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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • ゼロの超律-03

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

ゼロの超律-03

最終更新:2008年12月20日 13:14

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  • ゼロの超律


 ルイズは、目の前で居心地悪そうに座っている、自分と同年代の少年の姿をした使い魔に、軽い失望感を抱いていた。
 もともと、杖もマントもない、つまり平民であるのだからと期待はしていないつもりであったが二、三の質問でそれが決定的になったのである。
 家名を持っている。ゲルマニア辺りの成り上がり貴族にしても、温和さだけがとりえの顔つきでは、商才も無さそうである。
 その短い黒髪だけはめずらしいが、くたびれた白い着衣、イスに立てかけられた質素な剣、ボロボロの腕防具と、どうしても貧相な印象だけが目立ってしまう。

「使えない」

 ルイズの口からポツリとこぼれた感想に、当の本人であるマグナは少しだけ落ち込んだ。
 もっとも、彼女の提示した使い魔の仕事のどれもに適正がなかったので、その評価は正しいのだが。
 提示された使い魔の仕事は三つ。そのうち感覚の共有は、マグナが人間であるためか不可能であり、秘薬の材料集めは不勉強が影響してできなかった。
 最後の一つである、メイジの護衛だけはこなせなくはなかったが、召喚術では兄弟子に、武術では仲間であった騎士や冒険者に劣ることを、マグナは自覚している。
 仲間がいるならば兎も角として、現状で腕利きの盗賊を十人も相手にしたのなら、ルイズを守り通せる自信はなかった。
 召喚術のことは伏せてある。そもそも、ハルケギニアで召喚術が発動するかどうかも疑問だ。

「それじゃあ、俺を送還して新しい使い魔を呼ぶのか?」
「無理よ。使い魔の契約はメイジと使い魔のどちらかが死ぬまで解除されないもの。そのくらいは常識でしょ?」
「え?」

 ひやりと、マグナの背筋が凍りつく。それは、なまじ召喚師としての常識があったために起きた出来事だった。
 リィンバウムでは、送還術、つまり召喚獣を元の世界に送り返すための技術も存在している。
 その常識ゆえに、マグナは帰れないという可能性をほとんど考えてはいなかったのだ。

「帰れない、のか」

 マグナの身体がイスに沈みこんだ。背もたれに体重を預けて、脱力する。
 逃げ出したいと思ったことは否定しない、消えてしまいたいと思ったこともである。しかし、それでもマグナは置いてきてしまったものに無頓着ではいられなかった。
 家族のような人たち、旅で苦楽をともにした仲間たち、敵対する者、そして守ると約束した人すら、リィンバウムに残している。
 それらは、捨て去ってしまうには大きく、忘れてしまうには自分の一部になりすぎている。
 罪と血にまみれた血統、全てを捨てて逃げてしまった自分……マグナは自分がゼロになってしまったような気分だった。

「そんな顔しなくても、休みくらいはあげるわよ。それで家にでも何でも帰ればいいじゃない」
「はは、多分、休みを何日もらっても足りないな……」
「なによ、そんなに遠い場所なの?」

 乾いた笑いをもらすマグナに、ルイズもさすがに悪いことをしたかなと言う気分になった。
 今の今までは、平民を呼び出したことにやり場のない怒りを抱いていたが、マグナの様子を少しだけ哀れに思ったのだ。
 普段は強がっていておくびにも出さないが、ルイズは人一倍、自分の家族が好きだった。
 父と母、二人の姉、長い時間を過ごしてきた自分の家。

 家族に二度と会えない。

 それは想像するだけで胸が痛む出来事だった。
 平民にも家族はいるだろう。それなのに突然、自分の力では帰れないほど遠い場所に呼び出されればどうなるか。
 もしも、マグナが理不尽な召喚と帰れないことへの憤りをルイズにぶつけていたら、彼女はそのような想像をすることはなかっただろう。貴族の少女は、それよりも先に使い魔の無礼に怒るはずだ。
 マグナがルイズに怒りの矛先や、召喚の責任を求めなかったことには理由がある。
 今の自分と同じ「帰れない者」。はぐれ召喚獣と呼ばれる存在を数多生み出すリィンバウムの召喚師であるマグナには、それと同じ状況でルイズを恨むだけの厚顔さはなかった。
「わかったわ」

 諦めようと、なかば絶望して、なかば罪悪感に押し潰されそうになっていたマグナは、ルイズの声で顔を上げた。

「今すぐには無理だけど、いつかあんたの故郷に連れて行ってあげる」
「え?」
「里帰りくらいさせてあげるって言ってるの」

 そう言いながら感謝なさいとばかりに胸を張る少女は、初対面で受けた印象よりも、ずっと優しいのかもしれないとマグナは思う。
 少しだけ、心が軽くなった。

「だから、使い魔の仕事を精一杯頑張りなさい。正直、期待はしていないけど、使用人の仕事は正当に評価するわ」
「ありがとう」

 年下……主に身長とかのせいでそう見える少女の言葉に、マグナはおもわずその頭をなでていた。
 年下の少女の小さな優しさに、思わず手が伸びただけで、他意があるわけではない。
 しかし、ルイズは頭に手を置かれた瞬間に硬直した。身長は男性であるマグナの方が当然のように高いので、見た目は完全に兄妹だ。
 なお、二人は同年代である。
 さらに、ルイズの主観ではマグナはどう見ても自分より年上には見えない。
 わなわなと震えるルイズ。慈しむような表情のマグナ。

 ブチッ、と音がした。

「あんたはっ! ご主人様を! なんだと思ってるのよ!?」
「うわっ!? る、ルイズ!?」
「ルイズ様よ! この駄犬!!」

 ビシバシッと響くようなすさまじい打撃音の後に、部屋のドアが開いてマグナがぺいっと廊下に放り出された。
 顔面に靴跡をつけたマグナは、床を滑って動かなくなる。イスに立てかけてあった長剣が鞘ぐるみが捨てるように投げ出され、背後でカギが閉まる。
 怒ったルイズは怖い。
 それは、マグナがトリステインではじめて得た教訓だった。




「いつつつ……」

 数分後、マグナは学生寮の廊下で擦れて赤くなった頬を撫でながら、月空の下を歩いていた。
 ルイズの部屋から文字通りにたたき出されて、行く当てもなく廊下で眠ろうかと思案したのだが、そこが女子寮であることを思い出して、そそくさと逃げ出したのである。
 女子寮の廊下で寝て、不審者扱いのあげく牢屋行きでは、あまりといえばあまりだ。
 幸い雨も降っていないことだしと、マグナは外で寝ることを決めた。

(それにしても)

 マグナは空を見上げる。天には煌々と輝く月が二つ。

(本当に異世界に来たんだな)

 ぼんやりと明るい夜空を見上げて、マグナは心底からそのことを実感していた。
 リィンバウムの人間、特に召喚師にとっては異世界は実に身近な存在だった。

 霊界サプレス。霊体である天使と悪魔が、死すら存在しない果て無き闘争を繰り広げる世界。
 幻獣界メイトルパ。幻獣と魔獣、そして獣人たちの世界。
 機界ロレイラル。鉄の兵士と兵器の住む、鋼の世界。
 鬼妖界シルターン。龍と鬼と妖怪、そして独特の文化を持つ人間の世界。

 召喚師に最も身近なリィンバウムを囲む四つの世界のなかで、人間が暮らす世界はシルターンだけとされる。
 しかし、この世界にはシルターンの象徴である鬼や妖怪は居ないようだ。そうなるとシルターンではありえない。

(レナードさんの世界かな?)

 マグナは、ステイツという国から召喚されたという仲間を思い出す。レナードは銃の名手であり、ロスという街で刑事をしていたらしい。

 名もなき世界。

 レナードの故郷を、マグナの先輩たちはそう呼んでいる。その世界には、ステイツの他に、ニホンなる国もあるとのことだ。
 しかし、ハルケギニアはレナードから聞いていた彼の故国とはかなり違いがあるようだ。
 話に聞いたレナードの世界の街は、「ビルディング」と呼ばれる石の塔が幾つも建ち並んでいるらしい。
 結局、ハルケギニアはハルケギニアと認識するしかないのだろう。

(召喚されるって、こんな気持ちなんだな)

 マグナは二つの月が浮かぶ空を見上げて、遠くリィンバウムを思い出した。
 召喚師であることへの罪悪感。日常的に使っていた召喚術が、誤った技術ではないかとの疑念。
 それらはやがて、ドロドロと溶けた鉛のように、自己と、己の先祖が犯した罪へと収束されていく。

(寝よう。いまは、あまり考えちゃいけない)

 厩舎のような小屋を見つけたマグナは、積み上げられたわら束を拝借すると、剣をまくらに、わらを毛布にそれぞれ見立てて、屋根の下にゴロリと横になった。
 目を瞑ると、不思議と自分の主人の顔が思い浮かんだ。
 随分年下のようであったが、彼女の言葉に不思議な安堵感を感じている自分がいることに、マグナは気付いている。
 部屋からたたき出されたせいで、召喚術のことも、自分がどこから来たかも告げられなかったが、明日でもいいだろうとマグナは思った。
 時間は、きっと沢山あるのだから。


ゼロの超律・3「二つの月」 了


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