バンダイナムコゲームスより発売された
聖闘士星矢Ωのゲーム版。
対戦格闘ゲームであり
原作でも登場した神ポセイドンと闘うオリジナルストーリーとなっている。
扱える
キャラクターは以下の18人。
原作キャラのポセイドンとソレントがΩデザインになって引っ張り出されるということもあり、
発売前からアンチスレでは物議をかもしていた。
問題点というかクソなところ
- 初回封入特典の設定資料集はマジで酷い。ぶっちゃけると説明書からキャラ紹介分離しただけ。
- 格闘ゲームとしてのゲーム性もわりとガチで酷い。大味。キャラの動きもぎこちない。
- 聖衣の破壊ができるのはいいが黄金聖衣やポセイドンの鱗衣までぶっ壊れるのは正直どうなの…(原作では滅多に壊れない代物なのに)
- 女性キャラだけ肌まで露出するほどボロボロになる謎のエロ演出が不快。まるで閃乱カグラのパクリ。
- ↑一応市も聖衣破壊でパンツ一丁になるらしい…しかしまたギャグキャラ扱いヒドス
- 原作ファンに媚びていながら登場キャラクターの偏りが意味不明。氷河と紫龍と一輝は使えないらしい。
ストーリーに関しては
「
アリアが居ないのと話の中で無駄に属性推しして来てないのと
まあ無難な進み方してる分本編よりマシ」とのこと。
※本当に完全にアリアは消されてるそうです。名前すら出てこないらしい。
時系列的には、
プロローグでソレントがポセイドン復活を告げる時点で、栄斗を含めた5人が揃っていること
ミケーネが光牙を「久しいな」「反逆者」ということ
から、10話以降の話であることに間違いはない。だがアリアはいない。
その他に、
- 普通に沙織がアテナとして軸に
- 先輩として頼りになる市
- 体操座りをせず正統派ライバルキャラのエデン
などゲームスタッフが本編にツッコミを入れたかの様に
キャラクター描写がΩ本編よりはマトモになっている部分がある模様。
特にキャラクターの口から「アテナの聖闘士」という、
アニメ本編では何故かあまり聞けない単語が
頻出する。
(例)ユナ「ポセイドンが復活したのなら、アテナの
聖闘士として放ってはおけないわ!」
ユナ「今の私では力不足かもしれない・・でもアテナの聖闘士なら見過ごしておけません」
ソレント「頼んだぞ・・アテナの聖闘士たちよ!」
そして光牙も沙織のことを深く心配しており、
マルスにさらわれたのは自分の責任だと痛感している。これも
今や本編では皆無となった描写である。
(例)光牙「アテナの封印が・・あのとき沙織さんがさらわれたから・・!」
光牙「俺が行く!沙織さんは俺のせいでさらわれたんだ!」
光牙「そのせいでポセイドンの封印が解けたっていうのなら・・俺がなんとかする!」
各キャラクターの言動が初期設定に忠実に作られたのか、それ相応にアテナの聖闘士という自覚が
感じられるようになっている。ゲームスタッフのほうが聖闘士星矢を理解していると思えるほどであり、
アリアの存在がどれだけ悪影響を与えたかは、想像に難くない。
最終更新:2012年12月12日 22:49