ギャン・カナッハ

「よ~く見つけたねぇ~何か用かね?」

【所属】 不明
【名前】 ギャン・カナッハ
【読み方】 ぎゃん・かなっは
【種族】 妖精
【H.N】 不明
【登場巻】 妖精学者の夏時間 第2話

【人物】

妖精学者の夏時間に登場するアイルランドに伝わる妖精の一種。ゲール語では「ガンコナー」。

「粘土製のパイプをふかしている黒い瞳のダンディー」な男性の姿をしている。
次々に女性に言い寄ると若い女性を口説き、恋心を抱かせた後姿を消し、口説かれた女性は恋煩いで衰弱死するという、
"口説き妖精【ラブ・トーカー】"。「言い寄り魔」とも呼ばれているとか。
人里離れた谷に棲み、彼の前では小鳥はさえずるのをやめ、影がなく、彼の周りだけ霧が晴れるとも。

魅了の魔術を使うことができ、女性を意のままに操ってしまう。
なお魅了に関してアブラアム・トゥルビヨンは「あれはオレがこの世で一番キライなクソ魔術」とこき下ろし、
エアリィからも「最ッ悪ッ!!!」と吐き捨てられている。
魅了は「他人の意思を無視して他人の心を捻じ曲げるムナクソ魔術」とか。

イギリスのグレンコーに住むアラームという女性の右目を取ってくるように妖精女王から依頼されたと言い、
自分を追ってこられるのを防ぐため本来いらない左目まで奪ってそちらは食ってしまったとゆう。
ただ依頼してきた妖精女王の名前は知らないらしく、褒美に夏至祭の主賓にしてくれたらしい。

「女の仕返し」と口にしたことで左目まで奪って食った理由をアブラアム・トゥルビヨンに感づかれ、
召喚された「砂男」によって両目をポポーンされた。
身勝手な理由からアラームの左目まで奪った男は両目を失い、死ぬまで暗闇の中、砂の音に怯えて暮らす羽目になる。

が、さらにその後ギリー・ドゥーによって舌を引っこ抜かれ放置された。
ギリーいわく「嘘つきの舌はウマい」。焼いて食べるという。

依頼主という妖精女王は妖精女王マブ
夏至祭に招かれていると言われていたが、妖精女王の一人であるモルガンは二度ほど自分が主催した夏至祭に招いたものの、口説いた女の話ばかりで大変不快だったとか。

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最終更新:2021年02月17日 03:46