ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko0153 ゆっくり教
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ankoss
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注意
※地方によって著しく生態が違うゆっくり(場所によっては何も食わなくても平気で生きられるゆっくりが居る事もある)が居る世界の話です
19××年。
ゆっくりが何処からともなく世界に現れ、人々を困惑させた時期。
「これで金儲けできるんじゃね?」
一人の若者がそう考え、その考えを実行に移した。
『ゆっくりは神の御使いであり、ゆっくりが目で見た物、耳で聞いた事の全てが神に伝わっています』
ゆっくり教なる新興宗教が日本の何処かで出来上がった。
聖書をパク……若者なりの解釈をして、ゆっくりを混ぜ込んだ奇怪極まる宗教。
そのパク……引用して作り上げられた、ゆっくり教の有名な言葉を一つ挙げよう。
『ゆっくりに見せるために、ゆっくりに善行をするよう気をつけなさい。そうでないと、天に居られる我等が神から、報いが受けられません』
ゆっくりをゆっくりさせれば死後に天国に行ける、との因果関係が不可解な教え。
だがこれが流行した?何故か?
まだ世間によく知られていない摩訶不思議なゆっくりの生態に加え、日本に終末論が流行っていた事もあったのか?
熱病に冒されたように、ゆっくり教は信徒を増やした。
……………………
何処かの街にある一つの建物。
ゆっくり教団が構えている教会の一つである。
外から見える部分は簡素で、中から見える所も簡素、取り柄と言えば大きさだけな建物。
中では一人の男性信者が数匹のゆっくりに供物捧げていた。
「そろそろ時間ですね、ゆっくり様。お受け取りください」
「むーしゃむーしゃ、しあわせ~」
男性信者のゆっくりに対する供物は、ゆっくり教が教える基本的な善行の一つだ。
供物を与えられ、笑顔で食べるゆっくりと、それを笑顔で見る信者。
そこに……
「ゆはぁゆはぁ…ここがゆっくりきょうかいだね」
「ゆへぇゆへぇ…ここならゆっくりできそうだよ!」
れいむとまりさが現れた。
ゆっくりにしては辛い長旅だったのだろう。息を荒げて疲労困憊の様子である。
ゆっくり教を聞いてやって来たゆっくりなのだろう。
荒げていた息を落ち着けると、信者の目の前にぽよんぽよん跳ねて来た。
「これはこれは…ゆっくり様、遠くからお出で頂……!?」
にこやかに対応しようとした信者の顔が凍り付いた。
原因はまりさの帽子から現れた子ゆっくり達である。
「れいみゅおにゃかすいちゃよ」「おにいしゃんのおうちにもどらにゃいの?」
「いまからあまあまをもらうからなかないでね」
あまあまをもらうと聞いて、表情を更に険しくする信者。
それに気付かぬ母れいむは、愚図る子ゆっくりに優しく語り掛ける。
父まりさは安心させるように子ゆっくりの顔を舐めようとして―――
「なかないでねおぢ!!!???」
信者に踏まれた。
強烈なストンピングに内容物の半分が噴出。床に盛大に餡子を散らしながら絶命。
突然のあんまりにもあんまりな攻撃に、母れいむが絶叫しようとした所を。
「悪魔め!この世から去れ!」
激した信者の言葉と共に踏まれ、父まりさの後を追う事となった。
「ぴゃぴゅ!?」「れいみゅぴゃ!!?」
最後に何かいえた子ゆっくりも親と一緒に床の餡子になった。
「ゆっくり達を真似た悪魔め!地獄で永劫の苦しみを味わえ!」
床に転がる餡子の残骸に吐き捨てると、信者はモップとバケツを取りに行くためその場を去った。
……………………
来るゆっくりは全て拒まず受け入れる。
それがゆっくり教会だが、例外もあり……
ゆっくり教では、子を産むゆっくりの存在を認めていない。
ゆっくり教の教えでは、神が遣わしたゆっくり達は単体で完結しており、増える事が無ければ減る事も無い。
それに、人間の行いを見て聞くだけのゆっくりは、人間に向かって何かを要求する事も無いのだ。
それから外れたゆっくり達は、ゆっくり教の中では悪魔として定められている。
「ゆっくりを騙り人間を堕落させる存在」
あのゆっくり親子は、その例外だったのだ。
――――――――
信者はゆっくりが売られているペットショップを、世界中に悪魔をばら撒いてる所だと認識。
ペットショップにペンキをぶちまける過激派もいるそうな。
前作
『ふたば系ゆっくりいじめ 84 暇人二人の旅行』
『ふたば系ゆっくりいじめ 79 暇人二人のゆっくりいじめ』
『ふたば系ゆっくりいじめ 64 酷い暇潰し』
【ふたば系ゆっくりいじめ 58 ドスまりさがぶっ殺される話】
※地方によって著しく生態が違うゆっくり(場所によっては何も食わなくても平気で生きられるゆっくりが居る事もある)が居る世界の話です
19××年。
ゆっくりが何処からともなく世界に現れ、人々を困惑させた時期。
「これで金儲けできるんじゃね?」
一人の若者がそう考え、その考えを実行に移した。
『ゆっくりは神の御使いであり、ゆっくりが目で見た物、耳で聞いた事の全てが神に伝わっています』
ゆっくり教なる新興宗教が日本の何処かで出来上がった。
聖書をパク……若者なりの解釈をして、ゆっくりを混ぜ込んだ奇怪極まる宗教。
そのパク……引用して作り上げられた、ゆっくり教の有名な言葉を一つ挙げよう。
『ゆっくりに見せるために、ゆっくりに善行をするよう気をつけなさい。そうでないと、天に居られる我等が神から、報いが受けられません』
ゆっくりをゆっくりさせれば死後に天国に行ける、との因果関係が不可解な教え。
だがこれが流行した?何故か?
まだ世間によく知られていない摩訶不思議なゆっくりの生態に加え、日本に終末論が流行っていた事もあったのか?
熱病に冒されたように、ゆっくり教は信徒を増やした。
……………………
何処かの街にある一つの建物。
ゆっくり教団が構えている教会の一つである。
外から見える部分は簡素で、中から見える所も簡素、取り柄と言えば大きさだけな建物。
中では一人の男性信者が数匹のゆっくりに供物捧げていた。
「そろそろ時間ですね、ゆっくり様。お受け取りください」
「むーしゃむーしゃ、しあわせ~」
男性信者のゆっくりに対する供物は、ゆっくり教が教える基本的な善行の一つだ。
供物を与えられ、笑顔で食べるゆっくりと、それを笑顔で見る信者。
そこに……
「ゆはぁゆはぁ…ここがゆっくりきょうかいだね」
「ゆへぇゆへぇ…ここならゆっくりできそうだよ!」
れいむとまりさが現れた。
ゆっくりにしては辛い長旅だったのだろう。息を荒げて疲労困憊の様子である。
ゆっくり教を聞いてやって来たゆっくりなのだろう。
荒げていた息を落ち着けると、信者の目の前にぽよんぽよん跳ねて来た。
「これはこれは…ゆっくり様、遠くからお出で頂……!?」
にこやかに対応しようとした信者の顔が凍り付いた。
原因はまりさの帽子から現れた子ゆっくり達である。
「れいみゅおにゃかすいちゃよ」「おにいしゃんのおうちにもどらにゃいの?」
「いまからあまあまをもらうからなかないでね」
あまあまをもらうと聞いて、表情を更に険しくする信者。
それに気付かぬ母れいむは、愚図る子ゆっくりに優しく語り掛ける。
父まりさは安心させるように子ゆっくりの顔を舐めようとして―――
「なかないでねおぢ!!!???」
信者に踏まれた。
強烈なストンピングに内容物の半分が噴出。床に盛大に餡子を散らしながら絶命。
突然のあんまりにもあんまりな攻撃に、母れいむが絶叫しようとした所を。
「悪魔め!この世から去れ!」
激した信者の言葉と共に踏まれ、父まりさの後を追う事となった。
「ぴゃぴゅ!?」「れいみゅぴゃ!!?」
最後に何かいえた子ゆっくりも親と一緒に床の餡子になった。
「ゆっくり達を真似た悪魔め!地獄で永劫の苦しみを味わえ!」
床に転がる餡子の残骸に吐き捨てると、信者はモップとバケツを取りに行くためその場を去った。
……………………
来るゆっくりは全て拒まず受け入れる。
それがゆっくり教会だが、例外もあり……
ゆっくり教では、子を産むゆっくりの存在を認めていない。
ゆっくり教の教えでは、神が遣わしたゆっくり達は単体で完結しており、増える事が無ければ減る事も無い。
それに、人間の行いを見て聞くだけのゆっくりは、人間に向かって何かを要求する事も無いのだ。
それから外れたゆっくり達は、ゆっくり教の中では悪魔として定められている。
「ゆっくりを騙り人間を堕落させる存在」
あのゆっくり親子は、その例外だったのだ。
――――――――
信者はゆっくりが売られているペットショップを、世界中に悪魔をばら撒いてる所だと認識。
ペットショップにペンキをぶちまける過激派もいるそうな。
前作
『ふたば系ゆっくりいじめ 84 暇人二人の旅行』
『ふたば系ゆっくりいじめ 79 暇人二人のゆっくりいじめ』
『ふたば系ゆっくりいじめ 64 酷い暇潰し』
【ふたば系ゆっくりいじめ 58 ドスまりさがぶっ殺される話】