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anko3723 てんこ、バッチ試験をうけるの巻
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『てんこ、バッチ試験をうけるの巻.TXT』 3KB
愛で 小ネタ 日常模様 飼いゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 胴付
愛で 小ネタ 日常模様 飼いゆ 希少種 現代 愛護人間 独自設定 胴付
「てんこ、バッチ試験をうけるの巻」 TXTあき
「なあ、てんこ……。お前さ、金バッチ試験受けるんだよな?」
胴付てんこはニコニコと笑っている。
「明日が試験だけど、お前、全く勉強してないよね?」
「大丈夫だ。問題ない」
てんこは即答した。
俺はうんざりしながら
「いやいや、まずいだろう。試験を受けると言い出したのはてんこだぞ?きちんと勉強しなかったらダメじゃないか。」
と優しく諭す。
「てんこには秘策がある。金バッチを取るのは確定的に明らか」
「なんだよ秘策って?」
「ふふふ、まだ教えられないな」
てんこは自信満々である。少しイラッとする。
「まさかカンニングするつもりか?」
「そんな汚いことはしない」
「じゃあ、どーすんっだよ!」
「てんこを信じてくれればいい」
てんこは真っ直ぐに俺を見る。
正直、信じられないが……まぁいい。好きにやらせてみるか。
胴付てんこはニコニコと笑っている。
「明日が試験だけど、お前、全く勉強してないよね?」
「大丈夫だ。問題ない」
てんこは即答した。
俺はうんざりしながら
「いやいや、まずいだろう。試験を受けると言い出したのはてんこだぞ?きちんと勉強しなかったらダメじゃないか。」
と優しく諭す。
「てんこには秘策がある。金バッチを取るのは確定的に明らか」
「なんだよ秘策って?」
「ふふふ、まだ教えられないな」
てんこは自信満々である。少しイラッとする。
「まさかカンニングするつもりか?」
「そんな汚いことはしない」
「じゃあ、どーすんっだよ!」
「てんこを信じてくれればいい」
てんこは真っ直ぐに俺を見る。
正直、信じられないが……まぁいい。好きにやらせてみるか。
試験会場では、受験するゆっくりがそれぞれ机に向かっていた。
ここは胴付用の会場なので、人間の受験風景とあまり変わりはしない。
皆、緊張した面持ちである。
「それでは試験開始」
試験官が事務的に告げる。
試験を受けるゆっくり達は、鉛筆を握り締めて一心不乱に問題を解き始めた。
そんな中、てんこは一人余裕の表情を浮かべている。
「ふふ、さすがにてんこは格が違った」
てんこはそう呟くと、解答用紙の余白にひらがなの50音を書き出した。
そして、それを書き終えると懐から10円玉を取り出して机に置く。
てんこはゆっくりと唱え始めた。
ここは胴付用の会場なので、人間の受験風景とあまり変わりはしない。
皆、緊張した面持ちである。
「それでは試験開始」
試験官が事務的に告げる。
試験を受けるゆっくり達は、鉛筆を握り締めて一心不乱に問題を解き始めた。
そんな中、てんこは一人余裕の表情を浮かべている。
「ふふ、さすがにてんこは格が違った」
てんこはそう呟くと、解答用紙の余白にひらがなの50音を書き出した。
そして、それを書き終えると懐から10円玉を取り出して机に置く。
てんこはゆっくりと唱え始めた。
「こっくりさん、こっくりさん……」
10円玉がゆっくりと動き出す。
(きた!これで勝つる!)
「まずは一問目の答えを教えてください」
てんこは一問目、『ゆっくりは人間さんを( )させる。空欄を埋めなさい』の回答を質問した。
ずりずりと10円玉が動き、文字の上を行き来する
(きた!これで勝つる!)
「まずは一問目の答えを教えてください」
てんこは一問目、『ゆっくりは人間さんを( )させる。空欄を埋めなさい』の回答を質問した。
ずりずりと10円玉が動き、文字の上を行き来する
- わ・・か・・め・・・
「わかめ?」
意味が分からないわ!てんこはそう思い、再度質問する。
「一問目の答えを教えて」
また10円玉が動き出す
意味が分からないわ!てんこはそう思い、再度質問する。
「一問目の答えを教えて」
また10円玉が動き出す
- お・う・ど・ん・た・べ・た・い・・・
「おいィ?お前は今の言葉聞こえたか?答えを教えろ」
- わ・か・め・・・
「仏の顔を三度までという名セリフを知らないのかよ!わかめがどんだけ好きなのよ!答え!一問目の答えを教えて」
- す・つ・き・り・・・
「なるほどスッキリね……おいィ!HENTAIかよ!正解なわけがないでしょおお!これで正解だったら金バッチいらないわよ!」
- 「残り時間5分です」試験官が残り時間を告げた。
「このままでは、てんこの寿命がストレスでマッハなんだが・・。カカッと答えて!」
てんこの願いを受けてか、猛烈なスピードで10円玉が動き出した
てんこの願いを受けてか、猛烈なスピードで10円玉が動き出した
- どうしたいのだろうか?そもそもゆっくりとにんげんのかんけいについてぎろんしなければならないだろう。まずは・・・・・
「長いいぃぃ!回答欄に書けないぃぃ!」
「残り1分です」
「早くこっくりさん!お願い」
「残り1分です」
「早くこっくりさん!お願い」
- わ・か・め・・・
てんこは泣いた。静かに泣いた。
「はい。そこまで」
試験官が終了を告げる。
「時、既に時間切れ。てんこは深い悲しみに包まれた」
てんこは虚ろな目で、そうポツリと呟いたのだった。
「はい。そこまで」
試験官が終了を告げる。
「時、既に時間切れ。てんこは深い悲しみに包まれた」
てんこは虚ろな目で、そうポツリと呟いたのだった。
てんこは試験に落ちた。
まぁ、当たり前である。
「今度はきちんと勉強しろよ」
「こっくりさん……マジ今度ハイスラでボコるわ」
ああ、全く反省してない。
俺は、あさっての方向に怒りを向けるてんこと手をつないで帰宅した。
そして、その日の夜、俺は金縛りにあい、てんこは玩具の剣を振り回して見えない何かと戦っていた。
まぁ、当たり前である。
「今度はきちんと勉強しろよ」
「こっくりさん……マジ今度ハイスラでボコるわ」
ああ、全く反省してない。
俺は、あさっての方向に怒りを向けるてんこと手をつないで帰宅した。
そして、その日の夜、俺は金縛りにあい、てんこは玩具の剣を振り回して見えない何かと戦っていた。
翌日、俺とてんこは麓の神社へ御祓いを受けに行くことになったのであった。
おしまい