「アミッド」

「とととと時計屋さん!?7年も音沙汰なしで食事中に召喚とかありえなーい!」

【名前】 「アミッド」
【読み方】 あみっど
【種族】 妖精
【召喚者】 アブラアム・トゥルビヨン
【対応時間】 診療時間
【登場巻】 妖精学者の夏時間 第2話

【人物】

頭に花飾りを付け左右にはねた髪を持つ少女の姿をした妖精。

アブラアム・トゥルビヨンこと「教授」が契約した妖精だが、7年前に契約して以来放置されていたらしい。…似たような扱いが他にもいる気がする。

アラームという女性の邪妖精に奪われた両腕を治すため教授が探していた「妖精の医者」であり、
7年ぶりに呼び出され(部屋着で食事中、恐らくおやつ中)、ギャン・カナッハから奪った両目を合わせてアラームの治療を依頼され快諾した。
なお登場話でかつてアラームの治療ができる妖精を探し再び彼女の家を訪れたのは10年前とされており、契約までに探索を含めて3年かかった模様。
恐らくアラームが行方不明だったこともあり、それ以後用途がなく呼び出されずじまいで彼女も完全に油断していたのだろう。
同じく教授の手持ちの中に肉体を再生する「森のロビン」という妖精がいるが、あちらは戦闘中でも使える能力のため、医療関係であるアミッドは戦闘に向かず余計に使用機会が少なくなってしまったものと思われる。

作中では「診療時間のアミット」と別枠扱いされ、十字が入った文字盤と十時マークのついたバンドの懐中時計型魔法陣から呼び出される。

召喚呪文は「トゥアハ・デ・ダナン。失われた不老不死、ミァハの365本の薬草、365日に対応する薬。再生・医療・医薬の女神」。
伝承においてはアミッドとはトゥアハ・デ・ダナーン神族、またはダーナ神族とも呼ばれるケルト神話に登場する神の一族の一人。

ダーナ神族の医療の神であるディアン・ケヒトの子供の一人であり、呪文に登場する「ミァハ」とは兄弟の関係になる(アミッドが妹)。
彼女自身も医療の女神とされ、父や兄と共に第二次マグ・トゥレドの戦いに参加し戦傷者の負傷を癒やしたとされている。

教授が出会えたダーナ神族は彼女のみとされる。

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最終更新:2021年02月17日 13:20