ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko1500 ある愛でお兄さんの午後
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ankoss
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※駄文、稚拙な表現注意
※俺設定注意
※ちなみに作者はミスドでドーナツを買わず中華まんを買うおかしな奴です。36番あきさんリスペクト箇所あり。
※ガチ愛でお兄さん注意
「ありがとうございましたー。」
店員の声を背に受けながら俺は店を出た。春の暖かい風が心地いい。
手に持ってるビニール袋にはゆんどーなつで買った中華まんがいくつかと「ゆーチーチーブラックコーヒーくそ苦い味」が握られている。
ここの中華まんは品数豊富でチョコやジャム、クリームなどはうちで飼っているゆっくり達の大好物なのだ。
休日の午後は優雅にうちの可愛いゆっくり達とオサレなコーヒータイム。それがなによりの俺の楽しみなのである。
鼻歌を歌いながら俺が道路を歩いていると
「お、お兄さんちょっと待ってね!!」
誰かが俺の後ろから声をかけた。
ある愛でお兄さんの午後
作、長月
振り返ると、そこにはゆっくりれいむとゆっくりまりさ、そしてその子供らしき赤ゆっくりサイズのまりさがいた。
全員かさかさの肌にリボンや帽子も汚れている。バッジがないところを見ると野良らしい。
「お願いします!!まりさのおちびちゃんにごはんさんをめぐんでくださいぃいいい!!」
そうまりさは土下座するかのように額をこすりつけた。
「まりさ達はまえのかいぬしさんから飽きられてすてられちゃったんですぅううう!!」
そう言ってまりさは自分の身の上話を俺にし始めた。
自分たちは昔、金バッジのつがいで飼いゆっくりとしてとてもゆっくりした生活をしていたこと。
しかしある日「お前らには飽きた」と言われバッジを外され、捨てられたこと。
生粋の飼いゆっくりだった自分たちは当然満足に食料など取れず、そのせいでおちびちゃんが病気になったことを。
たしかに赤まりさを見ると見るからにゆっくりできていなそうな表情で目の焦点も合っていない
そんな我が子を横にいるれいむも心配そうにしている。
「・・・そうだったのか・・・」
俺は心が痛んだ。そんな心無い飼い主がいるとは・・・
愛でお兄さんとしてはこのいたいけな幼い命がなくなるのを黙って見過ごすわけには行かない。
さすがにすでにもう3匹もゆっくりを飼っているのでこの親子を飼う事はできないが、できる限りのことをしてやらねば。
「そうか、わかったよ。これをあげるからそのチビにあげな。」
そう言って俺はビニール袋をさぐり、ジャムまんを差し出した。
本当は自分が食べるはずだったものだったがしょうがない。このかわいそうなまりさ親子の為だ。
「ありがとうございますぅうううう!!!お兄さんはとてもゆっくりしたひとですぅううう!!」
そうまりさは何度も礼を言ってくれた。
今日はいいことをしたなぁ。おやつのジャムまんはなくなったがたまにはこういうのもいいだろう。
そう思いながら俺は家路についた。
「ゆふふ・・・馬鹿なジジイだね・・・」
そう後ろでまりさがつぶやいているとも知らずに。
「さぁ、ジジイからせしめたあまあまをみんなで食べるよ!!賢くってごめんね!!」
さっきとは打って変わってゲス丸出しの言動のまりさ。表情も先程とは豹変している。
「げーらげら!!本当にちょろかったね!!」
れいむもさっきまでの憂いなどどこへやらのいやらしいでいぶ顔に。
「まりしゃのあかでみーしょーなみのえんぎのおかげだにぇ!!」
飢え死ぬ寸前だったはずの赤まりさもいつのまにやら復活していた。
そう全てはゲスゆっくりが通行人から餌をせしめる為の芝居だったのだ。当然捨てられた理由も赤まりさの病気も大嘘である。
「さぁみんなでむーしゃむーしゃするよ!!」
一斉にお兄さんのくれた饅頭に群がるまりさ親子。
我先にと中華まんを食い散らかすその様は浅ましいとしか形容できないほど醜かった。
一方そんなことは露知らずお兄さんはゆっくりにおやつをあげてた。
「おにいさんいつもありがとうございます。」
「ゆっくりできてとってもおいしいわ。」
お兄さんが飼っているのはさなえ、ゆうか、てんこの3匹。
皆ゲスとは無縁の善良なゆっくり達である。
「はは、そりゃ良かった。」
俺はそんなゆっくり達を微笑ましく見ながらコーヒーをすすった。
うーん苦い。やっぱこのコーヒーは甘いジャムまんを飲みながらくらいでちょうどいいな。
そんな中俺はある事に気づく。なぜかてんこだけ食が進んでないのだ。
「ん・・・?」
よく見ればてんこが食べてるのはジャムまんだ。
ドMなてんこは甘いものより辛いもの、苦いものを好む。
だから俺はてんこのために「四川マーボまん辛さ10倍、さらに倍プッシュだ・・・味」を買って来たはずだが。
どうやら店員が間違えてジャムまんを二つ入れてしまったらしい。マーボーまんもジャムまんも同じピンクなので間違えてもしょうがないといえばしょうがないのだが。
「なんだ。言ってくれればお店でかえてもらったのに。」
てんこ種にとって甘いものはストレスでしかない。実際大量に摂取させれば非ゆっくち症で死ぬことさえある。
「だって豚野郎なお兄さんが用意してくれたごはんさんだもの・・・それに文句をつけるなんてメス豚じゃないわ。」
そうてんこは笑いながら答えた。
おお・・なんて嬉しいこと言ってくれるんだお前は。
俺は喜びに打ち震える。
別に俺が豚野郎と言われて喜ぶドMだからではない。まぁ、胴付きゆうかやゆかりんにそう罵られながらハイヒールで踏んでもらえると最高にゆっくりできるが・・べ・・べつにマゾってわけじゃないんだからね!!
てんこ種にとって豚野郎は最高の賛辞と愛情表現の言葉なのだ。
俺は幸せな気分でてんこをそっと抱きしめる。
今度いくさん印のスタンガン買ってやるよ。あの熊でも気絶させられる1000万ボルトの奴を。
そしてアフロになるまで電流を流してやるからな。
こうしてお兄さんとゆっくり達の午後は穏やかに過ぎていった。
お兄さんは気づいていなかった。
間違っていたのはゆんどーなつの店員ではなく自分だったことに。
ちなみにお兄さんがその事に気づくのは次の日の出勤途中に昨日のまりさ親子が餡子を吐き出し苦悶の表情で死んでいるのを見つけてからである。
後書き
ひどいスランプ状態で餡コンペのSSが書けず気分転換に書いた作品です。コンペ作品間に合わなかったらごめんなさい。
今まで書いた作品
anko259 ゆっくりちるのの生態(前編)
anko268 選ばれしゆっくり
anko279 新種ゆっくり誕生秘話 選ばれしゆっくり番外編
anko292 ゆっくり見ていってね
anko304 またにてゐ う詐欺師てゐの日々
anko313 VS最強のゆっくり 史上最低の戦い
anko333 夢と現実のはざまで
anko350 あるまりさの一生
anko385 ゆっくりを拾ってきた
anko425 ゆっくり Change the World(出題編)
anko448 ゆっくり Change the World(出題編2)
anko484 ゆっくり Change the World(解答編)
anko497 あるゆっくりできない2匹の一生
anko542 てんこがゆっくりするSSさん
anko558 あるドスまりさの一生 とてもゆっくりした群れ
anko577「餡子ンペ09」ゆっくりを愛でてみた
anko613「餡子ンペ09」れいむと幸せを呼ぶ金バッジ
anko633「餡子ンペ09」としあき博士のれいぱーありす矯正計画
anko735「餡子ンペ09」あるてんこの一生 メスブタの群れ
anko764「餡子ンペ09」あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(前編)
anko791「餡子ンペ09」あるさなえの一生 ゆっくりは皆それぞれ(後編)
anko932 誰も救われない話
anko1022 あるババ・・お姉さんの結婚
anko1057 もらうぞ
anko1127 めすぶた祭り
anko1224 あるちるのの一生 ずっと続いていく物語
※俺設定注意
※ちなみに作者はミスドでドーナツを買わず中華まんを買うおかしな奴です。36番あきさんリスペクト箇所あり。
※ガチ愛でお兄さん注意
「ありがとうございましたー。」
店員の声を背に受けながら俺は店を出た。春の暖かい風が心地いい。
手に持ってるビニール袋にはゆんどーなつで買った中華まんがいくつかと「ゆーチーチーブラックコーヒーくそ苦い味」が握られている。
ここの中華まんは品数豊富でチョコやジャム、クリームなどはうちで飼っているゆっくり達の大好物なのだ。
休日の午後は優雅にうちの可愛いゆっくり達とオサレなコーヒータイム。それがなによりの俺の楽しみなのである。
鼻歌を歌いながら俺が道路を歩いていると
「お、お兄さんちょっと待ってね!!」
誰かが俺の後ろから声をかけた。
ある愛でお兄さんの午後
作、長月
振り返ると、そこにはゆっくりれいむとゆっくりまりさ、そしてその子供らしき赤ゆっくりサイズのまりさがいた。
全員かさかさの肌にリボンや帽子も汚れている。バッジがないところを見ると野良らしい。
「お願いします!!まりさのおちびちゃんにごはんさんをめぐんでくださいぃいいい!!」
そうまりさは土下座するかのように額をこすりつけた。
「まりさ達はまえのかいぬしさんから飽きられてすてられちゃったんですぅううう!!」
そう言ってまりさは自分の身の上話を俺にし始めた。
自分たちは昔、金バッジのつがいで飼いゆっくりとしてとてもゆっくりした生活をしていたこと。
しかしある日「お前らには飽きた」と言われバッジを外され、捨てられたこと。
生粋の飼いゆっくりだった自分たちは当然満足に食料など取れず、そのせいでおちびちゃんが病気になったことを。
たしかに赤まりさを見ると見るからにゆっくりできていなそうな表情で目の焦点も合っていない
そんな我が子を横にいるれいむも心配そうにしている。
「・・・そうだったのか・・・」
俺は心が痛んだ。そんな心無い飼い主がいるとは・・・
愛でお兄さんとしてはこのいたいけな幼い命がなくなるのを黙って見過ごすわけには行かない。
さすがにすでにもう3匹もゆっくりを飼っているのでこの親子を飼う事はできないが、できる限りのことをしてやらねば。
「そうか、わかったよ。これをあげるからそのチビにあげな。」
そう言って俺はビニール袋をさぐり、ジャムまんを差し出した。
本当は自分が食べるはずだったものだったがしょうがない。このかわいそうなまりさ親子の為だ。
「ありがとうございますぅうううう!!!お兄さんはとてもゆっくりしたひとですぅううう!!」
そうまりさは何度も礼を言ってくれた。
今日はいいことをしたなぁ。おやつのジャムまんはなくなったがたまにはこういうのもいいだろう。
そう思いながら俺は家路についた。
「ゆふふ・・・馬鹿なジジイだね・・・」
そう後ろでまりさがつぶやいているとも知らずに。
「さぁ、ジジイからせしめたあまあまをみんなで食べるよ!!賢くってごめんね!!」
さっきとは打って変わってゲス丸出しの言動のまりさ。表情も先程とは豹変している。
「げーらげら!!本当にちょろかったね!!」
れいむもさっきまでの憂いなどどこへやらのいやらしいでいぶ顔に。
「まりしゃのあかでみーしょーなみのえんぎのおかげだにぇ!!」
飢え死ぬ寸前だったはずの赤まりさもいつのまにやら復活していた。
そう全てはゲスゆっくりが通行人から餌をせしめる為の芝居だったのだ。当然捨てられた理由も赤まりさの病気も大嘘である。
「さぁみんなでむーしゃむーしゃするよ!!」
一斉にお兄さんのくれた饅頭に群がるまりさ親子。
我先にと中華まんを食い散らかすその様は浅ましいとしか形容できないほど醜かった。
一方そんなことは露知らずお兄さんはゆっくりにおやつをあげてた。
「おにいさんいつもありがとうございます。」
「ゆっくりできてとってもおいしいわ。」
お兄さんが飼っているのはさなえ、ゆうか、てんこの3匹。
皆ゲスとは無縁の善良なゆっくり達である。
「はは、そりゃ良かった。」
俺はそんなゆっくり達を微笑ましく見ながらコーヒーをすすった。
うーん苦い。やっぱこのコーヒーは甘いジャムまんを飲みながらくらいでちょうどいいな。
そんな中俺はある事に気づく。なぜかてんこだけ食が進んでないのだ。
「ん・・・?」
よく見ればてんこが食べてるのはジャムまんだ。
ドMなてんこは甘いものより辛いもの、苦いものを好む。
だから俺はてんこのために「四川マーボまん辛さ10倍、さらに倍プッシュだ・・・味」を買って来たはずだが。
どうやら店員が間違えてジャムまんを二つ入れてしまったらしい。マーボーまんもジャムまんも同じピンクなので間違えてもしょうがないといえばしょうがないのだが。
「なんだ。言ってくれればお店でかえてもらったのに。」
てんこ種にとって甘いものはストレスでしかない。実際大量に摂取させれば非ゆっくち症で死ぬことさえある。
「だって豚野郎なお兄さんが用意してくれたごはんさんだもの・・・それに文句をつけるなんてメス豚じゃないわ。」
そうてんこは笑いながら答えた。
おお・・なんて嬉しいこと言ってくれるんだお前は。
俺は喜びに打ち震える。
別に俺が豚野郎と言われて喜ぶドMだからではない。まぁ、胴付きゆうかやゆかりんにそう罵られながらハイヒールで踏んでもらえると最高にゆっくりできるが・・べ・・べつにマゾってわけじゃないんだからね!!
てんこ種にとって豚野郎は最高の賛辞と愛情表現の言葉なのだ。
俺は幸せな気分でてんこをそっと抱きしめる。
今度いくさん印のスタンガン買ってやるよ。あの熊でも気絶させられる1000万ボルトの奴を。
そしてアフロになるまで電流を流してやるからな。
こうしてお兄さんとゆっくり達の午後は穏やかに過ぎていった。
お兄さんは気づいていなかった。
間違っていたのはゆんどーなつの店員ではなく自分だったことに。
ちなみにお兄さんがその事に気づくのは次の日の出勤途中に昨日のまりさ親子が餡子を吐き出し苦悶の表情で死んでいるのを見つけてからである。
後書き
ひどいスランプ状態で餡コンペのSSが書けず気分転換に書いた作品です。コンペ作品間に合わなかったらごめんなさい。
今まで書いた作品
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