ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0648 れいむのゆっくりを鬼意山にささぐ
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ankoss
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*初投稿っていうかSS処女作なのぜ
*だから、至らないところだらけだと思うけど、生温かく読んでくれれば幸いなのぜ
作・もっちもちあき
「今度の日曜、ゆっくりショップ行きたいんだけどつきあってくれるか?」
日曜
友人の愛であきに誘われ、今日はゆっくりショップに来ている。
俺自身はゆっくりにはそれほど興味がないのだが、友人がお前も飼ってみたらどうだというのでついてきた。
店内は、ゆっくりしていってね!という、ゆっくりの声で少しうるさい。
最近は、野良ゆも定期的に駆除されているらしく、昔ほどは見ない。
愛であきは、すでに金バッチのまりさを飼っている。
今日は番が欲しいとまりさが言うので、買いに来たらしい。
「お、これなんかいいかも」
ショーケースの中の金バッチありす。品も良さそうだ。
しかし、たかが”ゆっくり”ごときに10万はないだろう。
そう思ったのだが、愛であきは、なんとそいつを買うらしい。
(俺には考えられん…)
赤ゆお徳用パック5匹980円が目に留まる。
(成体ゆっくりは高いし、お試しでこれでいいか)
「おいおい。バッチ無しで、しかも赤ゆは初心者には飼いづらいぜ」
会計を終えた愛であきが来てそう言う。
「しかしなあ…。万単位はちょっとなあ…」
もともと、それほど興味があったわけでは無い。
「バッチ付きは教育済みだから、余計な手間とかいらないぞ?」
「しかし、バッチ付きは高いんだよな~」
「風俗我慢すれば買えるべ」
悩んでいると店員が
「それなら、このゆっくりはどうでしょう?」
と言って、1匹の銅バッチれいむを薦めてきた。
特価品3900円、サンキュー価格と書かれている。
「お、れいむ種は初心者に飼いやすいし、いいんじゃないか?」
「なんでこいつは特価品なんですか?」
俺は店員に聞いてみる。
「あー、一度野良レイパーありすにすっきりさせられちゃったんですよね。でも、すぐ助けたんで全然問題とかは無いんですけど、気にする人はしますんで、お値段がお求め安くなっているんですよ」
(ふ~ん。ま、これでいいか)
「じゃあ、これ下さい」
「ありがとうございます」
すると、右手のお徳用の袋の赤ゆが騒ぎ出した。
「おかーしゃん!おかーしゃん!」
「すみません。そのとき生まれた赤ゆが、ちょうどその袋に入ってたみたいですね」
少し、思案した後
「じゃあ、これもいいすか」
「え?いいんですか?どうもありがとうございます」
その様子を見ていた愛であきは
「赤ゆまで買ったのか?飼い難いぞ?」
そのとき、それまでずっと下を向いていたれいむが
「おにいさん、れいむのおちびちゃん達をたすけてくれてありがとう。おにいさんはゆっくりできるにんげんさんだね」
と言った。
家にれいむと赤ゆ5匹(れいむ3匹ありす2匹)を連れ帰る。
部屋を荒されないように、部屋の一角に柵を作り、そこにゆっくり達を入れる。
(ある程度の教育は受けてるんだよな)
「うんうんとしーしーはここでしろ。あと、飯は俺が持ってきてやるから。狭くてもしばらくは我慢してろ」
「ここがれいむたちのゆっくりぷれいすなんだね。ゆっくりりかいしたよ」
「おかーしゃん!さくしゃんあってしぇまいよう!」
「とかいはな、あまあましゃんほちいわ!」
「おちびちゃんたち。おおきくなったらおにいさんもだしてくれるから、ゆっくりおかあさんのいうことをきいてね」
とりあえず、赤ゆはぎゃあぎゃあウザいが、親れいむが躾けてくれているおかげか、
それほどひどい状況では無い。柵からは出てこないし、それほど手間はかかっていない。
まあ、愛であきみたいに抱っこして服着せて、みたいなことはやりたいとは思わないし。
ちょっと、仕事の愚痴を親れいむにするくらいでちょうど良かった。
3か月くらいたつと、赤ゆも子ゆになって、柵が狭くなってきた。
赤ゆの時は餌なんて大したことないのだが、最近は餌の減りが早い。
(俺の安月給じゃ、こいつら全部が成体ゆっくりになったら、飼うのは無理ぽ)
しかし、あげるといっても、いくら親ゆに躾けられたとはいえ血統書も無い、バッチ無しなので貰い手もいまい。
さてどーすんべ。
思案にくれていると、愛であきが困った様子で話しかけてきた。
「なあ、うちのまりさとありすをちょっと預かってくれないか?」
輸出部にいる愛であきは、会社の出張で1ヶ月間、家を空けるのだという。
さすがに1ヶ月はゆっくりだけでは暮らせない。しかも、最近一粒種の赤ゆまりさも生まれたらしい。
(めんどくせ~…)
「うちの子はいい子だし、手間かかんないからさ」
「仕方ねえな。餌代置いてけよ」
というわけで金バッチのつがいとそのガキを預かる羽目になった。
愛であき自慢のゆっくり一家がやって来た。
「ゆっくりよろしくおねがいします」
金バッチだからか礼儀はいいみたいだ。
ゆっくりの餌代は、愛であきが置いていった分だけで9匹分でお釣りがくるくらいだった。
まあ、愛であきは好物どうの言っていたが覚えちゃいない。
うちの連中にやってる、ゆっくりフードをくれてやれば充分だ。
柵へ3匹を放り込む。
「ゆ?せまいよ、おにいさんゆっくりできないよ?」
「そちらのそふぁーさんにすわらせるのぜ」
居候のくせに厚かましい。礼儀正しいのは愛であきがいる時だけか。
飯の時間だ。いつものようにうちの連中は
「おにいさんにかんしゃしてきょうもごはんさんたべようね」
「ゆっくりいただきまーちゅ」
「む~ちゃむ~ちゃ…ちあわちぇ~~~~!」
いつもの光景だ。しかし…
「おかーしゃん!このごはんさんまじゅいよ!めであきおにーしゃんのぱしたさんたべちゃいよ!」
「ゆ!おちびちゃんはそだちざかりなんだぜ!たりないよ!それにごはんさんおいしくないのぜ!」
「はやくあまあまをもってきてね!おともだちのおにいさんはとかいはじゃないわね!」
ビキィ!!!
うぜえ…
1週間くらい経ったある日の昼、鬼意山は会社に行っていていない。
れいむ一家は、不満タラタラでストレスがたまっている金バッチ一家になるべく近寄らないようにしていた。
鬼意山からも、客人だからケンカするなと言われている。
しかし、この日事件が起こった。
遊んでいた子れいむが、赤ゆまりさと衝突してしまい、赤ゆが怪我をした。
大した怪我では無いのだが、過保護に育てられた赤ゆは痛みで大泣きする。
「ゆんや”ぁぁ!!!いちゃい!!いちゃいよー!!おきゃーしゃーん!!おとーしゃーん!!」
「どうちよう…。ごめんにぇ…。」
大泣きする赤ゆの横で、おろおろする子れいむ。
「ゆ!ごめんなさいね!おちびちゃんもあやまってね!」
慌てて親れいむが駆けよろうとするが…
「ゆあああ!!まりさのかわいいおちびちゃんになにするのぜー!!!」
「とかいはなありすのおちびちゃんをいじめるなんて、このいなかものぉー!!!」
ドカッ!!
金まりさと金ありすの体当たりで、子れいむは吹っ飛ぶ。
金バッチ一家は、子れいむに体当たりした後、赤まりさをぺーろぺーろしていた。
吹っ飛ばされた子れいむは、結構大きな怪我を負ってしまった。
「おちびちゃん!」
必死に子れいむにぺーろぺーろする親れいむ。
「ゆ… ゆ…」
苦しそうな子れいむ。
「ゆわ”ぁーん!!おねーじゃん!ゆっぐりじでいっでね!」
泣きながら、姉を励ます他の子ゆ達。
そんな様子を見ていた金バッチ一家は
「ふん。うちのかわいいおちびちゃんにひどいことをしたからとうぜんなのぜ」
帰ってくると、子ゆ達が「ゆんやぁぁ」と泣きながら、俺を呼ぶ。
子れいむが怪我をしていたが、親れいむの”ぺーろぺーろ”のおかげで重症化することを防ぎ、
オレンジジュースをかけることにより回復へ向かっているようだった。
俺は、れいむの説明と金バッチ一家の横やりで、だいたいのことを把握した。
「おちびちゃんがぶじで、ほっとしたよ。おにいさん、ゆっくりありがとう」
れいむと子ゆ達が喜ぶ横で、金バッチ一家が口を挟んできた。
「こんな、いなかものといっしょにはくらせないわ」
「まりさたちは、めであきおにいさんのだいじな、かいゆっくりなのぜ。つまり、だいじなおきゃくさまなのぜ。こんなせまいところじゃなくてじゆうに、いえさんをつかわせるのぜ」
「ぷくー!おかーしゃんとおとーしゃんのゆうとうりにちてね」
ビキィ!!!
俺が黙っていると、更に調子にのってきた。
「こんな、どうばっぢさんの、むのうないなかもののげすれいむとは、ゆっくりできないっていってるのがわからないの!」
「まりささまたちは、ゆうしゅうなきんばっちさんなのぜ。だから、めでられてとうぜんなのぜ!」
「おとーしゃんとおかーしゃんの、ゆうこときかにゃいむにょうなぢぢいは、ゆっくちちね!」
ブチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何かが俺の中で切れる音がはっきりと聞こえた。
「ギルティ…」
俺は、ちねとかほざいた糞袋を掴み上げる。
「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」
馬鹿な糞袋はのんきだが、金バッチ糞袋どもは、まがりなりにも金バッチ。
俺の発するただならぬ雰囲気に気がついたようだった。
「まりささまのおちびちゃんになにするのぜ!さっさとはなすのぜ!」
しかし、偉そうな態度に変化はない。
「ゆんやぁぁぁ!!いちゃい!はなしちぇね!はなしちぇね!」
ほんの少し、握る力をこめると、糞袋はケツをプリプリさせながら逃げようとする。
「じじい!ありすのとかいはなおちびちゃんになにするのぉー」
ありすは慌てるが、まりさは冷静だ。
「まりさたちはきんばっちさんなのぜ。じじいのげすれいむよりも、ずっとこうきゅうなのぜ。しかも、かいゆっくりなのぜ。だから、じじいはまりさたちにきがいは、くわえられないのぜ!」
なるほど、さすが糞袋とはいえ、教育を受けた金バッチ。無駄に頭がいい。だが…
「ぷっ!くっくっくっ…」
「じじい!なにがおかしいのぜ!」
「確かに、お前の言う通り、お前ら金バッチどもをどうこうするのは愛であきのこともあるし無理だ」
「ゆ?だったら、はやくおちびちゃんをおろして、おわびのあまあまももってくるのぜ!」
「だがな、生まれたばかりの”これ”には金バッチはないよな?」
「なにいってるのぉぉぉ!まりさとありすのおちびちゃんだから、だれよりもゆっくりしたとかいはなおちびちゃんなのよぉ!」
ありすも会話に入ってきた。
「そ、それにめであきおにいさんはおちびちゃんにも、きんばっちさんとらせるっていってたのぜ!」
金バッチ試験には、たいへんな労力とお金がいる。まあ、愛であきならやりかねんが。
もし、飼いゆの子供にバッチを取らせるなら、自力より、ゆっくりスクールに入れるのが現実的だ。
ただ、この話は”今は”関係ない。
「まあ、バッチが”今は”無い、このおちびちゃん(笑)とやらを俺が潰しても問題ないんだよ。弁償する必要も、罰せられることも無い」
それを聞いて、金バッチ糞袋どもが青ざめる。状況をゆっくり(笑)把握したようだ。
「ゆぁぁぁ!!!おにいさん、ごめんなさいなのぜ…、いや、ゆっくりごめんなさい!」
「おにいさん、よくみるとすごくとかいはね!すてきだわ!」
2匹は完璧に俺に媚び始めた。野良とはここら辺が違う。
だが、
「俺は、ギルティって言ったろ。ちねなんて言った糞袋は潰してやる」
「「ゆやぁぁぁぁぁ!!!やめでぐださい!!おぢびじゃんをゆっくりざぜであげでぐだざい!!!」」
金バッチ糞袋が泣き叫ぶ。糞袋を握る手に、じょじょに力を込める。
ぐにゅり…
「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!いちゃいよう”う”!!!!!」
赤糞袋も泣き叫ぶ。
「ゆっくりゆるしてあげてね!おにいさん!」
ん?
俺は思いもしない制止の声に驚いて、握る手を弱める。
「なんだ、れいむ。お前のガキを潰そうとした奴を庇うのか?」
俺は、れいむがなぜ止めたのかわからない。
「おにいさん…、そのきんばっちさんいっかは、れいむたちにゆっくりできないいじわるするし、あんまりすきじゃないのはたしかだよ」
じゃあ何故と言おうとする俺よりも早く、れいむは言葉を続けた。
「れいむはおにいさんがだいすきだよ。おちびちゃんもたすけてくれて、れいむといっしょにゆっくりさせてくれたよ」
それをきいていた子ゆ達が
「「「「「れいみゅたちもおにいしゃんが、だいちゅきだよ!!!」」」」」
「れいむはそんなゆっくりしたおにいさんが、ゆっくりのおちびちゃんをゆっくりできなくするのをみたくないよ…」
俺は、このれいむの発言にただただ驚いた。ゆっくりなんてものはもっと馬鹿だと思っていたからだ。
「ふぅ~」と俺はため息をつく。
正直、限界に近いストレスの”持って行き場”を途中で奪われたことで、なんともいえないドス黒いもやもやが胸をざわざわさせる。
さっきまでなら、握りつぶすだけでスッキリできたが、今は違う。
どうやら、俺のある部分に火がついてしまったようだ。何ともいえない初めての気分だ。
俺は赤ゆを持ったまま台所へ行き、コンロの火を点ける。
そうして、あんよを焼き始める。
「ゆぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!あちゅい!!あちゅいいい!!!」
あんよを焼いて歩けなくすると、今度はおろし金を取り出して、赤ゆの後頭部を削り始める。
「いぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
おにいさんが赤ゆを”おしおき”しているようだ。凄まじい泣き声が聞こえてくる。
れいむは怯えるおちびちゃんたちに、すーりすーりしながら隣りをちらりと見る。
金バッチさん一家は、「おぢびじゃんをかえしてえええ」といい、涙を流して半狂乱だ。
れいむはあのゆっくりしたおにいさんが、こんなひどいことをする理由を考えていた。
(そうだ!れいむのおちびちゃんをきんばっちさんいっかがいじめたからだよ。おにいさんは、れいむたちのためにやっているんだよ)
(れいむはとめたけど、おにいさんはれいむがだいじだから、ゆるせなかったんだよ)
(おにいさんは、れいむたちのことを”あいして”いるからだよ。やっぱり、やさしいゆっくりしたおにいさんだよ)
れいむはシングルマザーだ。といっても、望んでなったわけではない。
レイパーありすの強制すっきりで、シングルマザーになった。
飼いゆとしてペットショップで育ったれいむ。
生まれてから、番とゆっくりしたことはない。
そう、れいむは、はじめてゆっくりを与えてくれた、鬼意山を愛してしまっていたのだ。
俺は手を洗っていた。
おろし金である程度削って悲鳴をあげさせて楽しんだ後、
赤ゆを床に置き、金バッチ番の前まで戻ると、拳を固め赤ゆに鉄槌を落とした。赤ゆの、猛烈な断末魔が家に響いた。
ぐちゃっと潰すと、何とも言えない”ヒャッハー感”にすっかり満足する。
(ふ~、ゆっくりを潰したのは初めてだが、ゆ虐を楽しむ人の気持ちわかるわー)
「「ゆぎゃああああああ!!!!!おぢびぢゃああああああん!!!!!」」
泣き叫ぶ金バッチども。
「おまえなんか、めであきおにいさんにせいっさいしてもらうのぜ!!」
突然、金バッチまりさがそう叫ぶ。
「そうよ!とかいはなおちびちゃんを、かわいいがっていためであきおにいさんが、いなかもののじじいをせいっさいするわ!!」
ありすもそう叫ぶ。
俺は、しばし考える。確かに俺が罰せられることは無い。
だが、愛であきは怒るだろう。こんな、キモウザい糞袋を本気で可愛がっているからだ。
(めんどくせえことになるのは嫌だなあ…そうだ、いいことを思いついた!)
「じじい!なにうすわらいをうかべているのぜ!ゆるさないのぜ!」
俺は金バッチどもを無視すると、れいむへ向き直る。
「おい、れいむ、話がある」
いきなり呼ばれ、れいむはびっくりする。
「ゆ?おにいさん、どうしたの?」
「実はな、れいむ。俺の経済力では子供どもが成体ゆっくりになったら、全部は飼えないんだよ」
「ゆ?!」
これは事実だ。この問題と、現在の懸案事項を一気に片付けてしまおう。
「だからさ、間引こうと思うんだ。そうだな、レイパーどもの面影のある、ありす種の2匹がいいかな」
れいむは俺の言ってることがなかなか理解出来ないようだ。その餡子脳で必死に俺の言うことを理解しようとしている。
「ゆ?このこたちもれいむのかわいいおちびちゃんだよ?おにいさん」
おーおーさすが、ぼせい(笑)あふれるれいむ種だこと。
俺は、ありす種の子ゆ2匹を両方の手で1匹づつ持つ。
「「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」」
「おにいさん!ゆっくりやめてあげてね!」
れいむがすがる様な目で俺を見る。
「いいか、れいむ。このままじゃ全員飢え死にだ。分かるな、だから、これは必要なことなんだ」
なーんてね(笑)
れいむは、すごく悲しそうな顔で考え込んでいる。
「で、でもおちびちゃんがだいじだよ。れいむもかりをしておにいさんをたすけるよ」
「あのな、生粋の飼いゆのお前に出来んのか?無理だろう」
「でも…」
言葉を濁すれいむに、俺は提案する。いや、提案っつうか反応見て楽しむだけだけど。結果は決めてるし。
「お前に決めさせてやるよ、れいむ。2匹間引くか、一家全員で野良になるかだ」
れいむは考え込んでいる。そりゃそうだ。
いくら、おちびちゃんが大事でも、これから冬になるのに子ゆ連れて野良になんかなったら、あっという間に全滅だ。
その時、子れいむどもが
「れいみゅは、おにぇいちゃんたちがたちゅかるなら、のらになるよ」
「れいみゅも、ごはんしゃんゆっくちがまんしゅるよ」
その様子を涙目で見ていたれいむが
「おちびちゃんたち…。おにいさん、れいむがひとりでのらになるよ!」
「あのなあ、お前は銅バッチでガキどもの面倒を見てもらわなきゃ困るんだよ。さっき言った通り、どちらかを選べ」
れいむも分かっていた。
野良になんか、到底慣れないことを。
この、ゆっくりしたれいむのかわいいおちびちゃんたちを犠牲には出来ない。
でも、レイパーの面影があるとはいえ、あの子達も助けたい。
しかし、おにいさんの言葉から両方は選べそうにない。
そもそもなんで、愛にあふれているゆっくりした、れいむのおにいさんがこんな酷いことを言うのか。
(おにいさんは、れいむをあいしているからこそなんだよ)
(おにいさんは、かちょうだから、いえさんをまもるひつようがあるんだよ)
(しょうがないから、こころでないて、れいぱーのおもかげがあるこをまびいて、れいむのこころのきずをいやそうとしているんだよ)
(おにいさんも、れいむをだいじにおもっているんだよ)
「ごめんね…、おちびちゃんたち…、ちからのたりないおかあさんをゆるしてね…」
れいむは、結論を出したようだ。
「ということだ。お前らはおかあさんにも見捨てられましたー。おお、みじめみじめ(笑)」
「「ゆんやああああああ!!!!!おかーしゃん、どぼぢでそんなこというのおおおおお!!!!!」」
1匹のあんよを焼いて、逃げられなくすると、もう1匹は金バッチどもの前に落とす。
「ゆ?」
それまで、ことのなりゆきを見ていた金バッチ達。
この2匹にとって、”自分の飼いゆを潰そうとする鬼意山”という目の前の光景が信じられなかった。
美ゆっくりとして生を受け、金バッチになるために大切に育てられ、飼い主に愛でられている2匹は、
他人ならともかく、飼い主が飼いゆを潰すなんて発想がなかった。
そのため、怒ることを忘れ、えもしれぬ恐怖感におそわれていた。
金まりさが鬼意山に抱えられる。
「な、なんなのぜ?」
そして、手を離す。その、真下には子ありすが…。
ぶちょりと、子ありすが潰れる。
「ゆ、ゆやあ”あ”あ”ぷべ…、もっと、ゆっくちちたかった…」
カスタードをぶちまけ、子ありすは金まりさの重みで絶命した。
親れいむは、子ゆ3匹と寄り添い、目を閉じ、震え、耐えていた
カシャッ!
「決定的瞬間ゲットだぜ」
俺は、にやりと笑う。
「さて、金馬鹿まりさ。おまえはゆっくり殺しだなあ」
「まりさのせいじゃないのぜ!じじいのせいなのぜ!」
「知らねーよ。それより、見ろよこの写真。良く撮れてるぜ~、お前がうちの飼いゆっくりを潰した瞬間が」
「なにをいってるのぜ!」
「自分の飼いゆを潰されて、鬼意山カナピー。こりゃ、せいっさいとして赤ゆを潰してもしょうがねーなー」
「!!」
言葉に詰まるまりさ。ありすも、ゆんゆん泣いている。さすが、腐っても金バッチ。話が早い。
「めであきおにいさんは、まりさたちのことをしんじるのぜ!」
無駄な抵抗だっつうの。こっちは、証拠さんもあるんだっつーの。
「俺はな、めであきとは昔からのマブダチなんだよ。お前らなんか信じるかよ」
ふー、いいだろ。物分かりがいいようにしてやろう。
俺は、俯いてすすり泣く金ありすの背中の皮をむしった。
「ゆぎゃあああ!!!」
いきなりの痛みに金ありすが、じたばたする。
何か言う前に、金まりさの頭を掴んで、こちらを向かせると
「いいか、これ以上くだらねえことを言うなら、毎日痛めつけてやる。帰るときに愛であきには、そうだな…”鬼意山の子ゆ潰してごめんなさい”とでも言え」
返事は無い。
俺はまた、金ありすをむしる。
「ゆぎゃあああ!!!」
「どうなんだ?」
「ゆっ…く…り…りかい…したの…ぜ…」
それから、金バッチどもを愛であきが引き取りにくるまでの間、
あんよを焼いた子ありすを、針で刺したり、おべべ(笑)をえぐったり、
適度にオレンジジュースをかけつつ虐待した。
これは、俺がゆ虐に目覚めたからというのもあるが、金バッチどもへの警告の意味もあった。
”わかっているよな”
毎日、子ありすを見せては、金バッチどもに、俺への恐怖心を植え付けた。
愛であきが帰ってくる前日、俺は子ありすを風呂場で、掴んだまま浴槽に沈め、限界になる直前に握りつぶした。
ん~、すっきりーできたよー。
そうしていると、愛であきが帰ってくる日となり、金バッチどもを連れ帰ることになった。
めであきに、赤ゆが潰れた事情を話す。(もちろん俺設定のね)
金バッチどもも、俺が恐くて本当の事は言えないようだ。感心感心。調教成功だね。
「そうか…。すまなかったな…。大事な子ゆを…。まりさも悪気があったわけじゃないんだと思う。許してくれ…」
「いいんだ、愛であき。俺の不注意だったんだよ。柵も狭いしな」
ふひひ。
愛であきたちは帰っていった。
「俺も飯でも買いにいくか」
愛であきは帰り道で、まりさとありすに話しかける。
「今日は、お前たちのために、たくさんあまあまとカルボさん用意してるからな」
「「ゆわ”ああん!!さみしかったよぉぉ、めであきおにいさぁぁん!おちびちゃん…、うう、ゆわ”あああーん!!!」」
「よしよし。ゆっくりしような」
「「ゆっくりしていってね!」」
俺は、俺の飯とゆっくりフードを買い、帰る道すがら、野良れいむ親子を見つけた。
親れいむと、子ゆ…、いや赤ゆ2匹と、番のまりさだ。
…
「おい、飯だぞ」
俺は親れいむと子れいむ3匹の前に、ゆっくりフードを入れた皿を置く。
親れいむが俺のことを見て、祈る様な目つきで問いかけてきた。
「おにいさんはれいむのこと、おちびちゃんたちのこと、かぞくだとおもってるの?」
最近、子ゆは俺のしていたことで怯え気味だ。
子ゆも、俺を直視してはいないが、祈る様な目つきだ。
「家族だと思ってるよ」
「ゆゆ!!おにいさん!!やっぱりおにいさんはれいむたちのことあいしてくれているんだね!!」
「「「よかっちゃよ!!おにいしゃん!!」」」
れいむはおにいさんをうたがったことが、はずかしかったよ。
れいむは、おにいさんを、ゆっくりあいしているし、
おにいさんはれいむを、ゆっくりあいしてくれているんだよ。
…
鬼意山の庭では、先ほどの野良一家が、
蹴られ、踏みつぶされ、ぐちゃぐちゃになって全滅していた。
前編終わり
(なんか長くなりそうなので、きりのいい所で投稿してみます。続きも書く予定です)
*だから、至らないところだらけだと思うけど、生温かく読んでくれれば幸いなのぜ
作・もっちもちあき
「今度の日曜、ゆっくりショップ行きたいんだけどつきあってくれるか?」
日曜
友人の愛であきに誘われ、今日はゆっくりショップに来ている。
俺自身はゆっくりにはそれほど興味がないのだが、友人がお前も飼ってみたらどうだというのでついてきた。
店内は、ゆっくりしていってね!という、ゆっくりの声で少しうるさい。
最近は、野良ゆも定期的に駆除されているらしく、昔ほどは見ない。
愛であきは、すでに金バッチのまりさを飼っている。
今日は番が欲しいとまりさが言うので、買いに来たらしい。
「お、これなんかいいかも」
ショーケースの中の金バッチありす。品も良さそうだ。
しかし、たかが”ゆっくり”ごときに10万はないだろう。
そう思ったのだが、愛であきは、なんとそいつを買うらしい。
(俺には考えられん…)
赤ゆお徳用パック5匹980円が目に留まる。
(成体ゆっくりは高いし、お試しでこれでいいか)
「おいおい。バッチ無しで、しかも赤ゆは初心者には飼いづらいぜ」
会計を終えた愛であきが来てそう言う。
「しかしなあ…。万単位はちょっとなあ…」
もともと、それほど興味があったわけでは無い。
「バッチ付きは教育済みだから、余計な手間とかいらないぞ?」
「しかし、バッチ付きは高いんだよな~」
「風俗我慢すれば買えるべ」
悩んでいると店員が
「それなら、このゆっくりはどうでしょう?」
と言って、1匹の銅バッチれいむを薦めてきた。
特価品3900円、サンキュー価格と書かれている。
「お、れいむ種は初心者に飼いやすいし、いいんじゃないか?」
「なんでこいつは特価品なんですか?」
俺は店員に聞いてみる。
「あー、一度野良レイパーありすにすっきりさせられちゃったんですよね。でも、すぐ助けたんで全然問題とかは無いんですけど、気にする人はしますんで、お値段がお求め安くなっているんですよ」
(ふ~ん。ま、これでいいか)
「じゃあ、これ下さい」
「ありがとうございます」
すると、右手のお徳用の袋の赤ゆが騒ぎ出した。
「おかーしゃん!おかーしゃん!」
「すみません。そのとき生まれた赤ゆが、ちょうどその袋に入ってたみたいですね」
少し、思案した後
「じゃあ、これもいいすか」
「え?いいんですか?どうもありがとうございます」
その様子を見ていた愛であきは
「赤ゆまで買ったのか?飼い難いぞ?」
そのとき、それまでずっと下を向いていたれいむが
「おにいさん、れいむのおちびちゃん達をたすけてくれてありがとう。おにいさんはゆっくりできるにんげんさんだね」
と言った。
家にれいむと赤ゆ5匹(れいむ3匹ありす2匹)を連れ帰る。
部屋を荒されないように、部屋の一角に柵を作り、そこにゆっくり達を入れる。
(ある程度の教育は受けてるんだよな)
「うんうんとしーしーはここでしろ。あと、飯は俺が持ってきてやるから。狭くてもしばらくは我慢してろ」
「ここがれいむたちのゆっくりぷれいすなんだね。ゆっくりりかいしたよ」
「おかーしゃん!さくしゃんあってしぇまいよう!」
「とかいはな、あまあましゃんほちいわ!」
「おちびちゃんたち。おおきくなったらおにいさんもだしてくれるから、ゆっくりおかあさんのいうことをきいてね」
とりあえず、赤ゆはぎゃあぎゃあウザいが、親れいむが躾けてくれているおかげか、
それほどひどい状況では無い。柵からは出てこないし、それほど手間はかかっていない。
まあ、愛であきみたいに抱っこして服着せて、みたいなことはやりたいとは思わないし。
ちょっと、仕事の愚痴を親れいむにするくらいでちょうど良かった。
3か月くらいたつと、赤ゆも子ゆになって、柵が狭くなってきた。
赤ゆの時は餌なんて大したことないのだが、最近は餌の減りが早い。
(俺の安月給じゃ、こいつら全部が成体ゆっくりになったら、飼うのは無理ぽ)
しかし、あげるといっても、いくら親ゆに躾けられたとはいえ血統書も無い、バッチ無しなので貰い手もいまい。
さてどーすんべ。
思案にくれていると、愛であきが困った様子で話しかけてきた。
「なあ、うちのまりさとありすをちょっと預かってくれないか?」
輸出部にいる愛であきは、会社の出張で1ヶ月間、家を空けるのだという。
さすがに1ヶ月はゆっくりだけでは暮らせない。しかも、最近一粒種の赤ゆまりさも生まれたらしい。
(めんどくせ~…)
「うちの子はいい子だし、手間かかんないからさ」
「仕方ねえな。餌代置いてけよ」
というわけで金バッチのつがいとそのガキを預かる羽目になった。
愛であき自慢のゆっくり一家がやって来た。
「ゆっくりよろしくおねがいします」
金バッチだからか礼儀はいいみたいだ。
ゆっくりの餌代は、愛であきが置いていった分だけで9匹分でお釣りがくるくらいだった。
まあ、愛であきは好物どうの言っていたが覚えちゃいない。
うちの連中にやってる、ゆっくりフードをくれてやれば充分だ。
柵へ3匹を放り込む。
「ゆ?せまいよ、おにいさんゆっくりできないよ?」
「そちらのそふぁーさんにすわらせるのぜ」
居候のくせに厚かましい。礼儀正しいのは愛であきがいる時だけか。
飯の時間だ。いつものようにうちの連中は
「おにいさんにかんしゃしてきょうもごはんさんたべようね」
「ゆっくりいただきまーちゅ」
「む~ちゃむ~ちゃ…ちあわちぇ~~~~!」
いつもの光景だ。しかし…
「おかーしゃん!このごはんさんまじゅいよ!めであきおにーしゃんのぱしたさんたべちゃいよ!」
「ゆ!おちびちゃんはそだちざかりなんだぜ!たりないよ!それにごはんさんおいしくないのぜ!」
「はやくあまあまをもってきてね!おともだちのおにいさんはとかいはじゃないわね!」
ビキィ!!!
うぜえ…
1週間くらい経ったある日の昼、鬼意山は会社に行っていていない。
れいむ一家は、不満タラタラでストレスがたまっている金バッチ一家になるべく近寄らないようにしていた。
鬼意山からも、客人だからケンカするなと言われている。
しかし、この日事件が起こった。
遊んでいた子れいむが、赤ゆまりさと衝突してしまい、赤ゆが怪我をした。
大した怪我では無いのだが、過保護に育てられた赤ゆは痛みで大泣きする。
「ゆんや”ぁぁ!!!いちゃい!!いちゃいよー!!おきゃーしゃーん!!おとーしゃーん!!」
「どうちよう…。ごめんにぇ…。」
大泣きする赤ゆの横で、おろおろする子れいむ。
「ゆ!ごめんなさいね!おちびちゃんもあやまってね!」
慌てて親れいむが駆けよろうとするが…
「ゆあああ!!まりさのかわいいおちびちゃんになにするのぜー!!!」
「とかいはなありすのおちびちゃんをいじめるなんて、このいなかものぉー!!!」
ドカッ!!
金まりさと金ありすの体当たりで、子れいむは吹っ飛ぶ。
金バッチ一家は、子れいむに体当たりした後、赤まりさをぺーろぺーろしていた。
吹っ飛ばされた子れいむは、結構大きな怪我を負ってしまった。
「おちびちゃん!」
必死に子れいむにぺーろぺーろする親れいむ。
「ゆ… ゆ…」
苦しそうな子れいむ。
「ゆわ”ぁーん!!おねーじゃん!ゆっぐりじでいっでね!」
泣きながら、姉を励ます他の子ゆ達。
そんな様子を見ていた金バッチ一家は
「ふん。うちのかわいいおちびちゃんにひどいことをしたからとうぜんなのぜ」
帰ってくると、子ゆ達が「ゆんやぁぁ」と泣きながら、俺を呼ぶ。
子れいむが怪我をしていたが、親れいむの”ぺーろぺーろ”のおかげで重症化することを防ぎ、
オレンジジュースをかけることにより回復へ向かっているようだった。
俺は、れいむの説明と金バッチ一家の横やりで、だいたいのことを把握した。
「おちびちゃんがぶじで、ほっとしたよ。おにいさん、ゆっくりありがとう」
れいむと子ゆ達が喜ぶ横で、金バッチ一家が口を挟んできた。
「こんな、いなかものといっしょにはくらせないわ」
「まりさたちは、めであきおにいさんのだいじな、かいゆっくりなのぜ。つまり、だいじなおきゃくさまなのぜ。こんなせまいところじゃなくてじゆうに、いえさんをつかわせるのぜ」
「ぷくー!おかーしゃんとおとーしゃんのゆうとうりにちてね」
ビキィ!!!
俺が黙っていると、更に調子にのってきた。
「こんな、どうばっぢさんの、むのうないなかもののげすれいむとは、ゆっくりできないっていってるのがわからないの!」
「まりささまたちは、ゆうしゅうなきんばっちさんなのぜ。だから、めでられてとうぜんなのぜ!」
「おとーしゃんとおかーしゃんの、ゆうこときかにゃいむにょうなぢぢいは、ゆっくちちね!」
ブチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何かが俺の中で切れる音がはっきりと聞こえた。
「ギルティ…」
俺は、ちねとかほざいた糞袋を掴み上げる。
「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」
馬鹿な糞袋はのんきだが、金バッチ糞袋どもは、まがりなりにも金バッチ。
俺の発するただならぬ雰囲気に気がついたようだった。
「まりささまのおちびちゃんになにするのぜ!さっさとはなすのぜ!」
しかし、偉そうな態度に変化はない。
「ゆんやぁぁぁ!!いちゃい!はなしちぇね!はなしちぇね!」
ほんの少し、握る力をこめると、糞袋はケツをプリプリさせながら逃げようとする。
「じじい!ありすのとかいはなおちびちゃんになにするのぉー」
ありすは慌てるが、まりさは冷静だ。
「まりさたちはきんばっちさんなのぜ。じじいのげすれいむよりも、ずっとこうきゅうなのぜ。しかも、かいゆっくりなのぜ。だから、じじいはまりさたちにきがいは、くわえられないのぜ!」
なるほど、さすが糞袋とはいえ、教育を受けた金バッチ。無駄に頭がいい。だが…
「ぷっ!くっくっくっ…」
「じじい!なにがおかしいのぜ!」
「確かに、お前の言う通り、お前ら金バッチどもをどうこうするのは愛であきのこともあるし無理だ」
「ゆ?だったら、はやくおちびちゃんをおろして、おわびのあまあまももってくるのぜ!」
「だがな、生まれたばかりの”これ”には金バッチはないよな?」
「なにいってるのぉぉぉ!まりさとありすのおちびちゃんだから、だれよりもゆっくりしたとかいはなおちびちゃんなのよぉ!」
ありすも会話に入ってきた。
「そ、それにめであきおにいさんはおちびちゃんにも、きんばっちさんとらせるっていってたのぜ!」
金バッチ試験には、たいへんな労力とお金がいる。まあ、愛であきならやりかねんが。
もし、飼いゆの子供にバッチを取らせるなら、自力より、ゆっくりスクールに入れるのが現実的だ。
ただ、この話は”今は”関係ない。
「まあ、バッチが”今は”無い、このおちびちゃん(笑)とやらを俺が潰しても問題ないんだよ。弁償する必要も、罰せられることも無い」
それを聞いて、金バッチ糞袋どもが青ざめる。状況をゆっくり(笑)把握したようだ。
「ゆぁぁぁ!!!おにいさん、ごめんなさいなのぜ…、いや、ゆっくりごめんなさい!」
「おにいさん、よくみるとすごくとかいはね!すてきだわ!」
2匹は完璧に俺に媚び始めた。野良とはここら辺が違う。
だが、
「俺は、ギルティって言ったろ。ちねなんて言った糞袋は潰してやる」
「「ゆやぁぁぁぁぁ!!!やめでぐださい!!おぢびじゃんをゆっくりざぜであげでぐだざい!!!」」
金バッチ糞袋が泣き叫ぶ。糞袋を握る手に、じょじょに力を込める。
ぐにゅり…
「ゆぎゃぁぁぁぁぁ!!!いちゃいよう”う”!!!!!」
赤糞袋も泣き叫ぶ。
「ゆっくりゆるしてあげてね!おにいさん!」
ん?
俺は思いもしない制止の声に驚いて、握る手を弱める。
「なんだ、れいむ。お前のガキを潰そうとした奴を庇うのか?」
俺は、れいむがなぜ止めたのかわからない。
「おにいさん…、そのきんばっちさんいっかは、れいむたちにゆっくりできないいじわるするし、あんまりすきじゃないのはたしかだよ」
じゃあ何故と言おうとする俺よりも早く、れいむは言葉を続けた。
「れいむはおにいさんがだいすきだよ。おちびちゃんもたすけてくれて、れいむといっしょにゆっくりさせてくれたよ」
それをきいていた子ゆ達が
「「「「「れいみゅたちもおにいしゃんが、だいちゅきだよ!!!」」」」」
「れいむはそんなゆっくりしたおにいさんが、ゆっくりのおちびちゃんをゆっくりできなくするのをみたくないよ…」
俺は、このれいむの発言にただただ驚いた。ゆっくりなんてものはもっと馬鹿だと思っていたからだ。
「ふぅ~」と俺はため息をつく。
正直、限界に近いストレスの”持って行き場”を途中で奪われたことで、なんともいえないドス黒いもやもやが胸をざわざわさせる。
さっきまでなら、握りつぶすだけでスッキリできたが、今は違う。
どうやら、俺のある部分に火がついてしまったようだ。何ともいえない初めての気分だ。
俺は赤ゆを持ったまま台所へ行き、コンロの火を点ける。
そうして、あんよを焼き始める。
「ゆぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!あちゅい!!あちゅいいい!!!」
あんよを焼いて歩けなくすると、今度はおろし金を取り出して、赤ゆの後頭部を削り始める。
「いぎゃぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
おにいさんが赤ゆを”おしおき”しているようだ。凄まじい泣き声が聞こえてくる。
れいむは怯えるおちびちゃんたちに、すーりすーりしながら隣りをちらりと見る。
金バッチさん一家は、「おぢびじゃんをかえしてえええ」といい、涙を流して半狂乱だ。
れいむはあのゆっくりしたおにいさんが、こんなひどいことをする理由を考えていた。
(そうだ!れいむのおちびちゃんをきんばっちさんいっかがいじめたからだよ。おにいさんは、れいむたちのためにやっているんだよ)
(れいむはとめたけど、おにいさんはれいむがだいじだから、ゆるせなかったんだよ)
(おにいさんは、れいむたちのことを”あいして”いるからだよ。やっぱり、やさしいゆっくりしたおにいさんだよ)
れいむはシングルマザーだ。といっても、望んでなったわけではない。
レイパーありすの強制すっきりで、シングルマザーになった。
飼いゆとしてペットショップで育ったれいむ。
生まれてから、番とゆっくりしたことはない。
そう、れいむは、はじめてゆっくりを与えてくれた、鬼意山を愛してしまっていたのだ。
俺は手を洗っていた。
おろし金である程度削って悲鳴をあげさせて楽しんだ後、
赤ゆを床に置き、金バッチ番の前まで戻ると、拳を固め赤ゆに鉄槌を落とした。赤ゆの、猛烈な断末魔が家に響いた。
ぐちゃっと潰すと、何とも言えない”ヒャッハー感”にすっかり満足する。
(ふ~、ゆっくりを潰したのは初めてだが、ゆ虐を楽しむ人の気持ちわかるわー)
「「ゆぎゃああああああ!!!!!おぢびぢゃああああああん!!!!!」」
泣き叫ぶ金バッチども。
「おまえなんか、めであきおにいさんにせいっさいしてもらうのぜ!!」
突然、金バッチまりさがそう叫ぶ。
「そうよ!とかいはなおちびちゃんを、かわいいがっていためであきおにいさんが、いなかもののじじいをせいっさいするわ!!」
ありすもそう叫ぶ。
俺は、しばし考える。確かに俺が罰せられることは無い。
だが、愛であきは怒るだろう。こんな、キモウザい糞袋を本気で可愛がっているからだ。
(めんどくせえことになるのは嫌だなあ…そうだ、いいことを思いついた!)
「じじい!なにうすわらいをうかべているのぜ!ゆるさないのぜ!」
俺は金バッチどもを無視すると、れいむへ向き直る。
「おい、れいむ、話がある」
いきなり呼ばれ、れいむはびっくりする。
「ゆ?おにいさん、どうしたの?」
「実はな、れいむ。俺の経済力では子供どもが成体ゆっくりになったら、全部は飼えないんだよ」
「ゆ?!」
これは事実だ。この問題と、現在の懸案事項を一気に片付けてしまおう。
「だからさ、間引こうと思うんだ。そうだな、レイパーどもの面影のある、ありす種の2匹がいいかな」
れいむは俺の言ってることがなかなか理解出来ないようだ。その餡子脳で必死に俺の言うことを理解しようとしている。
「ゆ?このこたちもれいむのかわいいおちびちゃんだよ?おにいさん」
おーおーさすが、ぼせい(笑)あふれるれいむ種だこと。
俺は、ありす種の子ゆ2匹を両方の手で1匹づつ持つ。
「「ゆ?おしょらをとんでるみちゃい!」」
「おにいさん!ゆっくりやめてあげてね!」
れいむがすがる様な目で俺を見る。
「いいか、れいむ。このままじゃ全員飢え死にだ。分かるな、だから、これは必要なことなんだ」
なーんてね(笑)
れいむは、すごく悲しそうな顔で考え込んでいる。
「で、でもおちびちゃんがだいじだよ。れいむもかりをしておにいさんをたすけるよ」
「あのな、生粋の飼いゆのお前に出来んのか?無理だろう」
「でも…」
言葉を濁すれいむに、俺は提案する。いや、提案っつうか反応見て楽しむだけだけど。結果は決めてるし。
「お前に決めさせてやるよ、れいむ。2匹間引くか、一家全員で野良になるかだ」
れいむは考え込んでいる。そりゃそうだ。
いくら、おちびちゃんが大事でも、これから冬になるのに子ゆ連れて野良になんかなったら、あっという間に全滅だ。
その時、子れいむどもが
「れいみゅは、おにぇいちゃんたちがたちゅかるなら、のらになるよ」
「れいみゅも、ごはんしゃんゆっくちがまんしゅるよ」
その様子を涙目で見ていたれいむが
「おちびちゃんたち…。おにいさん、れいむがひとりでのらになるよ!」
「あのなあ、お前は銅バッチでガキどもの面倒を見てもらわなきゃ困るんだよ。さっき言った通り、どちらかを選べ」
れいむも分かっていた。
野良になんか、到底慣れないことを。
この、ゆっくりしたれいむのかわいいおちびちゃんたちを犠牲には出来ない。
でも、レイパーの面影があるとはいえ、あの子達も助けたい。
しかし、おにいさんの言葉から両方は選べそうにない。
そもそもなんで、愛にあふれているゆっくりした、れいむのおにいさんがこんな酷いことを言うのか。
(おにいさんは、れいむをあいしているからこそなんだよ)
(おにいさんは、かちょうだから、いえさんをまもるひつようがあるんだよ)
(しょうがないから、こころでないて、れいぱーのおもかげがあるこをまびいて、れいむのこころのきずをいやそうとしているんだよ)
(おにいさんも、れいむをだいじにおもっているんだよ)
「ごめんね…、おちびちゃんたち…、ちからのたりないおかあさんをゆるしてね…」
れいむは、結論を出したようだ。
「ということだ。お前らはおかあさんにも見捨てられましたー。おお、みじめみじめ(笑)」
「「ゆんやああああああ!!!!!おかーしゃん、どぼぢでそんなこというのおおおおお!!!!!」」
1匹のあんよを焼いて、逃げられなくすると、もう1匹は金バッチどもの前に落とす。
「ゆ?」
それまで、ことのなりゆきを見ていた金バッチ達。
この2匹にとって、”自分の飼いゆを潰そうとする鬼意山”という目の前の光景が信じられなかった。
美ゆっくりとして生を受け、金バッチになるために大切に育てられ、飼い主に愛でられている2匹は、
他人ならともかく、飼い主が飼いゆを潰すなんて発想がなかった。
そのため、怒ることを忘れ、えもしれぬ恐怖感におそわれていた。
金まりさが鬼意山に抱えられる。
「な、なんなのぜ?」
そして、手を離す。その、真下には子ありすが…。
ぶちょりと、子ありすが潰れる。
「ゆ、ゆやあ”あ”あ”ぷべ…、もっと、ゆっくちちたかった…」
カスタードをぶちまけ、子ありすは金まりさの重みで絶命した。
親れいむは、子ゆ3匹と寄り添い、目を閉じ、震え、耐えていた
カシャッ!
「決定的瞬間ゲットだぜ」
俺は、にやりと笑う。
「さて、金馬鹿まりさ。おまえはゆっくり殺しだなあ」
「まりさのせいじゃないのぜ!じじいのせいなのぜ!」
「知らねーよ。それより、見ろよこの写真。良く撮れてるぜ~、お前がうちの飼いゆっくりを潰した瞬間が」
「なにをいってるのぜ!」
「自分の飼いゆを潰されて、鬼意山カナピー。こりゃ、せいっさいとして赤ゆを潰してもしょうがねーなー」
「!!」
言葉に詰まるまりさ。ありすも、ゆんゆん泣いている。さすが、腐っても金バッチ。話が早い。
「めであきおにいさんは、まりさたちのことをしんじるのぜ!」
無駄な抵抗だっつうの。こっちは、証拠さんもあるんだっつーの。
「俺はな、めであきとは昔からのマブダチなんだよ。お前らなんか信じるかよ」
ふー、いいだろ。物分かりがいいようにしてやろう。
俺は、俯いてすすり泣く金ありすの背中の皮をむしった。
「ゆぎゃあああ!!!」
いきなりの痛みに金ありすが、じたばたする。
何か言う前に、金まりさの頭を掴んで、こちらを向かせると
「いいか、これ以上くだらねえことを言うなら、毎日痛めつけてやる。帰るときに愛であきには、そうだな…”鬼意山の子ゆ潰してごめんなさい”とでも言え」
返事は無い。
俺はまた、金ありすをむしる。
「ゆぎゃあああ!!!」
「どうなんだ?」
「ゆっ…く…り…りかい…したの…ぜ…」
それから、金バッチどもを愛であきが引き取りにくるまでの間、
あんよを焼いた子ありすを、針で刺したり、おべべ(笑)をえぐったり、
適度にオレンジジュースをかけつつ虐待した。
これは、俺がゆ虐に目覚めたからというのもあるが、金バッチどもへの警告の意味もあった。
”わかっているよな”
毎日、子ありすを見せては、金バッチどもに、俺への恐怖心を植え付けた。
愛であきが帰ってくる前日、俺は子ありすを風呂場で、掴んだまま浴槽に沈め、限界になる直前に握りつぶした。
ん~、すっきりーできたよー。
そうしていると、愛であきが帰ってくる日となり、金バッチどもを連れ帰ることになった。
めであきに、赤ゆが潰れた事情を話す。(もちろん俺設定のね)
金バッチどもも、俺が恐くて本当の事は言えないようだ。感心感心。調教成功だね。
「そうか…。すまなかったな…。大事な子ゆを…。まりさも悪気があったわけじゃないんだと思う。許してくれ…」
「いいんだ、愛であき。俺の不注意だったんだよ。柵も狭いしな」
ふひひ。
愛であきたちは帰っていった。
「俺も飯でも買いにいくか」
愛であきは帰り道で、まりさとありすに話しかける。
「今日は、お前たちのために、たくさんあまあまとカルボさん用意してるからな」
「「ゆわ”ああん!!さみしかったよぉぉ、めであきおにいさぁぁん!おちびちゃん…、うう、ゆわ”あああーん!!!」」
「よしよし。ゆっくりしような」
「「ゆっくりしていってね!」」
俺は、俺の飯とゆっくりフードを買い、帰る道すがら、野良れいむ親子を見つけた。
親れいむと、子ゆ…、いや赤ゆ2匹と、番のまりさだ。
…
「おい、飯だぞ」
俺は親れいむと子れいむ3匹の前に、ゆっくりフードを入れた皿を置く。
親れいむが俺のことを見て、祈る様な目つきで問いかけてきた。
「おにいさんはれいむのこと、おちびちゃんたちのこと、かぞくだとおもってるの?」
最近、子ゆは俺のしていたことで怯え気味だ。
子ゆも、俺を直視してはいないが、祈る様な目つきだ。
「家族だと思ってるよ」
「ゆゆ!!おにいさん!!やっぱりおにいさんはれいむたちのことあいしてくれているんだね!!」
「「「よかっちゃよ!!おにいしゃん!!」」」
れいむはおにいさんをうたがったことが、はずかしかったよ。
れいむは、おにいさんを、ゆっくりあいしているし、
おにいさんはれいむを、ゆっくりあいしてくれているんだよ。
…
鬼意山の庭では、先ほどの野良一家が、
蹴られ、踏みつぶされ、ぐちゃぐちゃになって全滅していた。
前編終わり
(なんか長くなりそうなので、きりのいい所で投稿してみます。続きも書く予定です)