ふたば系ゆっくりいじめSS@ WIKIミラー
anko3272 第三の眼を持つゆっくり
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ankoss
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『第三の眼を持つゆっくり』 3KB
愛で ギャグ 小ネタ 思いやり 愛情 いたづら 都会 現代 胴付き愛で小ネタです。息抜きにどうぞ
愛で ギャグ 小ネタ 思いやり 愛情 いたづら 都会 現代 胴付き愛で小ネタです。息抜きにどうぞ
「第三の眼を持つゆっくり」
- 超小ネタ
- 邪気眼成分を多く含みますご注意を
外は曇天だった。
そんな不気味な天候の中で事件は起こった
そんな不気味な天候の中で事件は起こった
雷鳴が、割れたガラスを映し出す。
そこには、一体の胴付きゆっくりが映っていた。
そこには、一体の胴付きゆっくりが映っていた。
その眼に魅入られた者は、決して逃れる事が出来ない・・・
私とそのゆっくりは、互いを見てしまっていた。
私とそのゆっくりは、互いを見てしまっていた。
もう、決して逃れられない。
・・・・・・
・・・
・・・
そのゆっくりは、長年ゆっくりを見続けてきた私にも全く底が読めないほどの「闇」を感じさせた
憂いのある顔つき、だが、確かにどこかゆっくりらしい面影を感じさせていた。
薄気味悪く笑い、机の前で向かい合っている私に
憂いのある顔つき、だが、確かにどこかゆっくりらしい面影を感じさせていた。
薄気味悪く笑い、机の前で向かい合っている私に
「何故私がこんな事をしたか分かるかしら?」
「それは何故だい?」
「それは何故だい?」
そのゆっくり、胴付きさとりは全てを見透かすかのようなほの暗い目で私を眺めた。
深淵をのぞかれる様な怖さと、背中をなでられたような寒気があったのを今でも覚えている。
深淵をのぞかれる様な怖さと、背中をなでられたような寒気があったのを今でも覚えている。
「"恐怖"よ」
「恐怖?」
「恐怖?」
「恐怖」・・・私はこの言葉を言い当てられて戦慄した。
人には恐怖という感情がある。それは、遺伝子が人を守るために本能に命じた感情なのかもしれない。
しかし・・・
人には恐怖という感情がある。それは、遺伝子が人を守るために本能に命じた感情なのかもしれない。
しかし・・・
「ふふふ・・・知ってるかしら人間さんは・・・何故人は"悪"に魅入られるのかを・・・」
大仰そうにわたしの目を覗きこむ。顔を押さえられ、私は動け無かった。
あの時私は確かにそのゆっくりに魅入られていたのだ・・・
あの時私は確かにそのゆっくりに魅入られていたのだ・・・
「何故だい?」
「ゆっくりも人間も・・・いえ・・・この世界そのものが"悪"なのよ・・・そう、人間さん」
「・・・」
「あなたは腕にとまった蚊を叩き潰す時に何か感じるかしら?」
「いや・・・何も感じない」
「そう!それよ!何も感じない!命を!生命を奪っても!」
「・・・」
「人間なんてちっぽけなものねぇ!たかだかこんな事で怒り!憎しむ!私にはそれが愉快でたまらないわ!」
「ゆっくりも人間も・・・いえ・・・この世界そのものが"悪"なのよ・・・そう、人間さん」
「・・・」
「あなたは腕にとまった蚊を叩き潰す時に何か感じるかしら?」
「いや・・・何も感じない」
「そう!それよ!何も感じない!命を!生命を奪っても!」
「・・・」
「人間なんてちっぽけなものねぇ!たかだかこんな事で怒り!憎しむ!私にはそれが愉快でたまらないわ!」
全てを見透かされ私は恐怖した・・・「恐怖」これが「恐怖」と言う感情なのか?
自問するほど冷静な頭の中にしみこむように恐怖の不快感がわき上がる。
冷や汗が背中から噴き出る様な感覚に見舞われ、呼吸が浅くなった・・・
自問するほど冷静な頭の中にしみこむように恐怖の不快感がわき上がる。
冷や汗が背中から噴き出る様な感覚に見舞われ、呼吸が浅くなった・・・
「・・・いや、そんな大層な話されても、で?なんで私の家に"おうち宣言"しようとしたんだい?」
「ふふ・・・"おうち宣言"・・・?愚かね・・・所詮この世の中に本当の"線引き"なんて存在しないのよ。」
「いや、だからね・・・」
「こんな話を知ってるかしら?」
「いや、だからね・・・」
「こんな話を知ってるかしら?」
そのゆっくりはその名を冠するかのように悟ったかの様に話し始めた。
私は、ただその話を聞くしかなかったのだ。
私は、ただその話を聞くしかなかったのだ。
「レミングと言うネズミは・・・ミームから種の保存を図る為に集団で海に飛び込む・・・」
「・・・だから?」
「それだけよ・・・ふふふ・・・」
「いや全然関係ないよね?」
「・・・あなたにこの世の中の何が分かると言うの?虚構に覆い隠された安易な平和を享受しているにすぎないのに」
「いやだからなんでおうち宣言なんてしようと思ったのかをだね・・・」
「極限状態になれば、本来"種の保存と言う運命"に反して非論理的な行動に出る・・・ふふふ、あなたにこの意味がわかるかしら?」
「・・・はぁ、要するに雨が降りそうでお腹もすいたからって事?」
「まだまだ時間はたっぷりあるわ・・・そう慌てないでも、時期に"真実"は明らかになる・・・」
「お腹すいて雨降りそうだったから?」
「・・・そうよ。ふふふ・・・でもあなたには私の考えてる事はわからない。でも私にはわかるわ」
「・・・?」
「あなたは今・・・」
「今・・・?」
「凄い怒ってる」
「あたりまえだよ!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
その日から私は魅入られた。
決して逃げられぬ「深淵」その物に・・・
私は支配されたのだ。心を読まれ、そして魅入られた・・・
私は・・・
決して逃げられぬ「深淵」その物に・・・
私は支配されたのだ。心を読まれ、そして魅入られた・・・
私は・・・
「いや、回想形式っぽくしてるけど妙なナレーションいれないでね。ほら朝ごはんの準備手伝って」
※ミーム→文化的遺伝子
※レミング→モルモットに似てるネズミ
※レミング→モルモットに似てるネズミ
過去作品
anko2941 無関心、もしくは無邪気
anko2945 さあ、お眠りなさい
anko2945 さあ、お眠りなさい
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