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  • あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ
  • 虚無と狂信者-26

あの作品のキャラがルイズに召喚されました @ ウィキ

虚無と狂信者-26

最終更新:2008年11月24日 02:36

匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
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トリステイン王宮の一室。アンリエッタはマザリーニから草案を受け取っていた。

 対吸血鬼戦専用特殊部隊。
 王立特務十三課。

 アンデルセンからの通達により、教会が建造されたことを知ったアンリエッタは、竜騎士を使い
武器を輸送し、全軍の剣、槍、銃弾などに至急祝福を施すことを決定した。
 おそらく、近いうちに通常戦力としては十分な量の装備ができることだろう。
 これにより戦時の際への最低限度の備えはできたことになる。

しかし、不十分だとマザリーニは言う。

 今の所、吸血鬼の行う戦闘行為は無視できるものではない。
 何か手を打たなければならないが、吸血鬼に対抗しうる戦力は無いのが現状だ。
 確かに武器はある。しかし、それを振るう人間を育成するには、しばし時が足りない。
 今の所、候補はワルド子爵の裏切りにより規模を縮小したグリフォン隊の隊員だろう。
 しかし、彼らの仕事も身分も公のものであり、表向きは存在していない吸血鬼を対処させることはできない。
 彼らが働く理由は無論給金であるが、それと同じ、もしくはそれ以上に名誉が重要である。
 彼らはその名が公に認められるからこそ、王家に忠誠を誓うのであり、
非常に灰色の存在である吸血鬼を排除する任務に好んで就くとは思えない。
 確かに吸血鬼の存在は平民の間にも噂として広まっているが、王室として公式に認めてはいないし、
認める訳にはいかない。もし認めれば、無用な混乱を招くからだ。
 である以上、灰色の存在である吸血鬼を狩るに相応しい人材は、
 一に貴族では無い、平民、もしくは没落貴族。
 二にその出自が曖昧であること。
 三に名誉では無く、金もしくは正義感で動く人材であること。
 四にプロフェッショナルであること。


「無理難題ですわね」
 恩賞も貰わず、名誉も求めず、ただ二束三文の褒章で吸血鬼を狩ってくれる人間。
 もし死んだとして、遺族が不審に思うことは無い。
 しかもその働きを公言せず、誇ろうともしない。
 一体どんな物好きだというのか。
「平民から取り立てますか?」
「ですが、彼らとて機密を守る人種であるとは限りません」
 アンリエッタはずっと頭に引っ掛かっていた言葉を出す。
「ルイズの使い魔、アンデルセン神父はどうでしょう」
 マザリーニが首を横に振る。
「ヴァリエール家の三女が黙っているとは思えません」
 アンリエッタとて、たった一人の親友が唯一魔法を成功した証を奪いたくはない。
「それでは、枢機卿は人材に心当たりがあるのですね?」
 マザリーニは指を三本立てる。
「一人はサイト・ヒラガと名乗る出自不明の平民」
 あのワルド子爵を撃退した手並み、交渉次第で引き込めるなら越したことは無い。
「二人目は火のトライアングル。最も強力ですが、彼に関しては望みが薄いでしょう。
そしてもう一人は……」


 学院長室にて、オスマンは一人の男性と話をしていた。
 ジュール・ド・モット。
 王宮勅使の職につき、『波濤』の二つ名を持つトライアングル・メイジである。
「では、確かにお伝えしましたぞ」
 オスマンは髭を撫でながら訊ねる。
「しかし、首を縦に振るのは期待せんで欲しいんじゃが……」
「まあ、そこからは私の問題ではありませんので。
そんなことよりあの秘書どのはいませんので?」
 モットは確かにできる男だが、いかんせん好色すぎる。


「ああ、ミス・ロングビルか。今は出掛けておるが、仕事中はあんまりからかわんでくれよ。
それになあ、ここだけの話あの人どうも最近『恋する乙女』モードなんじゃよなあ」
オスマンの言葉にモットは勢いよく噴き出してしまった。
「あ、あの年で乙女とかギャグにもなりませんぞ? ははは!」
「いや、全く! あっはっはっは」
そう言って二人の笑い声がしばし響いていたが、
 突然現れた巨大な腕により遮られた。
「ごっはあああああ!」
「ぬおわあああああ!」
 モット伯の背中に直撃し、彼は巨大な机ごと窓際に追いやられる。
 机と壁に挟まれオスマンが一瞬呻いた。
 頭を振って立ち上がる二人の前に、幽鬼のようなオーラを纏った女性が現れる。
「すいませんねえ? 恋する乙女で……。あと誤解ですので悪しからず」
「そ、そうかのう? あ、あの少年に惚れとるんじゃったら。やっぱ乙女くらい言っとかんと」
 杖が振られ、オスマンの喉元に土の手が現れる。喉を締め上げられじたばたと暴れる。
「あ、あなたは淑女です。若き瑞々しさと熟した甘美が溶け合っているのです。
どうか私の伴侶にでも」
 音の速さでその肩に手を回すモット。
 声をかけるというより、命の危険だからというのが大きい。
彼女は艶やかな微笑みを浮かべ、その手を払う。
「ギャグで悪うござんした!」
 彼女は弁慶の泣き所を責めはしなかったが、鳩尾に膝を叩きこんだ。
 そのまま大股で退出するロングビル。
「うーん、最近女運が悪いんですよねえ」
 モット伯は倒れながらオスマンに愚痴るが、彼の顔は既に土気色になっていた。

「ああ、酷い目にあった、さて、後はと」
 モットは埃を払いながら、ある人物を探し始めた。


「何であの貴族の方のお召し物はああも汚れているのでしょう?」
 シルフィードに餌をやりながら、シエスタは呟く。
 モット伯はシエスタの姿を見止め、近づいてくる。
 しばらく話を始める。
「そ、そんな」
 シエスタの抗議を受け付けるでも無く、彼は馬車に向かって行った。
 呆然とするシエスタを、シルフィードは不安そうに見つめた。

 その夜。
 金属同士がぶつかり合う音と共に、銃剣が宙を舞う。
 尻餅をついた少年の喉元に、黒鉄の刀が突き付けられる。
 才人は両手を挙げ降参の意を示し、シエスタは刀を鞘に納めた。
「やっぱシエスタは強いよなあ」
 そう言って恥ずかしげに苦笑する才人の手を取り、立ち上がらせる。
 そのまま塀にもたれ休憩を入れた。

「はーあ、全然駄目だー」
 才人は遠い所を見ながらぼんやりと紡ぐ。上気して、顔が赤くなっている。
シエスタがその顔を熱くみていることに彼は気づかない。
 そして彼女は、かねてより気になっていたことを訊いた。

「どうして、そんなになってまで強くなりたいんですか?」

 それを聞かれるのは何度目だろうか。
 そしてその度に、微妙に異なった答えを言ってしまう。
 なぜだろうか。


「こうさ、色々あるんだよな、きっと。
神父に憧れた、とか。吸血鬼が許せない、とか。自分にできることをやろう、とか。
本当にそれだけなのか、それだけじゃないのか。
自分でもよくわからないんだ」

 よく分からない。
 けれどそれでいいとも思う。

「シエスタは……何で?」

 女性である彼女が、これほど技を練り上げるまで一体どれほどの時間を費やしただろう。
 人の身で、少女の身で。

「最初は、ひいおじいちゃんが教えてくれたんです」
 シエスタは懐かしそうに、思い出を話していく。
「ひいおじいちゃんは、力が強くて、色々な話をしてくれました。
昔は剣術道場を開いていて、お弟子さんもたくさんいたとか。
けれど戦争で、剣を捨てたそうです」
 話を聞きながら才人は、そのひいおじいちゃんとやらが自分と同じ日本人であると察した。
やはりこの少女に自分が帰還する手掛かりがあると確信した。
「ひいおじいちゃんは、力は人を守る為にある。そう言ってました。あの、私の故郷は農村でして、
ワインが名産なんですけど、だから裕福で、けれど盗賊団とかが良く狙って来るんです。
それで、ひいおじいちゃんやおじいちゃんやお父さんが、村を守ってくれたんです」
「……そうなんだ」
「だから私もそんな風にって」
 そこまで聞いてサイトは、今度は自分を顧みる。
 本当に何かを守る為に戦ってるのだろうか。
 それだけでは無い。  
 けれど力を求めている自分は何なのか。


「けれどサイトさんの言うことも分かるんです」
「へ?」
「本当に守るだけなら、逃げればいい。お金で強い人を雇えばいい。
けれど強くなろうとしてる。
守りたいといいながら、こういう理由だっていいながら、
皆戦ってる」

守る為、護るために、戦う。
それは本当は間違っているのではないか。

呆然とするサイトにシエスタは笑い掛ける。
「大丈夫ですよ。サイトさんなら力を酷いことには使いません」
「そんな信用されても」
 サイトは困ったように頭を掻くが、シエスタはそれでも笑って言った。
「大丈夫です」



使用人棟の一室。学院から宛がわれたサイトの部屋。
サイトは数分前神父から手渡された革袋を見ていた、中には一見ただの水にしか見えない液体が入っている。
「………これが聖水なのかな?」
魔を払う水。アンデルセンに自分には不要だと分けられたそれを手にとり、吟味する。
そう何度も何度も吸血鬼が襲って来るとは限らないが、念には念である。
何せこの一月程のあいだに三回も吸血鬼と戦ったのだ。まあ、巻き込まれたという表現の方が正しいが。
部屋に散乱するのは聖書、銃剣、弾薬、白木の杭、香草。義理固いものである。
さて、件の水をしばし弄んだ後、一言呟いた。
「普通の水とどう違うんだ?」


「いや、分かんねえよ」
隊長に聞いてみたが解らない。彼は指で触ってみたが、何も変化はない。
「どうしたんですか」
そこに現れたセラスさん。彼はその水を無造作にセラスさんの顔に塗った。
「!!!!あっっつっつっつtああああぁぁぁぁ!!!!」
「おお! 効くもんだなー!」
「~~~~~~!!!!」
声にならない怒りと共に殴られた隊長は天井に叩きつけられ、二三回そこと地面を往復した。
成程本物か。俺はそう納得したところで部屋を出ようとする。
「サイトさん?ちょっとお話が」
(うん、今のは俺達が悪い。)
俺はあまんじてそれを受け入れた。

殴られた頭を擦りながら厨房に入って仕事を始める。ふと俺は皆の空気が固いことに気づいた。
「何かあったんですか?」
料理長マルトーはこの質問に怪訝な顔をする。
「?お前昨日シエスタに会ったんだろ?あの薔薇の貴族と一緒に。聞いてないのか?」
「!?何をですか?」
マルトーの親父の言葉に最初は何を言っているのか分からなかった。
「シエスタは………モット伯っつう奴の妾になったよ。」
妾?シエスタが?何も聞いてないぞ?!
いや、まあここは中世なんだし、妾ってのもあるのか?
それに伯爵なんだし、悪くはないんだろう?
けれどその考えもマルトーの沈んだ表情で儚いものになる。
「………気にすんなよ。貴族のやることに……平民は逆らえないんだ」
その言葉がひどく頭に、山彦のようにこだました。


 一方その頃、シエスタのものだった使用人室。
 そこに金髪の青年が一人佇んでいた。
 目の前には無造作に立てかけられた、この部屋の主の持つ武器。
 しばらく、本当に長い間それを見ていたと思うと、決意の瞳とともにそれを手にとった。

 シルフィードを撫でながら、俺は頭の中で反芻する。

 シエスタが俺を守る為に吸血鬼に立ち向かったこと。
 シエスタが俺と一緒ならと危険な旅に来てくれたこと。
 シエスタが俺とギーシュの特訓に仕事で疲れているのに付き合ってくれたこと。
 シルフィードに一緒に乗ったこと、俺を看病してくれたこと。

「お前も…世話してもらったよな………」
 シルフィードは不思議そうに訊ねた。
「シエスタお姉さまいなくなるの?お兄さま」
 俺はその青い鱗に顔をうずめて言った。
「多分………」
 彼女は悲しそうに鳴いた。
「本当に望んで行ったなら………お別れくらい言うよな………」
 暫くそのままで居た後、聞き覚えのある声が聞こえてきた。


「いた!ここにいた!何をしているんだね?!その風竜でとっとと行くぞ!」
 後ろからいきなり大声で叫ばれ俺は仰け反る。ギーシュだった。手にはシエスタの刀が持たれている。
「お。おい?行くってどこへ?」
「何ってモット伯の屋敷に決まってるだろう!話は聞いただろう?!
あの外道にあんなけしからん体のメイドを渡してみろ!どんなことになるかわかるだろう?!」
「いや?お前相手は伯爵だろ!?マズイんじゃないのか?」
「大丈夫!僕は元帥の息子だよ?!大丈夫く無いけど大丈夫だ!」
「どっちだよ!多分に大丈夫く無いだろうそれ!」
「うるさーい!!」
 いきなり捲し立てたあと、叫び始めた。そしてギーシュは、今度は声のトーンを落として言う。
「あのメイドはね……特訓に付き合ってくれたし………とにかくいい子なんだよ!彼女は!
そんなレディが困っているのに捨て置くのは貴族として、男として失格だ!」
 俺はその言葉に胸に込み上げてくるものを感じた。ただキザなだけの
情けないアホで馬鹿で可哀そうな奴かと思っていた。
 けれど実際はどうだろう。こんなに熱くて、イイ奴じゃないか。
「ちょっと!何言ってるのよ?!」
 そこにやってきたのはルイズだった。顔が赤い。
「あんたら、貴族に手を出してタダですむとでも思ってるの?
 ギーシュはまあどうでもいいとしてサイトは、あんたは一生牢屋よ?!」
「どうでもいいって………」
「別にいい」
 俺はルイズの言葉を黙って聞いていたが、シルフィードにそのまま跨った。
 そうだよ。お別れも言わずに行くなんて、俺達に心配かけまいとしてたんじゃないか。
 そんなシエスタの優しさに応えなきゃ。
「行こうぜ! ギーシュ!」


 ルイズは尚も食い下がる。
「作戦はあるの?!」
「無い」
 ギーシュは指を気取って振り、答えた。
「この剣を届けに来たと言って屋敷に上がり、シエスタを攫う、無理矢理だが仕方無いだろ?」
「おお、その発想は無かったわ」
「君はどうする気だったんだ?」
 俺たちの態度にルイズはしばらく俯いていたが、観念したように叫んだ。
「わかったわよ! 行きなさいよ! その代わり私も行くわよ!」
 ルイズの申し出に俺は粟を食った。これはマズイ。
「それはいい。お前に何かあったら神父に申し訳が立たない」
 俺の言葉に、ギーシュもうんうんと頷く。
「そうそう、それよりちゃんとアリバイの方よろしく。」
 そしてこれ以上面倒はご免とばかりにシルフィードを飛ばした。
 ルイズが何事か叫んでいるが、もはや聞こえない。
 俺はシルフィードの上で、コートの中の銃剣を握りしめ、呟いた。
「わたしはあなたを悪人の手から救い出し 強暴な者の手から解き放つ。 AMEN」

「アンデルセン!」
 聖書をパラパラ捲っていた彼は入って来た少女に向けて顔を上げる。
 少女のつたない説明を理解した彼は、一つだけ溜息をつき、
 しかし満更でもなさそうな表情で、その聖書の紙片を展開しはじめた。
「ちょっと! 私も連れて来なさい!」
「アリバイの方をよろしく」
 窓を開け、アンデルセンの体がその外に掻き消えた。
 呆然と見送ったルイズは、哀しげに呟いた。
「一体何なのよ……。アリバイって……」
 この少女は異界の警察用語に明るくは無かった。


 モット伯邸の一室。主であるモット伯は、部屋にいるもう一人の女性に話しかける。
「もうすぐ君の望みの少女が来るぞ」
 その人物は騎士のいでだちの中に、実直な気配を身に纏っていた。
「すいませんな、いつも足労をかけて」
「……そう思うならもっと遠慮してくれたまえ」
「なら、今度からはうちの部下に手を出すのは辞めた方がいいでしょう」
 モット伯は悲しげにうなだれた。
 騎士、アニエスはその視線を地面に移しながら、期待と共に一つ、嫌な予感がしていた。


 モット伯邸の手前。門を守る衛兵達が倒れている。
 そしてしばらくすると、その死体が、動き始めた。
「ふはは……。素晴らしい! これが吸血鬼というものか」




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