色々とありつつ始まります
とりすていん大王 9回目
「特急、ラ・ロシーェル発、アルビオン行き~、ラ・ロシーェル発、アルビオン行き~ご乗船ありがとうございます」
お父さん一行はラ・ロシーェルの桟橋でアルビオン行きの船に乗りました
「やはり飛空船は駅弁だね」
「そうね、ワルド様、あとお茶ですわ」
「駅弁サイコー」
「まぁ タバサったら(ぽっ)」
「ツェルプストー自重しなさい お父様お茶どうぞ」
「ははは(ずずず)」
お父さん一行はラ・ロシーェルの桟橋でアルビオン行きの船に乗りました
「やはり飛空船は駅弁だね」
「そうね、ワルド様、あとお茶ですわ」
「駅弁サイコー」
「まぁ タバサったら(ぽっ)」
「ツェルプストー自重しなさい お父様お茶どうぞ」
「ははは(ずずず)」
なんだかんだと一行が呑気にご飯を食べている間に船はアルビオンに到着しました
そして・・・
そして・・・
色々すっとばして舞台はアルビオン城の礼拝堂、お父さん一行はいきなりピンチに見舞われたのです
「ふふふ、そうだ僕はレコン・キスタだ!!」
「ワルド様!!」
「ルイズ、僕と共に行こう」
「ワルド様、頬にご飯粒がついてますわ」
「え?ああ、急に場面が変わるからさ」
「ふふふ、そうだ僕はレコン・キスタだ!!」
「ワルド様!!」
「ルイズ、僕と共に行こう」
「ワルド様、頬にご飯粒がついてますわ」
「え?ああ、急に場面が変わるからさ」
ウェールズ王子の胸に杖をつき立てルイズを無理やり小脇に抱えたワルドが勝利の高笑いを響かせます
「はははは、ウェールズ王子の命!!僕の花嫁ルイズ!!そしてアンリエッタの手紙、目的は全て達した!!」
今までの存在感の無さが嘘の様にその存在感をアピールするワルド
お父さんもルイズが人質となっているので動けません
「ははは!!お前らもレコン・キスタに参加すれば命は助かるぞ!!」
その言葉に反応したのは意外にもモンモランシーでした
「ふ、ふざけないでよ!!誰がレコン・キスタなんかに参加するものですか!!」
その言葉を聞いた瞬間にワルドの顔が能面のように感情を無くしました
そして厳かに告げます
「そうか、だったら選べ、今 僕に殺されるかレコン・キスタの兵士に陵辱の限りを尽くされ死ぬか」
ぎりりと歯を強くかみ締める音が二つ、ルイズとモンモランシーの二人です そして・・・
その声はぴたりと重なりました
「「誰があんたの思い通りになるんもんですか!!」」
「はははは、ウェールズ王子の命!!僕の花嫁ルイズ!!そしてアンリエッタの手紙、目的は全て達した!!」
今までの存在感の無さが嘘の様にその存在感をアピールするワルド
お父さんもルイズが人質となっているので動けません
「ははは!!お前らもレコン・キスタに参加すれば命は助かるぞ!!」
その言葉に反応したのは意外にもモンモランシーでした
「ふ、ふざけないでよ!!誰がレコン・キスタなんかに参加するものですか!!」
その言葉を聞いた瞬間にワルドの顔が能面のように感情を無くしました
そして厳かに告げます
「そうか、だったら選べ、今 僕に殺されるかレコン・キスタの兵士に陵辱の限りを尽くされ死ぬか」
ぎりりと歯を強くかみ締める音が二つ、ルイズとモンモランシーの二人です そして・・・
その声はぴたりと重なりました
「「誰があんたの思い通りになるんもんですか!!」」
「なら纏めて死ね!!ライトニング・クラウド!!」
強力な雷撃がモンモランシーを襲います モンモランシーが恐ろしさの余り、目を瞑ったその時、目の前に立つ影がありました
「お、お父様!!」
そうです、お父さんがみんなの前に出て魔法をその身で受けたのです お父さんの所々が黒く焦げ、煙が上がってます
「ふふふ、さすがモンモランシー伯 だが次はどうかな!!」
勝利の美酒に酔いながらワルドがさらにお父さんに向けて一撃を放ちました
「いやぁ!!」
「やめてぇ!!」
モンモランシーやルイズの絶叫が礼拝堂に響きました ですが当のお父さんは何かを確信したように呟いたのです
「・・・きたか」
瞬間、お父さんの眼前の地面が爆発しました そして出てきたのは
「おでれーたー!!俺様 相棒と大とうじょぉーーう!!」
デルフリンガーを持った黒髪の少年でした
「師匠、おくれてすんません!!」
いきなり現れた黒髪の少年なんとデルフリンガーで魔法を吸収してしまいます
「な、なんだと!?うぉおお!?」
いきなりの闖入者にワルドが驚いていると急にワルドの足場が崩れ落ちましたその拍子にルイズを離してしまいました
「し、しまった」
慌ててルイズを捕まえようとしたワルドの前に地面から7体の戦乙女を模した青銅のゴーレムが現れてワルドの邪魔をします
「乙女の心を踏みにじるヤツ・・・」
土煙の中からあの男の声がします
「乙女の夢を壊すヤツ・・・」
段々と薄れていく土煙にあの見覚えのあるシルエットが写ります
「そんな女性の敵は、このギーシュ・ド・グラモン・・・いや」
モンモランシーは高鳴る胸を押さえ、ワルドは薄れゆく土煙を鋭い目つきで睨み、ルイズは不安そうな瞳で見つめ、
キュルケは戸惑い、タバサは無表情ですが素早く次の行動を頭の中で計算し、お父さんは深く頷きました
「新しく生まれ変わったこの僕!!ギーシュ・ザ・グレートが許さない!!」
土煙が晴れたそこには、以前お父さんに(無理やり)修行の旅に連れて行かれて久しい級友、あのギーシュ・ド・グラモンが立っていました
そして彼を見て一同は叫んだのです
強力な雷撃がモンモランシーを襲います モンモランシーが恐ろしさの余り、目を瞑ったその時、目の前に立つ影がありました
「お、お父様!!」
そうです、お父さんがみんなの前に出て魔法をその身で受けたのです お父さんの所々が黒く焦げ、煙が上がってます
「ふふふ、さすがモンモランシー伯 だが次はどうかな!!」
勝利の美酒に酔いながらワルドがさらにお父さんに向けて一撃を放ちました
「いやぁ!!」
「やめてぇ!!」
モンモランシーやルイズの絶叫が礼拝堂に響きました ですが当のお父さんは何かを確信したように呟いたのです
「・・・きたか」
瞬間、お父さんの眼前の地面が爆発しました そして出てきたのは
「おでれーたー!!俺様 相棒と大とうじょぉーーう!!」
デルフリンガーを持った黒髪の少年でした
「師匠、おくれてすんません!!」
いきなり現れた黒髪の少年なんとデルフリンガーで魔法を吸収してしまいます
「な、なんだと!?うぉおお!?」
いきなりの闖入者にワルドが驚いていると急にワルドの足場が崩れ落ちましたその拍子にルイズを離してしまいました
「し、しまった」
慌ててルイズを捕まえようとしたワルドの前に地面から7体の戦乙女を模した青銅のゴーレムが現れてワルドの邪魔をします
「乙女の心を踏みにじるヤツ・・・」
土煙の中からあの男の声がします
「乙女の夢を壊すヤツ・・・」
段々と薄れていく土煙にあの見覚えのあるシルエットが写ります
「そんな女性の敵は、このギーシュ・ド・グラモン・・・いや」
モンモランシーは高鳴る胸を押さえ、ワルドは薄れゆく土煙を鋭い目つきで睨み、ルイズは不安そうな瞳で見つめ、
キュルケは戸惑い、タバサは無表情ですが素早く次の行動を頭の中で計算し、お父さんは深く頷きました
「新しく生まれ変わったこの僕!!ギーシュ・ザ・グレートが許さない!!」
土煙が晴れたそこには、以前お父さんに(無理やり)修行の旅に連れて行かれて久しい級友、あのギーシュ・ド・グラモンが立っていました
そして彼を見て一同は叫んだのです
「「「「「へ、へ、変態だぁーーー!!」」」」」
ギーシュの姿は筋肉ムキムキの体に青いブーメランパンツ一丁にマントを羽織り、杖と同時に何故かバカみたいにデカい斧をぶら下げてるのですから
「・・・・・・いい」
「へ?タバサ何か言った?」
「ううん」
心なしかワルキューレもアマゾネス化してるような気がします
「な、なんなんだ一体?ぶべらぁ!?」
突然の闖入者たちに放心状態になっていたワルドがいきなり吹っ飛ばされました ふたりに殴られたのです
「いくぞ、サイト!!」
「おう、ギーシュ!!」
さらに二人の闖入者は互いに顔を見ると頷き拳をおもいっきり振り上げました
「「往生せいやぁ!!」」
ガゥワコーンと言う音をたててワルドが吹っ飛んでいきます
「たわらばぁ!!」
奇妙な声を上げてワルドが空の彼方へと飛んで行きました まぁ吹っ飛びながらも
「僕はあきらめないぞー」
とか言ってるので大丈夫でしょう
ギーシュの姿は筋肉ムキムキの体に青いブーメランパンツ一丁にマントを羽織り、杖と同時に何故かバカみたいにデカい斧をぶら下げてるのですから
「・・・・・・いい」
「へ?タバサ何か言った?」
「ううん」
心なしかワルキューレもアマゾネス化してるような気がします
「な、なんなんだ一体?ぶべらぁ!?」
突然の闖入者たちに放心状態になっていたワルドがいきなり吹っ飛ばされました ふたりに殴られたのです
「いくぞ、サイト!!」
「おう、ギーシュ!!」
さらに二人の闖入者は互いに顔を見ると頷き拳をおもいっきり振り上げました
「「往生せいやぁ!!」」
ガゥワコーンと言う音をたててワルドが吹っ飛んでいきます
「たわらばぁ!!」
奇妙な声を上げてワルドが空の彼方へと飛んで行きました まぁ吹っ飛びながらも
「僕はあきらめないぞー」
とか言ってるので大丈夫でしょう
礼拝堂ではお父さんとモンモランシーの魔法の治療で一命を取り留めたウェールズ王子と城で別れルイズにキュルケとモンモランシー、タバサが
ギーシュが掘った穴を潜り抜けアルビオン城を脱出したのでしたが、何故かこの礼拝堂に残った影が三つ
「さて、ギーシュ、君は逃げなくてよかったのか?」
堂々と仁王立ちで押し寄せてくるレコン・キスタの大群を見つめサイトはにギーシュに問いかけます
「モンモランシーを虐めた奴らを許せはしないな、そういうサイト、君こそウエストウッド村に待ってる人がいるんだろ?」
「あいつらをほおっておくとテファになにするかわからないからな」
お互いの顔を見てにやりと笑うギーシュとサイト、そして
「やぁ、二人とも では殿を務めようか」
お父さんが二人の前に歩み出ると二人は恭しくお父さんに礼をしました
それを見てお父さんは頷くとあらん限りの声でこれからレコン・キスタの大群相手に始まる大活劇の為に気を入れたのです
ギーシュが掘った穴を潜り抜けアルビオン城を脱出したのでしたが、何故かこの礼拝堂に残った影が三つ
「さて、ギーシュ、君は逃げなくてよかったのか?」
堂々と仁王立ちで押し寄せてくるレコン・キスタの大群を見つめサイトはにギーシュに問いかけます
「モンモランシーを虐めた奴らを許せはしないな、そういうサイト、君こそウエストウッド村に待ってる人がいるんだろ?」
「あいつらをほおっておくとテファになにするかわからないからな」
お互いの顔を見てにやりと笑うギーシュとサイト、そして
「やぁ、二人とも では殿を務めようか」
お父さんが二人の前に歩み出ると二人は恭しくお父さんに礼をしました
それを見てお父さんは頷くとあらん限りの声でこれからレコン・キスタの大群相手に始まる大活劇の為に気を入れたのです
「ぶるうううああああああああああああああああああ!!」
続く