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BEMANI - (2017/06/12 (月) 22:00:31) のソース

*BEMANI
【ビーマニ】

[[KONAMI]]が製作するサウンドシミュレーションゲーム(''音楽ゲーム'')のブランド名。~
名前の由来とブランドロゴは第1弾タイトル「ビートマニア」から取られている。~
古くは1997年12月の[[beatmania]]から始まる。~
家庭用のみでの機種としては、マリンバ天国以外では新たに[[Boom Boom Dance]]がXBOX360 Kinect専用として2012年2月に登場した。

またこれらの作品は、音楽がゲームの核といえるように、多くのコンポーザーによってクオリティの高い楽曲に支えられているといっても過言ではない。~
[[アルカディア]]のベストVGM賞で受賞している作品が、大半がBEMANIシリーズの作品という点から窺える。

**音楽ゲームとして

アーケード(ゲームセンター)で遊べる音楽ゲームの大半は、このBEMANIシリーズ作品となっている。~
このシリーズに当てはまる共通点として以下のシステムが挙げられる。
-縦方向にスクロールする譜面にある演奏を指示するマークに合わせて、対応するボタンを押す(パネルを踏む)などの操作を行う。
-上記のマークに合わせて鳴る音で音楽を再現する。
この''システムを特許として[[KONAMI]]が取得している''のが理由で、過去にこれに類似したゲームを製作した会社が権利侵害で訴えられた事例がある。

また、実在する楽器の演奏をシミュレーションするという性質上、独自のシステムを作りづらく、操作するための装置が専用のものが多く、採算性が取りづらい影響もある。~
家庭用版を出す場合も、対応した危機の専用のコントローラを出さなければならないという点から、開発コストもかかりやすい。~
シミュレートしやすい楽器が出尽くしたのも影響していると思われる。

その中で競合している他社が成功したものとしては、バンダイナムコゲームスの「太鼓の達人」、セガの「初音ミク Project DIVA」や「maimai」が、家庭用向けだと「リズム王国」などが挙げられる。


こういった問題はKONAMIも把握しているようで、楽器をシミュレートするスタイルの音楽ゲームは困難というのが現状。~
その中で近年では旧来のシステムに頼らない音楽ゲームとして、演奏するマークに直接触れて操作する''[[jubeat]]''や''[[REFLEC BEAT]]''、Kinectと呼ばれるセンサーを利用して体全体で体感させる''[[Dance Evolution]]''、音楽分野において同人音楽・インターネット発の音楽に注目した''[[SOUND VOLTEX]]''、3世代向けの外観で年齢層の拡大を狙う''[[ミライダガッキ]]''といった作品を発表し、音楽ゲームの新たな方向性を探している。

**BEMANIシリーズ一覧

|BGCOLOR(#CCCCFF):作品名|BGCOLOR(#CCCCFF):登場時期|
|[[beatmania]]|1997年12月|
|''[[pop'n music>ポップンミュージック]]''|1998年9月|
|[[Dance Dance Revolution]]|1998年9月|
|[[GUITARFREAKS]]|1999年2月|
|[[beatmaniaIIDX]](beatmaniaの派生作品)|1999年2月|
|[[drummania]]|1999年7月|
|Dancing Stage(DDRの派生作品)|1999年8月|
|Dance Dance Revolution SOLO(DDRの派生作品)|1999年8月|
|''[[pop'n stage]]''(pop'nの派生作品)|1999年9月|
|[[KEYBOARDMANIA]]|2000年1月|
|[[beatmaniaIII]](beatmaniaの派生作品)|2000年2月|
|[[DanceManiaX]]|2000年6月|
|[[ParaParaParadise]]|2000年8月|
|[[MAMBO A GO GO]]|2001年5月|
|[[Toy's March]]|2005年2月|
|[[DANCE 86.4]]|2005年5月|
|マリンバ天国|2005年|
|[[jubeat]]|2008年7月|
|[[GuitarFreaksXG]]|2010年3月|
|[[DrumManiaXG]]|2010年3月|
|[[REFLEC BEAT]]|2010年11月|
|[[Dance Evolution]]|2010年11月&br()AC版は2012年3月|
|[[SOUND VOLTEX]]|2012年1月18日|
|[[Boom Boom Dance]]|2012年2月|
|[[ミライダガッキ]]|2013年6月20日|
|[[BeatStream]]|2014年7月17日|
|[[MÚSECA>MUSECA]]|2015年12月10日|
|[[ノスタルジア]]|2017年3月1日|

このほかにも、1999年のロケテストでしか存在しなかった幻の作品「RAP FREAKS(ラップフリークス)」や、[[ノスタルジア]]と共にJAEPOショーで展示されていたが、事実上の開発中止となった[[おといろは]]も含まれる。~
2002年に登場したマーシャルビートは該当しない。

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-BEMANIロゴは1999年1月に登場したbeatmania Complete MIXから初登場した。~
その後一度もロゴが変わることなく現在に至っており、2005年2月に登場した[[Toy's March]]では、従来とは別のポップなロゴが新規で使われるようになった。~
「A」にアクセントが付いているのが特徴で、ポップン関連作品は[[13・カーニバル>ポップンミュージック13 カーニバル]]からこの新規ロゴを使用するようになった。~
以降ポップな感じの新しいロゴと、硬派なイメージの従来のロゴが使い分けられるようになり、新規ロゴが使われているのは他にトイズマーチ・DANCE86.4・マリンバ天国・[[ハロー!ポップンミュージック]]・[[ミライダガッキ]]が該当する。
--CSではいろはから新ロゴを使用している

-最初の作品であるbeatmaniaが登場してから2007年12月で生誕10周年を迎えた。~
それを記念とした10周年記念サントラ「[[BEMANI BEST -for the 10th Anniversary-]]」が12月14日に発売(コナミスタイル専売)。180曲以上の収録でCD5枚組3000円。
-BEMANIシリーズを統括する太田プロデューサーいわく、「ユーザーと共に作り上げていくもの」。
-長いことBEMANIシリーズは全年齢向けのゲームとしてのイメージがあったが、[[Dance Evolution]]で初めてCEROレーティングにおけるA(全年齢)以外の対象年齢が設けられた(B・12歳以上)。
-2006年3月現在、BEMANIシリーズをプレイしている人口は50万人以上である。~
2008年3月でも同様のことをニュースで言っていたが、2012年末には100万人になっているようだ。
-2013年5月初頭に「BEMANIシリーズ全体での」初のCMが地上波で放送された。~
アーケード版の宣伝としては初となる。~
ナレーションは公式大会などでの進行を務める森一丁が行っている。~
この際使用されたBGMが放送時点で全機種制覇を実現した[[FLOWER>トランスコア]]である。

**関連用語
[[BEMANIカテゴリ]]~
[[BEMANIフォルダ]]~
[[BEMANI Portal]]~

[[BEMANI Fan Site]]
-[[BEMANI Backstage]]
-[[BEMANI生放送(仮)]]

[[私立BEMANI学園]]~
[[熱闘!BEMANIスタジアム]]~
[[発見!よみがえったBEMANI遺跡]]~
[[BEMANI SUMMER DIARY 2015]]~
[[BEMANI検定]]~
[[八牌麻雀]]~

//[[BEMANI MUSIC FOCUS]]

[[《Mr.BEMANI》]]~

[[KONAMI]]~