ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko2666 きめぇまるの成長
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『きめぇまるの成長』 15KB
愛で 制裁 愛情 日常模様 戦闘 駆除 群れ 飼いゆ 野良ゆ 希少種 現代 愛護人間 虐待人間 成長するきっかけは其々で代わると思う
愛で 制裁 愛情 日常模様 戦闘 駆除 群れ 飼いゆ 野良ゆ 希少種 現代 愛護人間 虐待人間 成長するきっかけは其々で代わると思う
- 愛で日常SSです
- 虐待?になるのだろうか微妙
- 改造という名の無茶なハイスペック希少種が登場します
- 主要人物であるゆっくりきめぇまるのセリフは漢字を使っております
- 俺設定&御都合主義満載の日常風景を交えた話です
- きめぇまるの成長を書いたSSです
- 読み辛くてすいません
先達の積み上げられた設定とネタに感謝します。
【きめぇまるの成長】
よく晴れた日。
犬の散歩へ飼いゆっくりのきめぇまるを連れて散歩に出るお兄さん。
今日こそはと闘志を燃やすきめぇまる、川原へ付くのが待ち遠しいのか何時もよりヘッドシェイクが激しく落ち着かない様子。
犬の散歩へ飼いゆっくりのきめぇまるを連れて散歩に出るお兄さん。
今日こそはと闘志を燃やすきめぇまる、川原へ付くのが待ち遠しいのか何時もよりヘッドシェイクが激しく落ち着かない様子。
「きめぇまるもうちょっとは落ち着けよ。そんなんじゃ今から体力消耗するぞ」
きめぇまるの様子を見てお兄さんは苦笑する。
早く走ることが好きなきめぇまるに飼い犬と競争が何よりも楽しみなのだ。
如何にゆっくり最速のきめぇまるといえども成犬の足には勝てない、特訓として走る練習をしては飼い犬の散歩に付いて来て犬とかけっこ勝負をするのが楽しみで仕方ないのだ。
早く走ることが好きなきめぇまるに飼い犬と競争が何よりも楽しみなのだ。
如何にゆっくり最速のきめぇまるといえども成犬の足には勝てない、特訓として走る練習をしては飼い犬の散歩に付いて来て犬とかけっこ勝負をするのが楽しみで仕方ないのだ。
「ゆっくり最速を自負する私としてはもっと早く走れるようになりたいのです。師匠との勝負おぉ楽しみ楽しみ」
きめぇまるは近所のゆっくりの中では一番になるほど速かったが。
ある日散歩に行った川原の野良ゆっくりがお兄さんの犬へちょっかいをかけて体当たりしてきたゆっくりを回避して踏み潰し、逃げるゆっくりすらあっというまに追いつき蹂躙する光景が記憶に鮮明に焼きついて頭を離れなかった。
同じゆっくりでありながら通常種を嫌うきめぇまるにとって、その無駄の無い動きと素早さに憧れその日から師匠と仰ぎ目指す目標とした。
真っ白な体毛の雌の飼い犬、白玉も。
幼かった頃のきめぇまるを自分の子供のように可愛がって子供も生んでいないのに出てきた乳をやり、今では自分について走り回るきめぇまると走るのが嬉しいのか川原で運動を楽しみにしているようだ。
ある日散歩に行った川原の野良ゆっくりがお兄さんの犬へちょっかいをかけて体当たりしてきたゆっくりを回避して踏み潰し、逃げるゆっくりすらあっというまに追いつき蹂躙する光景が記憶に鮮明に焼きついて頭を離れなかった。
同じゆっくりでありながら通常種を嫌うきめぇまるにとって、その無駄の無い動きと素早さに憧れその日から師匠と仰ぎ目指す目標とした。
真っ白な体毛の雌の飼い犬、白玉も。
幼かった頃のきめぇまるを自分の子供のように可愛がって子供も生んでいないのに出てきた乳をやり、今では自分について走り回るきめぇまると走るのが嬉しいのか川原で運動を楽しみにしているようだ。
「きめぇまるも成長して身体が生えればもっと速くなれるとおもうぞ。バランスを心がけた栄養、適度な運動、休息と睡眠、成長期なんだからまだまだ伸び白はあるからそう焦るなよ」
きめぇまるの速さに賭ける情熱に感心し、応援しているお兄さんも今後の成長が楽しみでもある。
まだ成体になって日が浅く身体を得ていないきめぇまるだが、よく噛んで食べ日ごろから運動し体力回復としてぐっすり眠る生活のためその身体は張りと艶があり立派な風格を醸すまでに成長している。
あとは身体を得て手足と羽が生えれば白玉とも良い勝負をするゆっくりへと成長するに違いない。
そうすればきめぇまるにも今は出来ない家のことや走ること以外も教える事が出来るため白玉の世話も任せる事が出来るかなと考えていた。
まだ成体になって日が浅く身体を得ていないきめぇまるだが、よく噛んで食べ日ごろから運動し体力回復としてぐっすり眠る生活のためその身体は張りと艶があり立派な風格を醸すまでに成長している。
あとは身体を得て手足と羽が生えれば白玉とも良い勝負をするゆっくりへと成長するに違いない。
そうすればきめぇまるにも今は出来ない家のことや走ること以外も教える事が出来るため白玉の世話も任せる事が出来るかなと考えていた。
冬の風で寒々とした川原だが、枯れ草が足元を被い走り回るのには適した場所に到着した。
廻りを確認してからお兄さんは白玉のリードを離して白玉を撫でてやりながら。
廻りを確認してからお兄さんは白玉のリードを離して白玉を撫でてやりながら。
「あまり遠くへ行くなよ。あまりはしゃぐときめぇまるも体力尽きるまで追いかけるんだから」
そう声をかけて背中を軽く叩いてやると。
分かったと言わんばかりに一鳴きしきめぇまるへと視線で合図して走り出す。
きめぇまるもそれに続き走り出す。
二匹は矢のように飛び出し冷たい風を切るように川原を走る。
仲睦まじく戯れるその光景を川原の土手に寝転んで眺めるお兄さん。
分かったと言わんばかりに一鳴きしきめぇまるへと視線で合図して走り出す。
きめぇまるもそれに続き走り出す。
二匹は矢のように飛び出し冷たい風を切るように川原を走る。
仲睦まじく戯れるその光景を川原の土手に寝転んで眺めるお兄さん。
「おぉ速い速い!流石は師匠!!」
白玉に必死で追い縋り後を追いかけるきめぇまる、まだトップスピードでない事は身体が知っている。
今までの競争で白玉が徐々に身体を慣らし、段々とトップスピードが上がり最後は距離を離されて行く。
今日こそは最後まで後に続き追い抜くと、決意も新たに地面を蹴って追いかける。
今までの競争で白玉が徐々に身体を慣らし、段々とトップスピードが上がり最後は距離を離されて行く。
今日こそは最後まで後に続き追い抜くと、決意も新たに地面を蹴って追いかける。
そんな光景を草むらの影で様子を伺う一団が見ていた。
「またあのいぬさんときめぇまるがきてるよ!ここがれいむたちのゆっくりぷれいすなのにしつれいなんだよ!」
「まったくだぜ!まりささまにあまままのけんっじょうひんもなくここへくるなんてみのほどしらずなんだぜ!」
「わかるよー ここはあけわたさいんだねー」
「むきゅきゅ かわらのけんじゃであるぱちぇににいいかんがえがあるわ」
「いなかものたちにみんなのつよさをおもいしらせるのよ!」
「まったくだぜ!まりささまにあまままのけんっじょうひんもなくここへくるなんてみのほどしらずなんだぜ!」
「わかるよー ここはあけわたさいんだねー」
「むきゅきゅ かわらのけんじゃであるぱちぇににいいかんがえがあるわ」
「いなかものたちにみんなのつよさをおもいしらせるのよ!」
川原に住み着いた野良ゆっくりの群れだ。
どこからから流れ着いたのか、駆除してはいつの間にかまた群れを作り川原へ住み着く集団は後を絶たない。
飼われていて飼い主が飽きたりトラブルを起こし捨てられるもの、野良で他所から流れ着き定着するもの、川原で生まれて駆除を免れてきたもの。
理由は様々だが、背の高い草に覆われ発見されにくく季節によって花が咲き虫も豊富でエサにもそう困らず、高架下で天梅雨を防ぎ、流れ着いた廃材や不法投棄された廃棄品を住処にここを己のゆっくりぷれいすとし集まる野良の群れにとって我が物顔で走り回る姿は不愉快でしかなかった。
どこからから流れ着いたのか、駆除してはいつの間にかまた群れを作り川原へ住み着く集団は後を絶たない。
飼われていて飼い主が飽きたりトラブルを起こし捨てられるもの、野良で他所から流れ着き定着するもの、川原で生まれて駆除を免れてきたもの。
理由は様々だが、背の高い草に覆われ発見されにくく季節によって花が咲き虫も豊富でエサにもそう困らず、高架下で天梅雨を防ぎ、流れ着いた廃材や不法投棄された廃棄品を住処にここを己のゆっくりぷれいすとし集まる野良の群れにとって我が物顔で走り回る姿は不愉快でしかなかった。
「ぱちぇいいかんがえってなんなのぜ?」
「むきゅよくきいてくれたわ、いぬさんはあしがはやいけどきめぇまるはあしがおそいわ!だからきめぇまるがくさむらそばをとおったときによこからおそえばいいのよ!」
「ゆゅ~ん ぱちぇはきょうっようにあふれているね、れいむびっくりだよ!」
「むきゅきゅぱちゅのさくせんはかんっぺきよ。きめぇまるにこうげきしていぬさんがきたらいぬさんをよけてきめぇまるにこうげきするのよ。そうすればいぬさんはあのきめぇまるをかばってうごけなくなるわ」
「わかるよー ぱちぇはぐんしなんだねー」
「ありすもぱちぇのちえにはくやしいけどだつぼうだわ、
「むきゅよくきいてくれたわ、いぬさんはあしがはやいけどきめぇまるはあしがおそいわ!だからきめぇまるがくさむらそばをとおったときによこからおそえばいいのよ!」
「ゆゅ~ん ぱちぇはきょうっようにあふれているね、れいむびっくりだよ!」
「むきゅきゅぱちゅのさくせんはかんっぺきよ。きめぇまるにこうげきしていぬさんがきたらいぬさんをよけてきめぇまるにこうげきするのよ。そうすればいぬさんはあのきめぇまるをかばってうごけなくなるわ」
「わかるよー ぱちぇはぐんしなんだねー」
「ありすもぱちぇのちえにはくやしいけどだつぼうだわ、
元飼いゆっくりなのかぱちぇりーはそれなりに知恵がある様だが穴だらけの作戦を誇らしそうに語り、それに追従し賛辞を送る周りのゆっくり達。
犬ときめぇまるの速さを比べてきめぇまるが遅いと言ってもそれは犬と比べての事、野良ゆっくり達と比べればきめぇまるが倍ほど速い事を無視した自分達への過大評価。
きめぇまるに速さが勝ったとしても犬には追いつかれることを考慮しないお粗末な餡子脳。
まともな知恵が備わったゆっくりならなら自殺と考えられる杜撰な計画である。
だがそれに気付かない野良ゆっくりたちはぱちぇの言葉を鵜呑みにして行動を開始する。
犬ときめぇまるの速さを比べてきめぇまるが遅いと言ってもそれは犬と比べての事、野良ゆっくり達と比べればきめぇまるが倍ほど速い事を無視した自分達への過大評価。
きめぇまるに速さが勝ったとしても犬には追いつかれることを考慮しないお粗末な餡子脳。
まともな知恵が備わったゆっくりならなら自殺と考えられる杜撰な計画である。
だがそれに気付かない野良ゆっくりたちはぱちぇの言葉を鵜呑みにして行動を開始する。
「ゆっふっふ・・きょうのまりささまはきれやすいないふなのぜ」
「このぼうはなんにんものゆんせいをおわらしてきたわざものだぜ」
「このぼうはなんにんものゆんせいをおわらしてきたわざものだぜ」
道の傍の草むらに潜みそれぞれ帽子から愛用の尖ったガラス片や棒を咥えて構えるまりさ達。
「ちぇんはすばやいんだねー あんなのろまなきめぇまるにはおいかけれないんだねー」
すばしっこいちぇんは攪乱し体当たりを仕掛けようとまりさの近くで並ぶ。
「むきゅきゅこれでぱちゅたちのかちはかくていね!ちかづいてきたらいっせいにこうげきよ」
「まりさかっこいぃよ~れいむめろろめろだよ!」
「おちびちゃんたちにいいところみせてあげてね!こんやはごちそうよ!」
「まりさかっこいぃよ~れいむめろろめろだよ!」
「おちびちゃんたちにいいところみせてあげてね!こんやはごちそうよ!」
攻撃に参加しないぱちゅりー、ありす、れいむ達は好き勝手に応援を送る。
それが群れの破滅へと繋がろうとは露とも考えず。
それが群れの破滅へと繋がろうとは露とも考えず。
草むらの襲撃計画を他所にきめぇまるの気分は最高だった。
今までよりも長く師匠である白玉を追いかけ走っていられる自分の成長を喜び、白玉もまた追いかけてくるきめぇまるに気を良くして走る。
川原にぐるりと楕円の円を描くように外周の舗装されたランニングコース、川原を大きく走り最後のラストスパートをかける道へ進む。
二人は心地よいランニングハイ状態で草むら傍のランニングコースへと走っているとき不意に襲われた。
突如草むらの影が動いたと思ったら野良ゆっくり達が一斉に飛び掛ってきた!
今までよりも長く師匠である白玉を追いかけ走っていられる自分の成長を喜び、白玉もまた追いかけてくるきめぇまるに気を良くして走る。
川原にぐるりと楕円の円を描くように外周の舗装されたランニングコース、川原を大きく走り最後のラストスパートをかける道へ進む。
二人は心地よいランニングハイ状態で草むら傍のランニングコースへと走っているとき不意に襲われた。
突如草むらの影が動いたと思ったら野良ゆっくり達が一斉に飛び掛ってきた!
「ここはまりささまのなわばりなんだぜぇぇぇぇぇぇえ!!!!」
「そのいのち!ちょうだいするのぜ!!」
「そのいのち!ちょうだいするのぜ!!」
先頭を走っていた白玉はとっさの事に避ける反応は出来たがきめぇまると距離を離してしまった。
「おぉぉぉおお?!っっっ痛!!」
前を走っていた白玉の反応に気を取られ、野良ゆっくりに反応が遅れたきめぇまるはガラス片を咥えたまりさの一撃を喰らい右側の頬に深い裂傷を負ってしまった。
わが子とも思い可愛がるきめぇまるが怪我を負ったことを知った白玉は、慌ててきめぇまるへと走り寄るが数を揃え棒やガラス片を咥えて体当たりしてくるゆっくりの群れにきめぇまるを守ろうと防戦一方で動きの速さを生かせず囲まれ身動きが取れない。
わが子とも思い可愛がるきめぇまるが怪我を負ったことを知った白玉は、慌ててきめぇまるへと走り寄るが数を揃え棒やガラス片を咥えて体当たりしてくるゆっくりの群れにきめぇまるを守ろうと防戦一方で動きの速さを生かせず囲まれ身動きが取れない。
「ゆへへ、よくみるとびゆっくりなんだぜ。いぬさんをたいじしたらまりささまのせいしょりかかりにしてやるからありがたくおもうのぜ!」
「りーだーはせいごうなのぜ。しぬまえにてんごくをあじわえるなんてらっきーなんだぜきめぇまるは!」
「ちぇんはいぬさんがきらいなんだねー いぬさんをたおしてしょくりょうにするんだね わかってねー」
「このいきおいでにんげんさんのおうちをせんっりょうよ。どれいをかくほしてあまあまざんまいでふゆをこすのよ!むきゃきゃきゃきゃきゃ」
「ひろいへやをこーでぃねいとするやくはありすにまかせてね!とかいはなかざりつけをやくそくするわ!」
「あまあまたっくさんもってこさせておちびちゃんをゆっくりさせてあげてしあわせないえをつくるよ!たくさんでいいよ!」
「りーだーはせいごうなのぜ。しぬまえにてんごくをあじわえるなんてらっきーなんだぜきめぇまるは!」
「ちぇんはいぬさんがきらいなんだねー いぬさんをたおしてしょくりょうにするんだね わかってねー」
「このいきおいでにんげんさんのおうちをせんっりょうよ。どれいをかくほしてあまあまざんまいでふゆをこすのよ!むきゃきゃきゃきゃきゃ」
「ひろいへやをこーでぃねいとするやくはありすにまかせてね!とかいはなかざりつけをやくそくするわ!」
「あまあまたっくさんもってこさせておちびちゃんをゆっくりさせてあげてしあわせないえをつくるよ!たくさんでいいよ!」
下卑た想像を好き勝手に喋り身勝手な要求を述べて襲い掛かってくるゆっくり達。
それを見て野良達が自分達を逃がす気がないと知りせめて師匠だけは生き延びて欲しいと願い白玉へ叫ぶきめぇまる。
それを見て野良達が自分達を逃がす気がないと知りせめて師匠だけは生き延びて欲しいと願い白玉へ叫ぶきめぇまる。
「おぉ師匠!私に構わず逃げてください!」
師匠の危機と知って、己の生命の危機をかなぐり捨て逃げるように声を掛ける。
しかし自分の乳をやり育てた子が襲われ怪我を負い重症を負っているのだ。
見捨てて逃げる事など白玉にはそんな選択肢はありはしない。
そうしている内に囲まれきめぇまるを庇った白玉までも、棒で突かれ脚にガラス片の刺し傷ができその白い毛皮が赤く染まる。
それでもなお我が子を守り泣き声一つ上げず果敢に吠え立て威嚇し蹴散らそうとする白玉にきめぇまるは無力さに歯を食いしばり涙する。
しかし自分の乳をやり育てた子が襲われ怪我を負い重症を負っているのだ。
見捨てて逃げる事など白玉にはそんな選択肢はありはしない。
そうしている内に囲まれきめぇまるを庇った白玉までも、棒で突かれ脚にガラス片の刺し傷ができその白い毛皮が赤く染まる。
それでもなお我が子を守り泣き声一つ上げず果敢に吠え立て威嚇し蹴散らそうとする白玉にきめぇまるは無力さに歯を食いしばり涙する。
自分がもっと早く気付いていれば!
自分がもっと速ければ攻撃を避けれた!!
自分がもっと強ければ師匠は怪我をしなかった!!!
自分がもっと成長して身体があれば!!!!
自分がもっと速ければ攻撃を避けれた!!
自分がもっと強ければ師匠は怪我をしなかった!!!
自分がもっと成長して身体があれば!!!!
怪我を負い中身の餡子が漏れ出て死ぬ事を気にするよりも目の前の野良ゆっくり達を退治し師匠を助ける力を、強く!強く望んだ!!
その強い思いが通じたのか、きめぇまるの身体が意思に反してビクビクと動き始め足の裏側が蠢動したかと思うと、ムクムクと動き身体を形作り始めた。
「おおおおおぉぉぉぉぉっお!!!!」
成長に従い頬の切り傷も成長の活性化で塞がり、自分に身体が出来る事を感じ第二の産声を上げ叫ぶきめぇまる。
成長を遂げたきめぇまる、その姿は何時もの小ばかにした様な笑顔ではなく猛獣を思わせる雄雄しい瞳、大型犬に似た黒く逞しい身体に胸元のふさふさした白毛は鬣を思わせ、靴下を履いたような白毛の太い四肢に鋭い爪を持ち、尻尾の蛇が鎌首を擡げ、背中には鷲を思わせる立派な翼が。
きめぇまるからきめらまるへ成長を遂げた姿がそこにあった。
師匠やお兄さんと同じ身体がある!怪我も修復した!ならば野良ゆっくりなど数が居ようと敵ではないッ!!
この身はすでに”きめぇまる”ではなく”きめらまる”なのだ!!!
きめらまるはこれから行なう闘争に身体を震わせ、咆哮を上げ野良ゆっくりを駆逐するため空を舞い獲物である野良ゆっくり達に飛び掛った!
この身はすでに”きめぇまる”ではなく”きめらまる”なのだ!!!
きめらまるはこれから行なう闘争に身体を震わせ、咆哮を上げ野良ゆっくりを駆逐するため空を舞い獲物である野良ゆっくり達に飛び掛った!
「師匠に怪我を負わせたことは万死に値します!ゆっくりせずに死ぬといいッ!!!」
得意のヘッドシェイクも磨きが掛かり∞のマークを描く、疾風の様に野良ゆっくりを爪でズタボロの物言わぬ餡子と小麦粉皮へと変えていく。
突然の事に野良ゆっくり達は恐慌を起こし悲鳴を上げる。
「なんなのぜ!そんなはなしはきいてないんだヴぇツ」
「ぶきがやくにたたないのぜ ここはにげッッツゲッッッッ――ッ」
「ぶきがやくにたたないのぜ ここはにげッッツゲッッッッ――ッ」
まりさが見当違いな言葉を吐く前に顔面を爪で裁断し中枢餡をグチャグチャにされ、蛇に噛まれて振り回されたものは味方である野良ゆっくりへぶつけて破裂していく。
「しにたくないんだねー!わかブピヨッ」
「ちぇんよりはやいなんてしんじられベブッ」
「ちぇんよりはやいなんてしんじられベブッ」
ちぇんが踏み潰されチョコの華を咲かせ、猛スピードで∞軌道を描きながら不意に噛み付いてくる牙にズタボロにされていく。
「ききききいてないわ!あんなのはんそくよ!むこうしあいだわ!!」
「ゆ"っぐじでぎな"い"わ"!とかいはなありすのだーりんがっ!」
「あまあまもたべずにしぬなんてれいむはいやだよ!はやくあまあまもってきてね!!」
「ゆ"っぐじでぎな"い"わ"!とかいはなありすのだーりんがっ!」
「あまあまもたべずにしぬなんてれいむはいやだよ!はやくあまあまもってきてね!!」
その光景に応援していた野良ゆっくりは、蜘蛛の子を散らすように我先へと逃げ出す。
だがきめらまるにとってはスロー再生を見る程度の欠伸が出るほどスロゥリィな動作でしかない。
あっというまに周囲にいたまりさやちぇんを物言わぬ骸へと変えて逃げる野良ゆっくり達へと移動する。
だがきめらまるにとってはスロー再生を見る程度の欠伸が出るほどスロゥリィな動作でしかない。
あっというまに周囲にいたまりさやちぇんを物言わぬ骸へと変えて逃げる野良ゆっくり達へと移動する。
「おぉおぉそんなにゆっくり慌てて何処へ行こうというのです?先ほどの威勢はどうしました?お家宣言?奴隷にする?甘いものもってこい?性処理用にする?師匠を食べる? 身の程知らずにもほどがあります あ り え な い 事ですね」
憤怒の形相で前に立ちはだかり睥睨するきめらまる、口元から漏れるカロロロ・・と肉食獣特有の喉を鳴らす鳴き声が響く。
それを見た残りの野良ゆっくりたちはおそろしーしーを漏らし震え上がるものも居れば、∞軌道ヘッドシェイクの余りのゆっくり出来なさに中身を嘔吐し自滅するものまで居る。
それを見た残りの野良ゆっくりたちはおそろしーしーを漏らし震え上がるものも居れば、∞軌道ヘッドシェイクの余りのゆっくり出来なさに中身を嘔吐し自滅するものまで居る。
「責任者である群れの長はどれですか?今なら長を差し出せばこの場は許しましょう」
きめらまるは師匠の怪我の具合も気になり早くこの場を収めたかったので、脅威を知らしめ取り敢えずは長を殺してこの場を収める事を提案し発言する。
これを聞いて残りの野良ゆっくり達は、自分達が生き残れると分かり一斉に作戦を言い出したぱちゅりーの周りから遠ざかる。
ぱちゅりーは長である自分を皆が庇い自分一人だけでも逃げられる、と都合のいい事を思い描いていたが裏切られ金切り声を上げる。
これを聞いて残りの野良ゆっくり達は、自分達が生き残れると分かり一斉に作戦を言い出したぱちゅりーの周りから遠ざかる。
ぱちゅりーは長である自分を皆が庇い自分一人だけでも逃げられる、と都合のいい事を思い描いていたが裏切られ金切り声を上げる。
「むきゃ――ッ!!みんなぱちぇのおんをわすれたの!!ぱちぇのちえはこくほうきゅうなのよ!はやくぱちぇのためにあのきめらまるをおそいなさいッ!!!」
今まで運良く助かった事もあったのだろうが、今の状況で他のゆっくりがぱちぇを助ける事は有り得ない話だった。
生き延びたい一身で一斉にぱちぇに罵声を浴びせる生き残りのゆっくり達。
生き延びたい一身で一斉にぱちぇに罵声を浴びせる生き残りのゆっくり達。
「じょうだんじゃないわ!ぱちぇのせいでだーりんがしんでありすはみぼうじんなのよ!」
「あまあまもってこれないぱちぇはゆっくりしね!!」
「こうげきしようといったのはぱちぇよ!せきっにんとってぱちぇがなんとかするべきだわ!」
「れいむはしんぐるまざーなのよぉぉぉぉお?!かわいそうなれいむのかわりにぱちぇがえさをとってきてね!たくさんでいいよ!」
「らんぼうものをあつめてむれですきかってしてきたばつよ!ぱちぇがいなくなってせいせいするわ!」
「あまあまもってこれないぱちぇはゆっくりしね!!」
「こうげきしようといったのはぱちぇよ!せきっにんとってぱちぇがなんとかするべきだわ!」
「れいむはしんぐるまざーなのよぉぉぉぉお?!かわいそうなれいむのかわりにぱちぇがえさをとってきてね!たくさんでいいよ!」
「らんぼうものをあつめてむれですきかってしてきたばつよ!ぱちぇがいなくなってせいせいするわ!」
「ぱちぇはもじをよめるてんっさいなのよ!あなたたちとはくらべものにならないよ!むのうなむれをおおきくしたのはぱちぇのおかげなのがわからないの?!」
途端に始まる醜い言い争いが始まる。
丁度その頃、白玉の吠える声ときめらまるの咆哮を遠くで聞きつけ走って駆けつけお兄さんが到着した。
丁度その頃、白玉の吠える声ときめらまるの咆哮を遠くで聞きつけ走って駆けつけお兄さんが到着した。
「きめぇ・・まる?いやきめらまるなのか、成長するだろうとは思ったがこりゃ凄いな。人間の身体じゃなく犬の白玉の身体を元に成長したのか」
まさかきめらまるへ成長するとは思っていなかったお兄さんは面白いやら驚くやら、なんと言ってよいのか分からない。
怪我をした白玉を抱えてきめらまるの傍へ寄り事の次第を聞くと。
怪我をした白玉を抱えてきめらまるの傍へ寄り事の次第を聞くと。
「白玉を医者にみせなきゃならんし、まずは首謀者のぱちゅりーをとっ捕まえて帰るぞ。ぱちゅりーの事は一先ず後回しだ」
きめらまるにぱちゅりーを捕まえて持って帰ってくるように伝えると帰るように促す。
きめらまるもお兄さんに言われ頭を冷やして落ち着き、言い争う野良ゆっくりからぱちゅりーを殺さない程度に尻尾で捕獲して帰ることにした。
きめらまるもお兄さんに言われ頭を冷やして落ち着き、言い争う野良ゆっくりからぱちゅりーを殺さない程度に尻尾で捕獲して帰ることにした。
身体を簀巻きにされ捕まったぱちゅりーだが、そのカスタード脳は何処までも甘かった。
(むきゅきゅ、ひとまずばかなむれからはなれたしこれはちゃんすだわ、あのおにいさんをまるめこんでどれいにしてぱちぇはもういちどかいゆっくりになるのよ)
自分に都合の良い計画を立てじっと我慢するぱちゅりーは、この後苛烈な責め苦が待っているとは小豆一粒も思い浮かべる事はなかった。
(むきゅきゅ、ひとまずばかなむれからはなれたしこれはちゃんすだわ、あのおにいさんをまるめこんでどれいにしてぱちぇはもういちどかいゆっくりになるのよ)
自分に都合の良い計画を立てじっと我慢するぱちゅりーは、この後苛烈な責め苦が待っているとは小豆一粒も思い浮かべる事はなかった。
数日後。
小さなガラス片で突いた怪我だったため何針か縫う事にはなったが、大事には至らず白玉の怪我は日に日に塞がり快方へ向かった。
傷口を舐めない様に首元へラッパ状のカーラーを付けたため不便そうではあるが、きめらまるが責任を感じ何かあったらお兄さんに知らせて傍について甲斐甲斐しく世話を焼いた。
暫くばたばたしたがやっと落ち着きを取り戻した日常になり、お兄さんがきめぇまるが成長したことで加工所へ登録書き換えを申請し終え家に帰り着いた。
小さなガラス片で突いた怪我だったため何針か縫う事にはなったが、大事には至らず白玉の怪我は日に日に塞がり快方へ向かった。
傷口を舐めない様に首元へラッパ状のカーラーを付けたため不便そうではあるが、きめらまるが責任を感じ何かあったらお兄さんに知らせて傍について甲斐甲斐しく世話を焼いた。
暫くばたばたしたがやっと落ち着きを取り戻した日常になり、お兄さんがきめぇまるが成長したことで加工所へ登録書き換えを申請し終え家に帰り着いた。
「しっかし加工所へ登録書き換えしにいったら凄い人気だったな。珍しい事もあるし成長しても人型がほとんどなのにきめらまるだもんなぁ」
お兄さんの足元に寝転ぶ白玉の毛づくろいをしているきめらまるは誇らしそうに答える。
「おぉ心外心外。師匠の様に強くなりたいと願ったのですからこれが私の正しい成長なのです」
眼を細めて小ばかにした様に返すきめらまる。首元には白玉と同じように首輪を付け、登録の証である金バッジが胸元を飾っている。
「きめらまるはそれで良いだろうけどこっちは大変だったんだぞ?職員からは驚かれて質問攻めだし、ゆっくりブリーダーはきめぇまる繁殖の番へと売り込みや飼育方法を聞きにくるし」
おぉおぉと聞き流しニヤけてヘッドシェイクするばかりのきめらまる。
横にはお兄さんときめらまるの様子を静かに寝転び聞く白玉。
横にはお兄さんときめらまるの様子を静かに寝転び聞く白玉。
「そういえばあの川原な、ぱちぇりーを加工所に引き渡して今回の件やもろもろを吐かせたんで、余罪もあるし今度一斉駆除が決まったそうだぞ。金一封の大手柄だそうだ」
「おぉ自業自得自業自得。これで川原も当分安全に走れますね」
持ち帰ったぱちぇりーは加工所で今回の襲撃事件と、それ以前の被害を吐き近隣の被害を受けた家の苦情と照らし合わせて群れは一斉駆除。
ぱちゅりーを安易に捨てたその元飼い主へは処罰が下され、反省意識無く面の皮も厚くクリームを吐かず喧しく喚く事を買われ加工所の加工レーンにめでたく採用、出産ゆっくりへとなった。
ぱちゅりーを安易に捨てたその元飼い主へは処罰が下され、反省意識無く面の皮も厚くクリームを吐かず喧しく喚く事を買われ加工所の加工レーンにめでたく採用、出産ゆっくりへとなった。
「白玉の怪我が治ったらまた川原で走り回れるぞ。でも今度からは気をつけろよ、また馬鹿な野良ゆっくりが襲ってくるかもしれないし見慣れない人から襲われたり攫われるかもしれんぞ?」
それに対してニヤリと笑いながらきめらまるは答える。
「そのときは相手に本当の速さと言うものをお見せしてあげましょう。空も飛べるようになりましたし今度襲ってきたら師匠を守る番です」
なんともふてぶてしくも頼もしい答えを言い、今は静かな時間を楽しむきめらまるであった。
犬は良い。
モフモフしててクンカクンカと寄り添ってくれると最高だ。
病気や気落ちして弱っている時に傍に寄ってきて慰めてくれたり晩酌に付き合って愚痴を聞いてくれたりと感情を酌んで卑してくれる。
抱き枕にして寝たりたまに脱走して困らせるがそれも良い。
あぁ卑されたい・・・
モフモフしててクンカクンカと寄り添ってくれると最高だ。
病気や気落ちして弱っている時に傍に寄ってきて慰めてくれたり晩酌に付き合って愚痴を聞いてくれたりと感情を酌んで卑してくれる。
抱き枕にして寝たりたまに脱走して困らせるがそれも良い。
あぁ卑されたい・・・
>過去作品
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