ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2128 ゆっくりさまさま
最終更新:
ankoss
-
view
オーソドックスにおうちせんげん→制裁
こうもんあき(仮)とかいう名前がついてしまってあばばばばb
-----------------
私の住んでいる場所はハッキリ言ってかなりの田舎だ。
なにしろ一番近いコンビニまで車で10分。
しかもそのコンビニではなぜか採れたての野菜を売っているのだから、意味が分からない。
都会ではありえない光景だろう。
仕事は農業。
米や野菜を作って、主に自給自足している。
余った作物を売ったお金で、油や調味料を買って暮らしている。
まあとにかくそんな土地であるので、犯罪などめったに起こらない。
だからみんな出かけるとき家に鍵など掛けたりしないのだ。
よそ者が来れば目立つし、村の者に泥棒など居るはずがないのだから。
そんなわけで、私は今日もいつもどおり家を出て畑仕事をする。
畑にまく肥料は、主に野生(野良?)ゲスゆっくりを粉砕したものである。
都市部でないので、野良ゆっくりと野生ゆっくりの違いがよくわからなくなっているが、
野良も野生もどちらも人間の畑や家屋に上がりこみ荒らすので、見分けがつかない。
とにかくこの村では人間による犯罪よりゆっくりによる犯罪が横行している。
行政も過疎気味の村におけるゆっくり被害など、とりたてて取り締まる気はさらさら無い様である。
ゆっくり被害は主に二つ。
先程も触れたが、一つは畠荒らし、もう一つはおうちせんげんである。
前者はゆっくり特有の思い込みである「おやさいはかってにはえてくる」に毒されたゆっくりが、畑に上がりこみ野菜を貪るもの。
後者は「ゆっくりプレイス」なるものを夢見たおこがましいゆっくりが人間の家に上がってここは自分の家であると勝手に宣言し、
勝手にくつろぎ出すというものである。
私はもちろんどちらの被害にもあっている。
あっているが、普通の農家のように畑をゆっくりが入ってこれないような柵で囲ったり、家のガラスを耐久性の強いものにしたりしていない。
実は私はゆっくり制裁が趣味のお兄さんなのだ。
ゲスゆっくりはウェルカムなのである。
こんな農村ともなると、娯楽はテレビくらいしか無い。
しかし、テレビの内容など、お天気情報以外は村での生活にほとんど関与しないことばかり。
ハッキリ言って、面白くない。
そこへ持ってきて、こめかみの血管が切れそうになるのが、ゆっくりによる犯罪である。
畑はあらすわ、家はうんうんまみれにするわで、もともと面白くない生活がよりストレスフルになってしまった。
もうこれは天がゆっくりを制裁しろと言っているようなものだ。
実際、おうちせんげんをかましたゆっくりを制裁したとき、胸のすくような思いがした。
まるで新しいパンツを履いたばかりの正月元旦の朝のように清々しい気分だった。
これだ。
私の灰色の生活の中、求めていたのは、これなのだ。
生意気でキリッとした顔が、無残にも虐待されて泣きっ面に変わるとき。
「じじい」「どれい」呼ばわりした人間に逆に許しを請わなくならなくてはいけない、プライドと命の葛藤。
見ているだけで飽きない。
テレビ等よりよほど面白い。
というわけで、今日もわざと畑や家にゲスゆっくりを誘い込み、虐待しよう。
そのために家はフルオープンwith罠のあまあま、畑はノーガードwith罠のあまあまだ。
逆にゲスゆっくりには来てもらわないと、肥料もストレス解消法も得られず、困ったことになってしまう。
さて、しばらく畑で作業を続けたが、今日は畠荒らしゲスゆっくりが来ないようだ。
つまらんな。
毎日のようにゲスゆっくりを捕獲しているから、さてはここが虐兄の畑だと気づかれたか?
いや、ゆっくりにそんな知能はあるまい。
たまたまであろう。
なぜなら、ゆっくり側から見れば、単に「狩り」をしていたら行方不明になったようにしか思えないからだ。
畠荒らしをしようとしたゆっくりはことごとく捕獲して虐待しているし、逃がしたこともない。
実は畑を発見したゆっくりが、「野菜があった」事など群れの他のゆっくりに話すことはほぼ無いのだ。
なぜなら、おいしすぎる野菜のことなど他のゆっくりに知れれば、自分の取り分が減るかもしれないから。
そんなこんなで今日の畑作業は終わってしまった。
私はがっかりして家路についた。
ここ最近、毎日ゆっくりが来ているという期待が大きかった分、裏切られた時のがっかり感は異常だ。
そんなことを思いながら家に帰ってみると、なんと……いるいる。
フルオープンな扉からそっと覗くと、饅頭的なものが我が物顔でリビングで跳ねている。
ゲスゆっくり達、来てくれたんですか?
やったー!!
おっと、いかんいかん。
舞い上がってしまった。
気を引き締め、玄関からわざと大きな音を立てて自宅に上がる。
音に気づいたらしいおうちせんげんゲスゆっくりは、こちらに振り返って騒ぎ立てる。
「ゆ!じじい!ここはれいむたちのゆっくりプレイスだよ!」
「ゆっくりできないくそじじいはあまあまをもってきたら、どっかいくのぜ!」
「どっきゃいっちぇしんじぇね!」
「ぷきゅぅうーー!!」
「ゆっきゅりできにゃいくしょじじいはしぬのじぇ!!」
典型的なゲス一家だ。
構成は、親れいむ、親まりさ、赤れいむ2匹、赤まりさだ。
私は自分の頬が思わずにやけるのを感じた。
まず全員を勢い良く一気に捕獲し、リビングに常備の透明な箱にぶち込む。
「ゆべっ!どれいいいいい!!こうきなまりささまになにするんだぜ!?」
「くそじじいいいいい!!!!かわいいれいむになにしてるの!?」
「「「かしゅどりぇいいいいい!!」」」
透明な箱という逃がさない為の安定した虐待道具はあるが、苦痛も与えず放置することなど出来ない。
まずは足焼きだ。
とはいえ、ライターで直接炙ったりしていては、ゆっくりを押さえつけている方の自分の手も火傷することになるだろう。
しかもまんべんなく焼くにはかなりの時間と職人的技術が要される。
なにしろあんよが焼かれるとなれば、焼かれる苦痛とこれからの自分を待つ未来を考え、ゆっくりはえらく暴れるのだ。
確かにゆっくりにとってあんよは生き残るために必須かつ、特にまりさ種にとってはステータスとも言える存在だ。
そこで出てくるのが、これまたオーソドックスなフライパンによる足焼きである。
フライパンでの足焼きなどやり尽くされた感があるかもしれないが、これは他の虐待の前段階である基礎虐待なのだから仕方あるまい。
ところで、フライパンであんよを焼く場合、元気なゆっくりをいきなりフライパンに乗せてはいけない。
暴れるし、うまく焼けたとしても底に焼きついてしまう。
まずは油を敷き、フライパンを十分な温度にしてから、押さえつけるように一気に焼く。
一気に表面を焼いたこの段階では、もし足焼きをやめて取り出し、オレンジジュースなどをかければすぐに回復するほどの軽傷である。
しかし一瞬動けなくなるのは確かであり、そうなるといくら暴れようと、もうフライパンから出られない。
フライパンから出られなければどんどん足は焼けていく。
そうして足焼きは遅滞なく進行するという算段だ。
理屈はさておき、先程から騒ぎ続けているゆっくりを早速足焼きしてみよう。
「じじい!ここはれいむたちのゆっくりプレイスだっていってるでしょおおおおおお!!りかいできる?」
「じじいはあたまがかわいそうで、まりさたちのいうことがりかいできないのぜ。おおあわれあわれ」
「じゃあしょうがにゃいね。りぇいむたちにつかえられることがくじゅにんげんがえらりぇるさいだいにょしあわしぇなんだにぇ!」
「まりしゃはどりぇいをあんまりあまやかせにゃいほうがいいとおもうのじぇ?」
「あみゃあみゃをもっちぇくりゅんだよ!わかっちゃ? ぷぷぷ、かしゅどりぇいにもわきゃるようにいいなおしてあげりゅれいみゅはやさしいにぇ!」
先程から透明な箱にぶち込まれたゆっくりどもが、自分をこれから先待ち構える運命を気づくことなしに騒ぐ。
何を言われようと、今の私はこれから先のヒャッハーのためのいい調味料程度にしか感じない。
騒ぐ親れいむのモミアゲを持って、透明な箱から出す。
「ゆっ?ぐずじじい!そのイカくさいてでれいむにさわるなああああ!!」
親れいむにした理由はない。
しいて言えば手が届いたからだ。
モミアゲが持ち手だと安定しないので、リボンの上辺りの髪に持ち直す。
そして、油を敷いてアツアツになったフライパンに一気に押さえつける!
「ゆぎゃあああああああ!!!あづいいいいいいいい!!!!じぬうううううううううううう!!」
「ゆわああああ!?くそどれいいいい!?れいむになにやってるんだぜええええ!!?」
「おきゃーしゃんになにしてりゅのおおおお!!?」
「おきゃーしゃあああああんんんんん!!!!」
「くじゅどりぇいいいいい!?おかーしゃんをはなしゅのじぇえええええええ!!!」
フライパンにおろしたらすぐに白い煙が上がるが、これは単にあんよの水分が蒸発しているに過ぎない。
白い煙がもうもうと出るので、足が焼けたと思い、ここで開放してやるなんてミスを犯しがちだが、騙されてはいけない。
少なくとも底面が黒く焦げるまで焼かないとゆっくりのあんよは再生不能であるとまでは言えない。
あにゃるの少し下あたりが黒くなってきたかどうかで判断するとよいだろう。
押さえつける効果はそれだけではなく、爆ぜて跳ね返ってきた油が体に付くことない様、持っているゆっくりが傘の役目を果たしてくれることにある。
赤ゆっくりや子ゆっくりの場合、押さえつけを指だけで行うことになるので、傘の効果はあまり無いが……。
まあ今回は丁度良くバスケットボール大の親れいむだ。
ジュウジュウと音を立てていた親れいむのあんよはこんがり焼きあがってきた。
それと同時に親れいむの泣き叫びもピークを超えた。
焼ける痛みは常に襲い続けているようだが、あんよの下部はすでに神経まで焼けただれたためだろうか。
フライパンから取り出し、透明な箱に戻してやる。
「おきゃーしゃーん、ぺーろぺーろ。」
赤ゆっくりどもが親れいむにすぐにまとわりついてきた。
番のまりさはぺーろぺーろでもしてやるのかと思って見ていたら、どうもそんなことには興味はなく、透明な箱を動やって破ろうと考えているのか、
延々と透明な箱の壁に体当たりアタックを続けているようだ。
まあ、どうでもいい。
「さて、あんよがイカれてしまったれいむ君。次の犠牲者は君に選ばせてあげよう。子供にするかね?番のまりさにするかね?」
透明な箱に戻されても痛いだの熱いだの言っていた親霊夢はダメージはかなり負っていたが、この言葉を聞いて我に返ったようだ。
「なに、、いっでるの、、、ぐぞじじい……」
「「「ゆんやぁーきょわいよぉーー(のじぇーー)!?」」」
「どれいはさっさとまりさをここがらだじで、あまあまもっでごいっでいっでるだろうがああああああ!?」
この期に及んで奴隷だのあまあまだの言ってるまりさは赤ゆっくりより頭が悪いな。
選ばせるにも時間がかかりそうだったので、助け舟を出す。
「選べないというなら、自動的にこの赤れいむを虐待することにするぞ。」
「ゆんやぁーー!ゆんやぁー!おきゃーしゃーーーん、たしゅけちぇえええええ!」
「くそじじいいいいい!!!!まりささまをごごがらだぜええええええ!!」
「ぼうやべで……やべで、ぐだざい……」
ふん、本当にこのクズどもはうるさいな。
親れいむはさっきの足焼きが随分とクリティカルに効いたのか、青息吐息だ。
まあそんなこと知った事ではない。
こいつらはゲスで、まったく同情の余地はない。
ここで潰されなくても、いつか人間の持ち物を荒らすか、群れに迷惑をかけて潰されるかしていただろう。
もちろん、そういった手間をこちらが負っているのだから感謝しろ、などとゲスゆっくりのようなことは言わないが。
赤れいむを透明な箱から出す。
指でリボンをつまんで、まずはデコピンだ。
「いちゃいいいいいい!!」
んー気持ちイイ!
この赤れいむは、家族の見ている前で針串刺しの刑にすることとした。
「いいかお前ら。お前らがこれからなにか物を言うたびにこの赤れいむに爪楊枝を刺す。1回しゃべるごとに1本だ。」
早速抗議の声が上がった。
「なにじょれえええええ!?」
「れいむの、だいじな、おぢびぢゃんなんでずうぅ……やべで、ぐだざ、いぃ……」
「そんなごどどうでもいいがらばりざざまをごごがらだずんだぜええええええ!!」
「はい、3匹しゃべったから3本ね。」
「ゆびゅうううう!?」
「どれいいいいい!いいがげんにじろおおおおおおお!!!」
「2本追加っと。」
「……!?」
親れいむはしゃべればさらに爪楊枝の本数が増やされると気づいたのか、瀕死なのかわからないが、黙った。
赤れいむも涙を流し、おそろしーしーを漏らしながら必死に黙っている。
親まりさは見事に自分のことしか考えていない。
こいつは典型的なゲスまりさだ。
自分の身に虐待が降りかからなければわからないのだろう。
赤れいむに爪楊枝を見せつけながら、ほっぺを先端でなぞる。
「さーて、いつぷーすぷーすするかなー?」
赤れいむはちょこんと爪楊枝が皮に触れるたびに
「ピュルッ、ピュルッ」
とおそろしーしーを漏らしている。
声を出さないところはなかなかゆっくりにしては賢く、ものがわかっている。
このまま刺さずに脱水死させるのも面白いが、爪楊枝を刺すと言った手前、そうしなくては心が収まらない。
まつげをチョコンチョコンと触っていた爪楊枝の先を、急に頭に差し込んだ。
もちろん赤れいむは急に来た痛みに耐えられず大声で叫ぶ。
「ゆぎゃあああああああ!!!いぢゃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
「はいー1本追加入りましたー。」
「「「どぼじでええええええええ!!…………ゆあぁぁっ!」」」
つい声をあげたバカ饅頭ども。
「3本追加ー。」
もうためらわず、残りの8本を全部、頭や頬など、目を避けて赤れいむに差し込んだ。
赤れいむは小刻みに震え、しーしーとうんうんを漏らしっ放しにして、なんとか声を出すのはこらえているようだ。
どう見ても長くはないが、透明な箱に戻してやる。
すぐに親れいむと赤ゆっくり共がペーろペーろしてやっているようだが、ゆっくりの力と器用さでは爪楊枝を抜くことは出来ない。
「よーし。じゃあ、元気な赤れいむと赤まりさ。お前ら殺し合って、勝った方に助かる権利をやるよ。」
「ばりざがやるからごごがらだぜええええ!!」
「ゆゆぅ……おにぇーちゃんときょろしあうにゃんちぇできにゃいよ……」
「いもうちょをきょろしゅなんちぇできないんだじぇ……」
親まりさはもう無視だ。
赤れいむと赤まりさに話しかける。
「もし殺し合わなかったら、考えられる限りの凄惨な虐待をして殺す。死なないためには殺しあうしか無いぞ。」
「勝った方には、あまあまを食いたいだけ食う権利もやろう。どうだ、このあまあま。あまいぞー。おいしいぞー。」
クッキーのカスをひとつまみ透明な箱の中に落としてやる。
親まりさが食えないように押さえ付けてだ。面倒くさいな。
「あまあまたべるのぜえええ!!!ぐぞじじい!ばなぜえええええええ!!!」
「まりしゃがちゃべるのじぇ!」
「れいみゅのあまあまだよ!」
「みゅーしゃ、みゅーしゃ。しあわしぇえええええええ!!!」
「みゃじうめぇ。ぱにぇええ!」
赤ゆっくりは生まれて初めて食べる本当のあまあまの幸福を味わっていた。
これぞ、本当のゆっくり。
一度味わってしまえば赤ゆっくり共の理性が欲望に勝てるわけもなく、殺し合いに乗ってきた。
「まりしゃやるのぜ!」
「なにいっでるのおおおおおお!!おねえぢゃんでじょおおおおお!」
「うるしゃいんだじぇ。あまあまもろくにもっちぇこれにゃいくしょおや!まりしゃはいもうちょをきょろしてあまあまちゃべるのじぇ!」
「れいみゅもやるよ!」
「はああああああああああ!?どっぢもれいむのがわいいおぢびぢゃんでじょおおおおお!?……おに゛いざん、おべがいじまず、どうがやべざぜでぐだざいい」
「お前は何を言っているんだ?赤ゆっくり共がやるって言ってるんだぞ?」
「止める必要はない。よし、赤ゆっくり共。舞台は用意した。降ろされたら戦闘開始だ。いいな。」
そう言って、即席の闘技場を作る。
闘技場は、桶に水を張った上にまな板を載せただけのものだ。
赤ゆっくりはまな板の上で戦い、場外も水に落ちるため即死亡、負けとなる仕様だ。
「レディー、ゴー!」
掛け声と共に赤ゆっくりをまな板に下ろす。
「まりしゃがあまあまちゃべるんだじぇ!れいみゅはしぬのじぇ!!」
「まりしゃこしょれいみゅのためにしんでにぇ!!」
「ゆぐぐぐぐー」
「ゆゅーっ!ゆーっ!」
お互い本気なのだろうが、まさに「ゆっくり」としか言えない速度で近づき、おしくら饅頭をしている。
噛み付いたり、体当するという発想はなかったようだ。
親れいむは透明な箱から自分の子どもが殺し合うさまを見て、涙を流していた。
「どぼぢで、ごんなごどに……」
「ばりざざまのあまあまをうばうゲスはしんでとうぜんなのぜ!」
親まりさは逆にニヤけたような、馬鹿にするような顔でまな板を見つめていた。
串刺し赤れいむは放置かよ……
まあクソ饅頭らしい。
早くもまな板の上では決着がつきそうになっていた。
まりさがれいむを押し出しするような体勢だ。
まあまりさ種とれいむ種を戦わせればこうなるよなあ。
「ゆぎぎぎぎっぎぎ……」
「ゆっゆっっっゆうゆゆ……」
「しにぇっ!しにぇっ!しにぇっ!」
「まりしゃこしょしんじぇにぇ!しんじぇにぇえええっ!」
おしくら饅頭しながらしゃべれるとは器用だ。
この競技の盲点は、お互いのスタート位置の近くに寄れば、場外しても水没死は免れるということなのだが、もちろん赤ゆっくりにそんな洞察力は無い。
そして今、まさに決着がついた。
赤まりさが赤れいむをまな板の外に押し出したのだ。
ちゃぽん、という音と共に赤れいむは水没した。
「まりしゃのあまあまなんだじぇ!りきゃいしちゃられいみゅはしぬのじぇ!」
「ゆんやあああ!がぼっ、ごぼっ、ぼっぢょ、ゆっぎゅぢ、じだがっ……」
「おぢびぢゃんんんんんんん!!!どぼぢでええっ!どぼぢでえええええ!」
「ゆっへっへ。ざまぁないのぜ!」
おや?タイミングよく、串刺し赤れいむが死亡直前の痙攣をしている。
「もっど、ゆっぎゅぢ、ぢだ…ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」
とうとうしーしーと涙の脱水で命の危機になったようだ。
もちろん生かす意味はないので放置だ。
しかしゆっくりは親れいむ含め、まな板の方にばかり目が行って誰も気づいていない様だ。
気づかないなら気づかないで、後の虐待に使えそうだな。
とりあえず先程の試合のアナウンスをするか。
「勝者、赤まりさ!」
「ゆっふーん!きゃわいくっちぇごめんなんだじぇ!!」
「約束通り、お前には助かる権利とあまあまを食う権利をやるぞ。」
「やっちゃあああああああ!!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!!!」
「ただし!」
「ゆ?」
ざわ……
ざわ……
「権利はやる……!やるが、今回 まだ その時と場所の指定まではしていない」
「そのことをまりしゃ君もどうか思い出していただきたい」
「つまり……私がその気になれば 権利の受け渡しはまりしゃが死んだ後でも可能だろう………ということ………!」
「ゆびゅううううう!?」
が、これが圧倒的現実っ……!
変えられないっ……!
いかに赤まりさが足掻こうとも釈迦の手のひらの上っ……!
「お前は単に騙されて妹を殺した殺ゆん犯だよ。もちろん、あまあまも無し、助かることも無い。」
「ゆゆゆゅゅゆっゆゆゆ!?」
「んじゃこれから殺ゆん犯の死刑実行な。」
「……ゆべえええええええ!」
「!!?おぢびぢゃんんんんん!?」
赤まりさはストレスからか、吐餡した。
妹を手にかけたこと、あまあまは貰えないこと、助かる見込みも無いということ、それらをいっぺんに理解したせいだろう。
この赤まりさは餡の底までゲスではなかったようだ。
その時、親れいむが何か叫ぶ。
「でいぶはどうなっでもいいでずがらおぢびぢゃんをだずげでぐだざいいいいいっ!!!!」
「ククク……ずれた命乞いだ……」
結局全ていじめ殺すのだから、親れいむの命などなんの価値もない。
しかも命を握っているのは私であってれいむではない。
「この取引、論外っ……!」
「どぼぢでえええええっ!!!」
「それより、その死にそうな赤れいむの面倒は見ないでいいのか?」
「!!??」
「……」
「死にそうな」赤れいむではなく、そこにはすでに死んだ赤れいむの残骸があるだけだった。
「どぼぢでおぢびぢゃんがじんでるのおおおおおおお!?」
「お前がそいつをきちんとぺーろぺーろしてやらなかったからだろ。れいむ、お前のせいだよ。」
「ぢがううううううう!!じじいいいいい!ぷーすぷーすじだおばえどぜいだろおおおおおお!!!」
チッ、そこまで自省的ではないか。
「そうかもしれないが、助けられなかったのはお前だ。親の役目を放棄してな。ネグレクトってやつだ。児童虐待だぞ?」
ゆ虐をしているどの口が言うのかという感じである。
そうしている間も、バトルに勝利したまりしゃは痙攣し、餡子を吐き出し続けている。
「おっと。そっちのまりしゃも死にかけなんじゃないのか?」
「!!おちびちゃん!あんこはいちゃだめだよ。ぺーろぺーろ。」
「ゆげっ、ゆげええっ……もっど、ゆっぐぢ……」
「だめえええええええ!おぢびぢゃんんんんん!!!」
「はーっはっはっは。れいむよ、また殺したな。」
「でいぶはごろじでないいいいいい!!」
「いや、『お前が』殺したんだよ。すでに死んだれいみゅになんか気を取られずにまりさを素早くぺーろぺーろしたら助かったかもしれないだろ?」
もちろん、ゆっくりのぺーろぺーろになんか癒す力はない。
親れいむを苦しめるための方便だ。
「ゆがあああああああ!!!ゲスなぐぞじじいはじねええええええええええ!!!!」
その時、無視され続けた親まりさが会話に入ってきた。
「さっきかられいむはうるさすぎるのぜ。おいどれい、まりささまをここからだすじゅんびはいいかのぜ?」
「ばりざあああああ!!?でいぶだぢのおぢびぢゃんがぜんいんじんじゃっだんだよおおおおお!?」
親まりさはお下げを「ハァ?」の形のジェスチャーに曲げる。
「はぁ、これだからこまるぜ。」
「なにがぁああああ!!!?」
「いいか、よくきくのぜ。まりささまがいきていれば、おちびなんかいくらでもつくれるのぜ。」
「ばりざどでいぶのがわいいがわいいおぢびぢゃんでじょおおおおおおお!!!?」
「すでにしんだおちびよりいまいきてるまりさなのぜ。」
「ばりざのばがああああ!でいぶのがなじみのわがらない、ぐぞわがらずやあああああ!!!」
このゲスまりさ、何気になかなか現実主義的である。
が、そんなこと関係なく、もちろん、次の虐待の順番はこのゲスまりさだ。
「次はゲスまりさを虐待するぞ。」
「!?クズどれいはなにをいっでるのぜええええええ!!!?」
「ゆぷぷ。ざまあみろおおおおおおお!!おばえはおぢびぢゃんのぶんまでぐるじんでごいいいいい!!!」
「なにいってるんだぜええ!!?そっちのでいぶをいだめづげでいいがら、まりさだけはだずげるのぜええええええ!!!」
どこまでもゲスなクズ饅頭だ。
自分が生きるためならすべてを差し出す気だ。
「そうだ、お前、生きていればいくらでも子供を作れるとか言っていたな。」
「もちろんだぜ。わかったらくそどれいはまりさをここからかいほうするのぜ。」
「ふん、じゃあ作ってもらうぞ。こいつとな。」
そう言って、足焼かれいむを透明な箱から取り出し、脇にどける。
そしてまりさの居る透明な箱に、前の虐待の時に取っておいたれいぱーを投入した。
まりさの姿を見て速攻覆いかぶさり、無理矢理すーりすーりするれいぱー。
「んほおおおおおお!どがいばなばりざねえええええ!!!ずっぎりじまじょおおおおおお!!!」
「!!れいぱーだあああああ!!ゆっぐりでぎないいいいいいい!!!」
「ん?生きていればいくらでも子供作れるんだろ?言い分通り作ってもらおう。」
「ぢがうのぜええええ!!ばりざがうむんじゃないいいいいいい!!!ばやぐでいばーをどげろおおおお!!!」
「んほおおおおお!つんでれねええばりざああああ!!はずかしがらなぐでいいのよおおおおお!!!」
れいぱーは気持ち悪い液体にまみれてぬちゃぬちゃだ。
「どがいばなあいをおじえであげるわああああああ!!!」
「やべるんだぜ、やべるんだぜ!!」
「すーりすーりすーりすーり!んほおおおおお、すっきりするわよおおおおお!!」
ものすごい勢いのすりすりだ。
摩擦熱でどうにかなるのではないだろうかと見まごうほどである。
「いやだああああ!!あがじゃんうみだぐないいいいいいい!!!」
「ずっぎりーーーー!!!」
「いやd……ずっぎりーーーーー!!」
みるみるうちに額から茎が伸びるまりさ。
どんどん実ゆっくりは大きくなり、顔やお飾りが判別できるまで育つ。
生っている赤ゆはほとんどがありす種のようだ。
「ぬかずのにはつめいぐわよおおおおお!!」
「だずげでえええええ!!どr…おにいざん!がっごいいおにいざん!だずげr…だずげでぐだざいいいいいいい!!!」
「わざわざれいぱー投入したのは私だよ?助けるわけ無いでしょ。そこですっきり死していってね!」
といいつつも、すぐに栄養不足死されたら面白くない。
まりさにチューブを取り付け、オレンジジュースが少量づつ注入されるようにした。
実ゆっくりに栄養を取られる分にぎりぎり少ない量でまりさに栄養を供給し続けるようにだ。
れいぱーの方は放っておいてもまだまだ大丈夫だろう。
「とかいはでかわいいまりざあああああ!!ありずのあいをうげどっでねえええええ!!!すっきりいいいいい!!」
「すっきりいいいい!!もういやだああああ!!!」
「ゆっふっふ!これであのばかまりさもれいむのきもちがわかるね!」
まりさの番だったれいむはニタニタしてこの光景を見つめている。
おいおい、れいむ。お前に対する虐待はまだ終わってないぞ。
足を焼いただけで開放するわけ無いだろう。
まあしかし、やりたい虐待はまりさがすっきり死した後だ。
まりさがすっきり死するまで少し時間がかかりそうなので、テレビでも見ることにした。
「まあ、死ぬまですっきりしていってね!」
「いやああああああああああ!!!」
「んほおおおおお!!!すっきりー!すっきりーっ!すっきりいいいいいい!!!」
私の住んでいる土地は田舎なので、テレビのチャンネルは都会に比べると少ない。
どのチャンネルも魅力的ではない。
一番マシと思われるチャンネルでは退屈なコントをやっていた。
いつもならつまらなく感じるだろうが、まだまだ楽しい虐待の最中だ。
私はテレビの内容とは裏腹にウキウキして過ごした。
これから行われるであろう虐待を想像すれば思わず笑いもこみ上げるというものだ。
オレンジジュースを投与されたまりさがそろそろすっきり死する頃にリビングの透明な箱を見に行った。
ちょうどまりさが死にかけているところであった。
れいむはれいぱーに犯され続けるまりさを見るのは暇だったようで寝ていた。
すかさずれいむのモミアゲを強く引っ張り起こす。
「ゆぎゃあああ!?なに!?なにがおきたのおおお!?」
などと言っているので、まりさがそろそろすっきり死しそうだと告げると、暗い笑みをこぼした。
「れいむ、お前、一度は自分の番だったまりさを見殺して平気なの?」
「あのまりさはゲスだったよ!むかしにもどってれいむにおしえてあげたいよ!」
なるほど、ゲスまりさは完全に見放されたらしい。
そうこうしているうちに、どうも透明な箱の中では動きがあったようだ。
ひときわ大きいれいぱーのエクスタシーの叫びと共に、まりさの最後の吐息が吐き出される。
「ず、ず、ずっぎりいいいいいーーーーっ!!」
「す、すっき…りぃ……」
すーり。すーり。
まりさは死んだ。スイーツ(笑)
「ゆーっぷっぷ。しんだしんだ。ゲスまりさはおちびちゃんをうばわれたれいむのかなしみのはんぶんでもおもいしってね!!」
まりさの頭にはとてつもない数の茎がなっており、実ゆっくりの数はさらに計り知れない。
私は賢者状態のれいぱーを透明な箱から取り出し、いつもの置き場所に戻す。
「おいれいむ、笑ってていいのか?これからお前を透明な箱に戻して、この実ゆっくり共と暮らしてもらうぞ」
「はああああ!?なんでそんなゲスのおちびとくらさないといけないのおおおおおお!?おかしいでしょおおおおお!!?」
「まあとにかくそう決めた。せいぜいチビ共とうまくやって生きるんだな。死んでも責任は取らんぞ。」
「なにいってるのおおおおおお!!?」
そうと決めたら善は急げ。
れいむを透明な箱に戻し、まりさの亡骸に成長促進剤を打ち込み、実ゆっくりをすべて生まれ落ちさせる。
「まあせいぜい自分が母親だとうそぶいて、好き勝手に教育して生きられるようにするんだな。」
「じじいいいいい!!まてええええええええ!!!どういうごどなのおおおおお!!!?」
そうしている間にも、実ゆっくりはゆっくりと茎から離れ、生まれ落ちる。
実ゆっくりのほとんどはありす種で、ごくわずかがまりさ種であった。
ゆっくりは「れいぽぅ」されると、大抵はれいぷっぷした側の種が実として生るという法則がある。
その法則を忠実に守ったようだ。
さて、れいむはといえば唖然として状況を見守っている。
こんなゲスまりさとれいぱーの子供と一緒に暮らすなんぞありえない。
チビ共を全部潰そうにも、足焼きされていて身動きがとれないのだ。
噛み付きも、近くに寄ってくればできるが、一匹殺したところで他のチビは恐れをなして二度と近づいてこないだろう。
「「「「「「ゆっくちちていっちぇね!!」」」」」」
生まれたようだ。
さて、れいむはどう出るかな?
「……」
「ゆっくち!ゆっくち!」
「……」
「「「「「「おきゃーじゃん、どぼぢでごだえちぇくれにゃいにょおおおおおお!!!」」」」」」
徹底的にネグレクトするようだ。
まあ、それもガキどもが腹をすかせるまでの問題だ。
放っておけば自分まで食われてしまう。
「おにゃかへっちゃー。」
「おきゃーしゃん、ありしゅむーちゃむーちゃちたいよ!」
「おきゃーしゃん!」
「おきゃーしゃんんん!!!」
「うるさいね!!れいぱーとゲスまりさのクソガキはそこのゴミでもたべててね!」
「「「「にゃにいっちぇるにょおおおお!ありしゅはおきゃーしゃんのこどもぢぇしょおおおおおお!!!」」」」
ここでれいむは閃いた。
自分を売ったゲスまりさと、全生物の最底辺れいぱーの子供だ。
ただのネグレクトで放置殺すだけではれいむの気持ちが収まらない。
母親であると偽って、徹底的にいたぶり、最後母親でないと明かし、絶望を与えようと。
「ゆっくりしていってね!さっきのはまちがいだよ。れいむはおかあさんだよ!」
「!」
「ゆっくちー!」
「「「「おきゃーしゃん、ゆっくちちていっちぇね!!」」」」
最初のれいむの言葉は赤ゆっくり達にとっては「ゆっくりできない」ものだったため、赤ゆっくりたちの中ではすでに無かった事になったようだ。
しめしめ。
かかったな、アホがっ!
「まずはくきさんをたべてね。」
「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇええええええ!!」」」
「ありちゅ、おきゃーしゃんとちゅーりちゅーりちたいよ」
「すーり、すーり。」
「ゆわあああ。おきゃーしゃんのほっぺしゃん、きもちいいにぇ!」
「ゆんやあぁ!ありしゅもしゅるー!」
「しゅーり、しゅーり!」
「ありしゅも、ありしゅもっ!」
「ちゅぶれりゅうううう!!」
れいむはわざと混乱を巻き起こして何匹もの赤ゆっくりが潰れて死んだようだ。
なるほど、なかなかやるものだ。
私は冷静に観察を続ける。
赤ゆっくりは容量が小さい分、腹がすくのが早い。
茎を食い尽くした後は、約3時間毎(誤差あり)に物を食べないと栄養不足で死んでしまう。
赤ゆっくり達はさっき茎を食べたというのに、また腹が空いたようだ。
「おきゃーしゃん!ありしゅおにゃかすいちゃよ!」
「みゅーしゃみゅーしゃしゃしぇてええええ!!」
「ゆっふっふ。いいよ。これでもたべてね。」
そう言うと、れいむはいきなりあにゃるを広げ、特大うんうんをした。
「れいむうんうんするよ!!」
「すっきりー!!さあ、おちびちゃんはれいむのひかりかがやくうんうんをたべていいよ!」
「!」
「にゃにじょれええええ!!」
「うんうんはちゃべもにょじゃにゃいでしょおおおお!!」
「ちょかいはじゃにゃいわあああああ!!」
「そんなこといったってこれしかたべるものはないよ!ゆっくりりかいしてね!」
「ゆんやあああ!!」
「いやじゃあああああ!!!」
「おきゃーしゃんにゃんとかしちぇえええ!!!!」
「うるさいね!たべないならなにもなしだよ!」
そう言って、れいむは近くにいた赤ありすをモミアゲで突っ転がした。
赤ありすはその反動でれいむのうんうんに突っ込んだ。
「いちゃいいいいいい!!おきゃーしゃんにゃにしゅるにょおおお!!」
「!!!くしゃいいいいい!!きちゃにゃいいい!ゆっくちできにゃいいいいい!!!」
泣き喚く哀れなクソガキどもを見渡してれいむは非常にゆっくりした気持ちになった。
こんな「ゆっくり」はれいむのゆん生初めてだ。
少し前足焼きされたりして全くゆっくり出来なかったけれど、今、少なくともこの赤ありす達よりはれいむはゆっくりしている。
そう確信できた。
そしてれいむはその「ゆっくり」に満足して、赤ありす達を置いて一人で夢のなかに入っていった。
対して当の赤ありすたちは。
赤ゆっくり特有の飢えによって、れいむのうんうんを食べるか、餓死するかの選択に立たされていた。
死ぬのは一番ゆっくりできない。
本能がそう告げていた。
死ぬのが嫌なら、もう、れいむのうんうんを食べるしか無い。
ついに、一匹の赤ありすがれいむのうんうんを食べ始めた。
「ありしゅはちにちゃくにゃいよ。だきゃらうんうんでもちゃべりゅよ。」
「みゅーしゃ。みゅーしゃ。くしゃいいいいい!!ゆっくちできにゃいいいいい!!!」
れいむのうんうんは味の面ではそこまでまずくもなかったが、ひどい匂いで吐かないようにするのが精一杯だった。
とはいえ、一匹赤ありすが食べ始めれば、それを見ていた赤ありす達の腹はどんどん空いていった。
あとはなし崩しにどんどん赤ありすはうんうんを食べつくしていくばかりだ。
このうんうん争奪戦で永遠にゆっくりした赤ありす達の数も相当数にのぼった。
れいむの思惑通りであった。
しかし、そうこうしているうち、腹一杯になった赤ありすたちの一部に異変が起こった。
下腹部が熱く、変な気持ちになってきたのだ。
「おきゃーしゃん!おきちぇええ!!ありしゅ、なんかあちゅいよおおおお!!」
「あちゅい!おきゃーしゃん!しゅーりしゅーり!んほ!?んほおおおおおお!!!」
「しゅーり!しゅーり!ちょかいひゃ!どがいばっ!」
「「「「んほおおおおおおおおお!!!!」」」」
れいぱー化現象である。
れいぱーの子はその遺餡子を色濃く受け継ぎ、れいぱーになるものが多いと言われている。
野生の群れで望まない妊娠をさせられた、れいぱーの子を実ゆっくりのうちに潰すのはこのせいだ。
れいぱーを発症するのは個体によって違いがあるが、ここには数えきれないほどの赤ありすが居る。
赤ゆっくりのうちかられいぱーになるものが居てもおかしくはない。
れいむはそのことを忘れていたのだ。
れいむはれいぱーの物らしきゆっくりできない声を聞いて、飛び起きた。
すると、周り中を赤れいぱーに囲まれているではないか。
れいぱー化していない個体は遠巻きにこちらの惨状を眺めている。
「おまえら、なにしてやがるんだああああ!!?さわるなあ!どけえ!どっかいけええええ!!!!」
大声で牽制するが、理性の無くなったれいぱーに通じるわけもない。
足焼きされているから、逃げれもしない。
赤ゆっくりに絶望を与えようとしたれいむは、逆に絶望を与えられようとしていた。
モミアゲで引っぱたいて追い払うも、赤ゆっくりを永遠にゆっくりさせられるほどの威力はない。
赤れいぱーは吹っ飛んでは戻ってくる、の繰り返しで全く動じていないようだ。
どこか空の一点を見つめているような空虚なまなざしで、奇声を発しながらこちらに近づいてくるぬめぬめした赤れいぱーを目にし、れいむは絶望のなんたるかを知った。
足さえ動けば、こんなカスども一瞬で踏みつぶしてやれるのに!
「「「んほおおおおおおおおお!!!!」」」
「おきゃーしゃんのほっぺしゃんすべすべにぇえええええ!!」
「しゅーり!しゅーり!」
「ありしゅのちょかいはなあいをあげりゅわあああああ!!」
「しゅっきりー!しゅっきりー!しゅっきりー!」
「ゆがあああああ!いやだああああ!!なんでれいむがクソチビどもにいいいー!ずっぎりー!」
「「しゅっきりー!」」
「ずっき、り……もっと、ゆっくり、したかっ……」
……れいむに関しては自業自得である。
れいぱーと化した赤ありす達は、すっきりするごとにさらなる熱みを増す自分の下腹部に驚きを覚えたが、
母親であると信ずるゆっくりにすりすりすることしかできなかった。
赤れいぱーが母親を犯しているさまを見て、さらに一部のありすたちはれいぱー化を始めたようだった。
赤れいぱーの未熟な精子餡では他のゆっくりを妊娠させることはできない。
せいぜいが茎に黒ずんだ実を付けさせることがせいぜいである。
しかし、もちろんそのためにも母体の栄養は吸われるため、多すぎる実をつければ母体は永遠にゆっくりさせられることになる。
思う様母親を犯し、栄養不足死させたあとも、赤れいぱーの性欲はとどまる所を知らなかった。
赤れいぱーはお互いを犯し、消耗して、死んでいった。
嵐が過ぎ去った後は、一匹も生きているゆっくりはいなかった。
こうして、おうちせんげんをしたゲスゆっくりの餡統は絶えたのだった。
「ふうー。」
私は何か一つの物語が終わったような達成感を感じていた。
惨劇が終わった後の透明な箱の中は、餡子ともカスタードともつかない、汚らしいペースト状の何かで埋まっていた。
私はそれをヘラで集めると、「肥料」と書かれた袋に詰め込んだ。
畑にまく肥料は、主にこうして虐待の果てに死んだゲスゆっくりの中身で構成されている。
虐待されたゆっくりは糖度が増し甘くなり、肥料としての栄養度もあがるので、一石二鳥である。
しかし今日は長いこと虐待をして観察したおかげで、もう午前様だ。
明日も畑を耕す仕事もあるし、早く寝ないとな。
毎日肥料も得られるし、ストレスも減るし、ゲスゆっくりさまさまである。
ゆっくり無しの生活なんて、もう、考えられない。
-----------------
既作
anko1940 狂牛
anko1952 ゆイアン・メイデン
anko1966 剥製れいむ
anko1974 森の賢者は論理がわかる
anko2025 うみのいえ
anko2033 蜂起
anko2034 蜂起 Side 人間
anko2052 博物館
こうもんあき(仮)とかいう名前がついてしまってあばばばばb
-----------------
私の住んでいる場所はハッキリ言ってかなりの田舎だ。
なにしろ一番近いコンビニまで車で10分。
しかもそのコンビニではなぜか採れたての野菜を売っているのだから、意味が分からない。
都会ではありえない光景だろう。
仕事は農業。
米や野菜を作って、主に自給自足している。
余った作物を売ったお金で、油や調味料を買って暮らしている。
まあとにかくそんな土地であるので、犯罪などめったに起こらない。
だからみんな出かけるとき家に鍵など掛けたりしないのだ。
よそ者が来れば目立つし、村の者に泥棒など居るはずがないのだから。
そんなわけで、私は今日もいつもどおり家を出て畑仕事をする。
畑にまく肥料は、主に野生(野良?)ゲスゆっくりを粉砕したものである。
都市部でないので、野良ゆっくりと野生ゆっくりの違いがよくわからなくなっているが、
野良も野生もどちらも人間の畑や家屋に上がりこみ荒らすので、見分けがつかない。
とにかくこの村では人間による犯罪よりゆっくりによる犯罪が横行している。
行政も過疎気味の村におけるゆっくり被害など、とりたてて取り締まる気はさらさら無い様である。
ゆっくり被害は主に二つ。
先程も触れたが、一つは畠荒らし、もう一つはおうちせんげんである。
前者はゆっくり特有の思い込みである「おやさいはかってにはえてくる」に毒されたゆっくりが、畑に上がりこみ野菜を貪るもの。
後者は「ゆっくりプレイス」なるものを夢見たおこがましいゆっくりが人間の家に上がってここは自分の家であると勝手に宣言し、
勝手にくつろぎ出すというものである。
私はもちろんどちらの被害にもあっている。
あっているが、普通の農家のように畑をゆっくりが入ってこれないような柵で囲ったり、家のガラスを耐久性の強いものにしたりしていない。
実は私はゆっくり制裁が趣味のお兄さんなのだ。
ゲスゆっくりはウェルカムなのである。
こんな農村ともなると、娯楽はテレビくらいしか無い。
しかし、テレビの内容など、お天気情報以外は村での生活にほとんど関与しないことばかり。
ハッキリ言って、面白くない。
そこへ持ってきて、こめかみの血管が切れそうになるのが、ゆっくりによる犯罪である。
畑はあらすわ、家はうんうんまみれにするわで、もともと面白くない生活がよりストレスフルになってしまった。
もうこれは天がゆっくりを制裁しろと言っているようなものだ。
実際、おうちせんげんをかましたゆっくりを制裁したとき、胸のすくような思いがした。
まるで新しいパンツを履いたばかりの正月元旦の朝のように清々しい気分だった。
これだ。
私の灰色の生活の中、求めていたのは、これなのだ。
生意気でキリッとした顔が、無残にも虐待されて泣きっ面に変わるとき。
「じじい」「どれい」呼ばわりした人間に逆に許しを請わなくならなくてはいけない、プライドと命の葛藤。
見ているだけで飽きない。
テレビ等よりよほど面白い。
というわけで、今日もわざと畑や家にゲスゆっくりを誘い込み、虐待しよう。
そのために家はフルオープンwith罠のあまあま、畑はノーガードwith罠のあまあまだ。
逆にゲスゆっくりには来てもらわないと、肥料もストレス解消法も得られず、困ったことになってしまう。
さて、しばらく畑で作業を続けたが、今日は畠荒らしゲスゆっくりが来ないようだ。
つまらんな。
毎日のようにゲスゆっくりを捕獲しているから、さてはここが虐兄の畑だと気づかれたか?
いや、ゆっくりにそんな知能はあるまい。
たまたまであろう。
なぜなら、ゆっくり側から見れば、単に「狩り」をしていたら行方不明になったようにしか思えないからだ。
畠荒らしをしようとしたゆっくりはことごとく捕獲して虐待しているし、逃がしたこともない。
実は畑を発見したゆっくりが、「野菜があった」事など群れの他のゆっくりに話すことはほぼ無いのだ。
なぜなら、おいしすぎる野菜のことなど他のゆっくりに知れれば、自分の取り分が減るかもしれないから。
そんなこんなで今日の畑作業は終わってしまった。
私はがっかりして家路についた。
ここ最近、毎日ゆっくりが来ているという期待が大きかった分、裏切られた時のがっかり感は異常だ。
そんなことを思いながら家に帰ってみると、なんと……いるいる。
フルオープンな扉からそっと覗くと、饅頭的なものが我が物顔でリビングで跳ねている。
ゲスゆっくり達、来てくれたんですか?
やったー!!
おっと、いかんいかん。
舞い上がってしまった。
気を引き締め、玄関からわざと大きな音を立てて自宅に上がる。
音に気づいたらしいおうちせんげんゲスゆっくりは、こちらに振り返って騒ぎ立てる。
「ゆ!じじい!ここはれいむたちのゆっくりプレイスだよ!」
「ゆっくりできないくそじじいはあまあまをもってきたら、どっかいくのぜ!」
「どっきゃいっちぇしんじぇね!」
「ぷきゅぅうーー!!」
「ゆっきゅりできにゃいくしょじじいはしぬのじぇ!!」
典型的なゲス一家だ。
構成は、親れいむ、親まりさ、赤れいむ2匹、赤まりさだ。
私は自分の頬が思わずにやけるのを感じた。
まず全員を勢い良く一気に捕獲し、リビングに常備の透明な箱にぶち込む。
「ゆべっ!どれいいいいい!!こうきなまりささまになにするんだぜ!?」
「くそじじいいいいい!!!!かわいいれいむになにしてるの!?」
「「「かしゅどりぇいいいいい!!」」」
透明な箱という逃がさない為の安定した虐待道具はあるが、苦痛も与えず放置することなど出来ない。
まずは足焼きだ。
とはいえ、ライターで直接炙ったりしていては、ゆっくりを押さえつけている方の自分の手も火傷することになるだろう。
しかもまんべんなく焼くにはかなりの時間と職人的技術が要される。
なにしろあんよが焼かれるとなれば、焼かれる苦痛とこれからの自分を待つ未来を考え、ゆっくりはえらく暴れるのだ。
確かにゆっくりにとってあんよは生き残るために必須かつ、特にまりさ種にとってはステータスとも言える存在だ。
そこで出てくるのが、これまたオーソドックスなフライパンによる足焼きである。
フライパンでの足焼きなどやり尽くされた感があるかもしれないが、これは他の虐待の前段階である基礎虐待なのだから仕方あるまい。
ところで、フライパンであんよを焼く場合、元気なゆっくりをいきなりフライパンに乗せてはいけない。
暴れるし、うまく焼けたとしても底に焼きついてしまう。
まずは油を敷き、フライパンを十分な温度にしてから、押さえつけるように一気に焼く。
一気に表面を焼いたこの段階では、もし足焼きをやめて取り出し、オレンジジュースなどをかければすぐに回復するほどの軽傷である。
しかし一瞬動けなくなるのは確かであり、そうなるといくら暴れようと、もうフライパンから出られない。
フライパンから出られなければどんどん足は焼けていく。
そうして足焼きは遅滞なく進行するという算段だ。
理屈はさておき、先程から騒ぎ続けているゆっくりを早速足焼きしてみよう。
「じじい!ここはれいむたちのゆっくりプレイスだっていってるでしょおおおおおお!!りかいできる?」
「じじいはあたまがかわいそうで、まりさたちのいうことがりかいできないのぜ。おおあわれあわれ」
「じゃあしょうがにゃいね。りぇいむたちにつかえられることがくじゅにんげんがえらりぇるさいだいにょしあわしぇなんだにぇ!」
「まりしゃはどりぇいをあんまりあまやかせにゃいほうがいいとおもうのじぇ?」
「あみゃあみゃをもっちぇくりゅんだよ!わかっちゃ? ぷぷぷ、かしゅどりぇいにもわきゃるようにいいなおしてあげりゅれいみゅはやさしいにぇ!」
先程から透明な箱にぶち込まれたゆっくりどもが、自分をこれから先待ち構える運命を気づくことなしに騒ぐ。
何を言われようと、今の私はこれから先のヒャッハーのためのいい調味料程度にしか感じない。
騒ぐ親れいむのモミアゲを持って、透明な箱から出す。
「ゆっ?ぐずじじい!そのイカくさいてでれいむにさわるなああああ!!」
親れいむにした理由はない。
しいて言えば手が届いたからだ。
モミアゲが持ち手だと安定しないので、リボンの上辺りの髪に持ち直す。
そして、油を敷いてアツアツになったフライパンに一気に押さえつける!
「ゆぎゃあああああああ!!!あづいいいいいいいい!!!!じぬうううううううううううう!!」
「ゆわああああ!?くそどれいいいい!?れいむになにやってるんだぜええええ!!?」
「おきゃーしゃんになにしてりゅのおおおお!!?」
「おきゃーしゃあああああんんんんん!!!!」
「くじゅどりぇいいいいい!?おかーしゃんをはなしゅのじぇえええええええ!!!」
フライパンにおろしたらすぐに白い煙が上がるが、これは単にあんよの水分が蒸発しているに過ぎない。
白い煙がもうもうと出るので、足が焼けたと思い、ここで開放してやるなんてミスを犯しがちだが、騙されてはいけない。
少なくとも底面が黒く焦げるまで焼かないとゆっくりのあんよは再生不能であるとまでは言えない。
あにゃるの少し下あたりが黒くなってきたかどうかで判断するとよいだろう。
押さえつける効果はそれだけではなく、爆ぜて跳ね返ってきた油が体に付くことない様、持っているゆっくりが傘の役目を果たしてくれることにある。
赤ゆっくりや子ゆっくりの場合、押さえつけを指だけで行うことになるので、傘の効果はあまり無いが……。
まあ今回は丁度良くバスケットボール大の親れいむだ。
ジュウジュウと音を立てていた親れいむのあんよはこんがり焼きあがってきた。
それと同時に親れいむの泣き叫びもピークを超えた。
焼ける痛みは常に襲い続けているようだが、あんよの下部はすでに神経まで焼けただれたためだろうか。
フライパンから取り出し、透明な箱に戻してやる。
「おきゃーしゃーん、ぺーろぺーろ。」
赤ゆっくりどもが親れいむにすぐにまとわりついてきた。
番のまりさはぺーろぺーろでもしてやるのかと思って見ていたら、どうもそんなことには興味はなく、透明な箱を動やって破ろうと考えているのか、
延々と透明な箱の壁に体当たりアタックを続けているようだ。
まあ、どうでもいい。
「さて、あんよがイカれてしまったれいむ君。次の犠牲者は君に選ばせてあげよう。子供にするかね?番のまりさにするかね?」
透明な箱に戻されても痛いだの熱いだの言っていた親霊夢はダメージはかなり負っていたが、この言葉を聞いて我に返ったようだ。
「なに、、いっでるの、、、ぐぞじじい……」
「「「ゆんやぁーきょわいよぉーー(のじぇーー)!?」」」
「どれいはさっさとまりさをここがらだじで、あまあまもっでごいっでいっでるだろうがああああああ!?」
この期に及んで奴隷だのあまあまだの言ってるまりさは赤ゆっくりより頭が悪いな。
選ばせるにも時間がかかりそうだったので、助け舟を出す。
「選べないというなら、自動的にこの赤れいむを虐待することにするぞ。」
「ゆんやぁーー!ゆんやぁー!おきゃーしゃーーーん、たしゅけちぇえええええ!」
「くそじじいいいいい!!!!まりささまをごごがらだぜええええええ!!」
「ぼうやべで……やべで、ぐだざい……」
ふん、本当にこのクズどもはうるさいな。
親れいむはさっきの足焼きが随分とクリティカルに効いたのか、青息吐息だ。
まあそんなこと知った事ではない。
こいつらはゲスで、まったく同情の余地はない。
ここで潰されなくても、いつか人間の持ち物を荒らすか、群れに迷惑をかけて潰されるかしていただろう。
もちろん、そういった手間をこちらが負っているのだから感謝しろ、などとゲスゆっくりのようなことは言わないが。
赤れいむを透明な箱から出す。
指でリボンをつまんで、まずはデコピンだ。
「いちゃいいいいいい!!」
んー気持ちイイ!
この赤れいむは、家族の見ている前で針串刺しの刑にすることとした。
「いいかお前ら。お前らがこれからなにか物を言うたびにこの赤れいむに爪楊枝を刺す。1回しゃべるごとに1本だ。」
早速抗議の声が上がった。
「なにじょれえええええ!?」
「れいむの、だいじな、おぢびぢゃんなんでずうぅ……やべで、ぐだざ、いぃ……」
「そんなごどどうでもいいがらばりざざまをごごがらだずんだぜええええええ!!」
「はい、3匹しゃべったから3本ね。」
「ゆびゅうううう!?」
「どれいいいいい!いいがげんにじろおおおおおおお!!!」
「2本追加っと。」
「……!?」
親れいむはしゃべればさらに爪楊枝の本数が増やされると気づいたのか、瀕死なのかわからないが、黙った。
赤れいむも涙を流し、おそろしーしーを漏らしながら必死に黙っている。
親まりさは見事に自分のことしか考えていない。
こいつは典型的なゲスまりさだ。
自分の身に虐待が降りかからなければわからないのだろう。
赤れいむに爪楊枝を見せつけながら、ほっぺを先端でなぞる。
「さーて、いつぷーすぷーすするかなー?」
赤れいむはちょこんと爪楊枝が皮に触れるたびに
「ピュルッ、ピュルッ」
とおそろしーしーを漏らしている。
声を出さないところはなかなかゆっくりにしては賢く、ものがわかっている。
このまま刺さずに脱水死させるのも面白いが、爪楊枝を刺すと言った手前、そうしなくては心が収まらない。
まつげをチョコンチョコンと触っていた爪楊枝の先を、急に頭に差し込んだ。
もちろん赤れいむは急に来た痛みに耐えられず大声で叫ぶ。
「ゆぎゃあああああああ!!!いぢゃいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」
「はいー1本追加入りましたー。」
「「「どぼじでええええええええ!!…………ゆあぁぁっ!」」」
つい声をあげたバカ饅頭ども。
「3本追加ー。」
もうためらわず、残りの8本を全部、頭や頬など、目を避けて赤れいむに差し込んだ。
赤れいむは小刻みに震え、しーしーとうんうんを漏らしっ放しにして、なんとか声を出すのはこらえているようだ。
どう見ても長くはないが、透明な箱に戻してやる。
すぐに親れいむと赤ゆっくり共がペーろペーろしてやっているようだが、ゆっくりの力と器用さでは爪楊枝を抜くことは出来ない。
「よーし。じゃあ、元気な赤れいむと赤まりさ。お前ら殺し合って、勝った方に助かる権利をやるよ。」
「ばりざがやるからごごがらだぜええええ!!」
「ゆゆぅ……おにぇーちゃんときょろしあうにゃんちぇできにゃいよ……」
「いもうちょをきょろしゅなんちぇできないんだじぇ……」
親まりさはもう無視だ。
赤れいむと赤まりさに話しかける。
「もし殺し合わなかったら、考えられる限りの凄惨な虐待をして殺す。死なないためには殺しあうしか無いぞ。」
「勝った方には、あまあまを食いたいだけ食う権利もやろう。どうだ、このあまあま。あまいぞー。おいしいぞー。」
クッキーのカスをひとつまみ透明な箱の中に落としてやる。
親まりさが食えないように押さえ付けてだ。面倒くさいな。
「あまあまたべるのぜえええ!!!ぐぞじじい!ばなぜえええええええ!!!」
「まりしゃがちゃべるのじぇ!」
「れいみゅのあまあまだよ!」
「みゅーしゃ、みゅーしゃ。しあわしぇえええええええ!!!」
「みゃじうめぇ。ぱにぇええ!」
赤ゆっくりは生まれて初めて食べる本当のあまあまの幸福を味わっていた。
これぞ、本当のゆっくり。
一度味わってしまえば赤ゆっくり共の理性が欲望に勝てるわけもなく、殺し合いに乗ってきた。
「まりしゃやるのぜ!」
「なにいっでるのおおおおおお!!おねえぢゃんでじょおおおおお!」
「うるしゃいんだじぇ。あまあまもろくにもっちぇこれにゃいくしょおや!まりしゃはいもうちょをきょろしてあまあまちゃべるのじぇ!」
「れいみゅもやるよ!」
「はああああああああああ!?どっぢもれいむのがわいいおぢびぢゃんでじょおおおおお!?……おに゛いざん、おべがいじまず、どうがやべざぜでぐだざいい」
「お前は何を言っているんだ?赤ゆっくり共がやるって言ってるんだぞ?」
「止める必要はない。よし、赤ゆっくり共。舞台は用意した。降ろされたら戦闘開始だ。いいな。」
そう言って、即席の闘技場を作る。
闘技場は、桶に水を張った上にまな板を載せただけのものだ。
赤ゆっくりはまな板の上で戦い、場外も水に落ちるため即死亡、負けとなる仕様だ。
「レディー、ゴー!」
掛け声と共に赤ゆっくりをまな板に下ろす。
「まりしゃがあまあまちゃべるんだじぇ!れいみゅはしぬのじぇ!!」
「まりしゃこしょれいみゅのためにしんでにぇ!!」
「ゆぐぐぐぐー」
「ゆゅーっ!ゆーっ!」
お互い本気なのだろうが、まさに「ゆっくり」としか言えない速度で近づき、おしくら饅頭をしている。
噛み付いたり、体当するという発想はなかったようだ。
親れいむは透明な箱から自分の子どもが殺し合うさまを見て、涙を流していた。
「どぼぢで、ごんなごどに……」
「ばりざざまのあまあまをうばうゲスはしんでとうぜんなのぜ!」
親まりさは逆にニヤけたような、馬鹿にするような顔でまな板を見つめていた。
串刺し赤れいむは放置かよ……
まあクソ饅頭らしい。
早くもまな板の上では決着がつきそうになっていた。
まりさがれいむを押し出しするような体勢だ。
まあまりさ種とれいむ種を戦わせればこうなるよなあ。
「ゆぎぎぎぎっぎぎ……」
「ゆっゆっっっゆうゆゆ……」
「しにぇっ!しにぇっ!しにぇっ!」
「まりしゃこしょしんじぇにぇ!しんじぇにぇえええっ!」
おしくら饅頭しながらしゃべれるとは器用だ。
この競技の盲点は、お互いのスタート位置の近くに寄れば、場外しても水没死は免れるということなのだが、もちろん赤ゆっくりにそんな洞察力は無い。
そして今、まさに決着がついた。
赤まりさが赤れいむをまな板の外に押し出したのだ。
ちゃぽん、という音と共に赤れいむは水没した。
「まりしゃのあまあまなんだじぇ!りきゃいしちゃられいみゅはしぬのじぇ!」
「ゆんやあああ!がぼっ、ごぼっ、ぼっぢょ、ゆっぎゅぢ、じだがっ……」
「おぢびぢゃんんんんんんん!!!どぼぢでええっ!どぼぢでえええええ!」
「ゆっへっへ。ざまぁないのぜ!」
おや?タイミングよく、串刺し赤れいむが死亡直前の痙攣をしている。
「もっど、ゆっぎゅぢ、ぢだ…ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ……」
とうとうしーしーと涙の脱水で命の危機になったようだ。
もちろん生かす意味はないので放置だ。
しかしゆっくりは親れいむ含め、まな板の方にばかり目が行って誰も気づいていない様だ。
気づかないなら気づかないで、後の虐待に使えそうだな。
とりあえず先程の試合のアナウンスをするか。
「勝者、赤まりさ!」
「ゆっふーん!きゃわいくっちぇごめんなんだじぇ!!」
「約束通り、お前には助かる権利とあまあまを食う権利をやるぞ。」
「やっちゃあああああああ!!あみゃあみゃ!あみゃあみゃ!!!」
「ただし!」
「ゆ?」
ざわ……
ざわ……
「権利はやる……!やるが、今回 まだ その時と場所の指定まではしていない」
「そのことをまりしゃ君もどうか思い出していただきたい」
「つまり……私がその気になれば 権利の受け渡しはまりしゃが死んだ後でも可能だろう………ということ………!」
「ゆびゅううううう!?」
が、これが圧倒的現実っ……!
変えられないっ……!
いかに赤まりさが足掻こうとも釈迦の手のひらの上っ……!
「お前は単に騙されて妹を殺した殺ゆん犯だよ。もちろん、あまあまも無し、助かることも無い。」
「ゆゆゆゅゅゆっゆゆゆ!?」
「んじゃこれから殺ゆん犯の死刑実行な。」
「……ゆべえええええええ!」
「!!?おぢびぢゃんんんんん!?」
赤まりさはストレスからか、吐餡した。
妹を手にかけたこと、あまあまは貰えないこと、助かる見込みも無いということ、それらをいっぺんに理解したせいだろう。
この赤まりさは餡の底までゲスではなかったようだ。
その時、親れいむが何か叫ぶ。
「でいぶはどうなっでもいいでずがらおぢびぢゃんをだずげでぐだざいいいいいっ!!!!」
「ククク……ずれた命乞いだ……」
結局全ていじめ殺すのだから、親れいむの命などなんの価値もない。
しかも命を握っているのは私であってれいむではない。
「この取引、論外っ……!」
「どぼぢでえええええっ!!!」
「それより、その死にそうな赤れいむの面倒は見ないでいいのか?」
「!!??」
「……」
「死にそうな」赤れいむではなく、そこにはすでに死んだ赤れいむの残骸があるだけだった。
「どぼぢでおぢびぢゃんがじんでるのおおおおおおお!?」
「お前がそいつをきちんとぺーろぺーろしてやらなかったからだろ。れいむ、お前のせいだよ。」
「ぢがううううううう!!じじいいいいい!ぷーすぷーすじだおばえどぜいだろおおおおおお!!!」
チッ、そこまで自省的ではないか。
「そうかもしれないが、助けられなかったのはお前だ。親の役目を放棄してな。ネグレクトってやつだ。児童虐待だぞ?」
ゆ虐をしているどの口が言うのかという感じである。
そうしている間も、バトルに勝利したまりしゃは痙攣し、餡子を吐き出し続けている。
「おっと。そっちのまりしゃも死にかけなんじゃないのか?」
「!!おちびちゃん!あんこはいちゃだめだよ。ぺーろぺーろ。」
「ゆげっ、ゆげええっ……もっど、ゆっぐぢ……」
「だめえええええええ!おぢびぢゃんんんんん!!!」
「はーっはっはっは。れいむよ、また殺したな。」
「でいぶはごろじでないいいいいい!!」
「いや、『お前が』殺したんだよ。すでに死んだれいみゅになんか気を取られずにまりさを素早くぺーろぺーろしたら助かったかもしれないだろ?」
もちろん、ゆっくりのぺーろぺーろになんか癒す力はない。
親れいむを苦しめるための方便だ。
「ゆがあああああああ!!!ゲスなぐぞじじいはじねええええええええええ!!!!」
その時、無視され続けた親まりさが会話に入ってきた。
「さっきかられいむはうるさすぎるのぜ。おいどれい、まりささまをここからだすじゅんびはいいかのぜ?」
「ばりざあああああ!!?でいぶだぢのおぢびぢゃんがぜんいんじんじゃっだんだよおおおおお!?」
親まりさはお下げを「ハァ?」の形のジェスチャーに曲げる。
「はぁ、これだからこまるぜ。」
「なにがぁああああ!!!?」
「いいか、よくきくのぜ。まりささまがいきていれば、おちびなんかいくらでもつくれるのぜ。」
「ばりざどでいぶのがわいいがわいいおぢびぢゃんでじょおおおおおおお!!!?」
「すでにしんだおちびよりいまいきてるまりさなのぜ。」
「ばりざのばがああああ!でいぶのがなじみのわがらない、ぐぞわがらずやあああああ!!!」
このゲスまりさ、何気になかなか現実主義的である。
が、そんなこと関係なく、もちろん、次の虐待の順番はこのゲスまりさだ。
「次はゲスまりさを虐待するぞ。」
「!?クズどれいはなにをいっでるのぜええええええ!!!?」
「ゆぷぷ。ざまあみろおおおおおおお!!おばえはおぢびぢゃんのぶんまでぐるじんでごいいいいい!!!」
「なにいってるんだぜええ!!?そっちのでいぶをいだめづげでいいがら、まりさだけはだずげるのぜええええええ!!!」
どこまでもゲスなクズ饅頭だ。
自分が生きるためならすべてを差し出す気だ。
「そうだ、お前、生きていればいくらでも子供を作れるとか言っていたな。」
「もちろんだぜ。わかったらくそどれいはまりさをここからかいほうするのぜ。」
「ふん、じゃあ作ってもらうぞ。こいつとな。」
そう言って、足焼かれいむを透明な箱から取り出し、脇にどける。
そしてまりさの居る透明な箱に、前の虐待の時に取っておいたれいぱーを投入した。
まりさの姿を見て速攻覆いかぶさり、無理矢理すーりすーりするれいぱー。
「んほおおおおおお!どがいばなばりざねえええええ!!!ずっぎりじまじょおおおおおお!!!」
「!!れいぱーだあああああ!!ゆっぐりでぎないいいいいいい!!!」
「ん?生きていればいくらでも子供作れるんだろ?言い分通り作ってもらおう。」
「ぢがうのぜええええ!!ばりざがうむんじゃないいいいいいい!!!ばやぐでいばーをどげろおおおお!!!」
「んほおおおおお!つんでれねええばりざああああ!!はずかしがらなぐでいいのよおおおおお!!!」
れいぱーは気持ち悪い液体にまみれてぬちゃぬちゃだ。
「どがいばなあいをおじえであげるわああああああ!!!」
「やべるんだぜ、やべるんだぜ!!」
「すーりすーりすーりすーり!んほおおおおお、すっきりするわよおおおおお!!」
ものすごい勢いのすりすりだ。
摩擦熱でどうにかなるのではないだろうかと見まごうほどである。
「いやだああああ!!あがじゃんうみだぐないいいいいいい!!!」
「ずっぎりーーーー!!!」
「いやd……ずっぎりーーーーー!!」
みるみるうちに額から茎が伸びるまりさ。
どんどん実ゆっくりは大きくなり、顔やお飾りが判別できるまで育つ。
生っている赤ゆはほとんどがありす種のようだ。
「ぬかずのにはつめいぐわよおおおおお!!」
「だずげでえええええ!!どr…おにいざん!がっごいいおにいざん!だずげr…だずげでぐだざいいいいいいい!!!」
「わざわざれいぱー投入したのは私だよ?助けるわけ無いでしょ。そこですっきり死していってね!」
といいつつも、すぐに栄養不足死されたら面白くない。
まりさにチューブを取り付け、オレンジジュースが少量づつ注入されるようにした。
実ゆっくりに栄養を取られる分にぎりぎり少ない量でまりさに栄養を供給し続けるようにだ。
れいぱーの方は放っておいてもまだまだ大丈夫だろう。
「とかいはでかわいいまりざあああああ!!ありずのあいをうげどっでねえええええ!!!すっきりいいいいい!!」
「すっきりいいいい!!もういやだああああ!!!」
「ゆっふっふ!これであのばかまりさもれいむのきもちがわかるね!」
まりさの番だったれいむはニタニタしてこの光景を見つめている。
おいおい、れいむ。お前に対する虐待はまだ終わってないぞ。
足を焼いただけで開放するわけ無いだろう。
まあしかし、やりたい虐待はまりさがすっきり死した後だ。
まりさがすっきり死するまで少し時間がかかりそうなので、テレビでも見ることにした。
「まあ、死ぬまですっきりしていってね!」
「いやああああああああああ!!!」
「んほおおおおお!!!すっきりー!すっきりーっ!すっきりいいいいいい!!!」
私の住んでいる土地は田舎なので、テレビのチャンネルは都会に比べると少ない。
どのチャンネルも魅力的ではない。
一番マシと思われるチャンネルでは退屈なコントをやっていた。
いつもならつまらなく感じるだろうが、まだまだ楽しい虐待の最中だ。
私はテレビの内容とは裏腹にウキウキして過ごした。
これから行われるであろう虐待を想像すれば思わず笑いもこみ上げるというものだ。
オレンジジュースを投与されたまりさがそろそろすっきり死する頃にリビングの透明な箱を見に行った。
ちょうどまりさが死にかけているところであった。
れいむはれいぱーに犯され続けるまりさを見るのは暇だったようで寝ていた。
すかさずれいむのモミアゲを強く引っ張り起こす。
「ゆぎゃあああ!?なに!?なにがおきたのおおお!?」
などと言っているので、まりさがそろそろすっきり死しそうだと告げると、暗い笑みをこぼした。
「れいむ、お前、一度は自分の番だったまりさを見殺して平気なの?」
「あのまりさはゲスだったよ!むかしにもどってれいむにおしえてあげたいよ!」
なるほど、ゲスまりさは完全に見放されたらしい。
そうこうしているうちに、どうも透明な箱の中では動きがあったようだ。
ひときわ大きいれいぱーのエクスタシーの叫びと共に、まりさの最後の吐息が吐き出される。
「ず、ず、ずっぎりいいいいいーーーーっ!!」
「す、すっき…りぃ……」
すーり。すーり。
まりさは死んだ。スイーツ(笑)
「ゆーっぷっぷ。しんだしんだ。ゲスまりさはおちびちゃんをうばわれたれいむのかなしみのはんぶんでもおもいしってね!!」
まりさの頭にはとてつもない数の茎がなっており、実ゆっくりの数はさらに計り知れない。
私は賢者状態のれいぱーを透明な箱から取り出し、いつもの置き場所に戻す。
「おいれいむ、笑ってていいのか?これからお前を透明な箱に戻して、この実ゆっくり共と暮らしてもらうぞ」
「はああああ!?なんでそんなゲスのおちびとくらさないといけないのおおおおおお!?おかしいでしょおおおおお!!?」
「まあとにかくそう決めた。せいぜいチビ共とうまくやって生きるんだな。死んでも責任は取らんぞ。」
「なにいってるのおおおおおお!!?」
そうと決めたら善は急げ。
れいむを透明な箱に戻し、まりさの亡骸に成長促進剤を打ち込み、実ゆっくりをすべて生まれ落ちさせる。
「まあせいぜい自分が母親だとうそぶいて、好き勝手に教育して生きられるようにするんだな。」
「じじいいいいい!!まてええええええええ!!!どういうごどなのおおおおお!!!?」
そうしている間にも、実ゆっくりはゆっくりと茎から離れ、生まれ落ちる。
実ゆっくりのほとんどはありす種で、ごくわずかがまりさ種であった。
ゆっくりは「れいぽぅ」されると、大抵はれいぷっぷした側の種が実として生るという法則がある。
その法則を忠実に守ったようだ。
さて、れいむはといえば唖然として状況を見守っている。
こんなゲスまりさとれいぱーの子供と一緒に暮らすなんぞありえない。
チビ共を全部潰そうにも、足焼きされていて身動きがとれないのだ。
噛み付きも、近くに寄ってくればできるが、一匹殺したところで他のチビは恐れをなして二度と近づいてこないだろう。
「「「「「「ゆっくちちていっちぇね!!」」」」」」
生まれたようだ。
さて、れいむはどう出るかな?
「……」
「ゆっくち!ゆっくち!」
「……」
「「「「「「おきゃーじゃん、どぼぢでごだえちぇくれにゃいにょおおおおおお!!!」」」」」」
徹底的にネグレクトするようだ。
まあ、それもガキどもが腹をすかせるまでの問題だ。
放っておけば自分まで食われてしまう。
「おにゃかへっちゃー。」
「おきゃーしゃん、ありしゅむーちゃむーちゃちたいよ!」
「おきゃーしゃん!」
「おきゃーしゃんんん!!!」
「うるさいね!!れいぱーとゲスまりさのクソガキはそこのゴミでもたべててね!」
「「「「にゃにいっちぇるにょおおおお!ありしゅはおきゃーしゃんのこどもぢぇしょおおおおおお!!!」」」」
ここでれいむは閃いた。
自分を売ったゲスまりさと、全生物の最底辺れいぱーの子供だ。
ただのネグレクトで放置殺すだけではれいむの気持ちが収まらない。
母親であると偽って、徹底的にいたぶり、最後母親でないと明かし、絶望を与えようと。
「ゆっくりしていってね!さっきのはまちがいだよ。れいむはおかあさんだよ!」
「!」
「ゆっくちー!」
「「「「おきゃーしゃん、ゆっくちちていっちぇね!!」」」」
最初のれいむの言葉は赤ゆっくり達にとっては「ゆっくりできない」ものだったため、赤ゆっくりたちの中ではすでに無かった事になったようだ。
しめしめ。
かかったな、アホがっ!
「まずはくきさんをたべてね。」
「「「むーちゃ、むーちゃ、ちあわちぇええええええ!!」」」
「ありちゅ、おきゃーしゃんとちゅーりちゅーりちたいよ」
「すーり、すーり。」
「ゆわあああ。おきゃーしゃんのほっぺしゃん、きもちいいにぇ!」
「ゆんやあぁ!ありしゅもしゅるー!」
「しゅーり、しゅーり!」
「ありしゅも、ありしゅもっ!」
「ちゅぶれりゅうううう!!」
れいむはわざと混乱を巻き起こして何匹もの赤ゆっくりが潰れて死んだようだ。
なるほど、なかなかやるものだ。
私は冷静に観察を続ける。
赤ゆっくりは容量が小さい分、腹がすくのが早い。
茎を食い尽くした後は、約3時間毎(誤差あり)に物を食べないと栄養不足で死んでしまう。
赤ゆっくり達はさっき茎を食べたというのに、また腹が空いたようだ。
「おきゃーしゃん!ありしゅおにゃかすいちゃよ!」
「みゅーしゃみゅーしゃしゃしぇてええええ!!」
「ゆっふっふ。いいよ。これでもたべてね。」
そう言うと、れいむはいきなりあにゃるを広げ、特大うんうんをした。
「れいむうんうんするよ!!」
「すっきりー!!さあ、おちびちゃんはれいむのひかりかがやくうんうんをたべていいよ!」
「!」
「にゃにじょれええええ!!」
「うんうんはちゃべもにょじゃにゃいでしょおおおお!!」
「ちょかいはじゃにゃいわあああああ!!」
「そんなこといったってこれしかたべるものはないよ!ゆっくりりかいしてね!」
「ゆんやあああ!!」
「いやじゃあああああ!!!」
「おきゃーしゃんにゃんとかしちぇえええ!!!!」
「うるさいね!たべないならなにもなしだよ!」
そう言って、れいむは近くにいた赤ありすをモミアゲで突っ転がした。
赤ありすはその反動でれいむのうんうんに突っ込んだ。
「いちゃいいいいいい!!おきゃーしゃんにゃにしゅるにょおおお!!」
「!!!くしゃいいいいい!!きちゃにゃいいい!ゆっくちできにゃいいいいい!!!」
泣き喚く哀れなクソガキどもを見渡してれいむは非常にゆっくりした気持ちになった。
こんな「ゆっくり」はれいむのゆん生初めてだ。
少し前足焼きされたりして全くゆっくり出来なかったけれど、今、少なくともこの赤ありす達よりはれいむはゆっくりしている。
そう確信できた。
そしてれいむはその「ゆっくり」に満足して、赤ありす達を置いて一人で夢のなかに入っていった。
対して当の赤ありすたちは。
赤ゆっくり特有の飢えによって、れいむのうんうんを食べるか、餓死するかの選択に立たされていた。
死ぬのは一番ゆっくりできない。
本能がそう告げていた。
死ぬのが嫌なら、もう、れいむのうんうんを食べるしか無い。
ついに、一匹の赤ありすがれいむのうんうんを食べ始めた。
「ありしゅはちにちゃくにゃいよ。だきゃらうんうんでもちゃべりゅよ。」
「みゅーしゃ。みゅーしゃ。くしゃいいいいい!!ゆっくちできにゃいいいいい!!!」
れいむのうんうんは味の面ではそこまでまずくもなかったが、ひどい匂いで吐かないようにするのが精一杯だった。
とはいえ、一匹赤ありすが食べ始めれば、それを見ていた赤ありす達の腹はどんどん空いていった。
あとはなし崩しにどんどん赤ありすはうんうんを食べつくしていくばかりだ。
このうんうん争奪戦で永遠にゆっくりした赤ありす達の数も相当数にのぼった。
れいむの思惑通りであった。
しかし、そうこうしているうち、腹一杯になった赤ありすたちの一部に異変が起こった。
下腹部が熱く、変な気持ちになってきたのだ。
「おきゃーしゃん!おきちぇええ!!ありしゅ、なんかあちゅいよおおおお!!」
「あちゅい!おきゃーしゃん!しゅーりしゅーり!んほ!?んほおおおおおお!!!」
「しゅーり!しゅーり!ちょかいひゃ!どがいばっ!」
「「「「んほおおおおおおおおお!!!!」」」」
れいぱー化現象である。
れいぱーの子はその遺餡子を色濃く受け継ぎ、れいぱーになるものが多いと言われている。
野生の群れで望まない妊娠をさせられた、れいぱーの子を実ゆっくりのうちに潰すのはこのせいだ。
れいぱーを発症するのは個体によって違いがあるが、ここには数えきれないほどの赤ありすが居る。
赤ゆっくりのうちかられいぱーになるものが居てもおかしくはない。
れいむはそのことを忘れていたのだ。
れいむはれいぱーの物らしきゆっくりできない声を聞いて、飛び起きた。
すると、周り中を赤れいぱーに囲まれているではないか。
れいぱー化していない個体は遠巻きにこちらの惨状を眺めている。
「おまえら、なにしてやがるんだああああ!!?さわるなあ!どけえ!どっかいけええええ!!!!」
大声で牽制するが、理性の無くなったれいぱーに通じるわけもない。
足焼きされているから、逃げれもしない。
赤ゆっくりに絶望を与えようとしたれいむは、逆に絶望を与えられようとしていた。
モミアゲで引っぱたいて追い払うも、赤ゆっくりを永遠にゆっくりさせられるほどの威力はない。
赤れいぱーは吹っ飛んでは戻ってくる、の繰り返しで全く動じていないようだ。
どこか空の一点を見つめているような空虚なまなざしで、奇声を発しながらこちらに近づいてくるぬめぬめした赤れいぱーを目にし、れいむは絶望のなんたるかを知った。
足さえ動けば、こんなカスども一瞬で踏みつぶしてやれるのに!
「「「んほおおおおおおおおお!!!!」」」
「おきゃーしゃんのほっぺしゃんすべすべにぇえええええ!!」
「しゅーり!しゅーり!」
「ありしゅのちょかいはなあいをあげりゅわあああああ!!」
「しゅっきりー!しゅっきりー!しゅっきりー!」
「ゆがあああああ!いやだああああ!!なんでれいむがクソチビどもにいいいー!ずっぎりー!」
「「しゅっきりー!」」
「ずっき、り……もっと、ゆっくり、したかっ……」
……れいむに関しては自業自得である。
れいぱーと化した赤ありす達は、すっきりするごとにさらなる熱みを増す自分の下腹部に驚きを覚えたが、
母親であると信ずるゆっくりにすりすりすることしかできなかった。
赤れいぱーが母親を犯しているさまを見て、さらに一部のありすたちはれいぱー化を始めたようだった。
赤れいぱーの未熟な精子餡では他のゆっくりを妊娠させることはできない。
せいぜいが茎に黒ずんだ実を付けさせることがせいぜいである。
しかし、もちろんそのためにも母体の栄養は吸われるため、多すぎる実をつければ母体は永遠にゆっくりさせられることになる。
思う様母親を犯し、栄養不足死させたあとも、赤れいぱーの性欲はとどまる所を知らなかった。
赤れいぱーはお互いを犯し、消耗して、死んでいった。
嵐が過ぎ去った後は、一匹も生きているゆっくりはいなかった。
こうして、おうちせんげんをしたゲスゆっくりの餡統は絶えたのだった。
「ふうー。」
私は何か一つの物語が終わったような達成感を感じていた。
惨劇が終わった後の透明な箱の中は、餡子ともカスタードともつかない、汚らしいペースト状の何かで埋まっていた。
私はそれをヘラで集めると、「肥料」と書かれた袋に詰め込んだ。
畑にまく肥料は、主にこうして虐待の果てに死んだゲスゆっくりの中身で構成されている。
虐待されたゆっくりは糖度が増し甘くなり、肥料としての栄養度もあがるので、一石二鳥である。
しかし今日は長いこと虐待をして観察したおかげで、もう午前様だ。
明日も畑を耕す仕事もあるし、早く寝ないとな。
毎日肥料も得られるし、ストレスも減るし、ゲスゆっくりさまさまである。
ゆっくり無しの生活なんて、もう、考えられない。
-----------------
既作
anko1940 狂牛
anko1952 ゆイアン・メイデン
anko1966 剥製れいむ
anko1974 森の賢者は論理がわかる
anko2025 うみのいえ
anko2033 蜂起
anko2034 蜂起 Side 人間
anko2052 博物館