさは比較的丈夫な足から着地した。
着地に成功したものの、足は無残に破けてしまいこれではもう動く事もできない。
未熟児の餡子は赤ゆっくりに比べて若干硬いという性質がある(だからのーびのーびができない)。
派手に飛び散るような事はならず、破けた底から餡子がもれ出る程度で済んだ。
「ゆっきゅちできゅぴちいいいいいいぃぃぃぃ!!」
だが、そんな事は無意味である。
爪の先っぽほどの揉み上げを苦しさのあまり狂ったように動かし、痛ましーしーを垂れ流す。
中枢餡が無事なせいで痛みだけは絶えず感じてしまう。
れいむのようにあっさり死んだ方がどれほど良かったであろうか?
やがて雨が降って未熟児まりさの体が溶けてなくなるまでこの苦痛は続くのだ。
既にお帽子は脱げてどこかにいってしまっており、たとえこの穴から出れたとしても、もはやこの未熟児まりさが生きていける可能性は0である。
まあ、ここに落とされた未熟児にそんな希望は絶対にありえないのであるが。
他にも落とされた未熟児が多数見受けられた。
そのほとんどが潰れているか、だいぶ前に落とされたのか黒ずんでいたり、溶けてしまっている未熟児いる。
まさしくゴミ捨て場である
カリカリカリカリ……
そんなゴミ捨て場にわずかに響く何かを削るかのような音。
「ゆ……ゆ……っきゅ……」
黒ずんだ未熟児ちぇんの傍(髪の毛も少なく尻尾が超短小)で、未熟児ありす(わずかな金髪の上に赤いカチューシャが乗っかっている)が、壁に向かって歯を突きたてていた。
カリカリカリカリ……パキン
「ちょきゃいぴゃああああぁぁぁ!?」
歯を使って穴を開け、ここから脱出しようとしているのだ。
だがゆっくりの、さらには未熟児の歯の強度など高が知れている。
数時間、運が良くて半日ほどでそれは砕け散る。
「ゆくっちちちぇきにゃにぇわあああぁぁ!!」
折れた歯を必死に戻そうと無駄な足掻きを続ける未熟児ありす。
こうなると完全に手詰まり。
ただその場にいて、ゆっくりと死に至るのを待つだけ……いや、わずかだがその時間を延ばす方法があった。
「みゅん……」ここに落ちて数日経つ未熟児みょん(黒いリボン付きの白い髪がお皿みたいに乗っかってる)が、穴の中央で潰れている未熟児ぱちゅりー(髪は生えているがもみ上げが無い。帽子とお飾りはかろうじてある)に近づく。
そしてその死体に顔を埋めた。
「みゅーちゅ、みゅーちゅ……」
死体食いである。
先に言ったとおり、れいむやまりさ、そしてみょんの餡子は若干硬い。
歯を失った未熟児には食べられないが、ぱちゅりー、ありす、ちぇんの中身はクリーム、カスタード、チョコで比較的やわらかい。
なので墜落した未熟児まりさやれいむ、みょんは生存率が高いが、逆に中身がやわらかいありす、ぱちゅりー、ちぇんは少しの傷でも中身が流れ出てしまいそのまま衰弱死する。
そして死体のなかに残ったわずかな中身は、未熟児でも食すことが出来た。
「みゅーちゅ、みゅーちゅ……」
だがしあわせーなどない。
ここに居る限りもう二度とゆっくり出来ないという事がわかっているのか、この食事はただ単に迫り来る飢餓からの死という恐怖から逃れる為の防衛本能であり、しあわせーやゆっくりを求めてのものではないのだ。
事実、全てに絶望したかのような表情を浮かべ、そのまま餓死するに任せた未熟児も居るようだ。
ゴミ捨て場の底辺であるここは、まさしく地獄の様相を呈していた。
「みゅーちゅ、みゅーちゅっびゅっ!!」
突然落ちてきた石によって、未熟児みょんが潰された。
落ちたときの墜落死。
傷を負っての衰弱死。
上から降ってきた新たな未熟児による圧死。
絶望死。
そして雨が降ってしまえば、ここにいる未熟児は全て解けてしまう運命にあるが、もう一つ、この苦しみが終わる方法がある。
「あちゃっちゃよ!ゆっきゅりゆっきゅり!」
「さすがまりさのおちびちゃんだよ!しょうらいはだいりーぐさんだよ!」
この仄暗い穴の底とは対照である地上の光。
その下で暮らす『まとも』に生まれたゆっくり達。
赤まりさと親まりさは一つのゲームをしていた。
それは穴の中に石を落とし、それが中にいる未熟児にあたり叫び声が聞えたら勝ちというものだ。
「ゆ!まりさ!ゆっくりしていってね!」
先程とは違うれいむが親子の元にやってきた。
口の中に何かを入れているようだ。
「れいむ!ゆっくりしていってね!」
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
「ゆゆ~ん!げんきのいいおちびちゃんだね!!」
「ゆっへん!まりさじまんのおちびちゃんだよ!!」
「ゆゆ~ん!げんきがよくっちぇごみぇんにぇ!!」
「ゆっくりできるね!れいむもおちびちゃんをしょうかいするよ!!」
そう言ったれいむの横から姿を現したのは赤れいむだった。
「ゆっきゅりしちぇいっちぇにぇ!」
「ゆっくりしていってね!れいむのおちびちゃんもかわいいね!」
「ゆゆん!きゃわいくっちぇごみぇんにぇ~!」
「ゆ~……ゆっきゅりちたれいむだにぇ~……」
赤まりさは何故か頬を赤く染めている。
「かわいいでしょ!れいむのおちびちゃんだよ!!でも、こっちのごみはゆっくりできないよ!!」
そう言ってれいむは口の中に入れていた未熟児を地面に吐き出した。
「ゆ”……ゆ”……」
「ゆちっち……」
「ゆぴきゅ……」
この未熟児達は赤れいむと一緒に生まれた未熟児達で、赤れいむ1に赤まりさ2である。
すでに顔の一部が破れていたり、おめめが無くなったりしておりだいぶ弱っている。
「ごみのくせにうるさいからすこしつぶしてやったよ!そうしたらおとなしくなったよ!!れいむつかれちゃったよ!」
「れいみゅもおてちゅだいちたんだよ!おきゃあしゃんがぎょみはしゅででしゃわっちゃいけにゃいっちぇいっちゃきゃらえぢゃしゃんでちゅちゅいちゃよっ!!」
ゆへんと、胸を反らすかのような体勢をとる二匹。
「ゆ!おちびちゃんはりっぱだね!」
「れいむもりっぱでしょ!?」
「ゆん!れいむもえらいよ!!ごみそうじはみんなのつとめだよ!まりさもおちびちゃんとおてつだいするよ!!」
「ゆっきゅりてつだいよ!!」
まずは親れいむが未熟児れいむのリボンを咥える。
「ゆぴ……おきゃぴゃ……」
「ゆふん!ぜんぜんしゃべれないゆっくりできないごみはさっさとしんでねっ!!」
「しゃ……」
未熟児れいむは穴の中に消えていった。
「しゃっしゃとおちてにゅえ!ぎょみはぎょみびゃこしゃんじゃよ!!」
赤れいむは持ってきた木の枝で妹であるはずだった未熟児まりさをつついた。
「ゅ”……」
既に枝によって中枢餡が傷ついてしまっているのか、餡子はあまり漏れ出していないがほとんど動けないでいるようだ。
やがて未熟児まりさも、赤れいむの枝に押されて穴の中に落ちていった。
「おちびちゃん!!おちびちゃんがごみをすてるときはれいむみたいにぼうさんをつかうんだよ!!おとうさんはだいじょうぶだけどおちびちゃんはゴミをちょくせつさわったらだめだよっ!!」
「ゆっきゅりりきゃいしちゃよっ!!」
赤まりさは残った未熟児まりさを落ちていた木の枝でぐいぐいと押す。
「ゆっきゅりしゅてるよっ!ゆっきゅりゆゆっ!?」
もう少しで未熟児が穴に落ちるというところで事が起きた。
赤まりさが使っていた枝を、未熟児まりさが咥えたのだ。
「ゆゆっ!?ひっぴゃりゃれりゅ!!」
未熟児の目は既に潰れており何かが見える状態ではない。
おそらく無意識のうちにその棒を咥えたのだろう。
未熟児と共に赤まりさが穴の中に落ちるかと思われた……その時。
「ゆふん!!」
親まりさが太い棒で未熟児を叩き潰した。
その衝撃で赤まりさは棒を離し、未熟児まりさはそのままどろりと穴に落下していった。
「おちびちゃんきをつけてね!おとうさんがいたからよかったけどひとりじゃここにきちゃいけないよっ!!ゆっくりりかいしてねっ!!」
「ゆゆ~ん……ゆっきゅりりきゃいしちゃよぉ……」
親まりさに少し怒られて赤まりさは落ち込む。
「まりさ!そんなにおこったらおちびちゃんがゆっくりできないよっ!つぎからきをつければいいんだよ!!」
「まりちゃ……ぴぇーろぴぇーろ……」
親れいむと赤れいむが赤まりさを慰める。
「ゆんっ!!でもきけんだよっ!!おちびちゃんのいのちはとってもだいじだよっ!!だからここはしっかりいっておくよっ!!」
子の命を思えばこそ親は真剣になる。
「ゆゆっ!まりしゃだいちょうぶだよっ!ちゅぎきゃらはもっちょぎゃんばるよっ!」
赤まりさもその親まりさの思いを理解しているようだ。
やがて四匹は穴から去っていった。
先程捨てられた未熟児達は、いずれも着地に失敗し、他の未熟児と同じく小さな餡子の花を咲かせて死んだ。
<実用編>
ある日、工事現場跡地入り口に車が止まった。
ワンボックスカーの中から6人組の作業服を着込んだ男が降りてくる。
「ここか」
一人だけメットをかぶっていない男が鉄製の扉で仕切られた入り口を見上げる。
「はい。だいぶ放置されてるようですが、段階的には基礎の初期まで進んでいたようです」
「ふむ。中見れるか?」
「はい。少々お待ちを」
男の一人が入り口に取り付けられていた鍵を外す。
そして数人掛りで鉄製の扉をこじ開けた。
「……なんだこれは?」
「え?」
初めに中の様子を見た男は絶句した。
中にはゆっくりがたくさんいたのだ。
突然開かれた扉を前にして、どのゆっくりもびっくりーといった感じで固まっている。
「いつの間にここはゆっくりの家にされてるんだ?」
「さあ……。ですが、この感じだとかなり前からですね……」
ざっと見た感じでも100。
しかし『ゆっくり一匹を見かけたら五匹はいると考えろ』といわれているので、下手したら500以上はいるかもしれない。
男達が唖然としていると、一匹のまりさが「ゆっくりしていってね!」と声をかけてきた。
他のゆっくり達は不安げにまりさと人間達を見ている。
「なんだ?」
メット無しの男が明らかに不機嫌そうに答えた。
「にんげんさん!まりさたちのゆっくりぷれいすになにかようなのかだぜ?」
「まりさたち、の?」
まりさと話しているメットを被っていない男は現場監督なのだが、ゆっくりという存在が大嫌いだった。
森や山に必ず存在し、住んでいる場所をゆっくりプレイスなどとのたまわって動こうとせず、そのくせ重機に潰されて喚き散らし、悲鳴を上げ、作業を精神的に妨害する。
中にはドスまりさなどというでかいゆっくりがおり、そいつのせいで作業が大幅に遅れることがある。
さらにはゆっくりを保護する団体にそのことがばれると、作業の妨害行為や、難癖つけてのマスコミ利用による叩きなど、厄介な事ばかり起こる。
そんなわけで、この監督だけでなく、建設業に関わる人間にとって、ゆっくりとは邪魔な存在の一つだった。
「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなのぜ!にんげんさんがゆっくりできるにんげんさんならはいってもいいけど、ゆっくりできないならさっさとでていくのぜ!」
男の不機嫌オーラも読めないまりさはゆっくり特有の無謀さを発揮し、出て行くようにと叫ぶ。
男のこめかみに青筋がたった。
「……」
男はゆっくりと足を上げた。
「「「「「(あー……今日も残業かな……)」」」」」
部下達は全てを諦めた。
「ゆ?なにしているのぜ?はやくへんじをするのぜっ!しゃべれないなんてあのごみくずとゆ”びょっ!!」
男の足はまりさの上に踏みおろされた。
その勢いはかなりだったようで、まりさは脳天から足の形の部分をくっきり残し、目や口、あにゃるやまむまむから餡子を噴出し、つぶれ饅頭のようになって即死した。
「ゆ?」
カチンと体を硬直させるその場のゆっくり達。
「おい」
「はい?」
「車から『ゆっくりキラー(ゆっくり用の強力殺虫剤)』と本社から人手を呼べ。それと……今日は残業だ」
「……あ、本社にはなんて言います?」
「『いつもの』ゴミ掃除と言え。人手が必要だとな」
「……りょーかいです……(シクシク……)」
そこでゆっくり達の硬直が解けた。
「あああああああああああああああああああああ!?ばでぃざがあああああああああああああああああ!!ゆぎゃんん!?」
「同じゴミでも声を上げる分貴様らはタチが悪いんだよ!!!」
監督の足が、叫んだれいむを蹴飛ばした。
れいむはプレハブの小屋にぶつかりはじけた。
「なにずるんだああああああああああああああ!!ごのいながぼぼびゅん!?」
まりさと同じくありすの体を踏みつけるとありすは破裂した。
「ゴミがしゃべるな!動くな!這いずるな!跳ねるな!見るな!叫ぶな!大人しく処分されろ!!」
「な”にいっでるのおおおおおおおおおお!?ばぢぇだぢばごび『監督、ゆっくりキラー一本しかないんでスコップ……』じゃびゃいんっ!?」
部下の手からスコップを奪い取りぱちぇりーを潰す。
「わ”、わがだな”いよおおおおおぉぉぉ!!らんじゃまぁああああだずげてねっ!?」
スコップを横になぎ払い、叫ぶちぇんと数匹のゆっくりを巻き添えにしてその体を両断した。
「ぢ、ぢ、ぢぢんんんんぼおおおおおおおおおおおゆ”んっ!!」
勇敢にも枝で立ち向かってきたみょんはスコップの先端でサックリいった。
「ゆあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!いやだあああああぁぁぁ!!も”う”おうぢがえるううううううう!!」
ゆっくりが一斉にプレハブの下へと殺到する。
「チッ、プレハブの下にもいるようだな。ゆっくりキラーだ」
「はい」
逃げ込もうとした数匹のゆっくりを潰し、プレハブの下にある隙間にゆっくりキラーの噴出孔を差し込む。
「ゆ~これでもうあんしんだよ!にんげんがどっかいくまでみんなでここでゆっくりしようね!」
「しょうじゃね!れいみゅもゆっきゅ……っ!!」
「ゆ?おちびちゃん……?ゆっ?なんかへんなにお……ゆ”っぎっ!?」
「れ”……い”……!!」
「(びくんびくんびくん)……!!」
超強力ゆっくりキラー。
屋外では効果は低いが、密閉した場所やゆっくりの口内に直接吹きかければ、赤ゆっくりは即死。
成体も死の苦しみを存分に味わいながら死んで行く。
声を上げる中枢餡の機能を破壊するので、叫び声もあげることが無く、精神的にも駆除に最適な一品だ。
プレハブの下に入ろうとしたゆっくりが死ぬのをみた他のゆっくりは、プレハブの下がもはや安全な場所で無いと気づいたようだ。
「ゆ!?だめよ!おうちさんのしたははいれないわああああ!?」
「に、にげるよー!さっきのとびらさんからにげるよーー!!」
「おい、扉閉めろ」
ゆっくりがたどり着く前に、ぴったりと閉じられる扉。
これでは出入りが出来ない。
「ゆぎゃばっ!!わ、わがばああああああ!!」
「ど、どぼじでとびらざんじめちゃうのおおおおおおおおお!!?でいぶがにげられないでじょおおおおおおおおおおお!!」
「逃がすかよ。手前等がいたってことが分ると馬鹿共がうるさいんだ。貴様らは今、ここで全部処分する」
「なんでごどい”っでるのおおおおおおおおお!?ゆっぐりだっでいぎでるんだよおおおおおお!?ゆっぐりじだいんだよおおおおおお!!」
最近ゆっくりが覚えた「生きてる」主張だ。
「だから?」
監督は心底どうでもいいといった感じの口調で返した。
「ゆ”!?」
「貴様らゆっくりの命なんてゴミと同じだ。だから死ね」
「ゆっぐりはごみじゃだいいいいいいいぃぃぃぃ!!ゆぎゅん!?」
振り下ろされるスコップ。
「おい!お前らもやれっ!全部始末が終わるまでは帰れないぞ!」
「はい……」
部下たちもスコップでゆっくりを潰して行く。
ゆっくりキラーを持った部下だけはスプレーを直接噴射して処分して行く。
「や、やめちぇええええぇぇぇぇ!れいみゅしにちゃくにゃいいいいいぃぃぃゆぴんっ!!」
「でいぶのおめめにいれてもいだぐないびゅうてぃきゅるなおぢびじゃんがあああああああああっぎゅんん!!」
「む、むきゅう……やめてにんげんさん……わたしたちがじゃまならでていくわ……だからむぎゅっ!!!」
「ごんなのどがいはじゃないわああああああああ!!いやあああああああゆぎいいいいい!」
工事現場跡地は、ゆっくりにとって地獄と化した。
「に、にげるよっ!まりささまはにげるからちびはしっかりおとりになってねっ!!」
「ど、どうしちぇしょんにゃこちょいうにょおおおおお!?」
先程ゴミ捨てを行なったまりさは子供見捨ててさっさと逃げ出した。
人間たちは他のゆっくりを潰すのに気をとられており、まりさが逃げるのを見ていなかった。
ワンボックスカーの中から6人組の作業服を着込んだ男が降りてくる。
「ここか」
一人だけメットをかぶっていない男が鉄製の扉で仕切られた入り口を見上げる。
「はい。だいぶ放置されてるようですが、段階的には基礎の初期まで進んでいたようです」
「ふむ。中見れるか?」
「はい。少々お待ちを」
男の一人が入り口に取り付けられていた鍵を外す。
そして数人掛りで鉄製の扉をこじ開けた。
「……なんだこれは?」
「え?」
初めに中の様子を見た男は絶句した。
中にはゆっくりがたくさんいたのだ。
突然開かれた扉を前にして、どのゆっくりもびっくりーといった感じで固まっている。
「いつの間にここはゆっくりの家にされてるんだ?」
「さあ……。ですが、この感じだとかなり前からですね……」
ざっと見た感じでも100。
しかし『ゆっくり一匹を見かけたら五匹はいると考えろ』といわれているので、下手したら500以上はいるかもしれない。
男達が唖然としていると、一匹のまりさが「ゆっくりしていってね!」と声をかけてきた。
他のゆっくり達は不安げにまりさと人間達を見ている。
「なんだ?」
メット無しの男が明らかに不機嫌そうに答えた。
「にんげんさん!まりさたちのゆっくりぷれいすになにかようなのかだぜ?」
「まりさたち、の?」
まりさと話しているメットを被っていない男は現場監督なのだが、ゆっくりという存在が大嫌いだった。
森や山に必ず存在し、住んでいる場所をゆっくりプレイスなどとのたまわって動こうとせず、そのくせ重機に潰されて喚き散らし、悲鳴を上げ、作業を精神的に妨害する。
中にはドスまりさなどというでかいゆっくりがおり、そいつのせいで作業が大幅に遅れることがある。
さらにはゆっくりを保護する団体にそのことがばれると、作業の妨害行為や、難癖つけてのマスコミ利用による叩きなど、厄介な事ばかり起こる。
そんなわけで、この監督だけでなく、建設業に関わる人間にとって、ゆっくりとは邪魔な存在の一つだった。
「ここはまりさたちのゆっくりぷれいすなのぜ!にんげんさんがゆっくりできるにんげんさんならはいってもいいけど、ゆっくりできないならさっさとでていくのぜ!」
男の不機嫌オーラも読めないまりさはゆっくり特有の無謀さを発揮し、出て行くようにと叫ぶ。
男のこめかみに青筋がたった。
「……」
男はゆっくりと足を上げた。
「「「「「(あー……今日も残業かな……)」」」」」
部下達は全てを諦めた。
「ゆ?なにしているのぜ?はやくへんじをするのぜっ!しゃべれないなんてあのごみくずとゆ”びょっ!!」
男の足はまりさの上に踏みおろされた。
その勢いはかなりだったようで、まりさは脳天から足の形の部分をくっきり残し、目や口、あにゃるやまむまむから餡子を噴出し、つぶれ饅頭のようになって即死した。
「ゆ?」
カチンと体を硬直させるその場のゆっくり達。
「おい」
「はい?」
「車から『ゆっくりキラー(ゆっくり用の強力殺虫剤)』と本社から人手を呼べ。それと……今日は残業だ」
「……あ、本社にはなんて言います?」
「『いつもの』ゴミ掃除と言え。人手が必要だとな」
「……りょーかいです……(シクシク……)」
そこでゆっくり達の硬直が解けた。
「あああああああああああああああああああああ!?ばでぃざがあああああああああああああああああ!!ゆぎゃんん!?」
「同じゴミでも声を上げる分貴様らはタチが悪いんだよ!!!」
監督の足が、叫んだれいむを蹴飛ばした。
れいむはプレハブの小屋にぶつかりはじけた。
「なにずるんだああああああああああああああ!!ごのいながぼぼびゅん!?」
まりさと同じくありすの体を踏みつけるとありすは破裂した。
「ゴミがしゃべるな!動くな!這いずるな!跳ねるな!見るな!叫ぶな!大人しく処分されろ!!」
「な”にいっでるのおおおおおおおおおお!?ばぢぇだぢばごび『監督、ゆっくりキラー一本しかないんでスコップ……』じゃびゃいんっ!?」
部下の手からスコップを奪い取りぱちぇりーを潰す。
「わ”、わがだな”いよおおおおおぉぉぉ!!らんじゃまぁああああだずげてねっ!?」
スコップを横になぎ払い、叫ぶちぇんと数匹のゆっくりを巻き添えにしてその体を両断した。
「ぢ、ぢ、ぢぢんんんんぼおおおおおおおおおおおゆ”んっ!!」
勇敢にも枝で立ち向かってきたみょんはスコップの先端でサックリいった。
「ゆあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!いやだあああああぁぁぁ!!も”う”おうぢがえるううううううう!!」
ゆっくりが一斉にプレハブの下へと殺到する。
「チッ、プレハブの下にもいるようだな。ゆっくりキラーだ」
「はい」
逃げ込もうとした数匹のゆっくりを潰し、プレハブの下にある隙間にゆっくりキラーの噴出孔を差し込む。
「ゆ~これでもうあんしんだよ!にんげんがどっかいくまでみんなでここでゆっくりしようね!」
「しょうじゃね!れいみゅもゆっきゅ……っ!!」
「ゆ?おちびちゃん……?ゆっ?なんかへんなにお……ゆ”っぎっ!?」
「れ”……い”……!!」
「(びくんびくんびくん)……!!」
超強力ゆっくりキラー。
屋外では効果は低いが、密閉した場所やゆっくりの口内に直接吹きかければ、赤ゆっくりは即死。
成体も死の苦しみを存分に味わいながら死んで行く。
声を上げる中枢餡の機能を破壊するので、叫び声もあげることが無く、精神的にも駆除に最適な一品だ。
プレハブの下に入ろうとしたゆっくりが死ぬのをみた他のゆっくりは、プレハブの下がもはや安全な場所で無いと気づいたようだ。
「ゆ!?だめよ!おうちさんのしたははいれないわああああ!?」
「に、にげるよー!さっきのとびらさんからにげるよーー!!」
「おい、扉閉めろ」
ゆっくりがたどり着く前に、ぴったりと閉じられる扉。
これでは出入りが出来ない。
「ゆぎゃばっ!!わ、わがばああああああ!!」
「ど、どぼじでとびらざんじめちゃうのおおおおおおおおお!!?でいぶがにげられないでじょおおおおおおおおおおお!!」
「逃がすかよ。手前等がいたってことが分ると馬鹿共がうるさいんだ。貴様らは今、ここで全部処分する」
「なんでごどい”っでるのおおおおおおおおお!?ゆっぐりだっでいぎでるんだよおおおおおお!?ゆっぐりじだいんだよおおおおおお!!」
最近ゆっくりが覚えた「生きてる」主張だ。
「だから?」
監督は心底どうでもいいといった感じの口調で返した。
「ゆ”!?」
「貴様らゆっくりの命なんてゴミと同じだ。だから死ね」
「ゆっぐりはごみじゃだいいいいいいいぃぃぃぃ!!ゆぎゅん!?」
振り下ろされるスコップ。
「おい!お前らもやれっ!全部始末が終わるまでは帰れないぞ!」
「はい……」
部下たちもスコップでゆっくりを潰して行く。
ゆっくりキラーを持った部下だけはスプレーを直接噴射して処分して行く。
「や、やめちぇええええぇぇぇぇ!れいみゅしにちゃくにゃいいいいいぃぃぃゆぴんっ!!」
「でいぶのおめめにいれてもいだぐないびゅうてぃきゅるなおぢびじゃんがあああああああああっぎゅんん!!」
「む、むきゅう……やめてにんげんさん……わたしたちがじゃまならでていくわ……だからむぎゅっ!!!」
「ごんなのどがいはじゃないわああああああああ!!いやあああああああゆぎいいいいい!」
工事現場跡地は、ゆっくりにとって地獄と化した。
「に、にげるよっ!まりささまはにげるからちびはしっかりおとりになってねっ!!」
「ど、どうしちぇしょんにゃこちょいうにょおおおおお!?」
先程ゴミ捨てを行なったまりさは子供見捨ててさっさと逃げ出した。
人間たちは他のゆっくりを潰すのに気をとられており、まりさが逃げるのを見ていなかった。
まりさは『ゴミ捨て場』の穴のところまで来ていた。
「ゆふー。やっぱりにんげんはゆっくりしてないねっ!このごみとおな『ほー何と同じだって?』ゆ”っ!?」
べしゃっ
振り返ったまりさの前に先程、一緒にゴミを捨てたれいむのデスマスクが投げつけられた。
そこに来たのは社員の男で、電話で呼ばれた男の一人だ。
「ゆわあああああああああああ!!れいむううううううううう!!」
「ここがお前らのゴミ捨て場か?そこのれいむが『ごみすてばのくずといっしょにするな』とか面白い事いってたから……どれ?ちょっと見てみますか?」
男は近くに転がっていたアルミ製の伸縮梯子を伸ばすと穴の中に降ろした。
「あれ?なんだ。三メートルも無いじゃないか。どれどれ……ああ、なるほどね。お前ら、赤ゆっくりを殺してたのか~ていうかひくわ~この事実を愛護派の連中に言ったらなんて顔するかね~」
男は底を確認した後、梯子に乗って地上に顔を出しつつ面白そうな顔でまりさに言った。
「なにいってるの!!?まりさたちはごみをすててだだけだよっ!あかちゃんなんてすててないよっ!!」
「はあ?何言ってんだ?ほれ、これのどこがゴミなんだよ?」
男は一旦底に戻り、無造作に選らんだ未熟児の死体を地上に投げた。
「ゆぎぃぃっ!?ぐざいいいいいぃぃぃ!!!ゆっぐりでぎな”いいいいいぃぃぃ!!!」
ゆっくりの死体だからゆっくりのみが感じる事ができる死臭がするのは当然である。
「ほら。ゆっくりの死体なんだろ?だから死臭がするんだろ?」
ゆ虐好きな男はゆっくりについての知識はそれなりに持っている。
「ゆぎいいいいいぃぃぃ!!ぢがうううううぅぅ!!まりざだぢがずでだのばごみだああああああ!!あかちゃんじゃだいいいいいい!!!」
「へー。まだ言う?じゃあ、これでもか?」
男が地上に上げたもの。
それは、生きた未熟児まりさだった。
「ゆひっ!?」
だがすでに死に掛けており、やせ細り黒ずんだ体と、既に光を失った目がそこにある。
「ゅ……きゅ……」
わずかに口を動かしている。
「ゆ?」
だが、いきなり目をカッと見開き、はっきりとした口調で言った。
「ゆふー。やっぱりにんげんはゆっくりしてないねっ!このごみとおな『ほー何と同じだって?』ゆ”っ!?」
べしゃっ
振り返ったまりさの前に先程、一緒にゴミを捨てたれいむのデスマスクが投げつけられた。
そこに来たのは社員の男で、電話で呼ばれた男の一人だ。
「ゆわあああああああああああ!!れいむううううううううう!!」
「ここがお前らのゴミ捨て場か?そこのれいむが『ごみすてばのくずといっしょにするな』とか面白い事いってたから……どれ?ちょっと見てみますか?」
男は近くに転がっていたアルミ製の伸縮梯子を伸ばすと穴の中に降ろした。
「あれ?なんだ。三メートルも無いじゃないか。どれどれ……ああ、なるほどね。お前ら、赤ゆっくりを殺してたのか~ていうかひくわ~この事実を愛護派の連中に言ったらなんて顔するかね~」
男は底を確認した後、梯子に乗って地上に顔を出しつつ面白そうな顔でまりさに言った。
「なにいってるの!!?まりさたちはごみをすててだだけだよっ!あかちゃんなんてすててないよっ!!」
「はあ?何言ってんだ?ほれ、これのどこがゴミなんだよ?」
男は一旦底に戻り、無造作に選らんだ未熟児の死体を地上に投げた。
「ゆぎぃぃっ!?ぐざいいいいいぃぃぃ!!!ゆっぐりでぎな”いいいいいぃぃぃ!!!」
ゆっくりの死体だからゆっくりのみが感じる事ができる死臭がするのは当然である。
「ほら。ゆっくりの死体なんだろ?だから死臭がするんだろ?」
ゆ虐好きな男はゆっくりについての知識はそれなりに持っている。
「ゆぎいいいいいぃぃぃ!!ぢがうううううぅぅ!!まりざだぢがずでだのばごみだああああああ!!あかちゃんじゃだいいいいいい!!!」
「へー。まだ言う?じゃあ、これでもか?」
男が地上に上げたもの。
それは、生きた未熟児まりさだった。
「ゆひっ!?」
だがすでに死に掛けており、やせ細り黒ずんだ体と、既に光を失った目がそこにある。
「ゅ……きゅ……」
わずかに口を動かしている。
「ゆ?」
だが、いきなり目をカッと見開き、はっきりとした口調で言った。
『マリサタチヲステタユックリタチハユックリシネ』
未熟児のはずなのに。
しゃべれないはずの『ゴミ』なのに。
確かに。
まりさに聞き取れるようはっきりと。
その未熟児は言った。
「うわああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
まりさは絶叫した。
飛び出さんばかりに開かれた目玉がギロギロと動き回り、体中から体液を噴出し、あらん限りの声で叫んだ。
まりさの脳裏に親から餡継承された記憶がフラッシュバックする。
しゃべれないはずの『ゴミ』なのに。
確かに。
まりさに聞き取れるようはっきりと。
その未熟児は言った。
「うわああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!」
まりさは絶叫した。
飛び出さんばかりに開かれた目玉がギロギロと動き回り、体中から体液を噴出し、あらん限りの声で叫んだ。
まりさの脳裏に親から餡継承された記憶がフラッシュバックする。
おさーここはにんげんさんがいないけどごはんさんがすくないよー
へんなあかちゃんがいっぱいうまれるわ。こんなのとかいはじゃないわ
むきゅーしかたないわ。かわいそうだけどあかちゃんをあのあなにすててごはんさんをせつやくしましょう
ごめんねええええええぇぇぇぇ!!みんながいきるためだよおおおおおおぉぉぉ!!
ゆるしてね!!ゆるしてね!!
へんなあかちゃんがいっぱいうまれるわ。こんなのとかいはじゃないわ
むきゅーしかたないわ。かわいそうだけどあかちゃんをあのあなにすててごはんさんをせつやくしましょう
ごめんねええええええぇぇぇぇ!!みんながいきるためだよおおおおおおぉぉぉ!!
ゆるしてね!!ゆるしてね!!
おさ!あのあかちゃんたちちっともおおきくならないんだぜ!かりのやくにたたないんだぜ!じゃまなんだぜ!
もうおとななのにちいさくてゆっくりできないよっ!あんなゆっくりできないゆっくりいらないよっ!
ぜんぜんしゃべらないみょん!あんなあかちゃんゆっくりできないんだみょん!
むきゅ!しかたないわできそこないのあかちゃんはうまれたらあのあなにすてましょう!くきからとるとゆっくりごろしになるからうまれてからすてるのよ!すてるのはちょくせつころしてないからゆっくりごろしではないわ!
おさはあたまがいいね!さっそくすてるよ!!
やくたたずはしんでね!めいれいだよっ!!
もうおとななのにちいさくてゆっくりできないよっ!あんなゆっくりできないゆっくりいらないよっ!
ぜんぜんしゃべらないみょん!あんなあかちゃんゆっくりできないんだみょん!
むきゅ!しかたないわできそこないのあかちゃんはうまれたらあのあなにすてましょう!くきからとるとゆっくりごろしになるからうまれてからすてるのよ!すてるのはちょくせつころしてないからゆっくりごろしではないわ!
おさはあたまがいいね!さっそくすてるよ!!
やくたたずはしんでね!めいれいだよっ!!
おさ!やっぱりあかちゃんをすてるなんてひどいよ……ゆっくりできないよ……
れいむなにをいってるのぜ?それはあかちゃんなんかじゃないのぜ!ごみなのぜ!!
むきゅ!そうよれいむ。うまれてもやくにたたないゆっくりはごみとおなじなのよ!わたしたちはごみをすててるだけなのよ!ゆっくりりかいしてね!
ゆ~……そうだね!!なんだかゆっくりできないよね!じゃあゆっくりすてるよ!!
れいむなにをいってるのぜ?それはあかちゃんなんかじゃないのぜ!ごみなのぜ!!
むきゅ!そうよれいむ。うまれてもやくにたたないゆっくりはごみとおなじなのよ!わたしたちはごみをすててるだけなのよ!ゆっくりりかいしてね!
ゆ~……そうだね!!なんだかゆっくりできないよね!じゃあゆっくりすてるよ!!
ゆふん!ごみくずをつんつんするのはさいこうにすっきりのぜ!
ごみはごみでやくにたつこともあるんだねー。わかるよー
でもしっかりとごみはすてましょ!それこそしんのとかいはだわ!
むきゅん!みんなしっかりとごみすてしてるわね!
ゆっくりできないごみなんてしんそこどうでもいいよね!
しっかりしまつするみょん!
ごみはごみでやくにたつこともあるんだねー。わかるよー
でもしっかりとごみはすてましょ!それこそしんのとかいはだわ!
むきゅん!みんなしっかりとごみすてしてるわね!
ゆっくりできないごみなんてしんそこどうでもいいよね!
しっかりしまつするみょん!
「しがだながっだんでず!ごばんざんがずぐなぐでごうずるじがな”がっだんでず!
……やくだだずばごびどおだじだがらずでるんだぜっ!……
ぢがうんだずうううううおざがめいれいじだんでずぅぅぅれいぶははんだいじだんですうううう
……いつまでもちびでゆっぐりでぎないゆっぐりはひつようないからすてるよっ!……」
まりさはそんな状態でぶつぶつと呟き始めた。
「狂った?どうしたんだ一体?」
男には先程の未熟児の声が聞えなかったようだ。
「おい。どうした?」
「あ、監督」
服を餡子やクリームだらけにした監督がやってきた。
「ん?ちょうどいい穴があるじゃないか。ゴミ捨てにはちょうどいい。お前も手伝え」
監督の後ろには、ゆっくりの死骸がこんもり詰まれた一輪車が控えていた。
ひいているのは社員の男性達で、皆、一仕事終えた後の晴れやかな顔をしている。
無論全員ゆっくりの中身まみれだ。
どうやら男がここでまりさの相手をしている間に片付いてしまったようだ。
「ほれ、さっさとどけ。捨てるぞ」
「あ、はい」
男は地上へと昇り、梯子を回収する。
一輪車から次々と穴の中に捨てられるゆっくりの死骸。
既に死体となったそれは、物言わず、動かず、監督が言うゴミと同じだった。
「ん?なんだこのまりさは。ゴミはゴミ箱にっと」
監督はまりさを穴のほうに蹴り落とした。
同時に未熟児まりさも落とされる
「ごみずで……ゆ”ぎ!?ゆぎぃやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「うわっ!?」
最後、穴の暗闇にまりさが消える直前、まりさは正気の顔を取り戻し、この世のものとは思えない叫び声を発した。
まるで何かゆっくりできないものが見えてしまったかのような感じだった。
それはその場にいた全員がびっくりするほどだった。
だが、穴の中に消えたとたんその声はピタリと止んだ。
「ちっ、なんだったんだ……。くそっ、耳がいてえなあ……最後の最後まではた迷惑なごみ袋どもだったな」
「全くです」
「さて、片付いたし一旦本社に帰るぞ。工事再開の準備だ。忙しくなるぞ」
「はい」
こうして男たちはゆっくりの処分を終え、その場を去っていった。
……やくだだずばごびどおだじだがらずでるんだぜっ!……
ぢがうんだずうううううおざがめいれいじだんでずぅぅぅれいぶははんだいじだんですうううう
……いつまでもちびでゆっぐりでぎないゆっぐりはひつようないからすてるよっ!……」
まりさはそんな状態でぶつぶつと呟き始めた。
「狂った?どうしたんだ一体?」
男には先程の未熟児の声が聞えなかったようだ。
「おい。どうした?」
「あ、監督」
服を餡子やクリームだらけにした監督がやってきた。
「ん?ちょうどいい穴があるじゃないか。ゴミ捨てにはちょうどいい。お前も手伝え」
監督の後ろには、ゆっくりの死骸がこんもり詰まれた一輪車が控えていた。
ひいているのは社員の男性達で、皆、一仕事終えた後の晴れやかな顔をしている。
無論全員ゆっくりの中身まみれだ。
どうやら男がここでまりさの相手をしている間に片付いてしまったようだ。
「ほれ、さっさとどけ。捨てるぞ」
「あ、はい」
男は地上へと昇り、梯子を回収する。
一輪車から次々と穴の中に捨てられるゆっくりの死骸。
既に死体となったそれは、物言わず、動かず、監督が言うゴミと同じだった。
「ん?なんだこのまりさは。ゴミはゴミ箱にっと」
監督はまりさを穴のほうに蹴り落とした。
同時に未熟児まりさも落とされる
「ごみずで……ゆ”ぎ!?ゆぎぃやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
「うわっ!?」
最後、穴の暗闇にまりさが消える直前、まりさは正気の顔を取り戻し、この世のものとは思えない叫び声を発した。
まるで何かゆっくりできないものが見えてしまったかのような感じだった。
それはその場にいた全員がびっくりするほどだった。
だが、穴の中に消えたとたんその声はピタリと止んだ。
「ちっ、なんだったんだ……。くそっ、耳がいてえなあ……最後の最後まではた迷惑なごみ袋どもだったな」
「全くです」
「さて、片付いたし一旦本社に帰るぞ。工事再開の準備だ。忙しくなるぞ」
「はい」
こうして男たちはゆっくりの処分を終え、その場を去っていった。
やがて工事が再開され、その穴も埋め立てられた。
その場所には立派なゴミ処理施設が建てられたのだった。
気づけば10作目……文章にするのが途中で億劫になって書き途中のがありすぎるw
自分は絵が描けないので、絵でゆ虐を表現できる人はホントうらやましいです
自分は絵が描けないので、絵でゆ虐を表現できる人はホントうらやましいです
ふたば系ゆっくりいじめ 433 ゆっくり親子 とクズ人間 ~Another~
ふたば系ゆっくりいじめ 496 あるドスのゆっくり
ふたば系ゆっくりいじめ 530 絶対的虐待意思
ふたば系ゆっくりいじめ 650 絶対的虐待意思 0
ふたば系ゆっくりいじめ 684 ドス以外いらん
ふたば系ゆっくりいじめ 733 あるドスの最後
ふたば系ゆっくりいじめ 745 絶対的虐待意思 ~せめてゆっくりらしく~
ふたば系ゆっくりいじめ 815 おかねさんとゆっくり
ふたば系ゆっくりいじめ 901 原材料
ふたば系ゆっくりいじめ 496 あるドスのゆっくり
ふたば系ゆっくりいじめ 530 絶対的虐待意思
ふたば系ゆっくりいじめ 650 絶対的虐待意思 0
ふたば系ゆっくりいじめ 684 ドス以外いらん
ふたば系ゆっくりいじめ 733 あるドスの最後
ふたば系ゆっくりいじめ 745 絶対的虐待意思 ~せめてゆっくりらしく~
ふたば系ゆっくりいじめ 815 おかねさんとゆっくり
ふたば系ゆっくりいじめ 901 原材料
元ネタ:セールスあき
挿絵:車田あき