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  • 虚無の魔術師と黒蟻の使い魔-12-2

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

虚無の魔術師と黒蟻の使い魔-12-2

最終更新:2008年06月26日 17:27

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シルフィードが地上に降りる。
フーケからはおよそ70メイル離れた距離。
フーケもこちらを見てはいるが、動く様子はない。
しかし、突然ルイズたちより15メイルほど手前の木が切り刻まれる。
そこが射程ということだ。
射程を把握したフーケは、残り15メイルをどう詰めるかを考えているのだろう。
上空と違ってゴーレムを足場に一気に距離を詰めるということはできない。
ルイズたちの怪我の状態を考えれば、単純に脚はフーケのほうが上回っているのは間違いない。しかし、瞬時に詰めなければまた上空に逃げられる恐れがあるのだ。
フーケとしてはここで決着をつける必要はない。だが、それでもここで決着をつけられるならそうしたい気持ちもあるはずだ。
ルイズの持つ情報にまだ未練があるはずだから。
ここでなら、抵抗できなくした上で拷問でもして情報を搾り取ることも出来る。
しかしここを逃せば、自殺されるかもしれない。学院どころかヴァリエールの名も捨ててしまえばフーケでも見つけられないと言う可能性もゼロではない。学院や領地にいたところで厳戒の警備体制を引かれれば、流石に拷問をする暇はない。
ゆえにある程度まではルイズたちの出方を見ながらじりじりと詰めてくるに違いない。
「出来ればもう10メイルぐらい近づきたいところね」
キュルケ痛む体に鞭打ちながら言う。
「それだと猶予は5メイル。それは危険すぎる。一気に詰められる恐れがある」
タバサが答える。
ルイズは二人を黙ってみていた。シルフィードから降りもしない。
一番の重症であり、そして杖のないルイズには、この状況で出来ることはない。黒蟻の魔法は今から突こうとする弱点を突くことはできないのだ。
例え杖があったところで、この距離でルイズに出来ることはないのだが。
「5メイル。距離が縮まったところで攻撃」
タバサの言葉に、キュルケが頷く。
5メイル詰めれば猶予は10メイル。それがギリギリだろう。
幸い、二人とも足に怪我はない。走れば上半身が当然痛むが、走れないわけではない。
フーケがじりじりと距離を詰める。
キュルケとタバサはフーケが5メイル詰めるのを待っている。
緊迫した沈黙が流れる。
フーケがまた一歩踏み出したとき。
「フレイム・ボール!」
「ウィンド・ブレイク」
キュルケとタバサがばね仕掛けのように杖を跳ね上げ、ルーンを唱える。
二人の杖の先から火球と、圧縮された空気の塊が放たれる。
フーケがそれを察知する。
「ふん」
フーケからは火球しか見えないが、どうせ系統からして空気の固まりか空気の刃か、そんなものを飛ばしているのだろうとあたりをつける。
しかし、そんなもの関係ない。射程圏内に入ればシュラムッフェンが切り刻むだけだ。
シュラムッフェンが笑い出す。
しかしその瞬間にフーケは己の考えに違和感を感じる。
(切り刻む? 火や風を?)
シュラムッフェンは笑う。
だが火球は、そして見えないが風も、揺らめきながらもフーケ目指して飛んでくる。

「やった!?」
キュルケたちの魔法は、シュラムッフェンの自動防御を意に介さず、フーケ目指して飛んでいった。
シュラムッフェンはあくまで剣。切れない物は切れないのだ。
邪悪なものが持てば、どんなに硬いものだろうと切れるだろう。
しかし、火や風は刃が通っても、形を変えることはない。
トライアングルメイジの渾身のゴーレムを切り刻んで見せて、系統魔法など及びも突かない力を持っているように見えたシュラムッフェン。
その実、4系統のうち土を除く3系統に対して無力なのだ。
勿論、並みのメイジではその3系統でも、シュラムッフェンに対抗できない。
60メイル程度の距離を離れた相手に攻撃を届かせる必要がある。
「まぁ、魔剣って言っても剣は剣だもんな。形ないものは斬れねえや。まぁ、俺ぐれーになれば別だが」
ルイズの背中でデルフリンガーが言う。
「何よ。アンタなら火でも風でも切れるっていうの?」
「あー。そんなことができた気もするが、やっぱり忘れちまったぜ」
「都合のいい記憶喪失ね」
「きゅいきゅい」
ルイズとデルフリンガーがシルフィードの上で談笑していると、キュルケとタバサがシルフィードに駆け寄ってきた。
すぐにでもシルフィードに乗れるような体勢で、顔と杖だけをフーケのいる方向へと向けて。
「どうしたの?」
二人の様子に剣呑なものを感じたルイズが尋ねる。
「まずったわ」
「ぼけてた」
二人が言う。
その言葉はまるで先程の攻撃が失敗したかのような言い草だ。
ルイズは恐る恐るフーケのいる方向を見る。
そこには体長5メイルほどのゴーレムが立っていた。

「あは。あはははは……」
ルイズの口から乾いた笑いが漏れる。
「すっかり忘れてたわね」
「失念」
キュルケもタバサもあきれたような口調で言う。
何にあきれているのか。
シュラムッフェンの持ち主が土くれのフーケだということを忘れていた自分たちに対してだ。


「あっっぶなー!」
フーケは吐き出すように言った。
後1秒気づくのが遅かったら直撃を食らっていただろう。
これはとんでもない弱点だ。絶対だと思っていた防御が、実はこんな落とし穴があったとは。
しかし、フーケは思い直す。
シュラムッフェンは60メイル以内に敵の存在を許しはしない。
ならば敵の攻撃は60メイル以上はなれた所からのものだけになる。
そもそもが防御に長けた土メイジのフーケ。60メイルはなれれば不意討ちも何もない。
守りを固めることさえ出来れば。火、風、水。どの系統のスクェアの攻撃だろうと受けきる自信がある。
そして、そんなフーケの防御の通じない相手。フーケ以上の土の使い手の攻撃は、シュラムッフェンが塵へと変えてくれる。
「つまりあれかい。私とシュラムッフェンのコンビは最強ってことかい」
フーケは思わず高笑いしてしまう。
そんなフーケの視界の端でシルフィードが飛び立った。
逃げるつもりか。
まぁいい。ルイズから他の秘宝の情報が引き出せないのは悔しいが、シュラムッフェンについては弱点まで教えてくれた。
シュラムッフェンさえあればどんな金庫だろうと破ることが出来る。
なんなら、あのアルビオンの王族どもを……。
そんなことを考えていたフーケの目に奇妙なものが見えた。シルフィードが前足と後ろ足に1本ずつ、起用にも木を持って空を飛んでいたのだ。


「ルイズ! 他に弱点は!?」
キュルケが焦った調子で尋ねる。
勝ちを確信していた後にそれが潰えるというのは、とても平静でいられるものではない。
「ちょっ。ちょっと待ってよ!」
それはルイズにも当然当てはまる。
ルイズは混乱する頭を何とか纏め上げ、シュラムッフェンのほかの弱点を探し出す。
「そうね。攻撃と防御は同時に出来ない。攻撃と防御の切り替えのときに一瞬のタイムラグがあるとか……。でも人間がどうこう出来るようなタイムラグじゃないわよ」
ルイズが言う。
シュラムッフェンの攻防の切り替えのタイムラグをつけるのは、武装司書の中でもトップクラスの肉体強化を持つものだけだ。
しかもそんな彼らでさえ、それは簡単なことではないのだ。
「わかった! すぐ考える!」
キュルケも必死に混乱を押さえ込み、次の策を練る。
この戦いは勝利しか許されないのだ。引き分けも撤退も許されない。
考えるしかない。見つけるしかない。突破口を。
「出来た!」
キュルケが叫ぶ。
「次の作戦出来たわよ。今度こそ決めるわよ!」
こんな急場で作った作戦がどれ程の効果をあげるか分からないが、効果がなければ3人に待ち構えるのは死だけだ。
「私たちの持っている攻撃手段は4つ。私の魔法。タバサの魔法。シルフィードのブレス。そしてルイズの蟻。デルフリンガーをもってシュラムッフェンの射程に入ることは不可能。ここまではいい?」
キュルケが血走った目で説明する。
「ゴーレムの防御とシュラムッフェンの防御。この両方を掻い潜って攻撃を当てなきゃいけないわけだけど。蟻はシュラムッフェンに、他はゴーレムに阻まれてしまう。そこを何とかしなくちゃいけない」
「どうやってよ」
「今度は分散するの。デルフリンガーを、例えばこの木の上のほうに刺しておいて、その後で退きながら分散する。そして、デルフリンガーの近くにフーケを引き寄せてから3方向から私とタバサとシルフィードが攻撃する。
フーケの残りの魔力次第ではこれで何とかなるかもしれない。でも、魔力が残っていたら無理。ゴーレムをもう一体作れるのかどうかが賭け」
「うーん」
「でも、もし魔力が残ってて、防がれたとしても次の攻撃が本命なのよ。まず、デルフが何か適当なこと。『くらえ!』とかそんなのでいいから言って、シュラムッフェンにそちらの方向を攻撃させる。デルフはきっと斬られないわよ。うん。
そして、シュラムッフェンが攻撃していて、防御が出来ない間に黒蟻でフーケの杖を齧って壊すの。どうよこれ!?」
「完璧だわ、キュルケ! 60メイル先の杖を正確に齧らせる自身なんて全くないけど、そこは何とかするから、完璧よ!」
「「あはははははは」」
ルイズとキュルケは妙なテンションで笑う。
そのテンションにタバサが水をさす。
「駄目。無理。まず分散が危険すぎる。シルフィードなしでフーケから逃げ切れる脚を持っているものはいない。分散する途中で斬られる可能性が高い。デルフリンガーの声につられてフーケが攻撃すると言うのも希望的観測過ぎる。
それにルイズの黒蟻には狙いだけじゃなくて、シュラムッフェンの攻撃とタイミングを合わせるということも必要になる。それは無理」
タバサの分析は、正鵠を得ていた。
キュルケの作戦の成功の可能性が著しく低いものだと言うことを突きつけられる。
「じゃあどうしろって言うのよ! ここで倒さなきゃいけないのよ」
ルイズが叫ぶ。
それに対してタバサが低く押し殺した声で答える。
「ここで倒す、ではなく、ここで殺す。その覚悟があれば大丈夫」
タバサはルイズとキュルケの顔を見てからもう一度口を開く。
「フーケを、いや、ミス・ロングビルを確実に殺す方法ならある」


ルイズたちは空の上にいた。
シルフィードはその前足と後ろ足に木を一本ずつ抱えている。タバサがシルフィードにも抱えられそうな大きさのものを選んでエア・カッターで斬り倒したものだ。
シルフィードは、フーケのちょうど真上で停滞する。
タバサがルイズとキュルケのほうを見る。
ルイズたちの顔には緊張のような不安のような表情がありありと浮かんでいる。
「殺す。いい?」
タバサが問いかける。
ルイズとキュルケは黙ったまま頷く。
ここで殺さなければ殺される。
それは自分のことでもあるし、フーケを止められるものがいなくなり、その結果多くのものが殺されると言うことでもある。
タバサはルーンを唱え、杖を振る。
「錬金」
それは土系統の基本中の基本。
シュヴルーズがかつて授業でルイズに実践させようとしたことからも解るように、2年に進級したものであれば誰でも使えて当然の魔法。
ある程度の難易度の高いものへの錬金であったり、あまりに多くのものを錬金すると言うのであればともかく、そうでなければ風系統のタバサでもこなせる。
錬金するのはシルフィードに運ばせた木。
木自体は大きいが、その全てを錬金するわけではない。その表面だけを錬金する。
そうして出来た2つの錬金済みの木を、フーケの頭上へと向けて落とした。


空から木が落ちてくる。
こんな攻撃はシュラムッフェンの前では何の意味もなさない。
シュラムッフェンが笑うと先に落ちてきた木のほうがバラバラに切り分けられる。
空中で切り刻まれたその木は、バラバラと辺りに撒き散らされる。
もう一本。時間差をおいて落ちてくる。
それがシュラムッフェンの射程に入る少し前に、フーケの頭に疑問がよぎる。
何故こんな意味のない攻撃をするのか。
しかしそんな疑問の答えが見つかるよりも早く、シュラムッフェンの自動防御は、持ち主へ向かって落ちてくる木を切り刻んでいく。
フーケの頭に疑問の答えが浮かんだのは、バラバラと斬られ、撒き散らされた2本の木から奇妙なにおいを感じ取り、そして木に続いて上空から降ってくるものを見た時だった。
撒き散らされた木が発しているのは油のにおい。その表面を油へと錬金され、油まみれになった木がフーケの周りに散乱している。
そして頭上から落ちてくるのは火球。
「ふざけるなああああああ!!!」
フーケは叫び、ゴーレムを落下地点へと向かわせる。あれが地面についたら、あたり一面に撒き散らされた油まみれの木に一気に燃え広がる。
地面には秋ほどではないが葉っぱが落ちていて、周りも木だらけ。
引火させるわけにはいかない。
しかし、フーケは次の瞬間絶望する。
頭上からさらに2つ火球が落ちてきた。


燃える。
燃え上がる。
フーケの周辺が一気に炎で包まれる。
シュラムッフェンが笑い出す。
周りの火を、持ち主に対する攻撃と認識してその自動防御が発動したのだ。
しかし、笑えど笑えど何も解決しない。
火を斬ることは出来ない。
それどころか、自動防御が、あたりの木を巻き込んで、木々を切り刻み薪を作っていく。
燃え上がった火が熱気を起こし、フーケを責めさいなむ。
シュラムッフェンはその熱気から主を守ろうと高らかに笑う。
煙が上がり、フーケの目を、肺を責めさいなむ。
シュラムッフェンはその煙から主を守ろうと高らかに笑う。
しかし笑えど笑えど、火も熱気も煙もなくならない。
終にはシュラムッフェンの射程範囲50メイルにあった木も小屋も全て切り刻み、フーケから半径50メイルが全て火に包まれる。
それでもシュラムッフェンは笑い続ける。
火の海を越えて抜け出すことは出来るのか。
煙に巻かれ咳き込んでいるこの状態で何処まで歩けるのか。
フーケはゲホゲホと咳き込み思わず地面に四つんばいになる。
ここは煙が少ない。地面の近くは煙が少ない。ならば身を低くして這って行けばなんとかこの地獄から抜け出せるのではないか。
そう考えたときだった。
シュラムッフェンの笑い声がフーケの服を切り裂いた。服にも火がついたのだ。主を守るためシュラムッフェンがそれを切り裂く。
次の瞬間、美しかったフーケの髪が切り裂かれる。髪にも火がついたのだ。
シュラムッフェンが笑う。主を守るために発せられているはずのその笑い声は、服を切り裂かれ裸になり、髪もざんばらとなり火にまみれ、地べたを這いずる主をあざ笑うかのように響く。
「笑うな! 笑うんじゃない!」
フーケは熱よりも煙よりも、この笑い声が耐えられなくなっていた。
フーケが力を振り絞り杖を振る。フーケの周囲の土が盛り上がりフーケを包む半球状のドームを作る。
笑い声が止む。
どれだけ持ちこたえるか解らないが、これで暫く煙も熱も遮断できる。
それなら笑いも起こらない。
どん。という音が聞こえた。
それが何なのか外が窺えないフーケには解らない。
外ではシルフィードが新たな木を落としていた。
延焼を防ぐために周囲の木を切り倒し、わざわざそれに錬金をかけ、フーケの作ったドームの周辺に落としていく。
タバサとキュルケは己の魔力が尽きるまでその作業を繰り返す。
シュラムッフェンが笑い出した。
ドームがフーケに害を与えるだけの熱を持ったのだ。
シュラムッフェンの笑い声がドームを切り裂く。
周りには新たに投下された木が燃え盛っている。
フーケは空を見る。
ルイズたちに恨みのこもった目線を送るためではない。
空に浮かぶ遠き己の故郷を見ていた。
「いやだ!死にたくない!帰るんだ!ティファニアのところへ!ティファニアが待っているんだ!死ねないんだ!私がいないと!ティファニアは!ティファニア!」
フーケの断末魔の叫びも、シュラムッフェンの笑い声に掻き消され、誰の耳にも届かない。
やがてシュラムッフェンの笑い声も消えた。
守るべき主を失ったのだ。

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